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diario al viento

でぃありお・ある・びえんと
2015/1 メール変更しました。vientomustang66、@マーク以下はexcite.co.jpです。
2006/8より、「風の航海日誌」の更新は止まっています。
こちらには時々出てきます。

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いちお / お京
ライヴ通いは松葉杖で継続(笑)
夜行バスを使わなきゃならない遠征とか、微妙に遠い近場(たとえば千葉、埼玉のようい、終電にダッシュ!が必要な場所)は、骨がくっつくまでおあずけ。
あと、雨の日も松葉杖がすべるんできついですね。
No.1029 - 2009/11/11(Wed) 19:22:05
Middle age crisis〜函館の風(2009年10月25日) / お京
女友達へのメールに、
Love Letter
とつづったはずが、
Live Letter
になっていた。

苦笑した。
そういうことなのかもしれないなあ。
わたしはこの先もずっと、ライヴを生きるつかみどころない生き物で。

音の中にとけてるうちに、だんだんに、だんだんに、くずれてとうめいになって
いって、そんで消えてくのかもしれないなあ。
ひとり吹く、風のように。

vientomustang、風マスタング、わたしがネットで選んだアドレスは、
はからずも、現実のわたしの魂の住所に。

何も望まずに、夢も見ずに、好きでいられたらいいのに。

わたしには、先のことはわからない。だけど

旅路の果てに来ても
ふわりと微笑むことができるような
そんな人生を歩めたらいいと思う。

次に聴けるのは、いつでしょう。
そのとき笑い合えますように!

函館のひんやりした朝の空気の中を、松葉杖をついて歩いた。
どこまでもどこまでも歩いていきたい感じ。
まずは最寄りのハセガワストア(焼き鳥弁当が美味い地域限定コンビニ)まで、通常30分ほどの道を。

その日どうするかは、まだ決めてなかった。

ふうわりした放心状態。

この街に。
幸いあれ。

できるだけのことはやりつくして

わたしには、あとはもう、文字通り踊ることしか残ってない。

好きなものは好き。
わたしはそうして、ひとり生きてきた。

どうか、その、好き、が

ますます透明なものになりますように。

音の中で
あなたたちと出会った。

触れることはなくても

最後まで、同じ音の中で、生きられたらいい、と
願うばかり。

結局、バスが来たので30分は歩かなかったけれど、左足が激しく疲労系の痛み。
たぶん、函館のライヴが終わるまで、気を張っていたのかも。

今日は札幌でライヴ。だけど、無理せず、帰ることにした。飛行機は取れなかったんで、特急と、新幹線で。

札幌、行けば、きっと楽しいだろうし、また新たなお京伝説(笑)かもだけど

わたしがお京のパロディになっても仕方ないので、無理するのはやめよう。

迷ったけどねー。娘も行ってきていいよって言うし。

でも、体勢立て直し。ごめん、CRUDE、SLANG、あくたれ、そしてカウンターアクション。

どうするかさんざ迷ったおかけで、無駄に函館の街を右往左往することになり

記憶の断片と一緒に、バスや市電を乗り回し。
運転手さんたちはみんな、大好きな函館勢と同じ響きの言葉。

列車を待ちながら、ひとり、港で風に吹かれていた。

函館の風の中に
わたしがはらはら剥がれて散っていく感じ。気持ちいい。

わたしの旅路が終わったら、灰は函館に埋めてもらいたいかも。

もし何年か気が変わらなかったら、そういう準備をして、娘に頼んでおこう。

今朝は、道を歩きながら、涙がこぼれて仕方なかった。
悲しいからでも切ないからでもたぶんなく

浄化?脱皮?
ひんやりと
肉がそげて骨になるというか、覆いが取れて核だけになるというか。

それは孤独な感覚だけれど

同時に軽やかでもあり。

そげていく部分、取れていく部分が、涙になって

そこにじかに風が吹き込む。

函館の、風。
どうかわたしを、眠らせて。

いつかまた、会うときに、心からの笑顔を向けられるように。
No.1028 - 2009/10/28(Wed) 19:24:54
そして今日は / お京
松葉杖ついて函館。
あくたれのツアーです。東京ベースに活動してる中で唯一の若手でホープ。

よかったよ!CRUDEもMUSTANGもあくたれも。
特に極寒以来8ヶ月ぶりのMUSTANG。
POISON / NEVER GIVE UP / REAL FIGHT / 届け / 函館 / GET POERT / ピエロ
最近やらなかった曲を結構やってて、それがまた、初めて聴くみたいに新鮮だった。

そして柵があって押しがないライヴハウスなら、右足だけでもそこそこ踊れることを発見!(笑)
身体のバランスとる訓練はどんな踊りでも基本だから、ずっとしてますからねー。
こういうとこでも役に立つのね!

すごく楽しいと同時に、1曲1曲、どこで体力が尽きるかと思いながら全力投球。
それがすごく、新鮮で、原点に返ったみたいだ。

もしも今この世からふっと消えても、
後悔しないほどの愛をわたしは生きたい。
音が、鼓動がわたしを融かす。
とけてしまえ、とけてしまえ、わたし、今この一瞬の中にとけてしまえ、
何もつかまえず、何も望まず、何も記憶しない。
ただこの一瞬を音とともに生きる、いさぎよいいきものでありたい。

昔、私は思った。もう一生分泣いたから、後の人生では泣かない。
そうだ今もわたしは泣かない。
だけどかわりにとける。とける。とける。

とけで踊れ。それだけがわたしの生きる道。

あなたの音で踊れたら、わたしはたぶんだいじょうぶ。

だからどうか、誰も誰も、目の前からいなくならないで。

ちゃんと書こうと思いましたが、精根尽き果てているので寝ます(笑)

おやすみなさい。
No.1027 - 2009/10/25(Sun) 01:45:03
コトの顛末:2009年10月18日 / お京
お騒がせして本当にごめんなさい。
ケータイは遠隔ロックの契約をしていたので、中を絶対見ることが出来ないロックをかけてもらいました。

一体どうしてあんなところで道に迷ったのかさっぱりわかりません。方向音痴もここまで来ると致命的。

ライヴはものすごく楽しかったの。
で、終わったあと、ひさしぶりに、さらにアラッキンがアレンジした凶悪なサングリアを味見したりして(サングリアのいいちこ割り!すっげうまかった!)
なんかみんなが探究心にかられて混ぜ酒大会になってて、「芋焼酎割もいけるでしょ!」とか、なんかいっぱい味見したの。
それが敗因だったかなー。

会場を後にして、その後の道がわからない。公園内は暗くて人がいなくて、両側は木で、
方向感覚がもともとないわたしは、完全に自分の場所がわからなくなる。
狐に化かされるって、こういうのを言うのかもしれない。

で、やみくもに歩いていたら、暗い道を踏み外し、ごろごろっと急斜面を転がり落ちる。
たぶんこのとき、ケータイだけが荷物から滑り落ちたんだと思う。
新幹線乗った時間から考えて、わたし、このときもしかしたら、しばらく気が遠くなってたのかも。気がついたら頭にコブあったし。
気がつくと、手がしめった地面にズブッて沈む。足をくじいてるのもさることながら、立とうとすると足元がずるずる沈む。湿地だ。
本気でヤバイと思って、必死で蔓に覆われたコンクリの斜面をよじのぼる。
あせってて、ケータイ落としたかもとか考える余裕も無かった。

今思うと、生命の代わりにケータイぐらいで済んでよかったのかも。

痛くてうまく歩けなかったけれども、誰もいない暗い公園の道で立ち往生は嫌だったから、「ちきしょお!いたぁい!」と絶叫しながら公園内の道をさまよう。
怖いより何より、自分が迷子になってることへの怒り。手負いのケモノ状態。
公園の中だから、木の間を声がぴぃんと響く。自分の声が響くのをきいて意識を保って、必死に歩いていたら、たまたまタクシーが通りかかったので新大阪まで乗せてもらう。

新大阪駅でお土産を買い(なんかこういうとこは変に日常)、だけど足が利かずにエスカレーターで転んで起き上がれない。

たまたま新幹線に乗り合わせたマッサージ師のおじさまが応急でマッサージをしてくれ、また別の知らないおじさまが、タクシーで家の近所まで送ってくださる。よっぽどわたし、ぼろぼろだったんだろう。

さすがに家族にひどく怒られました。娘にも「母はどこ行っても無事で帰ってくるから野放しにしてるのに、こんな怪我するんならもうどこにも出さない!」と怒られました。反省。

痛いねんざだなあと思ってたら、左足の甲がきっぱり折れてました。強くひねって、じん帯が切れずに、ひっぱられて骨が折れたらしい。
元の位置に整復してもらい・・・麻酔も何もなし、力で行きます。しゃれにならない痛さ。
「今、ごりって骨のこすれる音がしたでしょ?」とか言われたけど、歯を食いしばっててそれどこじゃなかった。

で、どうせ休みとって病院行ったんで、そのまま家に帰って寝てても気がめいるだけだし、松葉杖借りて、大阪に戻って(笑)友人に手伝ってもらって、
緑地公園までケータイを探しに行きました。なんか、一応、自分でやるだけのことをやらないと区切りがつかなくて。
それに、このままだと、先々、緑地公園の悪夢にうなされると思った(笑)
暮れてきた緑地公園の中の道をあらためてみて、ああ、これならわたし、しらふでも迷うなあと思った。安心(じゃないって)
府警にも届け出したし(年齢を言ったとたん、おまわりに本気で「ええっ!」と驚かれた。なによー!)、
緑地公園の事務所にもお願いはしたし、やるだけのことはやって、友人とごはんして、帰りました。
友人には本当に感謝。

友人は、「お京は絶対に笑いながら死ぬタイプ」と確信
してるそうです。女としてはどうかと思います(笑)
「もう、お京さんは駅まで送る。心配やわー。考えられへん」

「きっと、お京さんは他にどうしようもないんやと思う。普通の人がなんも考えずに合わせるようなことが、反抗するとかじゃなくて素でできなくて、自然にまっすぐ行く。
でもそれは、そうしようとか思うんじゃなくて、ほかにしようもないんやと。なんか最近、わかってきた。先のことなんも考えてないし。不器用な人やなーと思う。
だけどそんなやから、他の人があたりまえとか思うことがあたり前じゃなくて、
毎回毎回、新鮮なんやろな」

骨が完全にくっつくには2ヶ月?3ヶ月?ぐらいかかるそうです。牛乳のみまくって、もっと早く治すつもり。
全くしゃれになりません。

函館は、行きます。友人には、「信じられへん」と言われましたが
、これを逃したら次いつ聴けるかわからない、と言ったら納得されました。
そのときまでは痛み止めを飲まずにがまんして、身体を慣らしておこうかと。
あわよくば松葉杖で踊るつもりです。函館は柵ありだからだいじょうぶじゃないかな。
No.1026 - 2009/10/25(Sun) 01:20:08
ちなみに / お京
折れてました。全治3ヶ月。ださすぎ!!
No.1024 - 2009/10/19(Mon) 11:33:21
お京のケータイ連絡先を知ってる方へ / お京
昨日、大阪服部緑地公園のイベントからの帰り道、どうしてあんなところで迷うかと思うようなところで迷子になって、公園の中の道から転落。
なんか、沢みたいなどころに転がり落ちて、ほんとに恐かった。
左足をくじいたものの、、なんとかはいのぼって、ほっつきあるいてたらタクシーが拾ってくれた。

で、なんとか帰ってきたんだけど、転落したときに落としたみたいです。

どなたも本名では登録されていませんが、ごめんなさい。
今日、病院に行ってから探しに行こうかと思っています。

しばらく連絡は、vientomustangで、@マーク以下はyahoo.co.jpメールにお願いします。
No.1023 - 2009/10/19(Mon) 10:01:00
訂正! / お京
あしたのあぶらなぶり&沖至のライヴは、稲生座ではなく、西荻窪のクラップクラップです!
(教えてくれたえびちゃん本人が間違えてんだもんなぁ・・・
予定きく相手を間違えたわ(笑))

今はなき西荻窪ワッツの隣の建物の地下。
バーって感じの、渋いハコです。

今日のショウボート、
○カッターゾネス、鵺院、あぶらなぶり(+東京メンバーと化したディープカウントのベース、ありさん)+沖至、そしてディープカウント

なんかどこも、どっぴらけって感じのいいライヴでしたよ!
特にトリのディープカウント。
完全に持ってかれた。飛んできそうになった。
No.1022 - 2009/09/11(Fri) 00:30:56
ともかく / お京
生きてます(笑)
書きたいことはいろいろあるんだけど時間がない!
さしあたり、ライヴ通い優先ですね。


明日から東京近辺で三日間、あぶらなぶり(大阪)のライヴがあります。
最近、すごく面白い!とても自由で、はずれがない。
かたちのない音がここまで楽しくなるなんて、思ってなかった。
あえていえばフリージャズなのでしょうが、こうまでぴぃんと耳と精神を吹き抜ける音はなかなかない。
雑食志向の方はぜひ一度聞いてみてください。


明日がディープカウントなどと高円寺ショウボート、
あさってが高円寺稲生座、
この二日間は、パリ在住のドランペッター、沖至さんと競演。(とてもオープンで、聴いてて幸せになれるオヨを出す方です)
土曜が千歳烏山?場所忘れた(アンギャー氏の企画)


バンドも、休んだり、メンバー変わったり、いろいろあるけど、
なによりかにより、生きてるのが一番だなあ、としみじみ思う今日この頃です。

わたしも生きてます。
生き続けます。
愛する音と、その音を出す人たちと、同じ時代をまだまだ生き続けたいから。
No.1021 - 2009/09/09(Wed) 19:16:04
この前2万ボルトで / お京
never againギターのウエトー君に、ウエトー君上京して遠距離バンドになったneverの近況を訊きました。
ドラムはキョウイチ君ヘルプで続けるみたい。
わたし、あの子の叩き方、好き、痛快。
年末の(わたしが行きそびれた)ライヴがぼろぼろで、その後練習に専念してるそう。
五月末に短い西日本ツアーやるって。行きたいなあ。

5/29(FRI) 大阪難波 club SAOMAI

5/30(SAT) 高知club CHAOTIC NOISE

5/31(SUN)津山 STUGIO K-2

6/1(MON)広島 CLUB BORDER

***

NIGHTMAREのベースが決まった模様。
元CHAINSAWの方?とかきいています。
今度はライヴにこぎつけるといいなあ。
西にNIGHTMAREがいないと、心の中が物足りない。

*訂正!ヘルプです。元チェインソーのG.の方。
8月のノイズテラーと秋日緊演の2本だけです。


***

次回のCRUDEは、4月17日金曜日、札幌カウンターアクションで、タートル(コンパクト)アイランド、CTRなどが一緒。
(SLANGはこの日旭川でライヴ)

函館ベイシティは7月までないみたい。
5月はCRUDEのアメリカツアー。
マスタンの予定はさっぱりわからん!!!
No.1015 - 2009/04/08(Wed) 21:32:40
3月はじめ / お京
わたしはわたしで、笑って生きていよう。

なにも望まない。
それが自暴自棄にならず心をひからびさせもしない、そんな好きを生きたい。
そんな好きを探してる。そこに至る道を。

フラメンコに電話したら、その日はスタジオ休み(笑)
久々に老師匠たちと話した。わたしの(受験生のハハだったもので)3ヶ月ぶりのスタジオ完全復帰をとても喜んでくれた。

なんか、こんなに喜んでくれるなら、やっぱこの人たちが生きてる限り、わたしはそばにいよう、と。
あんまり喜んでくれたんで、わたしまで幸せになっちゃった。

思った。わたしやっぱり、踊ってる間は、この世で居場所に困らない。踊ってさえいれば、ドイツだろうがオランダだろうが周りに誰も知り合いがいなかろうが、そこは自分の場所。晴れ晴れと呼吸できる。
逆に踊ってないと、どこにいても、手足と心のもて扱いに困る(笑)

わたしにとって、踊りは表現でも何でもなくて、ただ、自分が何とかこの世を生きていくための、ぎりぎりの呼吸法でしかないのだと。

***

フラメンコはひとりで踊れる。だから選んだの、多分。

おそらくフラメンコ、だけではないと思うんだけどね、踊る時、リズムは合わせちゃいけない。

というか。合わせようとしちゃいけない。音が踊り追っても、踊りが音追ってもいけない。
合わせようとする音は足元にまつわりついて気持ち悪いと師匠は言う。

リズムではなく、最初に呼吸を合わせる感じ。呼吸が合ったら、ぶれさせない。ぶれさえしなければ、あとは合わせなくてもちゃんと流れる。

生音じゃなくて録音の場合には、音に合わせなきゃなんだろうけど、うちのスタジオ、贅沢なことに、基礎から全部生音。おかげでわたしはさらにわがままに…(笑)

ライヴハウスでは実にテキトーに動いてるけど、やっぱ音に合わせてないとこは同じ。呼吸というか、気分というかに、合わせるというより、合う感じ。

合わせないので、悪くない音であっても、たまたまその時のわたしに合わなければ、わたしは動けない。

多分、踊れさえすれば、わたし、大概のことは乗り切れてしまう。
足が動かなければ手で、手も動かなければ首で、身体が動かなければ心で、とにかく動かせるものがひとつでもあれば、わたしは踊ろうとするだろう。

そんなものに出会えて幸せ。
そして同時に、そんなものに魅入られてしまって、いつも、心がこの世から半分ぐらいはみ出してる。
人の手より、まず、音に惹かれてしまう程度に。
No.1014 - 2009/04/08(Wed) 21:22:18
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