はじめまして。「台湾生まれのヤマトナデシコ」拝読しました。私の母は昭和7年(学年は昭和6年)に台湾の屏東で生まれました。母を含めて3代屏東で過ごした人たちです。ユキコさんのお話は母の話と重なるところがたくさんあり、嬉しくなりました。母の台湾の話を詳しく聞くようになったのはごく最近。いてもたってもいられなくなり、この夏、母の代わりに「湾生回家」して戦前の戸籍もとってきました。屏東の役所の人たちにお世話になったので、その時の記録や戦争をはさんだ一家の記録をブログにまとめておきました。 今、存在しないからでしょうか、日治時代の台湾のことを愛おしくさえ思います。ユキオさんのおっしゃる通り、日本人はもっと台湾の真実を知るべきですね。台湾の人々の懐の深さに甘えてばかりいないで。いっそのこと、日本史は現代から遡ったらいいんじゃないかとすら思います。縄文式土器よりも近現代の植民地政策ほうが大事なんじゃないかしら。「戦前の台湾」を語れる人たちは、引揚げ時に少年少女以上だった人たちですから絶滅危惧種。話が聞けるのも今のうちです。母にも「台湾生まれのヤマトナデシコ」送ろうと思います。ありがとうございました。 |
No.676 - 2016/11/09(Wed) 21:00:06
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