黛敏郎と日本の作曲家掲示板
黛敏郎や日本の作曲家、題名のない音楽会について、ミュージックコンクレート、電子音楽、映画、劇伴音楽、CD、ラジオ、演奏会の感想、何でもお気軽にどうぞ。初心者、通りすがりさん、大歓迎! 情報待ってます

天地創造 投稿者:yuji 引用

黛敏郎氏の天地創造のサウンドトラックの拡張版CDが2枚組で、イタリアのレーベルから発売されるそうです。

No.3118 2011/04/23(Sat) 15:13:12

 
Re: 天地創造 投稿者:johakyu [MAIL] 引用

嬉しいことです。
限定版ですので、お早めにご予約を。
私も予約しました(笑)
http://tower.jp/search/item/%E9%BB%9B%E6%95%8F%E9%83%8E/1?limit=20&sort=&direction=false&highlight=false

No.3119 2011/05/19(Thu) 05:41:48


番外編 日本の管弦楽の名曲とその源流 投稿者:johakyu [MAIL] 引用

mixiに公開した日記ですが、こちらでも。

別宮貞雄先生が、都響で「日本の管弦楽とその源流」なる企画をプロデュースしていましたが、もしも番外編があるならばやって欲しい作曲家がいました。

アンリ・ビュッセル Henri Busser と 池内友次郎
レイモン・ガロワ=モンブラン Raymond Gallois-Montbrun, と 三善晃
トニー・オーバン Tony Louis Alexandre Aubin と 丹波明(矢代秋雄、黛敏郎が現実的ですが、永冨正之もありですね。)

このうち、三善、矢代は別宮企画でも取り上げられていました。

ビュッセル、オーバン、モンブランの曲なんて聴いたことある人は殆ど居ないと思うんです。けれども、ローマ賞も受賞しているし、悪い曲を書いているとは思えない。
そこでお宝放送音源の宝庫inaのアーカイヴを調べてみました。

ありましたよ。ありました。

Raymond Gallois Montbrun : Symphonie japonaise - 22/01/1969 - 29min03s
http://www.ina.fr/audio/PHF07009363/raymond-gallois-montbrun-symphonie-japonaise.fr.html
ガロワ=モンブランといえば、三善晃がフランスで習ったという先生ですが、パリ音楽院の学長も務めた程の人物。日本にも何度か来日し、ヴァイオリニストとしての活動も知られています。
作曲はギャロンとビュッセル門下。その作品Symphonie japonaiseは直訳すると、日本交響曲ですよ!
民謡風の主題でかなりの名曲ではないでしょうか。

TONY AUBIN : SYMPHONIE ROMANTIQUE - 04/04/1968 - 41min09s
http://www.ina.fr/audio/PHF07009312/tony-aubin-symphonie-romantique.fr.html
オーバンについてもあまり日本では知られていませんが(現地ではどうなのか?)
筆者はオーバンについて別宮先生へ訊いたことがありますが「池内先生はオーバンが保守派であったので黛をオーバンクラスへ、私をミヨーのクラスへ送ってくださった。あえて反対の性格の先生を選んでくださったのでしょう」と話してくださいました。たしかにオーバンは矢代と通じるものがありますね。

ビュッセルについては1972年の特集番組がありましたが、inaもアーカイヴ動画は僕のPC環境ではあまりうまく再生できません。
http://www.ina.fr/media/entretiens/video/CPF86632057/henri-busser.fr.html
youtubeにもあまり音源がないので、とりあえずオルガンの曲http://www.youtube.com/watch?v=yd2Z3PehnN4とフルートとピアノの曲のリンクを貼っておきましょう。http://www.youtube.com/watch?v=WpsMUvaM0QI ちょっとフォーレを彷彿とさせる部分もありますね。

ついでに聴いたオーバン門下のカステレードのバレエ曲(オーバン指揮)がなかなか面白かったのでリンクしておきます。
ジャック・カステレード Jacques Castérède
Jacques Castérède : La Mythomane, ballet d'après un argument de Jérôme Lemaître
http://www.ina.fr/audio/PHF07009362/jacques-casterede-la-mythomane-ballet-d-apres-un-argument-de-jerome-lemaitre.fr.html
原始主義系ではありますが、ちょっとした部分で洒脱に鳴らすセンスがパリ音楽院という感じです。プロコな感じの部分もあります(笑)

もひとつ、ついでに池内友次郎の師 ポール・フォーシュPaul Robert Marcel Fauchetの
Symphonie pour Musique d'Harmonie http://www.youtube.com/watch?v=3uuvwkhewVY
こちらは吹奏楽界で今でも演奏されるそうです。

「番外編 日本の管弦楽の名曲とその源流」やって頂ける楽団いませんでしょうかね!?(笑)

No.3117 2011/03/24(Thu) 23:57:45


嬉しくなりました。 投稿者:淺岡敬史 [HOME] [MAIL] 引用

はじめまして。

学生時代から黛先生にはお世話になっておりました淺岡敬史と申します。
ベルリンでの「金閣寺」をリハーサルから撮影していたことを、昨日のように思い出しました。暗い舞台照明に苦労いたしました。

素晴らしい御サイトに出会い、とても嬉しく思いました。

No.3115 2011/02/16(Wed) 07:24:08

 
Re: 嬉しくなりました。 投稿者:johakyu 引用

ありがとうございます。
金閣寺の撮影をされたのですか!
黛先生はどのような立場で撮影を指示されたか
当時のことを知りたいですね。
今後もよろしくお願いします。

No.3116 2011/02/19(Sat) 12:19:49


こんにちは。 投稿者:ヒョウダ 引用

初めまして。インターネットで調べ物をしていると、このページにたどり着きました。
年譜などもあって素敵なwebサイトですね。驚きました。

それで調べ物というのが、“黛さんが子供(声は中村メイコさん・岸田今日子さん)に、おでんの煮える音やタコの鳴き声などを聞かせてそれを当てさせる”という内容の音源を聴いたことがあるのですが、その作品名を知りたいのです。
おそらく1960年代の教育番組かと思うのですが、何かご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひお返事くださると嬉しいです。

No.3110 2011/01/25(Tue) 11:54:48

 
Re: こんにちは。 投稿者:K.Matz. 引用

それって、もしかしたら「東京子どもクラブ」かもしれませんね。確証はありませんが。

No.3111 2011/01/26(Wed) 22:14:25

 
Re: こんにちは。 投稿者:ヒョウダ 引用

K.Matz.さんへ
お返事ありがとうございます。
「東京子どもクラブ」についての情報を集めてみましたが、これのようです。残念ながら、入手困難でもう一度聞くことは難しそうですが、タイトルがわかり良かったです。ものすごく気になっていたので本当に助かりました。

No.3112 2011/01/27(Thu) 22:57:05

 
Re: こんにちは。 投稿者:johakyu [MAIL] 引用

御返事遅れてスミマセン。
「黛敏郎 リズムくんメロディーちゃん こども音楽教室」
1971.08.30 NAK-61~70 LP1-4
のことではないでしょうか。
よろしくどうぞ。

No.3113 2011/01/28(Fri) 02:51:39

 
Re: こんにちは。 投稿者:ヒョウダ 引用

johakyuさんへ
こちらこそ返事が遅れてしまいました。すみません。
うわあ、40年も前のものだったのですね。
日にちまで詳しくどうもありがとうございます。
うれしいです!

No.3114 2011/02/01(Tue) 20:41:41


交響詩「立山」 投稿者:pop36jp 引用

情報を探していたら、団員募集を通じて以下のような演奏会の情報を見つけました。

-----------------------------------------------------
オーケストラ・ディマンシュ 第33回演奏会

日 時:2011年9月4日(日) 午後2時00分 開演予定
指 揮:金山隆夫
場 所:めぐろパーシモンホール 大ホール
曲 目:黛敏郎/交響詩『立山』
     シベリウス/交響曲第2番

http://www2s.biglobe.ne.jp/~jim/freude/want/want_tokyo.html
-----------------------------------------------------

まだかなり先の予定ですが、「立山」のオリジナルが
都内でちゃんと実演されるのって、初めてではないですか?
まだオケの公式サイトには案内されていませんが、
(4月の演奏会の方でまだ手いっぱいでしょうから……)
いずれ紹介されることと思います。

ともあれ、CDやDVDも復刻されて再評価の高まっている「立山」、
実演があるなら、ファンは聴かない手はないと思います。
このオケ、プログラミングはかなり凝っていますし、
以前も矢代や伊福部、芥川など、邦人演奏実績もかなりあります。
楽しみです。

No.3099 2010/11/30(Tue) 00:38:19

 
Re: 交響詩「立山」 投稿者:johakyu [MAIL] 引用

スゴイです!
本当に嬉しくて泣けてきます!
楽しみですね!!!

No.3100 2010/12/12(Sun) 10:10:05

 
Re: 交響詩「立山」 投稿者:pop36jp 引用

オケのサイトにも正式に出ましたね。
http://www.o-dimanche.org/bureau/regular33.htm

No.3109 2011/01/12(Wed) 02:02:05


(No Subject) 投稿者:中仙道 [HOME] [MAIL] 引用

ご無沙汰致してます。

No.3108 2010/12/18(Sat) 22:19:55


M再演! 投稿者:johakyu [MAIL] 引用

黛敏郎音楽、モーリス・ベジャール振付「M」【公演日】 2010年12月18日(土) 3:00p.m. 2010年12月19日(日) 3:00p.m. 【会場】会場:東京文化会館 http://www.thetokyoballet.com/schedule/

No.3107 2010/12/15(Wed) 00:59:15


(No Subject) 投稿者:K.Matz. 引用

ありがとうございます。早速に、購入の手続きをいたします。
しかし、「わんぱく王子の大蛇退治」や「天地創造」が収録曲より漏れたのは残念です!

No.3104 2010/12/12(Sun) 12:04:31

 
Re: 投稿者:johakyu [MAIL] 引用

ありがとうございます。
アンコールは時間オーバーで演奏できませんでしたので、収録されていません。しかし、何らかの形で皆様の元に届けられるよう継続企画しておりますのでご期待ください。

No.3105 2010/12/15(Wed) 00:57:57


奏楽堂3発売! 投稿者:johakyu [MAIL] 引用

【曲目】
1. 佐藤勝(1928-1999):日本万国博覧会ファンファーレ(1970)
2. 古関裕而(1909-1989):モーターボート行進曲(1971)
3. 深井史郎(1907-1959):「英魂を送る」故山本五十六元帥の霊へ捧ぐ(1943)
4. 團伊玖磨(1924-2001):皇太子入場ファンファーレ(1970?)
5. 團伊玖磨(1924-2001):吹奏楽のための「ぞうさん」(1998)
6. 團伊玖磨(1924-2001):行進曲「希望のあしおと」(1998)
7. 芥川也寸志(1925-1989):JALマーチ(1964)
8-11. 黛敏郎(1929-1997):組曲「東京オリンピック」(新編曲初演)(1964)
12. 川島素晴(1972-):ファンファーレ
13. 川島素晴(1972-):吹奏楽のための協奏曲(2010)委嘱初演
14. 江原大介(1982-):「フレイム」-吹奏楽とクラリネットのための協奏曲(2010)委嘱初演
15. 佐藤勝(1928-1999):「ゴジラ対メカゴジラ」より(1974)
16. 伊福部昭(1914-2006):SF交響ファンタジー第3番(1983)
【演奏】
福田滋(指揮)
リベラ・ウインド・シンフォニー
丹羽綾子(クラリネット独奏)(14)
【録音】
2010年5月1日 奏楽堂(ライヴ)

2006年5月から始まった日本の作曲家の魅力を吹奏楽に乗せて伝える「奏楽堂の響き」。2010年5月にその第3回演奏会が上野の森の旧奏楽堂で開催されました。本CDはそのライヴ録音です。今回もレアで、かつ盛り沢山の内容です。これを聴かずして日本の作曲家は語れません!
収録曲は、昭和の戦前から平成の現役バリバリの新曲まで幅広く、どれもエネルギッシュで明日を生きる力が湧き上がるような名曲たちです。古関裕而の爽快なサウンドが心地よい幻のマーチ《モーターボート行進曲》、演奏会当日の聴衆の心に大きな衝撃を与えた深井史郎の重厚なる葬送曲《英魂を送る》、荘厳な黛オーケストレーションを堪能できる《交響組曲「東京オリンピック」》、メロディスト團の洒落たセンスが横溢する《ぞうさん》、そして晩年の埋もれた傑作マーチ《希望のあしおと》、芥川は快活な《JALマーチ》、ビッグバンドのエネルギーが炸裂する佐藤勝《ゴジラ対メカゴジラ》、待望の吹奏楽版初演となる《SF交響ファンタジー第3番》、課題曲で知られる新世代の江原大介の新作《フレイム》、芥川作曲賞だけでなく海外でも高い評価を受ける現代音楽川島素晴の新作《吹奏楽のための協奏曲》。「戦前・戦中世代の機会音楽」、「3人の会の音楽」、「新世代と新編曲」の3つのテーマにより集められた日本現代音楽の饗宴です! 何故これほどの名曲がCDにもならず、再演機会もなく埋れていたのでしょうか? 演奏会当日の熱気をお届けします!
演奏は、スリーシェルズの Japanese composers archives seriesには欠かせない、福田滋率いるリベラ・ウインド・シンフォニーです。

スリーシェルズ 2010年12月01日(発売・販売元 提供資料)
http://3scd.web.fc2.com/

タワーレコードでは9日より、HMV他では15日より発売となります!

No.3103 2010/12/12(Sun) 10:13:32


12/2のコンサート 投稿者:johakyu [MAIL] 引用

12/2に企画で関わった尺八コンサートがございます。

よろしくお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
山口賢治尺八コンサート
「尺八の現在 version 1.5」〜古典と前衛、伝統と革新〜

日時 2010年12月2日(木)19:00開演
チケット:1000円
会場 日暮里サニーホール コンサートサロン
(JR・京成日暮里駅徒歩2分 ホテルラングウッド内)
地図 http://engekilife.com/theater/235/map

第1部
「調・下り葉」根笹派古典本曲
稲森安太己(1978-)尺八独奏のための「禁じ手」(委嘱初演)
角篤紀(1948-)「蓮魚」尺八と幾つかの小石のための
第2部
「阿字観」一朝軒所伝古典本曲
清水一徹(1976-)「レスタウロ 1」〜尺八と当鉦のための〜(委嘱初演)
山本和智(1975-)/t mb∂γ/ for Shakuhachi and 2 percussion(委嘱初演)

出演 山口賢治(尺八)篠田浩美・大家一将(打楽器)、西耕一(司会・音楽評論)

──────────────────────────────
「尺八の現在」は、尺八奏者・山口賢治により尺八を中心とした現代作品の演奏・委嘱を行うコンサートシリーズです。
今回は「〜古典と前衛、伝統と革新〜」として、古典本曲と再演・委嘱新作を並べた意欲的企画であり、特に現代曲は他では聴けない注目すべき作品ばかりです。

角篤紀(1948-)「蓮魚」尺八と幾つかの小石のための
日本楽器へ多く作曲する作曲者の中でも異彩を放つ「小石」(碁石のこともあり)を使う作品。「小石」は、音や見た目の驚きだけでなく、聴き手に様々なイメージを喚起する。

初演作は、1970年代後半生まれの作曲家による「尺八の現在」となります。
いずれも入魂の作品ばかりです。

賞歴だけみても、日本音楽コンクール1位の稲森、ルクセンブルグ国際作曲賞第1位の清水、JFC作曲賞(審査員:近藤譲)、武満作曲賞2位(審査員:ラッヘンマン)の山本。

それぞれタイトルも凝っています。
稲森《禁じ手》は名は体を表す(笑)。
山本《/t mb∂γ/》は、なんて読むのでしょうか?
清水《レスタウロ》は、イタリアにおける都市と建築の保存・再生の実践的手法の意。作曲者によると「咆哮する尺八、絶え間なく鳴り響く当鉦による前代未聞の二重奏」だそうで、私も当日が楽しみです!

No.3097 2010/11/17(Wed) 23:37:54

 
Re: 12/2のコンサート 投稿者:johakyu [MAIL] 引用

御来場頂いた皆様、ありがとうございました!
おかげさまで満員札止めの盛況の中コンサートを終えることができました。また機会がありましたらよろしくお願いします。

No.3102 2010/12/12(Sun) 10:11:25

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