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diario al viento

でぃありお・ある・びえんと
2015/1 メール変更しました。vientomustang66、@マーク以下はexcite.co.jpです。
2006/8より、「風の航海日誌」の更新は止まっています。
こちらには時々出てきます。

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2013年11月16日、四日市VORTEXにて / お京
11月16日は、ACROSTIXの、活動休止前の最後の四日市でのライヴでした。

客席はしんとしがち。
その中、いつもと変わらず淡々と、けれど丁寧に想いをこめた、ACROSTIXのライヴ。

2010年の、ACROSTIXレコ発&VORTEX10周年の頃。
ギターのいとりんが、仕事でそれまでほどライヴが出来なくなる、ということで脱退する、別のギターを入れる、という話に一旦なってた。
でも、ライヴがたくさん出来なくてもいい。ACROSTIXはこの三人でやっていこう。そう結論して、続けていた。

やってみないとわからないことって、ある。

最後から二番め、Remind of Soulの前に、ベースのしんちゃんが言った。

これは、波は自分でおこしていかな、って曲です。
今は、落ち着いてるだけ。でも俺は、自分で波を起こしていきたい、引っ掻き回していきたい。
娘が、お父さん、この絵(両腕一面の刺青)、いつ消えるの、という。
これは消えないよ。

そして、細い両腕を高く上げる。
なんのトクにもならん。むしろハンデばっかりや。
それでも俺は、PUNKが好きやし、誇りやから、ずっとこのまま、生きていきます。

俺は、死ぬのが怖い。死んだ後のことは怖くないけど、だって俺、まだ何も出来てないもの。明日死んでもかまわないよう、死ぬ気で生きていきたい。
俺は35歳にして、気付いてしまったから、いろんな人たちと出会って、また、自分の作った曲に気付かされてしまったから、引っ掻き回していきたい。
今の自分にできることをめいっぱいやっていきます。

ACROSTIXらしい、しんちゃんらしい、区切りでした。
わーっと湧くことは出来なかったけど。

ありがとう、四日市&ACROSTIX。
わたしが一番つらかった時期に、別の風を感じさせてくれて、わたしを引退から遠ざけてくれた若きPUNXたちよ。
三人それぞれのこれからに、幸いあれ。
No.1114 - 2013/12/07(Sat) 14:59:52
今年後半最高のライヴ / お京
2013年11月15日、四日市VORTEXでのネメシス…

ライヴ後、肉体的感覚が全部麻痺して、放心状態になるくらい良かった…

本当に良かった。
今を肯定できるのだ。
今の、自分自身も含めて。

そして、自分が本来、音の中でくたばりたいと思ってる人間であることを思い出した。

死に場所があるんだ、わたし。生きる場所と。
怖がること、なかった。
どうなろうと、ならなかろうと。

ネメシス、ありがとう。

そんな感じです。
No.1113 - 2013/12/07(Sat) 07:48:55
ネメシスのツアー / お京
とあるひとが言っていた。

こいつら、見たいもん。大好き。かっこいいよ。
(と、ライヴ前にステージの上でなんとなく動き回ってる、ネメシスのヴォーカル、勇人君を指し)
こいつら、真面目じゃん。
で、かっこつけようとか全く考えてなくて、無様じゃん。
それがカッコいい。

……俺たちも、昔はそうだったのかもしれないな。
自分たちでは、気付かなかっただけで。

***

心が洗われるような

あ、最初にPUNKのライヴ行った時、こんなだった!
と思えるライヴです。

ネメシスツアー、お近くの街に行ったら、ぜひ。
No.1112 - 2013/11/13(Wed) 20:35:55
Time flies / お京
フラメンコの先輩から電話があって、
胃の調子が悪かった男師匠の精密検査の結果、
胃の入口付近に3センチぐらいの癌。進行度は5のうちの2ぐらい、進行は遅く、転移もしてない。
何もせず放っておいた場合の余命は5年ぐらい。
抗がん剤治療はできない。

ただ、切った場合には、抗がん剤治療になるので、
そうなった場合、手術後の5年生存率自体は8割ぐらいなのだけれど、お年だし保証はできない。

自分の親だったらたぶん無理には手術しない、と。

たぶん、師匠は手術しないでしょう。
5年生きたら90代後半。
癌でなくても天寿と言えるぐらい。

あと5年は、皆に教えられるんだなぁ、と喜んでいたと聞いて

……。
覚悟は、してました。
まだ、実感わかないけど、歳が歳だし、そうずっと一緒にいられるわけじゃない。
わかっちゃいたけど…

不肖の弟子ですが、感謝はしてます。
離婚して家に戻り、立ち直っていく過程で、師匠たちのスタジオに帰れなかったら、あなたは踊る人だと言われなかったら、わたしもっとしょうもない人間になっていたかもしれない。
見ててくれる人たちと、自分の軸があれば、人間、そうそうぐれたりはしない。
フラメンコは、娘の存在以外では、自分の人生を建て直すための、最初の足がかりでした。

こちらの年齢も年齢だから、自分を育ててくれた人たちとの別れが、この先続くのでしょうね…

今はわたし自身が、次を育てる世代に。
大丈夫なのか?いまだにわたしの人生は、望みもしない波乱に富んでいる。

人生、何があるかわかりませんが、出来るだけ、丁寧に生きたい、と思う今日このごろです。
No.1111 - 2013/10/26(Sat) 07:25:48
ネメシス(博多)晩鐘ツアー2013 / お京
いよいよ来月!
お京の若手イチオシのひとつ、博多のネメシスのツアー日程です!

11/8(FRI) @津山K2
E.A.T.E.R(Sweden)
VENDETTA
ZETU
ネメシス(博多)
STICKYS
SKIZOPHRENIA
LAST

11月9日 土曜日
意志貫徹GIG vol.14
暁鐘-gyoushou-TOUR 2013
at RED DRAGON
18:00open/18:30start
ADV 2000/DOOR 2300
ネメシス(博多)
DEMOLITION
OUT SIDER
ORDER
J×F×C
SYSTEM FUCKER

11月10日(日)@初台WALL
アクタレ
end of seeds
902
ロケット
チェリオ
pest
ネメシス
三日月爆音団

11/11(mon)横浜B.B.STREET 《MY WAR vol.10 -ネメシス暁鐘ツアー》
THINK AGAIN
ネメシス
OLEDICKFOGGY
ENSLAVE
NO EXCUSE

11月12日(火)@音楽食堂SESSION
NEMESIS(福岡)
己是
BAND OF ACCUSE
-DJ-
nob

11月14日(木)静岡@磐田FMステージ
ネメシス
TEXAS HOLIDAY
902
スタート20時

11/15 (FRI) at VORTEX [SOUND HERESIES] "暁鐘gyoushou tour"
ネメシス(福岡)
FOLKEIIS(名古屋)
ACROSTIX

11/16(土)@大阪CLAPPER
MASTER VIBRATION-[KiM「俺達は俺達の街で俺達のルールを描く」レコ発ギグ]
【出演】
KiM
FIVE NO RISK
EX-C
ギャーギャーズ
gnkosaiBAND(横浜)
ネメシス (福岡)
OPEN/18:00 START/18:30 前¥1,800-(1D別)

11/17(日)@高松TOONICE w
■ウサギバニーボーイ (広島)
■CUSTUM NOISE (京都)
■ネメシス (福岡)
■Cafeteria
No.1110 - 2013/10/19(Sat) 22:33:05
踊っていればわたしは幸せ / お京
昨日は、ものすごーく久々の、フラメンコのステージ。
老人ホームの慰問。

午前中、少し公演スペースを使える時間があったので、
簡単に場当たりだけして、
2時半からのマチネに臨む。

久々過ぎて、
ステージ初めての後輩はおろか、
さんざん舞台に立ってるはずの先輩、
果ては師匠までがナーバスになっている。

わたしは昔から、無駄に本番に強く
ここまで来たら、ありものでどうにかするっきゃないわよ、と腹をくくっている。

考えたら、このふたりとのステージは初めて。
頼もしい、と笑われた。

はればれ踊った。
厳密には、トチッたとこもあったけど、
まあなんとか最後までサクサクつながって良かった!

ホームの入居者さんたちには、
寿命が延びるようだ
と言われ

普通の公演とはまた違った充実感。
無表情と聞いていたお年寄りたちの笑顔に、
なんだかこっちが感動しちゃった。

ホームの日常とはまた別の風を送ることができたなら。

終わってすぐ、
次はいつですか?
と訊かれた。
しばらく慰問公演かな(笑)

楽しかった。
踊ってさえいれば、わたしは幸せ。

その幸せ、わくわくを
見た人にもおすそ分け、できるといいなぁ。
No.1109 - 2013/08/05(Mon) 20:50:40
RADIO ACTIVE STARS、CD-R発売 / お京
この前わたしがここに立ち寄ったのは、手術の直後でしたね。
順調に回復しています。
でも、眼に衝撃を加えない方がいいので、
ライヴではまだ当分、医療用ゴーグルをつけるかもしれません。


昨日、2013年7月7日、
梅雨が明けて急に熱くなった空気の中、
埼玉は北越谷に、RADIO ACTIVE STARSを聴きに、コトコト鈍行に乗っていきました。

このたった3、4ヵ月のうちに、気持ちの上でいろいろありまして、ありすぎて、

楽しいことは楽しいんだけれど、
ひとり、素の状態に返って、極上のlove song聴きたいなと思って。

『NOISE+ALCOHOL=MUSICK?VOL.2』
2013年07月07日(日)
@埼玉県(北越谷SOUND STUDIO GREGORI)
OPEN 15:30/START 16:00
(1)OSEN
(2)croppedmen
(3)foolishness
(4)RADIO ACTIVE STARS
(5)いきざし

正直に白状すると、スタジオライヴだし、
狭いだろうしライヴ向けに作られてるわけじゃないし、
おまけにスキンズ系のバンドまで出るスタジオライヴってどんなん?
…というわけで、RADIO ACTIVE STARSは聴きたかったものの、あまり期待はしていませんでした。

ところがどっこい、いい意味で裏切られ、すっごく楽しかった。

スタジオとは言え、そこそこ広さがあって、聴く側にもスペースがある。
空調も効いてる。
ドリンク価格も、スミノフで300円、とすこぶる良心的。
音も、バンドによるけど、生っぽくて良かった。

で、結局、全バンド、楽しく踊りました♪
CROPPED MENやFoolishnessは、たぶんわたし、何度かちらっと遭遇してるはずなんだけど、
ちゃんと聴いたのは初めてだったかも。
一期一会の、魔法。

だけどなんと言っても、RADIO ACTIVE STARSでした。
このメンバーになってから都外でやるのは初めてだそう。
ギターの神誤ちゃん、
体調を崩して入院し、点滴生活をしていたのに、
一日早く退院してライヴに直行!

レディアクの曲は、全部、love songだ。
それも窮屈でない、生きることそのものへのlove song。
音と一緒に、時間の流れる音がする、
流れて行ってほしくなくて、
笑いながら涙がこぼれる、
すうっと気持ちが透き通って、
途方にくれるぐらい、
音と自分の境目が溶ける。

つらいときには、つらいなりに顔を上げさせ、
不安なほど楽しい時には、楽しいまま我に返らせ、

レディアクのlove songは最高。
ライヴ聴きながら泣いちゃった。
人生を愛しながら、生きていこう、生きてゆける、と。


今日、仕事から帰ってから、昨日、先行販売してもらったRADIO ACTIVE STARSの新譜を聴きました。

「RADIO ACTIVE STARS」
1. JOLLY ROJER
2. TRUE RIRE
3. そんなときは

歌詞カード見ながら聴いて、
不覚にも、またしても泣きそうになりました。

最高の、love song。

ヤボは言いません。
久々のクリティカルヒット。
オススメです。

そんなわけで、生音派で、ふだんはライヴの余韻に長くひたり、
音源はそれほど聴かないわたしですが、
インランとレディアクは珍しくヘヴィロテです♪

次回のRADIO ACTIVE STARSのライヴは、これ!

7/26(金) 【共生デモンストレーション】SYMBIOSIS DEMO. Vol,4

【Bar Side】
三上寛
イノトモ
バラッドショット
HOWLING ROCK A GUERRILLA

【Hall Side】
C×B
WORMS'MEAT
CONPACT CLUB
RADIO ACTIVE STARS

OPEN 18:30/START 19:00 前売 1700円/当日 2000円(別途ドリンク代 500円)

※RADIO ACTIVE STARS 三曲入りCD-R発売(初回限定ステッカー付)

RADIO ACTIVE STARSの出番は最後の方と聞きました。
わたし自身は、26日は行かれるかどうか微妙なところですが、
ご都合つく方はぜひ!
No.1108 - 2013/07/08(Mon) 22:31:42
ご心配くださった方々へ / お京
昨日、手術しました。
怖かった(笑)
眼の手術はわたし、たぶん6回目ですが、
眼を閉じないで(あたりまえ)
ずっと見開いたまま見てなくちゃならないのが精神的にきつい。
逃げらんない感がハンパでない。

起床時間です。
おなかすいた。

明け方トイレ行ったら、
コンタクトも入れてないのに細かい注意書きの文字とか、顔近づけずに読めて感動。

(今だから言えますが、
ここ半年ぐらい、
近くのもの以外は、ほとんど見えてなかったのですよ)

まだまぶしいですが

たぶん、うまくいったんじゃないかと思います。

おなかすいた(笑)

みなさまいろいろありがとうございました。
また、遠からず遊びに行けると思います。
No.1107 - 2013/04/27(Sat) 06:28:11
Kiss the day goodbye / お京
笑って、仕事して、落ち込んで、ライヴに行って、笑って、踊りに行って、仕事して、笑って、
相変わらずめまぐるしくて
、まるでつなわたり。

…でもね。
やっぱり、ライヴ行くことからも完全隠居はしなくてよかったなって
しみじみ思った。

よかったな、っていうか…

結局、これが、自分に素直な在り方みたい。

本当に、今!聴きたいライヴだけは、とことん、聴く。
遠征してでも聴く。

…なんか違う、
もう好きではいられない、
と思う日が、いつか来たとしても

大好きでいられる間に
大好き!を尽くしたことを
後悔したことは一度もない。

以前よりさらに
厳選はしますが、
好き、に関しては、
もやもや、しなくなった。

わたしが隠居しかけた時、
わたしを引きこもりから引っぱり出してくれたのは、
未来を感じることが出来るバンド/ライヴ/場所ばかりだった。
年齢に関わりなく。

未来の気配が、
わたしを引きつける。
それだけ。

今はこれでいいや、と
ライヴに行って、
いろんな人たちと、じかに話すたびに思う。

なんか、最近、いろいろ、もやもやしてる人が多い。

だけどわたしは、少しだけ早く、
ライヴに関しては、
そのもやもやから抜け出せたのかもしれない。

とんでもなく苦い杯と引き換えだったけれど。
(そしてわたしは、もしかしたら一生、心の中で
それと向かい合いながら生きていくのかもしれないのだけれど)

わたしが、あまりもやもやせず、
そこにフツーにいることで
いくらかでもほっとしてくれる人たちがいて

相手がふっと和むのを感じて
なんとなく、気持ちがあったかくなる自分がいて

もちろん、その音楽が好きだから、ライヴに通うのですが

音源ではなくライヴなのは、
未来に向けて、
ひとりひとりの人間の今が交錯する場所だからかもしれません。

***

ところで、わたし、今月、
ちょっとした眼の手術を受けます。

手術自体はヘヴィなものではないですが、
もとがone-eyedなので、
しばらく身動きとれないでしょう。

特に今年に入ってから、視界が暗くて、
顔を上げてないと気が滅入る。
正直、試練はもうたくさん、とへたれる。

だけど、仕事して、踊りにいって
今できること、やるべきことをして…

あたりまえのことが、あたりまえにできる幸せ。
やるべきことがあるのは、すごくラッキーなこと。

何があろうと、わたしは、
手持ちのものをフルに使って
生きていくでしょう。

そんなわけで、
しばらくおとなしくしていますが
また、戻ってきます。
No.1106 - 2013/04/03(Wed) 07:43:06
我は諸国一見の僧なり / お京
2013年3月23日土曜日、四日市VORTEXにて。
ACROSTIX、NIGHTMARE、FINAL BOMBS、CONTRAST ATTITUDE…

魂がこもった、いいライヴでした。

ACROSTIXは、美しかった。
彼らのライヴは、いつだって、
魂が白く輝いて身体から透き通ってみえる。

お京さん来とるから今日のライヴは間違いないでー!
しんちゃんがステージから叫ぶ。

NIGHTMAREは、予想通り、
VORTEXというハコに見事にハマって、
すごくいいライヴだった。

俺は、何百回もライヴで言ってきた。
この一瞬、この一瞬…
30年間同じことを言ってきた。
間違ってない、後悔はしてねぇ!
とヴォーカルのマー君。
むき出しの魂。
このひとはいつもそう。
ぶれてない。
ドキドキした。

40歳越してから、
めきめき色っぽくなったFINAL BOMBS、
そしてアメリカツアーが決まってますます気合いが入ってる、
企画のCONTRAST ATTITUDE…

良い時間だった。
今は、ライヴがわたしを正気にしてくれる。


バスの時間まで余裕があったので、
軽く打ち上げに飲みに行き、
しんちゃん、いとりんなど四日市勢とテーブルを囲んで
幸せな時間を過ごした。

CONTRASTは、6月に、三重勢として初めてアメリカツアーする。
一週間みっちり、結構ハードスケジュール。
しんちゃんも同行。

新しいことの前の、
ワクワクした華やかな空気が
穏やかな飲み会のテーブルを包んでいて、
そこにいるだけで幸せだった。

お京さんも、行きます?

ああ。外の風を浴びたい。

…12時少し前に、夜行バスに乗るため席を立った。
皆に挨拶し、笑顔で座敷を後にするとき、
しんちゃんが
お京さん、愛してるよ!
と言った。

その晴れやかでてらいのない言葉は、
一服の清涼剤のように
わたしの心をおだやかにした。

ここ2年あまりのあれやこれやで、
打ちのめされていた時期に、
なくしたわけではないけれど、
ほとんど忘れてた。

長いこと、わたしがそれで自分を支えてきた
音楽を媒介としての、リスペクトをこめた愛、
同じ時代を生き抜く者同士、戦友としての同志愛…

愛のかたちは、ひとつじゃない。
閉じない愛を生きることなら、
今のわたしにもできる。
性別、立場を問わず、
閉じない愛をわたしに向けてくれる、
あちこちの、音に憑かれ、
そしてぶれてない人たちのおかげで。

わたし、大丈夫、正気になれる。

普通の幸せ?には何故か縁遠い(笑)けど
わたし、やっぱり、
それなりに果報者なんだな、と。
友よ、ありがとう。


…ライヴでは、
能で言ったら、
もちろんバンド連が仕手(シテ。主役)なのだけれど

わたしも傍観者ではなく、
たぶん能の脇(ワキ。たいがい、諸国一見の旅の僧で、
その土地土地の魂の語りを引き出す)みたいな存在なのかもしれない、と。

その日のライヴ中、
ふとそんな風に思い、

わからなくなってきてた、
ライヴと今の自分の関わり方が、
自分の中で定まった。

わたし、心の赴くまま旅人でいよう。
魂の声を聴くために。

今のわたしには、
束縛し、束縛されるような「愛」は要らない。

いつか、再会できる日まで、わたしは風でいよう。
ありのままに。
No.1105 - 2013/04/02(Tue) 20:52:05
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