| 初めまして。友人(外国人女性)の代理で質問させて下さい。近隣商業地区の築80年の木造家屋に住んでいます。周りは伝統産業である染色の小さな工場だらけです。2008年春に越してきて、夏から低周波騒音と思われる連続した圧迫感のある音が24時間、特に2階の南向きの寝室で聞こえ、不眠、頭痛など不定愁訴に悩まされ、薬を服用、耳の検査も正常でした。このような不快感は初めての経験だそうです(高校生の子供も聞こえるそうですが、苦にはならないよう)。私と同行した日本人の友人も偶然同じ音が聞こえ(初めての経験)、2階のベランダで依頼者とふたりで「あっちから聞こえる」と、南側の道路を隔てて1軒おいたマンションの屋上を同時に指差しました。ちなみに、私には全く聞こえませんでした。私が持参した耳栓を依頼者にしてもらいましたが、やはり聞こえるそうです。
市に依頼し、既にリオンNA-18Aで、3日間、朝晩、自宅以外に10カ所周辺で測定済みです。1/3オクターブバンド中心周波数40-80Hzで環境省の心身に係る苦情に関する参照値を上回ってます。依頼人は、当時、他の代理人に全てまかせきりで、結果もその人に「発生源がわからなかった」と一言言われただけで、困惑し、今回私が跡を継ぎ、市と話し合いすることになりました。データを見て何がわかるかご教示願えませんでしょうか。(データのみで文章による報告はありませんでした。)市に説明を聞く前に、理論武装しておきたいのです。注意点などよろしくお願いします。 |
No.595 - 2010/10/29(Fri) 23:21:11
☆ Re: 低周波騒音のデータから何がわかりますか / けろちゃん ♀ [近畿] | | | ライトさん、お返事ありがとうございます。NA-18Aで測定した「F特性」の数値は、2階寝室内3ヶ所で、朝10時頃は、?@89.5?A80.1?B81.2で、非常に高いです。夕方6時半で、?@54?A74.8?B57.1でした。過去の掲示板を改めて読むと、55以下にしないと、眠るのが困難なのですね。家の少し離れた屋外3カ所(近隣商業地域、測定時刻不明)で、F値72.5, 68.7, 63.3です。
超低周波1-20Hzは、上記寝室内朝で、?@はやや右肩下がりのギザギザグラフです。数値は74.6, 75.7, 79.9, 72.2, 75.6, 67.4, 78.2, 75.3, 71.8, 65.7, 69.7, 67.3, 73.3, 65.2 ?Aは右肩上がり、?Bは70前後で横ばいです。
夕方の数値は、?@40前後で横ばい、?A1Hz(48.4)から上がり、10Hz(63.1)を頂点としたゆるやか山形、?B40-50間でややギザギザだが、横ばいです。
1)右肩下がりのグラフは朝の?@のみですが、やはり変圧器が発生源でしょうか。 2)寝室で朝が数値が大きいということは、変圧器以外にも工場がたくさんあり、大きなホテルや会館もあるので、複合的理由によるのでしょうか。
少し前に解決したさゆりさんの例をお手本に、まず、訴える根拠としてデータが必要なので、電柱の下と、依頼者が強く疑っている南側のマンションの屋上を市に測定してもらい、電力会社に変圧器を換えてもらう、という手順にしようかと思うのですが、これでいいでしょうか。 |
No.602 - 2010/11/01(Mon) 00:56:59
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