| 経済が分かって経済的目的その経済が与える軍事的力を追っていくと歴史は見えてくるな。権力者は経済を押さえるから。そして戦争も政治の外交の一環だ。いつの時代もその戦争の現実は軽いものでも今のウクライナのようだろう、本物の歴史は。近代世界システム下の産業革命以来の帝国主義によるグローバリゼーションによる世界分割国際政治のその時点での破綻が産業革命以来の国家間戦争だろう。日本も他の帝国主義国家も国民からの税で軍人たちに軍艦や軍用機など高いおもちゃを買い与え国民の血を流す戦争をするからには戦争に理由があるはずだ。なんの目的もなくあるいは利他的な動機で軍事費にカネを使い国民の血を流すのには国民は納得しまい。国民は税にも敏感だ。政治家たちは消費税2%上げるのにもおっかなびっくりだ。だから明治維新以来の戦争には国民が納得する理由があったはずだ。まあ戦争しても大部分の国民にとってはメリットよりデメリットが大きい。それでも戦争はなされたからそれはなんのためか。それは誰かが経済的メリットを得ることだろう。誰のメリットか。財閥か。仮にそうであってもそれは日本が植民地にされないため国力をつけるためにしかたがなかったというような考えがあるかもしれないが、それは明治維新以来の対外戦争でメリットを得ようとしたことには間違いなくどう転んでも日清戦争日露戦争日中戦争第二次世界大戦は日本の侵略戦争だったことは動かないよ。自分たちの国が植民地にならないために他国を踏みつけにしたか、世界分割でより多くの版図を持とうとしたんだろう。他の帝国主義国家もそうだろう。帝国主義国家による世界分割でより多くの植民地を持てばより多くの経済力をはじめとする国力を持つことができ、それによってより多くの軍事力を持つことができ、それで外交で世界体制でより有利な地位を持つことができる。そんな産業革命以来のグローバリゼーションの中での第一次世界大戦後の世界体制であるワシントン体制に不満を持ったドイツと日本が組んでワシントン体制をひっくり返そうとしたのが第二次世界大戦だった。そんな第二次世界大戦後の世界体制にロシアと中国が不満を持って今度のウクライナのことで組むんじゃないかとアメリカの歴史研究者の一人は言ってる。 |
No.1629 - 2022/05/04(Wed) 14:49:25
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