ついででごめん鈴子ちゃんもはぴばー
コバセンBD
毎年毎年、いつものことなのに不思議とうれしいんだ。 植木がそういうのを、多少照れくさく聞く。 そうか、ともありがとうというのもなにか違った気がして、結局不器用に笑って飛び込んできた身体に甘える。 子供体温、という年ではなくなったはずなのに、不思議とやっぱり「こどもだ」と思ってしまうのはどうしてなのか。あまりにも彼がそうで有り続けたからなのか。その心意気や戦い方は、決してこどものするものではなかったはずなのに。
世界を背負いすぎても、彼という命が自分をみつめるということは満たされてたまらない。世界よりも濃密な独占欲。まったく、世界というのは。
「俺も植木に祝われるのはうれしいな」 「本当か?」 「あぁ。ずっと祝っていてくれるんだろう?」 「約束する」 「頼む。それだけで十分だ」 「ダメだ」 「あ?」 「俺が稼げるようになったら、いっぱいプレゼントするんだからな!」
ばかいえ、どんだけもらってると思ってるんだ。 そうと声を上げられれば少し違ったかもしれないがーー
「楽しみにしている」
子どもの誓いが今は未来の匂いをたくさん覚えて心地よいーー |
No.3435 - 2016/12/25(Sun) 21:31:38
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