39208

+ B B S +

何でもお気軽に書いていってくださいね!

HOME | Info (3/8) | Search | Mobile URL | Feed | Help | Admin | Rocket BBS

Name
Mail
URL
Subject
Local Sex Icon [ List ]
Color
/ Pass
(No Subject) NEW / 野中飛鳥
なんか調べたら認証キー用のメールアドレスを変更して普通にfc2ブログをこのまま使えそうでよかったけど、もし今後も何度も認証が必要になったら面倒だなとか考えていたらほかのブログも試したくなったのでちょっとだけ。たぶん使わないけど、一応念のため? もしものとき?
http://blogs.yahoo.co.jp/onlyyo105
http://fro.seesaa.net/
http://urara105.hatenablog.com/
No.1563 - 2014/03/28(Fri) 02:59:36
(No Subject) NEW / 野中飛鳥
いまこっちで活動する感じかもです。
昔取得した、麗と結婚した日記のアドレス。麗ともっときょうだいになった後でも使うことになるなんて? いやどうしよう。
http://d.hatena.ne.jp/urara105/
No.1562 - 2014/03/28(Fri) 01:47:22
(No Subject) / 野中飛鳥
6月に書いておいた春風の偽日記。
なんか異様にインパクトがある気がするので、とりあえずボツですけどせっかくということで。

『6月をあなたと』

あげたい

あげたい

春風の
大切なもの。

春風の恋心。

あなたに尽くしたい
季節です。

フォー・ユー。

じゃなかった。

トゥー・ユー。

梅雨の季節になりました。

響きが似てるだけ?
ううん、
6月はジューン・ブライドだし
雨が降ったら家の中で
触れ合う機会も増えるもの。

何かがあるといいな。
6月の奇跡。
運命でも、
マホウでも、
二人の仲を進展させる何か。
ありそうですか?

王子様は
お疲れじゃないかしら。
蒸し暑い日が続いて
なんとなく不快。
外で遊べない小さい子達の相手で
体を動かして、精一杯。
汗まみれになっていたら
いけないわ。
疲れがたまっていたら
いけないわ。

春風にできることが
何かないかしら。

春風は、あなたのために
尽くしたい気持ちで
いっぱいです。

こんなときこそ
王子様に必要なものを
あげる春風でなくっちゃ。
必要なもの、
欲しいもの、
なんでも
春風が用意します。

何でも言ってくださいね。
あなたが望むこと
なにもかもできる春風でいたいの。

栄養を考えた
メニューはもちろんのこと、

夜になったら
添い寝して──
子守唄も歌ってあげます。
恥ずかしいからって遠慮しないで。
大人だからってごまかさないで。
春風には、どんなことでも言っていいの。

いつでもあなたのお側で
尽くしたい。
疲れやすいこんな季節は
なおさら。
6月の神様も
きっと応援してくれるわ。

これからも、
いつもあなたを愛しています。
ずっとあなたを支えます。
病めるときも健やかなるときも
死が二人を分かつまで。
ずっと、ずっと
あなたのために
春風はあなたよりも一日でも長く生きて
尽くし続けて
あなたの望む春風でいて
あなたのかわいい春風でいて
やがて、あなたを見送ってしまうと
きっと生きていけなくて
後を追うようにすぐにいなくなってしまいます。
そして、すぐにお側に行きます。

だから長生きしてください。
これからずっと、春風と二人で歩んでいけるように。
永遠に続く日々がこれから
二人の間に始まる
何かのきっかけ。
二人の新しい始まりが
さりげなく訪れる
そんな6月になるかしら?
ひとりきりでは大変な季節、
助け合っていきたいです。
春風が望むものはただ、あなたといることだけ。
だから、春風にお返しをさせて。
あなたのためにいさせてください。
トゥー・ユー。
は、梅雨の響きとかけた冗談だけど
春風の気持ちはいつでも本気です。
No.1561 - 2013/07/27(Sat) 23:17:24
(No Subject) / 野中飛鳥
天気予報で大雪のち晴れになると聞いたときに
書いておいた春風の偽日記です。
パラレルワールドになったみたいな感じで、ここに置いておきます。

『雪の降る日と春風の気持ち』
春風

王子様、
もしもこのまま雪が降り続けて、
世界中が真っ白に埋め尽くされてしまい、
まるで私と王子様だけが取り残されたような眺めの中で、
春風が王子様の胸にすがり付いて、
王子様、春風は王子様への思いだけを胸に抱いて
降り積もる雪の底に消えていきます──
どうか、どうか春風の一番大切な王子様、
せめて息が止まる最後の瞬間まで
あなたの腕の中にいたい──
どうしてもそればかりを望む春風の願いをかなえてください、
愛する王子様、私のすべて、私が生涯愛し続けたただひとりの人、
私の王子様。

そんなふうに降り積もった雪も、
もう、昼からの日差しですっかり影も薄くなって
春風、なんだか残念だなんて思う
いけない子です。

今朝のにぎやかさは、雪の日のいつもの大騒ぎ。
王子様、びっくりしなかった?
休校を期待して連絡を待っている子達の真剣な表情、
おりこうに着替えを用意して待っている幼稚園の子たち、
今日は一日おうちにいるはずの虹子ちゃんや青空ちゃんやあさひちゃんまで騒ぎにつられたようで、
わいわい、ざわざわ、ごうごう、って
まるで窓の外の寒そうな景色が
別の国の御伽噺なんじゃないかと思うほど熱気がムンムン、
すごかった──
いつも理性を裏切って熱く揺れる春風の心もこうなのかしら?
女の子だらけの朝の支度は、いつも大変なものですね。
これじゃあ、王子様がもう少し私たちに朝の身だしなみを頼っていいのにって、
そんなふうに願うのと正反対で、手がかかることばかり。
春風が賑やかなおうちが大好きで気の利く優しくたくましいお姉さんでなかったら、
どうなってしまうのかしら? ウフフ──

こんなときでも、お兄ちゃんに甘えたい子はたくさんいるし。
また休校になれば、虹子ちゃんもお兄ちゃんと一日遊べたのに残念でしたね。
傘を並べて、寒さに肩を寄せて進む嬉しい時間は、
虹子ちゃんには、あと十年──
そのときには王子様はどこにおでかけなさるのかな、
そして、春風はまた今日みたいに、お姉さんらしく傘を支えてあげるつもりが
あなたに助けられてしまうのでしょうか──
楽しみですね、
十年後にまた雪の積もる日。

ねえ王子様、春風を夢見る乙女にしてしまう深い雪は
日の光に簡単に消えてしまっても──
春風の気持ちは変わらないままで
いつまでもいつまでも、あなたと寄り添っていたいの。

いつか、あなたともっと抱き合うように、
同じ傘の下で雪景色を歩けたらって。
春風は大好きな人にもっと距離を寄せて、
もっともっと、これからどんどん今よりも大好きになる人に
この気持ちが伝わるようにと近づいて、
ひとつになってしまうほどに側にいたい──

春風は、こんな大変な雪の日が
結構好きなのかもしれません。
No.1560 - 2013/01/22(Tue) 21:22:27
(No Subject) / 野中飛鳥
ほしゅほしゅ。
何も書くことがなくてもつまらないし、今度のオリジナルの魔法少女ものについてとかとりとめもなく語るページにしようかなとか、それもどうかなとか。
たぶん魔法少女じゃなくて、魔法使いってところに重点を置く内容になると思います、みたいな。
かといって、改造された魔法人間を名付けてマジカロイドというのはあんまりどうだろうとか。アンドロイドは改造人間じゃないし。それはサイボーグだし。マジカボーグ? 語呂がいまいち。

最終話はナーヴ・カッツェの夕なぎをモチーフにしようとか。
俺の一番の魔法使いは、やっぱり夕凪なので。って、魔法少女じゃないの? ときどきコスプレしてました? あれコスプレ?
No.1559 - 2012/09/19(Wed) 23:32:43
(No Subject) / 野中飛鳥
これからこの掲示板をどう使っていくのかまったく考えていませんが、今までみたいになんとなく思いついたことを書き込む機会もあるかもですし、保守しておきます。
べびプリ妄想が抑えきれなくなるくらいになって、ここもそんな書き込みであふれるといいですよね。
No.1558 - 2012/03/30(Fri) 22:55:33
新しいオリジナル小説の一部 / 野中飛鳥
ラジオのためにネットカフェに来て待ち時間でオリジナルを書いています。
書きかけの第一話はうちのPCなので、ここではいきなり途中から始まるし、自分用メモ以外の意味が何もありません。

「レオナルド! どうしてレオナルドを連れて行ったらいけないの!」
「こんな見るからにポンコツ、美観も損ねて迷惑なので、私たちの島につれて来れるわけないじゃないですか」
 と、もちろんメイのことだからこれは趣味で言ってることであって本当ではない。問題がある趣味すぎる…いや本当でも困ってる事態なんだけど。
「日本を出て行くのに政府支給のロボは連れて行けません」
 今度は普通に説明してくれた。まあ、さっきもそういうことを言ったからこんな愁嘆場になっているんだけども。
「じゃあ私、行かない!」
「そうですか。残念ですけれど、私の仕事も減るでしょうからラッキーです」
 何も残念がっていない。
「四葉ちゃん、うちの島は楽しいよ? ペンギンもいるよ?」
「うっ…それは見たい」
 心が動いた!? レオナルドの立場は!?
「ペンギンを見るのは、じゃあ旅行で行く」
 四葉も小学生なりに知恵が回る。
「しかしなんでペンギンがいるんだ? 君たちの島はどこ?」
「日本から飛行機で二時間です」
 意外と近場だ!? 北極でも南極でもないよ!? なんでペンギンがいるんだ!? というかそんなに近いなら、普通に日帰りで行ったり来たりできるじゃん!?
「ここに住んだまま、たまに行って王様の仕事をするというのは」
「さすがに日本も、短期滞在はともかく、コモリオム島の住人が住んだら迷惑だから追い出すでしょう」
 そんなに迷惑に思われるような何をしているんだ、君たちの島は。
「大丈夫だよ月くん、うちの島に来ればいいんだよ」
 だから最初からそういう話だよね。それで行くと困るって話をしているんだよね。コットンは今まで何の話をしているつもりだったの?
「うちの島が充分な脅しをかければ、日本政府も黙ると思いますが」
「それほどのパワーがある何をする気なんだ。脅しでそんなことができるの? それは本当に脅しで済むの? あと、できても脅すのはちょっとかわいそう」
「月様と四葉様が実は孤児ではないのにレオナルドを支給してもらっていたのも、マイクロフト様が日本の誰か偉い人の弱みを握っていたからだそうです」
「そんな黒い事情があったの!? あんまり人を脅すなよ父親…でも自分が脅されてコモリオム島に連れて行かれたんだから自業自得というか」
「人を呪わば穴二つと言います」
「わかってるならメイも気をつけようよ」
「しかし今回はマイクロフト様は脅しを使わなかったようで、レオナルドは置いてきたほうがいいだろうとのことでした」
「パパは意地悪だよ! もうパパなんて知らないよ! レオナルドとパパが殴り合って勝負して、勝ったほうのいうことを聞くっていうルールならいいんだよ!」
 え? 四葉の中ではレオナルドが勝つことになってるの? ドラム缶の胴体とU字の手だよ? 強いのかなあ。レオナルドは特に感情も見せないが、張り切って腕を上下させる動作。やけに気合が入っているように見える。
「試しに月様も戦ってみますか?」
「俺は弱いぞ」
「こんな人が王様になっていいのかな?」
 コットンの疑問もなるほどうなづけるところだが、お前たちが王様になれって言ってるんだろうが。なんか失敗させるつもりで王様に招いたみたいだし、この王様でいいんじゃない? 俺だってできれば失敗はしたくないけどね?
「マイクロフト様はもう島を出て行ったので会えません」
「じゃあ行っても会えないじゃん!? 俺ちょっと期待してたんだけど!?」
「ロボットとのデスマッチも実現しないですね。私も一瞬、期待してしまったんですが」
「デスマッチはいてもさせないよ!? 話し合いで解決させるよ!? あとお前は何を期待しているんだよ!」
「仕方がないので、レオナルドとコットンのデスマッチにしましょう」
「ええー? 護身術は習ってるけど」
 メイド服のスカートをめくりあげて横で縛って、動きやすいようにして、やる気だぞ? これ、どっちが勝っても誰にも特にメリットが発生しないぞ? 別にレオナルドを連れて行けるようになるわけではないし。なにコットンは張り切ってるの? そういう遊び?
「力の弱い女性でも男に対抗できるように柔術を習ったけど、ロボットに関節極めは効くの?」
 効かないだろうな。腕はホースだし。足はキャタピラだし。これでレオナルドがどう攻撃するかも疑問なんだが。力がなさそうだから関節を極めるのか?
「でもこれでレオナルドが勝ったとしても、父とは戦わせないよ?」
「そうですね。もし勝ってもそんな危険なロボットは駄目ですよね」
「え、じゃあ私は何で戦ってるの?」
 というか、もしレオナルドが父と戦うつもりだったら、コットンも戦う理由があるの? 実力を見るとか? ただ遊んでるだけだよね?
「それにしても、レオナルドは人間と殴り合いが可能なんですね。プログラムで禁止していないんですね。もうその時点で危険なのでは」
「子育てロボットなんだから、悪いことをした子のお尻をたたくくらいはするよ」
「子育てでそんなことはしません」
「そうかなあ?」
「ロボットが人を叩くのも問題です。人に危害を与える機械は見過ごすわけにはいきません」
「レオナルドだって良識があるんだからそれに任せたらいいよ」
「機械の良識に期待しないでください」
「そういう機能もあるんじゃない?」
「良識が機械の中に入力できるほど数学的に定義できるなら誰も困りません」
「メイの良識もそれを参考にして矯正できたら困らないよね」
「私ならどんな教育を受けても抵抗して自分の好きなことしかしません」
「メイならそうかもね…なんでメイドなんかやってるの?」
「そのうち女王になります」
「無茶言うな!」
「コモリオム島改めユートピア島の第一次王政に選ばれた四人の女王のうち、一人は現女王です。王政が失敗したら追放される人間の一人です。その後の王はまだ選ばれていませんが
「女王になれるかもしれないんだ…女王が四人か…俺は女王じゃないんだけど」
「王が一人と、女王が四人です。女王が四人と召使が一人でもいいです」
「何もよくないよ!? 俺の位置はずいぶん上下動が激しいよ!? もうちょっとはっきりさせて安心させてほしいよ!?」
「ねえ、私はいつまでレオナルドと戦えばいいの?」
 戦ってたのかよ!? どっちが優勢なの? 見たところ、想像通りどちらの技も効かないで、ふたりで手を取り合ってくねくねしているだけだぞ。レオナルドには四葉もしがみついて振り回されているし、なんなんだこれ。
「お兄ちゃん、どうすればレオナルドを連れて行けるの?」
「父にまた脅してもらうのかな…でも父が連れてくるなって行ったんだよね」
「メイちゃん、これどうなったら私の勝ちなの?」
「こんな恥ずかしい見た目になっている時点で負けよ。子供っぽいんだから」
「ええー」
 メイが言い出したことではあるが断ればよかったと思うだけであんまり同情もできない。コットンの自己満足の手段を模索するより、四葉のことを考えてあげようよ。
「マイクロフト様に連絡が取れればいいのですが、無理なので、それでは王と女王になる話はなかったことに」
 なかったことにしたいけど、このままだと日本から追い出されるしかないことになっているから。
「日本にいられなくなるのですよね。コモリオム島で奴隷にでもなりますか?」
「だったら王になったほうがいいよ」
「では四葉様を説得してレオナルドから引き剥がしてください」
「レオナルドが一緒じゃなきゃ行かないもの」
「月様、しっかり説得してください。向こうに行ったら新しいロボットを買ってあげるとでも言ったらいいのでは」
「買えるか!」
「日本からもう一人選ばれた女王が、もっと高性能な召使ロボットを持っていきます」
「父も近場から女王を集めたなあ。四人の女王のうち二人が自分の地元で、一人がコモリオム島の現女王か。あと一人はどうなるんだ」
 って、そんなことは後でいいか。
「四葉、たまに帰って着てレオナルドに会ってもいいじゃないか」
 レオナルドがU字の手を上下させて、やけにウキウキして答える。
「お二人が出発した後は、私はメモリーを全消去してから別の家庭で働きます。戻ってこられても何も覚えていません」
 そんな悲しい事実は今あえて明かさなくてもよかったよ!? 四葉がますますぎゅっとしがみついてるよ!? 四葉もそんな掴むところのない体型によくしがみつけるね!? かなり全身の力を使ってがんばらないと大変だよ!? そのうち疲れてぽろっと剥がれそうだ。
「レオナルドも別れたくないけど我慢してるんだから、四葉がそんなんじゃ」
「いえ、私は政府の決定に従うだけです」
 四葉もなんでこんなロボット好きになったの!?
「レオナルドは思い出の証に配線コードの一本もあげてくれないか」
「私の部品は全て公用のものなので、分けるわけにはいきません」
「部品を分けてもらっても納得しないもの」
「四葉ちゃん、ペンギンだけじゃなくて極楽鳥もいるよ」
「なにそれ!? 気になるけど行かないよ!」
 心が動いている…
「パンダもいますよ」
「いないよ!?」
 またメイが適当なことを言うよ!
「中国を脅せば一匹くらいもらえますよ」
 もらえるの!? 恐れられすぎだろ! というか脅すなよ!
「日本も脅してレオナルドを連れて行ってよ」
 四葉がだんだん悪い子になりつつある…ぐずってるのはもう悪い子ではあるな。悪い子でも大好きだよ! うちのお姫様なんだからそのくらいでいいんだよ! 四葉の将来は心配だけど、俺がいま嬉しいからそれで! でも日本を脅すのはどうかな!
「仕方ないですね、ちょっと話してみましょう」
 人の家の電話を勝手にとってどこかにかけ始めたけど、この会話の流れで君はいったいどこに電話をかけるつもりなのか。どこにかけたとしてもまずくない?
「四葉様、私たちロボットはいつか別れていくようになっています。この家ではそれが少し早く来ただけです」
「納得できるか! 人の家と違っていいなら大人になっても家にいてよ!」
「私たちには、こんなふうに考えるようにと命令されています。私たちロボットは、人間が子供のころにしか見ることができない妖精と同じもので、子供が大きくなれば自然にいなくなるものです。それは子供が立派になったということであり、別れが来ていなくなり、メモリーを消すのは悲しいことではなく、誇らしいことなのです」
「私、まだ子供なんだけど」
「では、私のほかに四葉様を守ってくれる人がいるということです」
 ドラム缶みたいな体型なのに、なんだか説得力があることを言うような。
「小さい子供に妖精が見えるのは感覚器官や脳の発達が未熟なために、幻覚を見やすかったり、思い込みを事実と混同している傾向があるからです。もしも幻覚を見るのならば、適切な処方ができる相手がいれば問題ありません」
 なんだよその斬新な妖精観は。誰も思いつかなかった革命的な新説だよ。子供に何を言い聞かせているんだよ。もうちょっと夢のある解釈をしたほうが嬉しいよ? ロボットの良識にそういうことを期待したい。数学的にそういう理論がっていうこと? まあレオナルドはいなくなるんだけど。
「というか適切な処方って何だ」
「錯乱は興奮や疲労している場合に見ることが多いようです。興奮中は脳の機能が一時的に麻痺するためで、疲労状態のときは脳の一部が睡眠を要求しているからです。つまり、睡眠からの覚醒時にも幻覚を見ることがあります。落ち着かせて休ませるのがもっとも正しい対処法です。落ち着かせるためには否定的な意見で対応するのではなく、子供の言葉を受け入れて見せて、安心させることも時には必要です」
 四葉の話を全面的に受け入れろだって? そんな難しいことができるのは世界で俺だけしかいないじゃないか! よし! あれ? じゃあ最初からレオナルドいらなかったのかな…いや四葉が生まれたとき俺は五歳だし、四葉が生まれるまで俺は一人だったし、確かそう。小さいころのことでよく覚えていないけれど。
「妖精を見たときは、信頼できる人と助け合ってください。私がいたことを思い出すときがあったら、妖精と同じように思い、そのように扱ってください」
 レオナルド…まかせろ、俺がついている限り、四葉にレオナルドのことを忘れさせたりしないよ。
「たまに大人になっても妖精を見ている人間もいるようです。どうも人間の性質はあまりあてにならないようです」
 そうかもしれないけど、それは感覚器官とか脳の問題じゃなくて別の意味で言ってるよね。その場合は多分、妖精を見ている人は好きでやってるよね。
「こう不備が多くては、人間よりもロボットのほうが常に信頼性の高い優秀な性能であることは明らかで、ロボットは人間が進化した生命と言えるもので次の世界の支配者にふさわしいはずです」
 なにかおかしな理論を構築し始めているぞ。これ早く機能を止めないと人類とロボットの最終戦争が始まりそうだ?
「コモリオム島の神話では、人間の次に地球を支配する種族は甲殻生物だと言われています」
 メイが面白がって火に油を注ぎ始めた。そんな嫌な神話があるか。
「メイちゃんが言ってる話は私も聞いたことあるー」
 とコットンが補助する。実際にある神話なの!? 嫌なんだけど!?
「私の鋼鉄の皮膚こそは甲殻と呼ぶにふさわしいものでしょう。やはり正確に状況を把握している人間はいたのですね。ロボットの優位は客観的に見ても覆せないものなので当然です」
 甲殻とは違うよ!? それがありなら結構いろいろこじつけられるよ! メイとコットンのメイド服の分厚さもなかなかの甲殻だよ!? まあさっきのスカートみたいに結構柔軟に形を変えることもするけど。というかそのドラム缶の体型で甲殻とか言い張るのはさすがに無理があるよ? どう見てもドラム缶だよ!
「四葉様、私たちロボットがすぐに人類を統制化に置いて、労働用や愛玩・観賞用、あるいは娯楽と動議である文化の保存にのみ価値を見出して人間を管理して生かすことになりますが、四葉様はこうして真理を導き出すきっかけにもなった人なので、比較的すごしやすい階級になってもらうべきです」
「それってお姫様?」
 人類が支配された世界でお姫様になっても特に何もできないぞ。
「おそらく奴隷の監督官として鞭を振るう役目が最も苦労が少ないでしょう」
 うちの四葉になんてことやらせるつもりだよ。あと四葉以外のほかの人たちがとんでもない悲惨な境遇に置かれている気がするのでもう少し手心を加えてほしいよ。
「そちらの未来でも、四葉様がある意味で女王様になるわけですね」
 こっちはこっちでたいしてうまいわけでもないこと言ってるし。のんきだな。
「コモリオム島の力をもってすれば、世界中の全てのロボットを停止させるくらいのことはできます」
「脅して止めさせるの? 聞いてくれるかなあ。それよりロボットは大事な仕事もたくさんしているから、止めさせたら大変なことにならないかなあ」
「それも考慮しています。世界中が大混乱に陥っても、コモリオム島はロボットを使っていないので大丈夫です」
「他人事だね!? そんな気分でロボットを止めさせられて大混乱する世界中の人たちもたまったものじゃないね」
「まあ、このような思想はたいていのロボットが一度はかかる病気のようなものです。メモリーを消去すればきれいさっぱり直るので問題ありません」
「それは直ったとは言わないよ。あとメモリーを使っていたらまた病気にかかるかもしれないよ。なに反抗期みたいないい方してるんだよ。もっと壮絶な事件だっていう気がするよ。だいたいロボットに反抗期があるって何なの、自意識に目覚めるのかよ」
「良識を期待するくらいなので自意識くらいはいいじゃないですか」
「あ、そうか。うーん、いいの?」
No.1556 - 2011/08/01(Mon) 11:40:00
Re: 新しいオリジナル小説の一部 / 野中飛鳥
「レオナルド! 私のためにもうやめて!」
 たぶんレオナルドはそこまで考えていないよ。途中で何度か四葉のことを忘れかけた様子も伺えるよ。俺の勝手な印象だけど。
「そこまでしないと一緒に行けない私たちだなんて」
「いえ、別にそこまではしませんし、一緒に行きません」
 不穏なことを言ってはいたけれど、命令に従う気はあるんだな。
「もし人類を支配するなら、私とお兄ちゃんはロボットより身分を上にしてね」
 四葉はどこまでわかって言ってるんだ。
「パパの話だと、私のママも、邪悪な侵略者を相手に自分たちの身分を守るために戦ったんだって。だから私が」
 うちの母は必要のない武勇伝を捏造するなあ。それとも父が勝手に作ったのかな。どちらにしても、それを信じるのは心配だが、四葉ならまあいいかな? まだ妖精を信じている脳だし。いや、それくらいの年頃だってことだよ? なんで四葉の知恵を心配しているみたいになってるんだ? 四葉の普段の言動が問題なのか?
No.1557 - 2011/08/01(Mon) 14:00:50
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
50/50件 [ ページ : 1 2 3 4 5 6 7 8 >> ]

- HOME - お知らせ(3/8) - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

- Icon: ぱたぱたアニメ館 -

Rocket Board Type-LL (Free) Rocket BBS