| まあ、明治維新も革命並みというべき社会改革をやっておいてあの程度の犠牲とダメージで済ませたのは、評価すべきだろう。誰をか。日本も世界の工業化近代化の中でのグローバルな政治経済のプレーヤーになる必要があったんだから。この波に乗り遅れた国はたいてい植民地になったりだ。近代世界システムか。なんのためのなにを目当ての明治維新か社会改革かというとそれだろう。世界の中でグローバルな政治経済のプレーヤーになって世界に政治経済的に組み込まれること。そんな中での政治経済的地位を築くこと。そんな産業革命後のグローバリゼーション工業化近代化とその後の世界。前に書いたようにそれがひき起こした経済的世界分割とそれがひき起こした戦争。2つの世界大戦。歴史は暗記じゃなくてそんな社会の変化を考えるべきだ。歴史の登場人物たちもそんな前提から冷静に評価されるべきだろう。だから明治維新もその後の日本も近代世界システムが分かってなければそれとその後の日本の評価はできまい。近現代史はそんなグローバルな視野と資本主義の経済学でいいから経済が分かってないと理解できないだろう。だから分かる勘定の合う経済学が必要だ。歴史研究には。しかしその後の日本の帝国主義戦争外交の評価はどうか。スペシャルドラマ坂の上の雲か。日本の前に書いた泥棒の記録か。今まで僕が書いてきたこと。国際政治経済は今でも続いていて、日本もその中に政治経済のプレーヤーとして組み込まれている。話は変わるが、おかみの都合と言ってもある人間たちの勝手な都合にすぎなくない場合がないか。歴史上も今も。鉄のトライアングルプラス草の根封建親父か。 |
No.1691 - 2022/05/27(Fri) 11:03:48
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