01410
Chatter 8th woman

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HAPPINESS AND LUCKINESS / エル
年末に重要な買い物がある。カレンダーである。
机の前に位置していて、一年365日、必ず視界に入ってくるものである。
カレンダーは、暦は、その年の顔、その年を担(にな)うもの、象徴するものである。そう考えると慎重にならざるを得ない買い物である。
ああでもない、こうでもないと、カレンダー売り場で長考するのはこの時季の常である。
一年、四季、12ヶ月、365日・・・。幸あれと、願いを込めてカレンダーを選ぶ。
熟考の末、2017年のカレンダーを買ってきた。
かさばるカレンダーを抱えて帰宅するのは楽ではないが、私が選んだHAPPINESSとLUCKINESSを我が家にお迎えすると思うと苦にならないものである。
残り少なくなった2016年のカレンダーを今一度見返す。私以外の人にはそれは数字の羅列に過ぎないだろう。けれども私には数字の後ろに様々な出来事が浮かび上がって見えてくる。
それらを愛しく思えるのは、今年がHAPPINESSでLUCKINESSだという事なのだろう。
No.1056 - 2016/12/19(Mon) 01:43:51
Music takes me everywhere . / エル
滅多に行かない。ごく、まれであるが、ジムに行っている。
どこかへ辿り着く訳でもないトレッドミル(他の人と比較するとかなり低速)。
回し車で運動するハムスターってこんな気持ちなのだろうか。
ぼんやり思いながら、あと300メートル、100メートル、50メートル・・・。どこにも辿り着けないけれど、液晶が表示する0メートルをゴールとして走る。

ふと思い付いて音楽を聴いてみた。

いきなり世界が動き出した。

隅っこで走っているハムスターが・・・(笑)、じゃなくて私が、青い水平線を駆け抜けて時の流れに乗っていたり(RIDE ON TIME)、もうけして止まらないメリーゴーラウンドに乗っていたり(LA・LA・LA LOVE SONG)、未来へずっと続いていくむね躍るリズムに乗っていたりするなんて(午後のパレード)、誰も思っていないだろう。

どこにも辿り着けないんじゃなくて、どこにだって行けるんだ。

これからも音楽は私を無限へと導いてくれるだろう。
No.1055 - 2016/09/11(Sun) 00:22:56
lol / エル
70年代、80年代、当時を彩ってきたディスコクラシックを、若手のアーティストがカヴァーする。そんなオムニバスアルバムが発売され、気になっていた私は先日副都心線に揺られ、タワーレコード新宿店に行ってきた。
当時の音楽を聴いていると、音楽の多様化、ファッションの変遷、街並みの移り変わり等を、並行して思わずにはいられない。
配信というものがなかった。フェスティヴァルが一般的ではなかった。人気のあるアーティストのチケットは深夜早朝からプレイガイドで並ぶものだった。多岐に渡るジャンルがまだ確立していなかった(たまたま私が新宿店に行った際、ヴィジュアル系のバンドが挨拶まわりをしていて、撮影をしたりポップにサインを書いているのが見受けられた。今でこそ一大ジャンルのヴィジュアル系であるが、当時そういったジャンルもなかったのだ)。
曲が出た当時、カヴァーしているアーティストで生まれていなかった人がいる。タワーレコード新宿店もなかったし、副都心線も走っていなかった。
そして2016年の今、収録されている曲の作者で鬼籍に入っている人もいる。

でも、音楽は存在し続けている。

そう思うとなんだか急に愉快になってきて、lol、laugh out loud、副都心線の中で大笑いを堪えていた私なのだ。
No.1054 - 2016/07/04(Mon) 21:45:26
歓喜と感傷 / エル
聴いているとハッピーでセンチメンタルになりました。
音楽の中に両極の感情が内包されていました。
そんな偉業を成し遂げたあなたの作品はリスナーの心の中で鳴り響き続けています。

ベアさん、お誕生日、おめでとうございます。
No.1053 - 2016/05/29(Sun) 00:00:07
春の暮 / エル
先ほどの賑やかさとは打って変わって静寂な無人の公園に佇む。
梵鐘、ねぐらへ帰る鳥の群れ、微かに流れてくるお線香の香り、一番星、温かさが嬉しいコーヒー、そして満開の桜。
なんてパーフェクトな春の暮(くれ)だろう。

さあ、これからだ。という気持ちと、ああ、終わったのだなあ。というない交ぜな気持ちを抱くのも、この季節ならではである。

今年も心躍る開花を、美しい落花を、ありがとうね。
と、桜の樹に語りかける。

皆さんの目に映る今年の桜も美しいものでありますように。
No.1052 - 2016/03/31(Thu) 17:26:47
皆さんもお大事に。 / エル
しばらく体調を崩していた。
頭痛、関節の痛み、咳・・・。風邪の症状が束になって体内で暴れている。

アゲアゲソング、PARTY TUNE、元気が出る歌・・・。思い付いた曲を聴いてみるが、聴覚がノイズとしてしか感知しない。
読書をしても目が滑って文章が頭に入ってこない。

味覚にも変化があった。
目を閉じれば見えない。マスクをすればにおいも薄らぐ。耳栓をすれば聞こえない。視覚、嗅覚、聴覚を遮断する事は出来る。
でも食べている最中、味覚をシャットアウトする事は不可能なはずである。それが、感じられなかったのだ。
甘いらしい。辛い・・・のか?
そんな思いで摂(と)る食事のつまらない事。体調を崩すと味覚もおぼろげになる非日常性に驚きを隠せない。健全な身体であらねば、正当な評価をする事、繊細な味わいを楽しむ事は出来ないのだと、私の風邪は教えてくれたようである。

炊きたてのご飯を前に、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の基本五原味を味わえる事のありがたさを忘れないでいようと思う。

まだ寒い日が続く。皆さんもお大事に。
No.1051 - 2016/03/14(Mon) 20:32:32
何気ない日々 / エル
新春に三々五々緩く集まる我が一族。

いとこA:クラブ活動、頑張っているんだよね。
いとこB:この前最後の試合だったんだけど負けちゃった。毎日練習してきたんだけど、有終の美は飾れなかったねえ。
いとこA:試合当日の勝ち負けは重要な事じゃない。無心に練習してきた何気ない日々の方が評価されるもの、尊いものだと思うよ。

長い時間が経った。
あれからその話題が上る事はない。二人とも忘れているだろう。

あの時のいとこAの労いの気持ちや、いとこBの誇らしげな苦笑を昨日の事のように思い出す。
無心に努力を重ねてきた何気ない日々こそが尊いのだという言葉を折に触れ思い出し人生を考える。

2016年もそういった何気ない日々を過していければと願っている、いとこCなのであった。

おじいちゃん、面白かったね。おばあちゃん、優しかったね。
我こそは一番可愛がられた孫であるという話題になると、いとこCも負けていない。俄然白熱する孫一同に、祖父母も草葉の陰で呆れているだろう。
No.1050 - 2016/01/01(Fri) 00:43:20
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