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戦前ブルース音源研究所 BBS
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★
質問です / ワダ
引用
ブレイクTrue Revolutionのリッチモンドでの録音(18〜20曲目)はギターをアンプリファイドしているとの事ですが、
これはどういう仕組みでやっているのでしょうか?
ここで言ってるのはギターにピックアップをつけてアンプから音を出してるわけではないですよね?
宜しくお願いします!
No.81 2012/01/04(Wed) 23:58:47
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Re: 質問です / 研究所aki
引用
>ワダさん
ご質問ありがとうございます。
私達の戦前ブルース録音に関してのイメージというのは、実は1940年代のポータブル式カッティングマシンの印象が強い様です。
マイク一本の前でギターを弾いて唄うという。
今年のブルースカレンダーに収録されていますブラインド・ジョー・タガードのプレストレコード発見にもありますようにプレスト社のポータブルマシンのイメージが強いです。アランローマックスの40年代の録音にも用いられたと思います。
30年代には、この様な簡易式レコーディング機材が多く販売されておりました。この30年代市販されていたほぼ全てのポータブル・カッティングマシンの機械式構造の図面、電気回路図等の資料を所有しておりますが、これらの機材での録音はフィールドレコーディングと言っても常設ではなく、その場での簡易式録音システムです。
この録音風景の印象がロバート・ジョンソンのジャケット挿絵にもあります。マイク一本ですね。
いわゆるフィールドレコーディングには、常設スタジオがありました。常設スタジオの中でもジェネットスタジオは優れたエンジニアが作業をしていたスタジオで知られます。
それは、セッション曲の演奏楽器のバランスからも判ります。
ロバート・ジョンソン録音より10年程前のジェネット(リッチモンド)録音。
これは、あくまで想像でしかありませんけども演奏者としての考察を加味し、また修正した豊かな音の中から聴こえてくる僅かな情報より判断をしますと。
ピアノ等の大音響に勝るアコギの音を確保し、演奏者が双方の音を充分に感じ合いながらの演奏がそこにあります。
その方法の一つ、私達研究所の答え。
パラボリック・マイクをギターに向けてあります。ボーカルの集音マイクは別にあります。
マイクロフォンは複数です、それをモニター用のラウドスピーカーから出しております。
その入力のバランスを取った音をカッティングしたか、もしくはスタジオ内の音量バランスを取った音をさらに集音用マイクでとったか・・
いずれにしても、一度アンプを通した音です。
30年以降のグラフトン録音では、ブレイクはピックアップのプロトタイプでも装着したかのような音です。
この様に、エンジニアは私達の今までの既成観念からかけ離れた技術を駆使し、試行錯誤をしておりました。
特にブレイクの1929年8月のセッションでは、リゾネーターのようなメタリックな音と表現された評論家の方もおりますように、普通の音ではありません。
残念ながらリゾネーターではありません。
アンプです アンプ(笑)
パラボリックマイク→ラウドスピーカーというアンプを一度通した音です。
これが私達の見解です。
1920年代後半にはこの様な録音をしてます。マイクは複数本あるのは当然です。
しかし、その後ロマックスの様な完全なフィールド録音 (道端録音ですね)をされたのが、ブルースマン達というイメージが10年後のイメージ。
このアンプりファイドした音の考察も私達以外にはおりませんので、当研究所の会員の皆さんと認識を共有出来ましたら幸いです。
また別な物証などがありましたら、見解も変わるかも知れませんが 今のところはこれが最有力説となります。
ジェネットですが、今回は半音程度の再生音の違いがありましたが、一音程度の修正が必要な曲もあります。
彼らは完全なる確信犯で、完全な管理で回転速度を操作してます。それはレコードに刻まれた音が証明します。
より細かい資料情報はメールにてお応えも出来ますので、お気軽にご連絡下さい。
No.82 2012/01/05(Thu) 10:30:21
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Re: 質問です / ワダ
引用
こんな詳細な回答が頂けるとは思いませんでした。ありがとうございます。
なるほど、
複数のマイクで音をひろってスピーカーから増幅した音を出してるということですね。
その当時ピアノに負けない大きな音を出すには
そんなにも大掛かりな準備が必要だったんですね。
録音方法ひとつとっても戦前ブルースはやっぱり興味深い!
No.83 2012/01/08(Sun) 13:17:31
★
23トラックめ? / 野口
引用
明けましておめでとうございます。
本日無事に、「Arthur ”Blind” Blake True Revolution」を受領しました。
さて、CDプレーヤーにかけると、23トラック有るという表示が。
ブックレットには22トラックまでの情報しかないし、何だろう?
23トラック目のデュエットの曲の情報を教えてください。
No.76 2012/01/02(Mon) 14:25:49
☆
Re: 23トラックめ? / 研究所aki
引用
ハハハ これは隠しトラックでございます。
ライナーにて ブレイクの天才振りをご説明してあります。
その立証の為のブレイクの名演を挿入してございます。
同じ曲ですが、演奏キーも異なるし録音時期は2ヶ月も経ってます。しかし、演奏のタイミング、タイム感は寸分の狂いも無く演奏をしているのです。
この曲は、会員の皆様の研究参加の最大の検証材料です。
True Revolution CDは、既存の音楽業界の商品としてのアルバムではなく完全に一線を画する研究資料であります。
ライナーと合わせてお聴き下さるとより感動します。
この検証をした時、山本所長様よりボーナストラックに入れる様にとのご指示が下りました。
町田広報様より、アーサーブレイクダウンの終了10秒程度あとに急に始まるというサプライズはどうでしょう?とのご提案がありました。
という事で・・・隠しトラックとしてあります。
何度も聴くと気持ち悪いので飛ばして聴いて下さい(笑)
野口様が、一番のご質問でしたw Good!
No.77 2012/01/02(Mon) 21:06:53
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Re: 23トラックめ? / 野口
引用
野口です。
> ハハハ これは隠しトラックでございます。
>
> ライナーにて ブレイクの天才振りをご説明してあります。
> その立証の為のブレイクの名演を挿入してございます。
>
> 同じ曲ですが、演奏キーも異なるし録音時期は2ヶ月も経ってます。しかし、演奏のタイミング、タイム感は寸分の狂いも無く演奏をしているのです。
>
23トラックは、Early Morning Blues (3057_2)と言うことでしょうか。
難しいです。
Robert Johnson Blake True Revolutionも期待しております。
大好きな「地獄の犬」がどのように変化するのか楽しみです。
No.78 2012/01/03(Tue) 09:29:53
☆
Re: 23トラックめ? / 研究所aki
引用
野口様
ご説明不足でした。
当CD内に収録してございます2668-2 Early Morning Bluesを修正回転速度、同曲3057-2も修正回転速度へ直しました。
ライナーの通りこの2曲の録音回転速度は全く異なります。
演奏キーも異なり、録音時期も2ヶ月異なります。
しかし、修正後の2曲を同時再生すると、全く同じタイム感であり、この驚愕の天才振りには驚くばかりです。
と言う事で 23トラックは両曲のミックス音源となります。
No.79 2012/01/03(Tue) 13:41:02
☆
Re: 23トラックめ? / 野口
引用
野口です。
>
> しかし、修正後の2曲を同時再生すると、全く同じタイム感であり、この驚愕の天才振りには驚くばかりです。
>
> と言う事で 23トラックは両曲のミックス音源となります。
そうでしたか。
わからなくて当然でしたね。
No.80 2012/01/03(Tue) 14:16:27
★
今年最後の記事アップ / 研究所aki
引用
今年は研究所にとって素晴らしい成果を残した一年でした。
「世界の音楽史を揺るがす発表!」
これは、間違いなく試練の幕開けとなります。
今日は大みそかですが、チャーリー・スパンドのOkeh社テストプレスSP音源を集音検証してますw
今年最後の記事は、ブレイクのフライヤーを2枚。
(Topページ右 ニューストピックスより)
皆様からの熱き想い、ご感想、お応え出来る様に頑張ります。
ブレイクとロニー 2枚のTrue Revolution CD。
ご理解下さった会員の皆様に厚く御礼申し上げます。
これで、ルーツ音楽を敬遠していた人にも楽しんで頂けるはずです。
戦前ブルース音源研究所 菊地 明
No.75 2011/12/31(Sat) 10:40:33
★
(No Subject) / オカチャン
引用
研究所様のおかげで新たな体験を出来た事に非常に感謝しています。
二枚とも心地よく聴いています。
ロバート・ジョンソンも期待しています。
No.72 2011/12/25(Sun) 17:46:42
☆
Re: / 研究所
引用
オカチャンさん
この感動は、既に検証用CDとして完成を済ませている
Blind Willie McTell
Mississippi Sheiks
Tampa Red
Robert Johnson
と感動は続きます。
CDとしてリリースするかは、現在未定ですがログイン会員様には 必ず配布可能としたいと考えてます。
まずは、Blind Blake、Lonnie Johnsonを広くブルースファンの方に聴いて、本当の演奏者の表現力を感じて欲しいです。
2枚ともご理解下さったオカチャンさんには、必ずRobert Johnson True Revolutionをご堪能頂けるチャンスをお約束します。
No.74 2011/12/28(Wed) 09:35:41
★
ブレイク / ワダ
引用
ブラインド・ブレイクのTR 昨日無事届きました!
この3連休は仕事ばかりで冴えないクリスマスとなりましたが、
ブレイクを聴いて光が射しました。
正直このTrue Revolutionを聴く前は
ブラインド・ブレイク、確かにすごいのは分かるんだけど、
なぜか好きになりきれない、
ぼくにとってそんな存在だったのですが、
やっぱりハヤマワシのせいでした。
True Revolutionのブレイクを聴いてからは
心からブレイクがお気に入りのブルースマンだと言えるようになりました!
No.71 2011/12/25(Sun) 13:58:08
☆
Re: ブレイク / 研究所aki
引用
ワダさん
良かったですw 私もブレイクの全てがハヤマワシだと知った時はショックでした。
だって今まで聴いて来たブレイクの何を信じたら良いのか…
その真相に辿りつくまで、随分時間がかかりました。
You Gonna Quit Me Bluesの唄を聴いているとLord,Lordの音程の外れる感じとか、お〜すげぇと大感動してます。
No.73 2011/12/28(Wed) 09:19:46
★
BSR 103号 素晴らしい雑誌です。 / 研究所aki
引用
見どころ満載!最高なブルース&ソウルの年末です。
103号 全ての記事が音楽への愛情いっぱいの記事となっております。 そして編集後記の濱田編集長の心意気に私は感動せずにはいられません。
皆さん是非 ご購入下さい。
No.70 2011/12/22(Thu) 10:48:55
★
true revolution いやー、いいです。ありがとうございます! / ワダ
引用
lonnie johnson true revolution
届いてから数週間経ちましたが、
聴けば聴くほど味わい深いです。1世紀弱昔の演奏がこんなにも鮮明にせまってくることに感動を覚えます。
夜の定番になりました。仕事終わってからロニーの演奏を聴くとホント癒されます。
ブレイクも楽しみにしております。
それとやっぱりロバートジョンソンのtrue revolutionも聴くことができたら最高です!是非おねがいします!
No.68 2011/12/17(Sat) 11:39:33
☆
Re: true revolution いやー、いいです。ありがとうございます! / 研究所Aki
引用
ワダさん
私もロニージョンソン昨日も聴いてましたぁ。
本当にすごい演奏です、迫ってくる唄声とギターの音。
これを楽しまずにいられません、そして今日ブレイクが仕上がってきます。
今年のクリスマスにブレイクの歌声と演奏が蘇ります。
これが私のブレイク検証の集大成です。
「Arthur 'Blind Blake True Revolution」
そして死の真相の記事がブルース&ソウル・レコーズ103号(12月24日発売)で明らかにされます。
もちろん日本で初のブレイクの死亡証明書発見のセンセーショナルなドラマがそこに発表されます。
Robert Johnson True Revolution は、積極的なご理解を下さった研究所員(ログイン会員)の皆様へ、研究資料としていずれ配布したいと考えております。
当研究所は、まだまだブルースマンの魂を呼び起します。
No.69 2011/12/20(Tue) 07:08:20
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