音楽だけで飯を食う
多くの人が望んでいても、そのほとんどが及ばないこと
音楽だけで飯が食える人とそうでない人の違いはどこに あるのか??
作品を創る能力や、演奏能力 お客様とどう接するか
いろいろな要素があると思いますが、その中の一つが 「時間の管理能力」
音楽だけで飯を食うということは、お金を稼ぐという ことでありつまり、音楽の能力だけでなく、事業的な 感覚が必要です
盛り上がってたまたま数分ライブの時間をオーバーする ぐらいならまだいい
自分の持ち時間が30分 なのに30分を過ぎても平気でもう一曲演奏してしまう
こういうことを当たり前にやるアーティストをたまに 見かけますが
会場費、人件費、光熱費などは時間で課金
お客様は時間割で集まり、そして帰りの交通を用意する
ライブ後の物販の時間長短は他のアーティストも含め、 売上に影響する
これらは数十名の小さな箱でも多少の影響はあるし 大きな箱になればなるほど迷惑をかける人数が増える
例えば実際にあった話
浅羽由紀の初期の頃 静岡ではそこそこ知られたライブハウス
対バンは、ギター弾き語り2名 お客さんはギター弾き語り2名で1人しかおらず それ以外は浅羽が必死に集めた20余名
最初の集客ゼロのギター弾き語りが予定の時間を30分 以上オーバーし次のギター弾き語りがそれをリカバー するどころか負けじと30分以上オーバー
浅羽のお客様はつまらない自己満足の演奏を延々聞かされ
トリの浅羽が始める時点で遠方のお客様は終電が無くなる からと数名帰ってしまい?
ギター弾き語り二人も店も謝りにも来ないで平然としている
常態化しているのでしょう
この箱には二度と出ていません
毎回時間にルーズな箱 改善をお願いしたら、ウチはアーティストに自由にやらせて いる、何故そんなにうるさいことを言うのかと逆に迷惑がら れたこともありました
お金を取る以上はプロ・アマチュアの区別なく、発表した 時間で進行するようにしないと迷惑を被るお客様が出るの に???
アーティストとの関係ばかりを気にして、お客様のことが頭 に入ってないのでしょう
例えば30分の生放送で15分、自分の枠がもらえたとする 15分の枠で自分を表現して伝えていかなくてはいけない こういうときにダラダラやって結果16分でしたではせっかく の出演も尻切れトンボで効果半減
普段のライブにおいて、与えられた時間内で最大限のパフォー マンスを心がけることがそういう機会が与えられた時の訓練にも なると思います
どうしても自分で時間が管理ができない人は管理出来る人を スタッフとして帯同させれば問題ないと思いますが
そんな都合のよい暇な人は、なかなか身近にいないですよね |
No.2426 - 2017/11/09(Thu) 15:28:48
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