Diary



2014/12/23 : アニ銀4期お祝い&ジャンプ感想50
まず、一言。
年越せます、ありがとうございました。


で、ついにアニ銀4期決定おめでとうございます!!!
やふーのトレンドで初めに知ったんですが、家でよかった、思わずガッツポーズしてたから。

もう、頭の中は、これで攘夷過去編が見れる攘夷過去編が見れる、暗殺編までやるよね、銀高の絆を映像でやられたらほんとに死ぬと思うけど望むところだ、しかありません。あと、男女逆転編も好きなので楽しみです。
これで来年も生きていける。ありがとうございました。

劇場版ですら「完結編」と終わる終わる詐欺をされた銀魂ですが(空知先生のコメントは秀逸すぎる)、ファンはそれに騙されたいからいいのであります。第一話なんだろう!


さて、以下ジャンプ感想です〜。

暗殺編ではこれまでの耐えた10年を吹き飛ばすほどの飴と、唐突に訪れる絶望を交互に味わわされ、オタクを長くやっていますが、これほどジャンプ基準の生活になったことは覚えがないほどの濃密な数か月を過ごすこととなりました。
正直、暗殺編が収束して、安堵により脱力しました。ほんとよかった……。

一度、収束ですよね?
これ、政治的敗北は喫したのかもしれないけど、ひとまず病院にみんな行ってくれるんですよね?
(完全に強欲の罪ですが、銀高の病室同じで、ナース姿のヅラが待っていて説教してくれてもいいんですよ!先生!)


船団で助けに来てくれたのは松平のとっつあんでした。沖田達はそのまま近藤さんの方へ。(ここにきて、初めて暗殺編で山崎を認識したのに衝撃を覚えました笑、さすが地味キャラです)
沖田は基本、近藤さんを護ってる時が一番かっこいいですね!いいとこ持ってくんだから!
沖田は、近藤土方の両名がいるときは、正統派のかっこよさですが、神楽とか神威とかそよちゃんとか信女とかしかいないときは、黒い面が出るところが一番ツボです(「俺、一応、仲間ですから」みたいな危ないところ)。

将ちゃんの話を聞いていると、これからは乱世編なのかなと思ってしまいます。時々忘れてしまいますが、やっぱり銀魂って幕末なんだな、と。
将ちゃんはやっぱり国のトップだなという感じがします。それでも攘夷戦争のころとかは、力が及ばなくて苦しんだことの方が多かったはずで、桂が認めたのも分かるんですね。(ヅラはバカのくせに、人を見る目は長けてると思います)
私は攘夷クラスタですが、高杉も桂も国のトップには向いてないと思うんですよね。吹き飛んでるし、時代ごと動かす力なので、革命家に近い。一般人はついていくと不幸になる。その中で、高杉は動、桂は静のカリスマ。逆に将ちゃんは時代は動かせないけど、いい施政者になるから、民は幸せになれる。

烏時代の信女が、先生に手習いをうけてるところかわいかったです。この時の何らかの教えが、さぶちゃんの手を取るきっかけとなったのかしら。
そして、朧の先生への執着はなんなのでしょうか。しばらくもう疲れたので休みたいですが、掘り下げが待ち遠しいです。
先生の「奪うことしかしてこなかった」は、やはり奈落三羽ということなんでしょうか。松陽先生の話だけで数か月できちゃうんじゃないの……。
そして、先生の言葉は、読者も授業を受けているような気持になりました。「人は思ったより自由です」の先生がすごく幸せそうで、すごく元気になりましたね。早く銀さんたちが、この心を知れますようにと祈るしかない。早く彼らの中で、先生を護れなかった罪が薄れて、先生を幸せにできたことが多くを占めればいいです。

そして、生存が確定した今、ようやく萌えとか思えるわけですが、銀時に面を投げる高杉とかほんと萌える。かわいすぎる。

今週の最大ヒットは、高杉の腹を除いて、すべて喧嘩により生成された傷により歩けなくなった銀高が夜兎兄妹に抱えられていく可愛さです。もうここに萌えられることが幸せです。
何度も言いますが、夜兎兄妹には土下座したい。暗殺編最大のMVPです。ほんとに。
もはや話す気力もないお二人が素直に肩を預けてよりかかっていると、すごい嬉しいですよね。特に高杉と神威の人間関係がよくわかる。じつは神威も自分と対等な立場で向き合ってくれる友達として高杉にはまってしまったのではないかと思います。惚れちゃうよね。
抗うのが、あの男の弟子であるお前たちの運命なら、って……。攘夷派運命的すぎるんですが。三人そろっての名乗りはおあずけですが、待ちます。攘夷クラスタの忍耐強さは自信あります。
この時、高杉がすごい悔しそうな顔してて、もうこんな人間味だされたら惚れ直さずにはいられないですよ。暗殺編はこれまでひた隠しになっていた高杉晋助の人格と、銀時との絆ですよ。おなか一杯。銀時も予想以上どころか自分の侍と言っていいくらい高杉が好きで、感無量としかいいようがないです。


で。

あのアイコンタクトは、本気でけしからん。

全ての会話がなされてるじゃない……。完全に仲直りしたといっていいんですよねこれ。ありがとうございます。

もう別々のところに離れて行っても、全然へこまないです。だってもう、俺にはお前が、お前には俺がの関係ですよ。気持ちは一番わかってるんですよ。半身ですから。
去っていく銀さんと高杉の目が燃えてるのもたぎります。


さて、土方にライターを差し出して顔を燃やす沖田君。沖田のこういうところ大好き!!ひさびさのギャグが戻ってきて、ようやく笑えた気がします。

銀さんの命を救ったのが、ジャンプというのも銀魂らしい笑
そして、最後にすごい笑ったんですが、あれさっちゃん、銀さんの股間に抱きついてない?笑 腹を刺されながらもこの子は絶対大丈夫だと確信しました。がんばれ全蔵。

長い長い暗殺編。
攘夷クラスタで慰め合い、励まし合い、感想を読みながら整理をつけ、ジャンプを起点にしながらなんとか仕事に行った日々。
帰ってきたのは、銀時と高杉の唯一無二の絆、村塾と先生の宿命でした。本当にありがとうございました。

新春は、ぜひとも病院編をお願いしたいです。
(さっき読み返して思ったんですけど、春雨って艦隊に囲まれてましたが、高杉帰るんですけど大丈夫だよね?)(江戸病院編がみたい!)




2014/12/16 : ジャンプ感想49

報われて、あまりある……です。
以下、反転でお願いします。



潔く銀高パートだけ行きます。


読み終わって一番最初に思ったのは、夜兎兄妹に土下座したい。ありがとう……!!!ということです!
「どちらがここでくたばろうが、どちらかが必ずテメェを地獄に送る」とか怖いことをいう大人を、「残念、どっちも死なないよ。俺が殺るから」と吹き飛ばしてくれる神威。銀さんを護るべく、立つ神楽。ほんとかっこいい。傷ついた大人を、救われたことのある子供が助けに来てくれる感動はすごかったです。


そして、ついにツイッターの検索で「銀高 公式」が予測変換?のようなもので出る事態となりました。苦節10年。私たちは理想の銀高として願いつつ、ここまでを想像できたでしょうか。

銀時の「だが、この世で誰よりもこいつの気持ちを知ってるのは、この俺だ」「最も憎んだものは同じだ」って、プロポーズすら超えて、魂の半身であり、唯一無二であり、言葉では言い表せない。しかも、この言葉を高杉が聞いてるのもね、悶えますね。反応はないですが、いや反応がないくらい高杉にとっても自明のことなんだと思うと、これまで高杉を敵として真選組とかと共闘して倒しちゃうんじゃなんて怯えてたのがウソのようです。本命、唯一無二。

こうなると紅桜の時高杉が言っていた「あのころから好き勝手、どいつもこいつもてんでばらばらの方を向いて生きてきた」の本質は、「根が同じじゃない」ではなく、「根が同じであっても、それぞれが思う侍を追いかけるからバラバラの方を向いている。しかし、それを知っている」なんだと。

銀さんが「憎む」という表現を使ったのは覚えがないんですが、(桂さんが銀さんを語ったとき以外)ずっと憎しみを抱えていて、しかし全く同じものを見ている高杉がいるから生きていられたのだと。教えの根本がそれぞれの侍を追及することだから、やり方が異なりぶつかることもあるが、完全な理解者がいるという安心感でここまで来た。
同時に、双方がここまで会わなかったのは、祭りのときにあまりにやり方が違うことに動揺して、斬って失うのが怖かったから逃げていたんでしょうね。これまでは銀時の方が逃げていると思っていましたが、たぶん高杉も逃げてた。紅桜でも戦闘には加わらず、動乱編とかでも巧妙に会わないようにしていた。

で、傾城編では、明らかに双方気が付いているのに、無視して逃げた。重すぎることが始まっていたから。

そして、「テメェらだけにはコイツを斬る資格はねえ」で、生存可能性上昇に喜んだとたん、「コイツを斬るのも護るのも俺だ」って……!!高杉の死も生もすべて俺のもの、って執着にもほどがある。銀さんはよく「恋愛したら縛る」とか言いますが、そのわりに全然人を縛り付けない・手を放すこともいとわないですが、よくわかりました。相手にとっても自分が唯一無二である確信があって、幸福も不幸も見れる相手は、尋常じゃないほど縛るのかなと。
本当に、護るが最後にきてうれしい。ありがとう。
その、高杉を斬るのも護るのもこの俺、が銀さんの定めた「侍」であるということは、坂田銀時という侍の中心にいるのは高杉であり、感無量です。


そして。


幾度と書き、あきらめながら待っていた、共闘です。


高杉を目の前でやられていたにも関わらず、銀さんは彼が後ろから来ることわかってましたね。肩越しの一閃。驚かないのかなと一瞬思いましたが、いや違う。

「俺は=お前は、倒れない」から。

自分が立っている以上、高杉は絶対に倒れないとわかっていたからですね。もううう、生きててよかった。


支離滅裂すぎますが、油断はいけないとわかりつつ、しかし報われてあまりある、銀時と高杉を好きでよかったとこの10年を心から感謝できるときでした。
来た艦隊のメンツを考えながら、ツイッターに刻まれた数々の墓標の中で、今週もがんばります。そろそろ小休止で、病院編でもいいのよ、なんて思いつつ。




2014/12/13 : メルフォお返事!48
今週はひとまず精神の拮抗を保てて仕事できました(ダメ人間)
ここ最近、電車と徒歩の時間で銀魂を考えて、会社に入る前に「お仕事モードオン!」と本気で切り替えています。そうじゃないと真面目に無理。

以下、メルフォ返信です。
メールフォルダの管理を怠っていたため、非常にお久しぶりになってしまった方、本当に申し訳ありません。

■倖深様の書く四人の関係性が好きです〜といただいた方
まずは、本当にお返事が遅くなってしまってすみません!!
攘夷4人の関係性は永遠のテーマというか、最近ゆらぎつづいていますが、考えが及ばなくても、それでも知りたいというものです。書いても書いても、もっとどう考えているのか知りたいんですねー。
十段目は砲撃芝居、長きにわたって放置してしまいましたが、ありがとうございます!なんとか最新作を更新しておりますので、よろしければ^^
パラレルは書きたいんですが、大学生が幸せすぎて遠くてですね・・・でも最近心が傷ついてるから書きたい気もします笑
メッセージありがとうございました!


■十段目は砲撃芝居の続きが読みたいでござる〜といただいた方
本当にお返事が遅くなってすみません!覚えていていただければ、本当にうれしいですすみません・・・。
最後はわりと見えているのですが、たどりつくまでのエピソードが常に動きまくり、パワーバランスが動きまくりで、苦戦してしまいました。(しょっちゅう、人の位置取りを調べています笑)
それでも、私が思う攘夷派、先生、周りの人々の矜持をすべてこめておりますので、楽しんでいただければこれ以上のことはありません!!
また、私の中の桂はものすごく吹き飛んでいるので、そのスタンスを崩さず書きたい気持ちでおります。
メッセージありがとうございました!

■長編の「十段目は砲撃芝居」の続きが死ぬほど読みたいです〜といただいた方
本当にお返事が遅くなってすみません!常に気にかけている長編なのですが、とにかく真選組に突入するところが難しく、ここまで時間があいてしまいました・・・。もしお待ちいただけていれば、楽しんでいただけると嬉しいです!
最近書いていて思うのは、がちっと集団か仲間内で結束できる真選組や忍や陸奥や鬼兵隊の面々はすごい安心感があります。こういうこと考えてそうだなーと軸が通っているというか。逆に主役である攘夷は、根幹は一番強固な絆があるのに、基本バラバラに自分の考えだけで動く上に、その考えが吹き飛んでいるので、重なり合うのかすれちがうのか、直前までわからずに怖いです。桂に言わない高杉とか・・・。
メッセージありがとうございました!

■覇道あるいは畜生道に感想をいただいた方
本当にお返事が遅くなってしまってすみません!「覇道あるいは畜生道」に感想をいただきありがとうございました〜。もう最高と言っていただけて、ものすごく幸せです。
自画自賛ですが、私も高杉と桂の関係性という意味合いにおいて、この話は気に入っています。「白鳥の歌」で暗夜を選び、時に対立して泥濘に沈んだり、依存をしたりし合う二人ですが、本気で協力したらなんでもすると思います。実は本気で手段を選ばない二人で、桂も本当は自分で斬りたくても、目的を成し遂げて自分たちが無傷で残る方を選ぶ。普段は擦れ違いばかりのくせに、高杉はその心情が透けるように分かる。陰惨な場では、優しいいたわりができる共犯のお二人です。
あと、双方思っているだろうなというのが、「こいつとなら落ちてもいいと思わせる才能がある」こと。陶酔はしていないけど、仕方ないかとあきらめているあたり、腐れ縁だと思います。こんな話ですけど、その腐れ縁を生かしてしあわせになってほしい・・・
メッセージありがとうございました!

■羽衣さん
お久しぶりです!めっせーじありがとうございます^^
私も、ツイッターで丸出しですが、情緒不安定極まりないです。オタク歴も長いので、これまでいろいろあったし、精神は保てるとか思っていましたが、あまりの攘夷が抱えるものに、もうダメです。
さて、「熟れすぎた夜に」は自分も追いつめられている感が満載ですが笑、こらえきれなくなった銀さんが高杉と桂にぶつけちゃう話です。例の暗殺は当然二人だろうとわかっていて、するかもしれないと思っていたのだから自分も共犯なはずなのに、どこか遠くに行かれた気もしてぐるぐるとまわってしまった。攘夷3人は一人がおかしくなっていれば、残りの二人はまともになっていて修復に回り、それで均衡を保っています。が、少しずつ傷はたまっているし、苦しみは減っているわけではなく飲んでいるだけだしということで、苦しい。でも、それでも希望は捨てないでほしい。どんなにどうしようもなくても、その絆を信じている!という次第です。
「八段」久しぶりすぎてすみません!正直一番書けなかったのは、土方沖田のところと忍のところの動きをどう重ねるか、でした。安定感はあるがゆえに難しいです。
私は攘夷がもちろん一番好きなので、一番みたいのは共闘です。これは断言できますし、自分でも一番書きたい。でも簡単にできることではなく、まだだということもわかるのです。早く書きたい!
ちなみに沖田は優先順位が完全に固定されていますので、ぶっとべますが、銀さんの方はまだ迷っています。刀つぶしてますし、何より真選組がまぶしいから、近藤がどういう存在かわかっているから、迷いまくりです。
あと、日記に突如出てきた男はテニスの手塚部長です笑 私、銀魂の前はテニプリクラスタでしたので笑 
それでは、メッセージありがとうございました!



2014/12/08 : 今週のジャンプ感想47
毎週、一週間の精神状況をジャンプに握られていると思われる攘夷クラスタの皆様、お疲れ様です。
今日の感想、たたみます〜

メルフォも拝見しております!
すみません、お返事もうしばらくお待ちください!今週中には必ず!




■番外編
まず、これから行きます。ツイッター中で、これを見て元気を出されたというコメントがありまして、私もそうでした。
本当に、これなかったら一週間暗いまま過ごすことが確定的でしたが、このギャグを見て、冷静になれました。
これ、確実に生存確率上がりましたよね!!(そうじゃなかったら、これは大変なことになるよ、先生!)

■高杉
・先週は本当に絶望を味わい、あらゆる最悪の事態を考え続けてきましたが、少し光明を見て、生存確率が上がったなと思いました。
・理由?@:うまく前に倒れた(抜きやすい)のと、これで語りが始まったら怖かったけど、黙っているので、これで死んだりしないでしょという推測。
・?Aやはり朧でした。(心底桂じゃなくてよかった)そして、彼が「八咫烏の天啓は二度はない」と言っていますが、これで死んでしまったら、この烏が運命を決める使者になってしまうので、おかしいだろうという確信。
・?B銀高も万事屋も忍も真選組も夜兎もみんな、天導衆に狙われていて大ピンチであるということ。一番恐れていた展開は、高杉だけがみなを追いつめて、結託した勢力に敵として倒されてしまうことでした。(本誌で銀さんと真選組が協力するたび、どうにもしっくりこなかったのは心の底でこれを恐れていたからだと今はわかります)しかし、今や、全員が死力を合わせなければ生き残れないという最良の舞台が整いました。だからこそ、もう一度高杉も神威もみんな味方になって協力できるはず。
・?Cより中心部をさされたさっちゃんがしっかり頑張っているので、頑張ろうよ!
・?Dたぶん、高杉も銀時以外には殺されたくないはずなので、絶対に耐えてくれると信じております。

■お願い桂さん!
今か今かと待っていましたが、もう舞台は整いました。
今しかないでしょ!!!!
桂が銀時と高杉を助けに来て、将軍の方はさぶちゃんが助けにきてくれればいいんです!!

■神威と神楽
・すごい喧嘩をしているわけですが、にじみ出る兄弟愛にほっこりするんですよね。
・神威はずっと自分のことを「お兄ちゃん」だし、神楽のことを「妹」と呼ぶ。神楽もずっと「バカ兄貴」。夜兎は戦うことでしか愛情を表現できないのが如実に表れている感じですが、この二人は確かに兄弟で、ちゃんと愛し合ってる。
・意外と神威も大人だったなーと思いました。「敵を見ろ」と言ったとき、本当にお兄さんなんだと。これまで高杉と阿伏兎と一緒にいるから子供に見えただけで、辛い時を過ごした大人びた子供なんですね。
・平和になったとき、神楽が沖田と付き合うかもみたいな騒ぎになって、一番先に倒れるのは銀さんと土方だと思いますが、ふらっと神威が「じゃあお兄ちゃんを倒そうか」とか言っていたら泣きます。その時まで沖田が知らなかったらなおのこと悶える。


まだまだ油断せずに行こうという気持ちは変わりません。手塚は正しい。攘夷3人に浮かれた後の地獄を忘れてはいけません。
しかし、希望を持て、目の前が明るくなったのも事実。久しぶりに月曜の晩御飯がおいしかったのも事実です。(来週忘年会なんかしている場合ではないのだが・・・笑)
攘夷クラスタの皆様、ともに戦い抜きましょう!




2014/12/01 : ジャンプ感想46
二週連続でこの苦しさ。
しかし、もう解脱してる場合じゃない、まだ墓なんかには入れないと強く思いました。

以下、ジャンプ感想です。




■高杉
・とにかく悲鳴でした。はじめ。
・あんな、ようやく心が通じ合っていると確認できたところで後ろから刺されるなんて、絶叫するしかないです。
・ある意味で、考えたくもなく、実現してしまったら銀時を責めてしまったと思うんですが、高杉がもし死んでしまうなら銀時の手にかかってという覚悟は心の隅でしてました。裏を返せば、彼以外には殺されてほしくないということ。そのどん底の覚悟の下をさらにくぐるような展開に、空知先生のドSぶりに息もできません。
・耐え切れなくなって、過去の銀魂で腹を刺されるということについて検証したんですが、あれは致命傷じゃないだろうと信じる……。中心じゃなくて少し横だし。とにかく早く、桂でも万斉でもまた子でもさぶちゃんでも来て、あのバカ病院に搬送してくれと祈るしかありません。
・でもさあ、ここで、あんな形で烏に負けてしまうのは、やっぱりあんまりでしょう。高杉もかわいそうだし、何より銀さんがかわいそうすぎる。
・真の敵は天導衆であって、そこが出てきていないのに高杉がいなくなるなんてありえないと思うんです。あれほどの目にあった三人がいないまま、たとえば真選組とかの共闘で倒されるなんて、それはきっとおかしい。
・結論:祈る。そして、高杉が先生の本を背中に入れていたって信じてる。


■銀時と高杉
・この局面にきて、初めの方の「ずいぶんと差がついた」とか「護る背中が減った」とかの発言は、「先生の仇である自分を斬れ、斬ってくれ」という挑発に他ならなかったと判明したので、微塵もこの二人仲悪いんじゃないかという疑念はなかったんですが、本当に魂の半身ぶりを見せつけられ、最後の一ページ前まではすごくうれしかったんですよね。
・高杉が最後に見たのが、泣きながら笑っている、完全に何かが壊れてしまった銀時っていうのが、辛い。高杉はそれを覚えているから、もしかしたら桂も見えていないものを見てしまったから、ここまでがむしゃらに走ってしまったんだろうなと。
・先週から「銀時が憎い」とは一言も言っていませんでしたが、やはり「銀時に咎を背負わせた」負い目なんですね。彼がずっと持ち続けてきた思いは。誰より銀時が先生を護りたかったって、しっかりわかってるのも、その友情には敬服です。自分も先生のために戦ったけど、一番先生を思うのは銀時とわかる優しさ。
・己ではなくもう一人の己に刃を突き立てるのところで、高杉が自分は斬られていないとわかった時の顔が身に迫ります。銀時は斬れない。斬らなくて、すべて受け止めきれるから。しかし、同時にそれは「俺は」=「おまえは」受け止められるというのが、この二人の絆ですね。
・でも、お願いだから、高杉の屍を踏み越えてもとか言わないでほしい……。
・「アイツの弟子 俺たちの仲間 松下村塾の高杉晋助の魂を護る」は本当に攘夷クラスタがずっと聞きたかった言葉だと思うんです。思うんですが、お願い、命も守ってと心から!!
・あの紅桜の時、心を支えてずっと攘夷派を追いかけたのは、「仲間もクソも関係ねえ」でした。一度も仲間じゃなくなったと彼らが言わなかったことが身を結びました。だからこそ、先生お願いです、もう一度力を貸してほしいです。ようやくつながった弟子たちを助けてほしい。
・この人、ずっと破門されたと思って生きてたの?そんなはずないだろう……と。

■最後の人影
あの、誰でしょうか……。


朧とモブだよね。そうですよね。


まさか、まさか桂とかじゃないよね。
(さっき耐え切れなくて親に電話したんですが、この頭にふとよぎった怖い想像を、銀魂をあまり知らない親もしたようで、20%くらい最悪の想像として覚悟しとかなくちゃと。決して望んでいるわけではないです)

三羽烏の残りが先生説というのは、かなり強いと思うんです。が、先生は亡くなっているので残り2羽。信女は、さぶちゃんに心酔しているので、見廻組の隊服以外で出てくることはないはず。
そうなると必然的に、朧と誰か。普通に考えればモブなんでしょうが、最後のコマで、対等な感じで半分ずつ足が描かれているのが気になって、新しい三羽烏と考えたら、ふと桂が浮かんでしまった。理由はここまで書かれていない彼の闇が怖いということと、幼少期・攘夷戦争を経た戦後の髪型が、首筋を隠せる長髪であるからですが。私はこれまで固く固く、彼の髪型は、自分があの二人を取り持つ先生の役割ができるようにと信じてきたわけですが、幼少期からずっと彼らを見てきたら、ある意味大丈夫だという確証を持てててもおかしくないな、と考えて。
ただそうなると、もし、万が一桂だったら、「高杉が本を持ち歩いているのを知っていて急所を外す」こともできるんじゃとか、いやそれ以上に精神的ダメージがすごすぎるだろうとか、さすがにこれまで伏線の一本もない(はず)から唐突すぎるとかぐるぐるまわって、無理です。

もうジャンプ封印します。また来週見ます。
そうじゃないと大変なことになりそう。




2014/11/24 : 砲撃芝居、更新45
「十段目は砲撃芝居」八段上を更新しました。
まずは、本当に、長きにわたって放置していたことをお詫び申し上げます。
あたたかいメッセージ、続きを待っていてくださっているお声もありながら、全く書けずに、ここまで来てしまいました。

しかし、ここにきて原作での攘夷派の深淵をえぐり続ける展開に怯え、疲れながらも、やはり書きたいという思いが戻ってきました。

原作の人間関係とはまるで違います。
それでも、この作品として、頑張っていきたいと思いました。
まだ読んでいただいている方、楽しんでいただければ嬉しいです!
内容の語りはたたみます〜。



はっきり言って、自分、なんでこんな酷い長編書いてるんだろうと心底思っています。書いていても精神的ダメージはハンパないです。あの先生との別れを見た後なら、尚更。
それでも、完結させたいので、まだ書かせてください。

さて、八段上は、真選組屯所襲撃編かつこれまでの伏線回答編でもあります。文字書きをやっていて、どんなひどいシーンでも、以前張った伏線がつながるとうれしいダメな性をちょっと思い出しました。

忍の二人は迷ったんですが、将軍がからんでいなければ、自分の欲望のままに動いてくれるはずだと考えて、あのような形になりました。さっちゃんに弱い全蔵が好きです。なお、今回さっちゃんは、銀さんの役に立っていじめられたいということ以外一切考えていません。その潔さが好きなので。

この話は、攘夷3人にとっては己の根幹ごと揺るがすものですが、周囲の人間にもそれぞれ思惑があり、護るものがある。知恵を尽くして戦わなくてはならない。書いていても、どんどんパワーバランスが動くので、スリル満点ですが、やっぱり面白いです。けがをしていて戦えない土方と高杉が結構冷静に状況を見ていたりしますから。

今後は終幕に向けて、走るというイメージで頑張ります。
お付き合いいただけると嬉しいです^^




2014/11/23 : ジャンプ感想44
攘夷クラスタの皆様、お元気でしょうか。
感想を書けるまで一日を要し、昨日はずっとぐるぐると考え続けて疲れて寝落ちするというあれでした。
前回に比べてさらに頭ぐちゃぐちゃです。




正直、前回で村塾の親友ぶりに触れ、浮かれていた分、この落とされた衝撃は酷かったです。
おそらくですが、ここ10年数多の攘夷クラスタの方が、それぞれの解釈を作り上げるほどに妄想と創作を重ねてきたと思うんですが、この絶望は予想できたでしょうか。これほどむごい別離が、彼らの闇があったなんて、これまで何やってきたんだろうと思うほどでした。……これは一緒にはいられない。

■先生の最期
・あんまりです……高杉と桂を人質にとられて、先生の首を斬ったのが銀さんなんて……。
・もう、これまでの銀魂すべてを揺るがすことです。銀さんは、常に自分が先生を斬ったと思いながら、なんとか生きて、笑って、人を助けて、逃げてきたと思うと鉛を飲まされたようです。
・一巻の「俺にはもう何もないが、目の前でこぼれるもんだけはすくいたい」とか紅桜の「世界を一番憎んでいるはずの銀時が絶えているのに俺たちに何ができる」とか四天王編の「楽しくなくてもいいじゃねーか。それでも生きていてほしい」とか、うああああああとしか言いようがない。
・本当ならば銀さんは誰も助けられないくらい一番傷ついて、一番憎んでてという人なんだと。彼の大半はあの時一緒に死んでしまっていて、でもどうにかこうにか生きているうちに新八や神楽が少しずつ埋めてくれて人間に戻れてきて、でも大きな空洞は空いたまま。
・完結編でも、金魂編でも、銀時は自分が自刃することは全然躊躇がないですが、納得しなくないけど納得しました。敗者と言ったのも。この人、あの時から自分の命なんて価値がないと思って生きてる。
・銀時は本当に約束に忠実すぎる人。あの時の決断も、先生の意思を酌んだ結果。「”俺がおっ死んだら”先生を頼む」と言った
高杉もしっかりと思い出している(高杉は、その条件を付けたことを後悔しつづけていそうなところも救えない)。
・先生の首を前に、銀時だけが後ろを向いていたのは、桂と高杉に合わせる顔がなくて、見られるのが怖かったから、と思うともう…。
・「神童」と「悪童」が組み、「村塾の悪ガキ3人」が組み、本当に何でもできると信じていたと思う。あの時まで。どんなに苦しくても、負け続きでも、その絆があったから、3人で走ってこれて。先生を失った時に、3人でならなんでもできると信じる幸福は、終わってしまった。そうしたら、もう一緒にはいられなかったってさあああ!
・何もよりも大事なのに、顔を合わせれば思い出さずにはいられない。それで、自分が一人になる方を選んで、墓場でぼんやりしていた時の心境を思うと苦しい。
・そして、銀時を追い続けた桂と高杉も、そのたびに罪の意識と痛みにボロボロになりながら立っていたということ。二人も銀時の選択をわかっているし、自分が同じ立場でもその結末しかなかったとわかっているけど、どうしても一緒に抱えられない。
・銀時が高杉に対して、「ゲンコツふるわなきゃなんねえ奴はいまここにいる!」=「先生の仇は俺だ」と言うのに対し、高杉は「俺たちの仇はここにいる」なんですよね。まず、仇は力及ばず捕まった自分たち、銀時にあんな選択をさせた自分たち。桂と高杉は本当はあの局面になるまでに死ななかったことを後悔し続けているけど、もうそれで投げ出せる時は永遠に来ないと知ってるから、「テメェに刃はつきつけられないが」戦い続けるしかないんです。しかも「俺の」仇じゃない。「俺たちの」仇です。それぞれが、自分が「俺たちの」仇だと思ってどうするんだよおおおお!そんな悲しすぎるループをしなければ、生きてこれなかったなんて、苦しみが深すぎる。
・ある意味で、やはり高杉と桂には現代のつながりがあると思うんですね。理由は、背負った罪が同じだから。ともに戦うのは怖いけど、どうしても抱えきれなくなったとき、すがれる存在なのはお互いなんではと。しかし、そこに救いはない。
・そうなると、銀時高杉と銀時桂の組み合わせは、救いがあるのかもしれないです。銀高は双方自分たちではCENSOREDないが、憎しみをぶつけてもいい相手として生き続けることで、お互いを救ってきた。銀桂は、桂がなんでもない日常を生きるように「見せる」ことで、一時でもそれを忘れさせていた。
・でも、高杉の「俺にはお前がいて、お前には俺がいた」は、この局面じゃなきゃ狂喜乱舞だったと思うんですが、もう切なすぎて、そうじゃない、あなたたちを苦しめたのは違う奴らなのに、すべて自分たちの中で苦しみを回すなんて救われないと叫びたくて…。
・なんか桂の不在がどんどん怖くなってきましたね。奴も、抱えてるはずで。幾松との出会いでかなり救われたはずですが、さて。
・映画完結篇の時の銀時たちは、まだ先生を失ってなかった、その未来は知らないんだろうなとああああああ!!
・この長編で、銀魂は銀時と先生と高杉と桂の物語になりつつあると思うんですが、それを望んでいたはずなのに、こんなに苦しいなんて自分の考えがどれだけ浅かったのか嫌悪しきりです。こんなに考えてきたのに何もわかってなかった。

・しかも、最後はかなり不吉な斬り合いのところで終わってるんですが、生きた心地がしない。
・でも、あれで先生と同じ結末なら救われなさすぎなので、お願い、本当にお願いだから助けてください!!!




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