皆さん ご無沙汰です。 ニューヨークにも酷い飼い主がいるようです。 朝日新聞デジタルにニューヨークタイムズの記事が転載されていました。少し引用します。
ゴミ出しの日。歩道に出されたゴミ袋の前を犬が通りかかる。そして、袋にオシッコをかける。飼い主は、他を見るか、関心ないという様子で、脇にぼんやり立っている。 そんなところに、ゴミ収集の作業員がやってくる。液体にきらめく袋を持ち上げながら、ぐっとこらえて、胸の内でのろいの言葉をつぶやく。いや、こらえきれないときもある。 「おれがあんたの事務所に来て、机に小便したら、あんたどう思う」とある朝、ブルックリンで作業をしていたティムは吐き捨てた。「これは、同じことなんだ」 小ぎれいな街か、薄汚れているところなのかは関係なく、どこでも起きている。 「収集車に袋を放り込むだろ。すると、相棒が全身にかぶるんだ」とブロンクスのアパート街で作業中の運転手ジョージ。「そんなもん、浴びたいなんて野郎がいるもんか」 (他のゴミ収集の作業員も、すべてフルネームは明かしていない。市の規則で報道関係者に話すことを禁じられているからだ) マンハッタンのタウンハウスの前で休憩していた作業員のケビンも、「ゴミ集めをしているところに来て、犬にやらせるやつだっているぜ」と苦々しそうにいった。 「ときどき注意してやると、謝る人もいるけど、『ここは犬がするところなんだから』っていうやつもいるよ」 で、リードの反対側の飼い主はというと、「何か問題なの」という反応がほとんどだ。 「なんで? だって、ゴミなんだから」と犬の散歩代行をしているデービッド・ベラスケス(28)。グレートデーンと雑種犬を1匹ずつ連れながら、「自分にとっては、なんの問題もないけど」。 ピット・ブルを2匹飼っているリッチ・クルスは、「むしろ、有益なんじゃないの」。ネズミよけになるからとの理由だ。「犬のにおいがするので、袋を破ったりしなくなるよ」 ある夕方のこと、ブルックリンで白と黒の色をしたチンが、ステーキを並べて塩をふりかけるシェフのように、並んだゴミ袋の一つ一つに少しずつオシッコをかけていた。不動産ブローカーの飼い主は、匿名で「まあ、都会の住環境の一部なんじゃないの。なにか禁止する法律があったとしても、どうしろっていうんだい」。
どう思いますか? |
No.3578 - 2014/11/03(Mon) 22:00:42
|