08924

diario al viento

でぃありお・ある・びえんと
2015/1 メール変更しました。vientomustang66、@マーク以下はexcite.co.jpです。
2006/8より、「風の航海日誌」の更新は止まっています。
こちらには時々出てきます。

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2015年の / お京
極寒ツアーは、ありません。
…だ、そうです。

これまでも、MUSTANG単独とか、ごく短くとか変則的な年はありましたが、
極寒ツアーの全くない2月は、久しぶり。

BLOW BACKは、たぶん半年ほど、ライヴはお休みとのこと。

待ってますから、無理せず一日でも早い全快と完全復活を!

MUSTANGの予定は、わかり次第ここに載せます。

明日は函館でのライヴですが、果たして雪は大丈夫でしょうか(笑)
No.1134 - 2014/12/19(Fri) 05:16:25
訂正!12月20日函館スタート時間 / お京
12月20日土曜日@函館CASAのCRUDE&MUSTANGのライヴ、
先の書き込みで、スタート19時頃と書きましたが、
18時スタートとのこと。

最近の寒さでは、かなり雪が積もってるでしょうから、
函館駅から1時間半ぐらいかかるかも。

まあ、今のところ、行きますメールは受けていないので、
函館外から行く酔狂なヤツぁ、お京だけかと思いますが。
No.1133 - 2014/12/15(Mon) 12:36:48
CRUDE、MUSTANGライヴ@函館CASA、2014年12月20日 / お京
時々、ライヴハウスで、
函館バンドのライヴ予定を訊かれますので、
わかったら、一応、ここに書くようにします。
ご覧になる方がいるかどうか、わかりませんが。

函館勢のみ(CRUDE、MUSTANG)のライヴ、
2014年12月20日(土)、函館CASAであります。
まあ、19時に行けば間に合うと思います。

たぶん、場所などわからないと思いますので、
本気で行こうと考える方は、
お京までご連絡ください。
連絡先は、vientoとmustangと66を続けて書いた後に@マーク、
そのあとはドコモです。
docomo.ne.jp

ちなみに、わたしは行きます(笑)
って、まだ飛行機押さえてないし、
現地はもう雪道でしょうけれどね。
No.1132 - 2014/12/12(Fri) 16:05:46
ギリヤーク尼ヶ崎青空公園「祈りの踊り」@新宿三井ビル55広場、2014年10月13日 / お京
朝、台風が接近する博多を新幹線始発で脱出するも東広島へんで強風に阻まれ、
それでもなんとか昼前に横浜に着いて最寄り駅に荷物投げ込み、
新宿三井ビル55広場で、御歳84歳の舞踏家で大道芸人、ギリヤーク尼ヶ崎さんの青空公演を見てきました。

仕込みから着替えから化粧から、全部正面から客側向いてやる。
今時、そんな機械あったの?って感じの、でっかいラジカセで、
曲の頭出しも、
…1、2
とか数えて停めてる。

手は、お年を召した方らしくものすごくひらひら震えるのだけれど、
手順そのものには全く迷いがなく、
所作自体は美しい。
そこからもう既に、世界が作られ始め

最初、出ていらした時には、タダモノでない芸術家っぽいお爺さん、だったのが、
赤い着物と白い羽織、ドーラン塗って朱をさすとぱっと化ける。

前半は、ほとんど座って表情で踊っていた。
当人、後で、身体が動かずめちゃめちゃだったとおっしゃっていましたが、男にも女にも変幻自在。
赤い薔薇の花一輪、筵に無造作に投げられた傍らで、
赤い着物で宙をかきくどく姿は、
口寄せ巫女か卒塔婆小町、完全に女性に見えた。

この頃には冷たい雨が吹き付けていたけれど、
傘さして見るのが申し訳なくて、レインコートかぶって見てた。

そして黒衣を羽織った後半の「念仏じょんから」で、踊りが一気に炸裂。
赤いおよだに赤い頭巾、杖ついて、お地蔵さんの道行きみたい、途中、入れ歯をさっと外し、歩むうちにどんどん老いていく。
それが頭巾と前垂れをかなぐり捨て、
55広場の階段を駆け上がり、長い大玉の数珠をふりまわして道を駆け、
反対側から駆け降りてくる。
頭から水を浴びて叫ぶ、
おかあさぁん!まだ踊るよー!

泣き、笑い、老い、なにもかも開けっぴろげで圧倒された。涙が止まらなくなった。
雨の中、傘さしてなかったから、いずれにせよずぶ濡れだった。

踊るって、何だろう。

踊り終わって、お客さんから花束もらって、
別人のように表情が和らいだギリヤークさんのご挨拶。
踊りのために抜いてしまったという歯のせいで、
ちょっともごもごした可愛らしい話し方になっているけど

今し方の踊りの反省会(?)を見ていたお客さんの前で正面からやる。

心臓ペースメーカーを埋め込んでいらっしゃる。

わたし、これ(ペースメーカー)つけたら完全に治ると思ってました。

お医者様に笑われた、と。
「踊りやるんですけどいいですか?ってきいたら、
いいですよ、って、
まあ手踊りみたいなの想像してたんでしょうね。
一度踊ってるビデオ見せたら、もう呆れてなにも言わなくなりました」

そうかと思うと、世界のあちこちで踊った話。
一筋に生きてきたひとだけが持つ、有り得ないような素直さ、自然さ。

少なくとも88歳までは頑張るという。
なんだか、踊りと相俟って、好きにならずにいられない、実に可愛らしいひとだった。


…70歳代の大野一雄さんも、舞台後の笑顔が、花が咲いたように可愛い、と評判だったな。

女性では、こういう踊り手はなかなか。
バレエでも、プリセツカヤとか、アリシア・アロンソとか、70過ぎて踊り続けていたプリマはいたけれど、受ける感じは全く別モノ。
神々しい感じはしたけど、可愛らしくはなかった。
(うちの女師匠は、珍しくも本当に可愛らしかった)

友人と一緒に見たのですが、ふたりともすっかり、踊りの凄さと対照的に人柄からにじみ出るかわいらしさに完全にノックアウト。
冷え切った身体を温めようと喫茶店に飛び込んで、
圧倒されたまま言葉にならない会話をしたのでした。
No.1131 - 2014/11/17(Mon) 11:51:06
WARHEAD@函館、2014年10月25日 / お京
9年ぶり、そして函館という土地とひとの魔法と相まって、ただでさえオープンなJUN君の素直さ炸裂!の、すごく幸せなライヴでした。

「月下」をやる前…
ナイトメアの亡きオサムーンに捧げた曲なのは知ってた。

昔、月がきれいやと電話してくる友だちがおったんや。
月やで。おかしやろ。
でも、それで見てみると、ホンマにきれいな月なんや。
教えられた。
ナイトメアのオサムーンに。

月は、皆を照らしとるやんか。
友だちも…
友だちでない奴も。
ま、ええわ。

友よ!

その後の「月下」のうつくしかったこと。

そして「It's not a dead end」でしめ。

NEVER DIE!と心からの声が飛び交うライヴでした。

…やっぱ、音楽っていいなぁ、なんて。
音楽に出会っていなかったら、こういう瞬間に出会うこともなかった。


ライヴ終わった後も、興奮さめやらず、
大セッション大会!
CRUDE×JUN君でデスサイド(STICK&HOLE、MIRROR)とか、WARHEADドラムアラッキン×CRUDEの弦二人×JUN君+WARHEADスタッフで来てた元ORGANISM G、はにくんが歌うバスタードとか、
有り得ない顔合わせの音だしを、純粋に楽しんでる。
めちゃめちゃぜいたくな時間だった。

今頃、東京でもやっとるで!

JUNちん、東京はデスサイドじゃなくforwardのワンマンだってば(笑)

それはともあれ、喜びと敬意もてカバーされたチェルシーのメロディーは、やっぱりうつくしいのでした。

音楽に頭っから飛び込んでる、最高の野郎どもに乾杯!


BLOW BACKのスギちゃんとせいちゃんも、新潟から遊びに来てました。
びっくり。さすが(笑)
たまには遊ばなくちゃね!

スギちゃん曰わく
お京さんのフットワークの軽さ、わかった。やっぱ、遠征、いいわ。新鮮。

心から頷いた。

うん。時々、違う風を浴びるのもいいよね。

そんなわけで、すごく幸せな遠征でした。


そしてお京は、いったん飛び帰って洗濯して、
家族とお昼とお茶してから、
今度は新潟に羅生門を見に行くのでした(笑)

遠征しようと思えるライヴがあって、
自分がその気にさえなれば遠征できる、という巡り合わせに感謝です。
No.1130 - 2014/10/26(Sun) 15:22:11
RYTHM SEX MACHINE TOUR 2014:あくたれ@ANSWER / お京
札幌のANSWERと東京拠点に活動するあくたれの北海道ツアー。
すごく、お勧め!

9月19日初日が札幌カウンターアクション、
そしてわたしは、昨日、20日の函館CASAに行ってきました。

全体に、めっちゃ良かった。
CASAの、あたたかい生音そのもの(ミキサーなんかない。全部ステージ側アンプで調整)と相まって
幸せなライヴだった。

本州にはなかなか来ないけど、ANSWER、いいですよ!
ひねった、勢いあるハードなロック。リズムが気持ちいい。
機会があったら、聴いてみて。

だけど、この日は、トリのあくたれが、わたしにとって一番!だった。
狭いステージにアンプが乗り切らなくて、ドラムはアンプの壁の向こう側(笑)、メンバーがステージ上下半々になんとか収まる。
こんなライヴ初めて、どうなることかと思っただけど、四方八方から音が飛んできて、ものすごく気持ち良かった。
前に東京で聴いた時には、新しく加わったキーボードの音があまり聞こえなかったけど、
昨日は、いろんな音がせーの!で聴こえて
身も心も、溶けそうになりました。
客がどこに立てばいいのか、途方に暮れる狭さだったけど(笑)

ツアー日程は、あくたれホームページへ。
ただし、ひとつ訂正。
最終日の札幌161倉庫は、
9月19日ではなく9月24日水曜日です。
No.1129 - 2014/09/21(Sun) 08:34:39
diario de vida y muerte / お京
2014年7月18日。
今朝ほど、女師匠が亡くなられた、との連絡が先輩からあった。

昼前、会議が終わりかけの時に入った留守電。

会議の声が、遠のいた。
でも、涙は出なかった。

息子さんも、間に合わなかったとのこと。

最高血圧も90台に戻り、持ち直したかな、と思っていた矢先の、すみやかな死。

…良かったのかもしれない。
すうっと、逝ってしまわれた。
一瞬戻った炎が、揺らめいたかと思ったら消えた。

知ってる限りの連絡先にメールした。
メールしながら、わたしは、素敵な仕事仲間たちとお昼ご飯の相談をして
皆で幸せに、美味しい博多ラーメンを食べた。

会議開始は13時半。

抜け殻に会いに行こうとは思わなかった。
今は、わたしの出る幕ではない。
連絡係をしながら、呼び出しがかからない限り、予定通り、STATE POISONの四日市に行くつもりでいる。

冷たいのかもしれない。
冷たいのだろう。

博多ラーメンから戻った時には、まだ12時半。
昨日は飲みすぎでリビングで寝てしまい、寝不足。
頭からスカーフをかぶって、突っ伏して眠ることにした。

目を開けると、スカーフ越しに、仕事仲間たちが見える。

突っ伏したまま、自分の呼吸を感じていた。
一昨々日、最後にお会いした時の女師匠の呼吸の音を思い出した。
あの時わたしは、女師匠の手を握りながら、
規則正しく確かに上下する胸と、少し痰のからんだ呼吸音を聴いていた。
生きてる、って、なんてシンプルで、精妙なんだろう。
モニタに映し出される数値を刻むために、
身体の中では、細胞や化学物質が、それぞれの役割を果たしている。

しんと厳粛な気持ちで、わたしはその呼吸を見守っていた。

その時の女師匠と同じように、
規則正しく動くわたしの肺、呼吸音。

そのかすかな音が、女師匠と自分を結びつける唯一のもののような気がした。

不思議だ。
同じ血の鼓動。

彼女もまた、わたしの血の中に生きているのだと思った。

生きている限り、わたしは自分の呼吸に、ふと、女師匠を思うのだろう。


会議時間が近くなってきたので顔を上げ、
来週の会議の仕込みをしたり、
仕事仲間たちと飲み会の話をしたり、
わたしは完全に、日常を楽しんでいた。
いつまで続くかわからない。
狂おしいぐらいの愛しさで、
日常を楽しんでいた。
No.1128 - 2014/07/18(Fri) 13:45:13
diario de vida y muerte(1) / お京
全然泣いていないのに、たくさん泣いた後みたいな感じ。

2014年7月15日の夕方17時半頃、フラメンコの先輩のところに女師匠の息子さんから連絡があり、
女師匠、かなりお悪くて、今夜あたり、峠かもしれないとのこと。

とりあえず、お見舞いに伺いました。

痰がからんでいて、少し呼吸がお苦しそうでしたが、
落ち着いておられるように見えました。
(16時頃には、全身で呼吸するぐらい、呼吸の状態がお悪かったそうですが)

ただ、やはり、呼吸の力が弱くなっておられるのか、
血中酸素が低い(検出できない)ので、酸素マスクをお付けになりました。

長らく会っていなかった、最高の踊り相手(女性)が、山梨での仕事後、20時前に来て

先輩は彼女とほとんど入れ替わりに、男師匠の所に向かわれて、

彼女とわたしは、息子さん御夫妻と20時半過ぎまで付き添っていましたが、
ひとまず落ち着いていらっしゃるので、皆、おいとましました。

わたし、泣かなかった、泣けなかった。というか、泣こうとも思わなかった。
先輩が泣いたり祈ったりしてるの見て、つくづく、自分はやっぱツメタいのかな、などと思いつつ。

実感、ない。
当人を目の前にしても、まるで命にかかわる実感、ない。
入院されてかなりになるし、
閉じたまぶたを見ながら、今、何を、どの時間を生きておられるのだろう、と思うのも、
今に始まったことじゃない。

きちんと整頓された、清潔な老人病棟は、
ちょっと赤ちゃんのおむつみたいな、ふわっと温かい匂いがしていて、
眼を閉じた女師匠は、いつのまにか、男師匠にそっくりな顔になっていた。

何もかもが不思議でたまらない気がする。

感覚が近い踊り仲間が来てくれてホッとした。

こんなふうに、一進一退でしばらく続くのかも、と息子さんのお嫁さんが言った。
そうなのかも。
この、時間があって、ないような、黄昏のとき。

まあ、あの方は理想的なかたちに近いのですよ。
動ける間はずっと踊っていらして、出来ること出来る限りなさってた。
心臓はしっかりしているとのことですし、
今でもいっぱい管がついているわけでもない。

だから、比較的にしても、こちらも穏やかな気持ちで向かい合える。

男師匠に至っては、翌日はレッスンをする、と。

続けられる日常をきちっと続けることは、地味なようでいて、すごく格好いい。
実は揺るがない覚悟と勇気のいることなんだな、と、あらためて。

***

その後、女師匠は、今回は少し持ち直したみたいだと皆は思った。
思いたかったのかもしれない。

もともと芯は強い方なので
たぶん、ああいう状態を繰り返して、少しずつ弱っていかれるのかもしれない。
本当に、風の中のろうそくの火を見ているみたいだ。

不思議な、静かな、旅立ちの支度が始まっていた。
No.1127 - 2014/07/18(Fri) 13:39:19
事実上ガールズデイ:2014/7/12[SOUND HERESIES](土) at VORTEX / お京
2014/7/12[SOUND HERESIES](土) at VORTEX
(1)END OF SEEDS
(2)PiPi(大阪)
(3)UNARM(東京)
(4)AKKA(四国)
OPEN18:30 / START 19:00

何気にガールズががんばってるバンド特集?だった四日市。
すごく楽しかった。
客席も、なんとなく普段より華やかだったし、
楽屋も、END OF SEEDSのベースヴォーカルあゆみ嬢に言わせると
「女の子が多いと、なんだか良い匂い」

なんか、ほっこりした。
若いバンドの間では、ずいぶん変わってきたとは言えども、
まだまだ、ハードコアは男社会だなぁと思う。
その中で自然体で続けてるレディースには、同性として、
思わず心から声援を送りたくなるのだ。

VORTEXに着いて早々に、
たっつ時代のMUSTANGやネメシスがDJでかかって、
音恋しさに発狂しそうになった(笑)

そして遠征組も多いにぎやかな客席を前に、
エンドオブシーズは、いつも通り良かった。

ギターのボンド君は、今日で最後。(別のバンドで続ける)
既に、トリオバンド+ひとり、という感じが、見ていてちょっとしたけれど
残るギターの響きが前にもまして豊かになっていて、
ああ、彼らは次に進んでいくのだな、とあらためて思った。

道がどのように分かれようと、幸いあれ。心から。


初めて聴いた大阪のガールズバンド(ドラムは男の子)Pipiが、等身大(←無理に可愛くしてるとかじゃなくて)のガールなトリオのガレージパンクで、
聴いててすごく気持ち良かった。すがすがしい。きゅん。
最前列で踊った挙げ句にTシャツ買っちゃった??

白状するとらキュートな女の子声のバンドをわたしが好きになる確率は、めっちゃ低いのです。
好きなバンドはめっちゃ好きなんだけど、微妙なところで好き嫌い。
たぶん、キャラを作ってるかどうかなんだろうな。
(作ってるバンドはまた、早くいなくなるしね)
作り声ではなく、地がキュート声のバンドは好きです。
で、Pipiは、センスの良いナチュラルキュートでした。


UNARM、いつもながらMC多くて、
特に政治向けMCがあまり得意でないわたしとしては(音と音のつながり、ライヴの勢いが中断する)、
MCの多いライヴは、普段は決して好みじゃないんだけど、演奏自体はすごく良かった。
だから素直に聴けた。
不器用だなぁ、と苦笑しながらも。


高松のAKKA、久しぶり。
今では貴重なオールガールズバンド。
ヴォーカル三重、べース愛媛という遠距離バンドになっちゃったそうだけど、
マイペース最強。続けてる。
どちらかと言えば重め暗いめのクラストで、
これまた通常のわたしの好みではないんだけど、
これはこれで、彼女たちの等身大なんだろうな、と。
だからすんなり聴ける。


素直なバンドを立て続けに聴いて、
こちらまで素直になって、なんだか毒気が抜けました(笑)

素直であることは、
従順であることとは違う。
自分に素直にあり続けることは、時として「損」でもあるし、
肩肘張らずにナチュラルに自分であり続けることは、時には難しい。

だからこそ、心温まる&心強い一夜でした。

幸いあれ。
今宵会うひと、みなうつくしき。

ライヴ後は、VORTEX店長ばんちゃん特製のベジタリアンタイカレーをいただいて、
なんだか心があったかくなって夜行バスで帰りました。
No.1126 - 2014/07/13(Sun) 22:17:56
THE SHINING(オランダ)、2014年7月9日@北浦和きゃら / お京
THE SHINING(オランダ)、良かった!

ふらりと行ったTHE INFINATE REIGN OF MADNESS JAPAN TOUR 2014が良くて、
思わず、シャイニング、もっと聴きたい!
と、予定をチェックしてしまったお京です。

7/10@高知カオティックノイズ
*台風8号の影響で、行かれるかどうかわからないそうです。
いらっしゃる方、ライヴハウスに確認なさって。

7/11@岐阜、柳ヶ瀬ANTS

7/12@岡崎RAGSLOW

7/13(日) UNITED THRASH NIGHT vol.91@アースダム
CRUCIAL SECTION、THE SHINING (from NETHERLAND)、ACUTE (from 岡崎)、EARTH FEDERATION (from 大阪)、SAIGAN TERROR、LITTLE BASTARDS、SQUARE THE CIRCLE
OPEN 17:00 START 17:30

高知以外にも、今週中のライヴは台風情報要チェックですね…

さて、お京が本日、仕事あとに走って行ったのはこちら:
7/9 ガラシャツ集会:CRUSIAL SECTION/THE SHINING(from NETHERLANDS) [THE INFINATE REIGN OF MADNESS JAPAN TOUR 2014]
ACT. (1)三日月爆音団
(2)NAMASTE
(3)CRUCIAL SECTION
(4) FINAL BOMBS
(5) THE SHINING(from NETHERLANDS)
(6)PEST
OPEN. 18:00 START. 18:30
ADV. 1700DOORS. 2000TICKET.

…きゃらって、トップがほぼ必ず三日月爆音団かPESTなんだよね(笑)
だから必死で走りました。

北浦和は、神奈川県民お京にとっては、えっらい遠いのです。
おまけに平日でもスタート早いから、
行くにはちょいと「えいやあ」てな思い切りが要る。
だけど、いったん行ってしまえば、まず必ず、心から
楽しい!!
と言って帰れる場所。
そして今日も、まさにその通りでした。

トップからキュートで気分が上がった三日月爆音団も、
久しぶりに見てますます素敵になっていたFINAL BOMBSも
(クマさんは昔から間違いない!けど、
40代、それも後半になってから俄然、ステージ映えする艶やかな男になったギターの藪さんも凄い。
あんなふうに歳を重ねたい)
そして客席にモッシュピット(!)ができるぐらい楽しかった、締めのPESTも

どれも楽しかったんだけれど、今日はTHE SHININGが良かった!!

もうずっと、来日または上京バンドのライヴ前にそのバンドの音源など聴いて「予習」するのはやめている。
もともと好きで聴いてる音源は別として、わざわざ聴くことはしない。
ことPUNKに関しては、わたし、完全にライヴリスナーだ。
思い切り楽しんだライヴの後は、余韻を楽しんでしまって音源で上書きする気になれない。
そして余韻醒めやらぬうちに次のライヴへ。
かくて気付いたら、長の年月を音酔い状態で過ごしてきた気がする。

今回のSHININGも、半ば意図的に、白紙状態で聴きに行った。
いくつか見かけたネット評は良かった。
でも、まあ、ショップのサイトはたいがいバンドに好意的だからなぁ…

で、初見。
これがめちゃめちゃ、楽しかった!

ライヴ通ってて何が楽しいと言って、
たまたま、何気なく聴いたバンドの音にものすごく惹かれて、
その音のままに動いてしまう瞬間だ。

一期一会。驚き。笑い。
次にどんな音が来るのかわからぬまま、
とっさに音に反応する魂と身体。

ライヴ通い冥利に尽きる。

好きなバンドを聴きに行って楽しいのは、ある意味想定済み。
わたしは、ライヴで出会う、予想外の驚きを愛する。

そして今夜のTHE SHININGのライヴは、わたしにとって、そんな感じだった。

カチッとハマるべきところに絶妙に音がハマって、
とにかくえらい気持ちよい音。
クラシックなハードコアでありながら、みずみずしい。
血が騒ぐ。笑う。
気がつくと客席にモッシュの輪。
不思議。音とリスペクトだけがこの場をつないでる。
たとえ、この音が響いている瞬間だけでも、
なんという、一期一会の驚き。

そんなわけで…
実は、もっと聴きたくなって、ツアーの残りをチェックしたのですよ。
(こんなに良いのなら、初日ムーンステップ、行けば良かった!)

日程と場所がうまくかみ合う方はぜひ行ってみてください。
No.1125 - 2014/07/09(Wed) 23:29:27
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