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diario al viento

でぃありお・ある・びえんと
2015/1 メール変更しました。vientomustang66、@マーク以下はexcite.co.jpです。
2006/8より、「風の航海日誌」の更新は止まっています。
こちらには時々出てきます。

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特に何もない一日(仕事はしたけど) / お京
昨日の帰り道、娘から
はは〜早く帰ってきて〜
とヘルプコール。

なんでも、ネットで怖い都市伝説を読んでしまい、
怖くてひとりでいられなくて
雨戸しめるのもおばあちゃんについてきてもらったらしい?ャ

バカモノ(笑)


今日は娘は、大学のフラメンコサークルの新歓お食事会。
大学のそばのカレー屋さん、というところがつましくて可愛い。

小さい頃から折に触れフラメンコに馴染んできたせいで、
サークル見学行ったあと、
すごく居やすい!
踊ってる先輩たち皆きれい!
と、ご機嫌で帰ってきた。

ハードコアのライヴを娘に勧めなかったのと同様、
フラメンコを娘に勧めたことはなかったし
今の仕事の専門である環境法や、
専攻のスペイン語も、
勧めたことはない。

本人が出会い、選べば良いことだ。
わたしの後を、ついて歩かなくていい。

だけど正直、
娘がフラメンコのカンテやりたい、と言ったことも
環境法を専攻して
スペイン語を第二外国語に選んだことも、
嬉しかった。

だって、誰よりも身近に見ていた彼女の目から見て、
フラメンコだの環境法だのスペイン語だのにとっ組んでいたわたしの後ろ姿は、
自分でもやってみようかな、と思わせる程度に、
少なくとも嫌なものではなかったんだな、
と思ったから。


無理をする必要はないけれども、
そうできる時に、
街や、電車や、店などなど、
不特定な人たちと接する場で、晴れやかな顔するのは、
大人の責任じゃないかと思う。

いいのよ若い子は、腹立つことがあったらむすっとしてても、
泣きたいときには泣いても。

だけど、自分の顔、というか
醸し出す空気に責任を持てるのが
「大人」なんじゃないかと。

…難しいけどね。

だけどわたしは、自分が意固地で内気な、地味な10代だった頃のことをよく覚えてる。

初めての電車通学(それも片道2時間近く)で、
電車や街で見かける、むっつりした顔の大人たちは、恐怖の源だった。

ひとりひとりの大人たちが怖いのではなく、
これだけたくさんの人たちが、
こんなにも殺伐とした表情で生きるしかない(と思えた)「社会」が怖かった。

簡単に絶望した、若い頃。
生き延びたのが不思議なぐらい。

ままにならないことは、たくさんある。
だからと言って、黒い重い空気を電車だの街だのにダダ流しして、
若い頃の自分みたいな子たちを怯えさせたくはない。
まして絶望させたくない。

わたしはたまたま、
ラッキーにも、
若い季節を生き延びて、
今、ここにいる。

だから、できるだけ、
ぶれない大人になりたいと思う。

今、娘や自分が生きて在るこの世界に、
自分なりの、愛をこめて。


…さて、娘。
駅までお迎え来てとか言うんだろうな(笑)

自分はどこにでもひとりでほっつき歩くくせに、
娘にはめちゃめちゃ甘いハハです(笑)

まあ、いくらなんでも、そういつまでも甘えん坊でいるとは思っていないので

娘が甘えるうちは
ベタな母娘関係を楽しみます。
No.1070 - 2012/05/31(Thu) 20:17:18
la ultima noche / お京
昨日の夕方、フラメンコの先輩から電話があって
スタジオ、明日30日に完全に締めて、
鍵を31日に業者さんに引き渡しておしまいになります、と。

まだ少し作業が残っていたので、さっきまでスタジオにいました。
実務部隊(笑)として、
想い出の世界に陥りがちな先輩をせかして、最後の荷造り。

もうずっと、覚悟はしてたけれど、
いよいよ来ると寂しいものね…

…と、昨日は思っていたけれど、
今日はひんやりとした気まぐれな風が吹く、
うつくしい晩です。

終わった!
とにかく終わった!
わたしの帰る場所はなくなった。
もう、この街に来ることもない。

不思議と、晴れやかな気分?
ううん、晴れやかというより、
たぶんわたしも放心状態、
空っぽで、
風が吹き抜ける。

だけどわたしは、吹く風が好き。

終わった、
先はまだ見えないけれど、
あとはまた始めるだけ。

捨てたものと、
伝えたいものと。

ともかく今日は、家に帰って、
泥のように眠って

朝が来てくれたら、
晴れやかに目覚めましょう。
No.1069 - 2012/05/30(Wed) 20:52:23
そして / お京
今日のNO PROBLEMも、平日のライヴとしてはとても良かった。
(日曜日のサイレン企画の時には、
どのバンドもその最高以上の力を出した感じなので別格)
心から笑いながら、のびのびと踊れた。

客の頭数は少ないけど、
なにせ周りにいたのは皆、
これぞ客のエキスパート!みたいな人たちで、
未来男君が客席歌い歩いても
中さんがベースコーラスマイクごと客席に引っ越しても、
それこそノープロブレム!なのだ。

垣根のない、いいライヴだった。

…バンドは止めないそうなので、
新たに走り出すNO PROBLEMに
遠からず再会できると思いたい。
ともあれ、気持ちのよいひと区切り。
去るひとにも、残るひとにも、来るひとにも幸いあれ!
No.1068 - 2012/05/30(Wed) 00:13:19
宙光花@アースダム、今日 / お京
宙光花、久々に聴きました。まだわたしは2回目、かな。

ドラム、ベース、音響(四角い板にいっぱいツマミがついてていろんな音がでるやつ、なんて言うんだっけ?(笑))という編成で、
○○、というジャンル分けを軽く飛び越す音。
インプロなのかしら、
きちんとかたちある曲なのかしら。
最初聴いた時には即興?と思い、
今回は曲?と思った。
どっちと言われても通る音。

リズムがとにかく気持ちいい。
ゆるまり、締まり、流れ、たまる。
水のように、風に吹かれる木のように、
自然に流れ、自然にはためく。
呼吸や鼓動が、早くなったり深くなったりゆるくなったりするように、
生きたリズムが自在に脈打つ。

自分は生音フリークだと思うけど、
特にリズムジャンキー(笑)
リズムがぴたーっと来れば、
そのバンドはわたしという客をほぼ捕まえたと思っていい。

ただ、わたし自身の身体がもともと持ってるリズムは、たぶんあまり速くないので、
速さを追求?するバンドには、
身体がついていかなくて(笑)、
すごいなぁ、とは思っても、
身体ごとハマりこめない。
ライヴ通い始めの頃からそう。

宙光花は、わたしの中のリズムに不思議と合う。
リズムの変化に無理がない。
身体と意識がほぐれて、ふわりと浮く。

まあ。説明は難しいので、
機会があれば聴いてみてくださいまし。
No.1067 - 2012/05/29(Tue) 23:58:38
NO PROBLEM / お京
5月27日サイレン企画「爆音警告」でのNO PROBLEMは、めちゃめちゃ良かった。

だいたいが、サイレンの企画は、
(わたしはちょいちょい開催日に旅に出ていて、出席率半分弱?(笑)なんだけど)
行った時には全部アタリ!

やっぱりライヴには笑いとワクワクが絶対に欲しい!
というお京のような奴には、
「爆音警告」は、今の東京で、ハズレなく楽しめる希有なハードコアの企画。

特にハードコアのライヴには、高揚感大事。
演奏が良くても、音楽的に高度でも、ライヴはそれだけじゃない。
出演者(自分の出番でない時を含む)な客席まるごと含めて醸し出す空気感。

あくたれとかはそのへん、本能的に?よくわかってるなぁ、と思うし、
origin of Mのガイさんは、自分の出番は言うに及ばず、
遊びに行った企画の客席の空気まではじけさせる名人。


…さて、話をNO PROBLEMに戻します。
昨年半ばあたりから、思うところあって、ライヴに行く本数を絞っていたわたしには、
本当に久しぶりに見るNO PROBLEMのライヴで、
それがものすごく良かった。

…わたしが見た限り、NO PROBLEMのライヴには、かなり波がある。
当たった時には天井知らず。

ヴォーカルの未来男君が、大好き!モード全開になるとそうなる感じ。
もうもう、世界中を抱きしめたい!
ぐらいの強烈な愛情を爆発させる。
お前ら馬鹿馬鹿馬鹿、酔っばらい、めちゃめちゃ大好きだぁ!みたいな。

そういう時のNO PROBLEMは無敵だ!と思うし、
やっぱり好きだなって思う。
いや、ライヴ好き、お祭り好きなら、好きにならずにはいられない。

これまでにわたしが居合わせた、NO PROBLEMの無敵ライヴは、
たいがい、全体の雰囲気のいいライヴの時。
出番は、空気があったまったライヴ後半が多い。

そんな時に、あたりの熱さと笑いをぐぐーっと凝縮し、爆発させ降り注ぐようなライヴをする。

祭りだ!大好き!
皆で楽しもう!

…逆に、客席がぐだぐだで対バンも盛り上がらない、
そんな時にNO PROBLEMだけがやたらと良い、というライヴには、
たぶん、少なくともここ何年か、わたしは遭遇してない。

だから、NO PROBLEMがめちゃめちゃ良かった時のライヴ企画者は、
その企画はトータルで良かったんだ!と胸張っていいとわたし思うの。
たとえ、その日の主役をNO PROBLEMに持って行かれたとしても!

***

ところで、NO PROBLEMは、
今月いっぱいでドラムさんが交代するので、
今日のライヴ以降、しばらく予定がないようです。
今日のライヴは、これ:

5/29(火) GIG vol.32
@新大久保アースダム
NO PROBLEM、ソメイヨシノ、宙光花、OK横丁、DANMUSH
OPEN 19:00 START 19:30
No.1066 - 2012/05/29(Tue) 08:19:55
とりあえず速報(笑) / お京
2012年5月27日、サイレン企画@アースダム。

予想どおり、むっちゃ良かった!
出るバンド出るバンド、
どこがトリでもおかしくないぐらいの出来。
(ごめんなさいトップバッターCBだけ、
わたし遅刻して見逃しました)

やっぱ、企画のバンドが先陣切って楽しんでる企画はいい。
だって自分たちがいいと思って呼んでるんでしょ、
だったら当人たちがまっさきに楽しんで、
笑いが止まらなくなってもありだ!
とわたしは思う。
てか、その方が客も燃える。

だってさ。
客席の空気を変えるのは、客の頭数だけじゃない。
愛とリスペクトと笑いなのよ。

その意味で、エバーグリーンでかっこいいのは
origin of Mのガイさん。
自分たちの企画だろうが、
よその企画だろうが、
まっさきに、先頭に立って楽しんでる。

ステージの上はもちろん、
客席でも、
愛と笑いで輝いてる。


さて、今日のライヴ。
いくら落ち込んでようが、
わたし、ハードコアのライヴ隠居とか無理だな(笑)
と思い知った(笑)

だって血が騒ぐんだもの!
これはわたしの意識のコントロール外(笑)

とくにORGANISMの時そう思った。
わたし、本能的に、この音が作る空間が好きなんだ。

だから
わたしの血に火をつけることができるバンドのある限り
わたし、隠居は出来ないだろう。
わたし自身の意志はどうあれ(笑)

素敵な晩を企画してくれたサイレンに、
客として、心から感謝。
彼らの選択は、ぶれてない。
企画の対バンについても、
彼ら自身の音についても。
No.1065 - 2012/05/27(Sun) 23:56:40
この週末の都内のオススメは / お京
5/26(土) 鉄アレイ企画:CORE
鉄アレイ、鐵槌、ORIGIN OF [M](広島)、マルカッターゾネス
OPEN 18:30 START 19:00
前売 1700円 当日 2000円(別途ドリンク代 500円)
☆週末はオリジン祭りな感じ。
わたしはずっとサボってたので久しぶり。
鐵槌も。
そしてマルカッターゾネス、これまでノーガンがやってきたバンドの中で一番好き!
同性の目から見ても、存在が艶やかでカッコいいですよ。オススメ!


5/27(日) PSYREN企画:爆音警告
PSYREN、NO PROBLEM、AKUTARE、C×B、ORGANISM(大阪)、ORIGIN OF [M](広島)
OPEN 18:00 START 18:30
前売 1500円 当日 2000円(別途ドリンク代 500円)
☆サイレン企画、めっちゃ楽しみ!
都内であえてこういう音をこういう土俵でやってる若手は、彼らだけじゃないだろうか。
どういう音かって?
近場の方はライヴを見ましょう(笑)
少なくともわたしが遭遇したライヴは当たりばっか。
ここぞ!というライヴでは、どうかすると前回比3割増ぐらいでカッコよくなる成長期のバンド。
「隠居」中にふらりと仕事着で見に行った時も、
聴いたらパン!と火がついて
あー、やっぱわたし、日本のハードコアな音、好きなんじゃん、と(笑)

個人的には、あと、
あくたれとORGANISMというノーマスターツアーな組み合わせが燃えますわ♪


週末予定とは別ですが、
サイレンのドラム氏がやってるフリーフォームの二人ユニット、
宙光花もいい。
次はどういう音が来るか?
と素直に音に引き込まれるし、自然に変形リズムにノれてしまう。
ノンジャンル音楽フリークにオススメ。
こちらは5月29日火曜日に、アースダムであります。
No.1063 - 2012/05/26(Sat) 08:12:05
ソレア / お京
昨夜、ケータイからここに書き込んだ時、
わたしは閉鎖するスタジオからトランク二つ分の映像資料を預かって
放心状態で電車に乗ってた。

踊りは、いくら映像が残っていても、
そこで息づく肉体が全て。
わたしはそのはかなさ、あとかたもなさがたまらなく好きだ。
時間と共に流れ去り、
絶対に絶対に
手元に抱きしめてはおけない。

それが一番しょうに合ったから、そこにいただけ。

そして今、残らないもの、と
伝えられるかもしれないもの、に囲まれて
終わらせることを学んでる。

そしてふたたび始めることを。

***

スタジオの物理的取り壊しの期限が延びて
おかげでなんとか目鼻はついたけど

終わらせること、って、
なんて精神的体力を使うんだろう!

たぶん、することの絶対量は、始める時の方が多い。
なのに。

なぐさめは、師匠たちがそれぞれ、とりあえず安全な場所にいて

物理的な終わりの作業に関わらずに済んでることだ。
もちろん精神的な終わりの作業が一番多いのは師匠たちだけど、
空っぽになっていくあの場所を実際に見ずにすむだけで
ちょっとはましかな、と思う。

古い家を取り壊してきれいな二世帯住宅にすると、
居住条件は良くなったはずなのに、
ぽっくり逝ってしまうお年寄りが多い理由が
今回、本当に身に沁みた。
(わたしの祖母もそうだった)

だって心の体力使うもの。

来週で引き渡し、取り壊し。

その後わたしは、この駅で降りて、
スタジオがあった界隈に足を踏み入れることはないだろう。

内弟子格の先輩など、
ここが閉鎖したら魂が抜けてしまうのでは、と
心配になる。

だから、わたしと、わたしの踊りの相方は、
ここがなくなった先の話、これからすることの話をする。
そして動く。

ここがなくなっても、
終わるための作業、
つなぐだめの作業は、
当分続くだろう。

少し元気な方の師匠は、
わたしと相方それぞれに、
ブレリアを振り付けよう、
と言う。
老人ホーム慰問しよう。
それから、それから…

良かった。
師匠は明日を見てる。

どんなに歳を取っても、
生きてる間は、明日が来る。
いずれ、あるいは突然来なくなるにしても
それまでは、生をまっとうしなければ。

終わりの作業。
わたしはゆっくりと、師匠たちの傍らを歩く。
よく生きるということ、
よく老いるということを
今なお、少しずつ学びながら。

そして並行して
自分が踊るための場所を探している。

生きることは、踊ること。
いつか、踊り疲れて倒れて眠る日まで。
No.1062 - 2012/05/25(Fri) 18:21:29
不思議の一週間:ネメシス編 / お京
こう書くと、なんかライヴ三昧ですが、
こんな一週間は久しぶり。

去年いろいろありまして
大好き!のエンジンが機能不全を起こし
(ライヴ通いに限らず、なんにせよ、わたしは大好き! をエンジン&燃料にして生きてきた)
自分がライヴ好きなのか、まるごとわからなくなって
しばらくライヴから離れていた。
客の本領は、笑って楽しむこと、
それができないなら、ライヴハウスにいたくない。わたしはね。

それでも完全に隠居しなかったのは、
四日市とそこにいる人たちのおかげだ。
(函館に通うようになって自分はずいぶん変わったと思うけど、
四日市に通うようになってさらに変わった。
いや、変わったという言い方は違うかも。
前よりは開けた、という感じ。
四日市は、楽しい時はさらに楽しく、
ヘタレな時でもいつのまにか笑顔になれる希有な土地です)


だけどまだ、エンジンメンテナンス中。

今は、あらためて、
どのバンドのライヴでも、
わたしが初めてこのバンドを今のこのライヴで見たとして、
ホントに好きになれる?
というところから、いったん全部見直してる。

そうなると、かえって、
昔から好きでよく見てたバンドほど
なんとなく、見に行くのがこわかったり。

ライヴハウスでは、心から笑っていたいから、
ぼちぼちとしかライヴ行かないかもだけど、

いいライヴに出くわすと
血が騒ぎ
わたし、やっぱり好きなんだな、と思う。

***

…北九州のバンド、WASTE RATSのコッケ ザ スカーフェイスさんが、
5月8日の朝、急に亡くなりました。

わたし、最後に見たのはいつだろう。

…友人が言う。
命って本当に儚い

明日も生きてるってことは
当たり前じゃなく奇跡なんだと。

わたしもそう思う。
うん。奇跡。
明日また会える、とか、
焦らなくてもいずれまたライヴで会える、とか
実は本当に、ありがたい奇跡。

…そしたら12日名古屋でのライヴのアンコール、
ネメシスがそのことに触れて

コッケさん亡くなって、
えのさん(今回のツアーに保護者として同行)落ち込んじゃって
見ちゃいらんなかった。

みんな、長生きしよう!
俺たちは死なねえ!と。

…人間てもんは、予期せぬ時に死んじゃうんだよ。
わかってると思うけど。

だけど。
嬉しかった。

最近は変わってきたけど、
長生きしよう!とか、ステージで言うひと、
以前はほとんどいなかったもの。
それに、あまり自分の身体を大切にしてこなかったひとも多い。

素直でいい。
命は大切にしてほしい。

***

ネメシス。
悪意が若くなったみたいというもっぱらの評判だったけど、
わたしはそうは思わなかった。
(実は最初あまり関心がなかったのは、
悪意みたいなら悪意見りゃいいじゃん、って思ったから。
ライヴ日記書いてた頃も、特に現役のバンドを引き合いに出して
***みたい、と書くのは避けてた。)

変に色がついてないのがいい。
正直、彼らのリハの(曲ではなく)音出しだけ聴いたら、
(まだ彼らの音をききこんでいないせいもあって)
わたし、まだ、ネメシス、とはわからないと思う。
そこまでのバンドの色/癖は、まだ、ない。

だけど芯は熱く、土台はしっかりしてる。
だから代わりに、
今は無限に見える可能性と、未来がある。
わたしはそれに賭けたいと思う。

ホント気持ちいい、あの子たち。
ただ走ることが嬉しくてたまらない、
笑いと輝きにあふれた日々。

見てるといつの間にか
好き!の原点に帰る。
やっぱわたし、ライヴ好きなんだな、と思える。

良かった。
今の彼らに出会えて。

***

ライヴ後、ネメシスの子たちに
いいツアーをありがとう。
ホントに楽しかった!
と心から言いました。

過去からの「好き」の蓄積も、
面識もなにもなく、
ただ、初見のツアーがものすごく楽しかった。
いい一週間だった。

良かった。
ライヴ好きの原点は、変わってなかった。

…また、いつかどこかで。
でもわたしホント、博多行っちゃうかもなあ。
と笑うと、

ギターの子が
いや、来るね。
お京さんは近いうちに必ず来るね!
と笑う。

…見抜かれてる(笑)

わたし、ホント、行くんでしょうね。
しかも遠からず。

輝いてる姿は、輝いてる時に見届けたいから。


ネメシスのサイトはないけど、
パブリックスペース四次元(ギター君が店長?)の予定をチェックしていれば
地元予定はだいたいカバーできる、そうです。


キングコブラスクワットの外で友人が撮ってくれた写真。
あまりに重すぎて、送ってくれたデータは、
ケータイの過去の受信メールを全て破壊(笑)

この日ベアーズでライヴだったエンドオブシーズも合流して
オルガニズムと笑顔で乾杯。

爽やかな風が吹く、三角公園脇での
立ったままのなごやかな打ち上げ。

またね、大阪。
またね、ネメシス。
良い旅を。

***

でも、ネメシスのツアー、あんなに楽しかったのに、
帰ってから切なくて泣きました(笑)

バンドが走り出し、輝きを増していく瞬間に、
何度遭遇しただろう。

どんな時も一回きりだけど、
それはことさら、今しかないかもしれない時間。

これまでに出会ったいろんなはじまりの瞬間の記憶が交錯して

どうしようもなくあるひとに会いたくて泣きました。

今、どこにいる?
元気で生きてるか?

…今が最高だ!と言いながら生きることは、
時として難しい。

自分自身についてはもちろんだけれど、
他者がからむことならなおさら。

あの時はまだあのひとが生きてた、
あのひとにも会えた、
とか思ってしまうと、
もうどうしようもなく後ろを向きそうになる。

だけど、それでも
わたしは今を生きたい。

四日市には、
そして今をめいっぱい生きるバンドのライヴには、
今なお、最高!と思える瞬間がある。

だから、自分に今出来ることをちゃんとしながら、
また、笑顔で皆に会おう、と。
No.1061 - 2012/05/25(Fri) 08:23:32
ネメシス四日市ワンマン / お京
5月18日21時から。
仕事後、ダッシュで
ただいま!と言いながら、VORTEXに行きました。

京都でフリージャズのライヴに行く予定でしたが予定変更!

よりによってネメシスTシャツ忘れ、
あわてて1枚買ってハサミ借りて袖切り落としてスタンバイ。

VORTEXライヴスペース。大好きな場所。
行かれる時には行って、一緒に笑いたい、と思う。

前週土曜日深夜に決定、
チラシこさえて正式に宣伝初めたのが翌日曜日昼過ぎ(仕事早っ!)、
しかも金曜とは言え平日のライヴ。
それでいてちゃんと、いつも来る顔ぶれは揃ってた。

週末ショートツアーのエンドオブシーズも、仕事あとにみんな来た。さすが。

そしてネメシスワンマン。
とにかく思い切りがいい。
曲が足りない分はカバー。
それもすごくスタンダードな(rock'n'roll Swindleなど(笑))

すごく気持ちよかった。
ライヴもいいし、客席も。
ホントにホントにいい場、いい時間だった。
やる側と企画側の思いがこもり、
そして客席もそれをしっかり受け止める、
泣きたいぐらい、気持ちいいライヴだった。

育っていくバンドの勢い。
今しかない輝き。

久々に、やっぱツアーっていいなあ、と。


四日市人?てぐらい皆勤賞の、豊田のSYSTEM FUCKERのヴォーカルゆうた君が、

初めてうちらより若い世代のバンド出てきた!
ずっと俺ら一番若手で。
俺ら初めて上下に挟まれる感覚わかって、ああ、これかぁ!と。
あいつらかっこいいし。負けてらんない。
めっちゃ刺激になる!嬉しい!と。

…うん、うん。わたし、この感覚が大好きなんだ。
ライヴでの、出会いの魔法。

同世代組でツアーできるといいね!行っちゃうぞ!

SYSTEM FUCKER、ACROSTIXは、早速、来年北九州で対バンするみたい。素敵!

おかげさまで、たくさん笑えました。ありがとう。


ライヴのあとは、ホットプレート持ち出してVORTEX恒例のパーティ。
普通に、友達の家でもてなされてる感じ。
そして皆笑ってる。
ごはんがおいしい、お酒がおいしい♪

その間、SYSTEM FUCKERがDJ。シオンとかZIGGYとか90年代の7インチばっか持ち込んで
どういう趣味や(笑)

だいたい、SYSTEM FUCKERもそうだけど、
今どきあんな音やろうなんて子たちは、
たいがい、音の趣味がどっかイカれてる(笑)
いつだったか四日市でフラワートラベリンバンドかけて大盛り上がりしたっけ。

素敵な晩。VORTEXに感謝。
No.1060 - 2012/05/24(Thu) 22:19:11
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