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10月21日(金)、別海町の教育委員会に呼んでいただき 保育園や小学校、中学校、高校の先生たちの研修会で、「子どもとメディアのよい関係」をテーマに、話をさせてい ただきました。
別海町では、生涯学習の取り組みとして、数年前から、 子どもとメディアについて、いろいろな事業を行っていま す。 農業(牧場など)関係の従事者が多いことから、特に中学 生の学校外での生活が、メディア漬けになっている傾向があり、(部活の送り迎えができないことなどから、帰宅してからや休日はメディア漬け)肥満傾向も高いそうです。 また、家庭学習の時間も短いことも、課題ととらえ、子どもがメディア時間を自分で管理していく力をつけさせたいということでした。
町内の公共機関の建物に、「早寝早起き朝ごはん、テレビを消して外遊び」と書いた垂れ幕が下がっていたり、啓発用の旗が立っていたりして、びっくりしました。
私が、福岡市のNPO子どもとメディアに、インストラクターのの養成講座を受講しに行った時、九州・中国・四国地方の取り組みに、地域をあげての啓発活動があって、北海道との違いにびっくりしたのですが、道内にもこういう地域があったのですね。
社会教育課の方は、「まだまだこれからです。まずは、学習の機会を設けて、アンケートなどで実態を把握しながら、取り組んでいきます」と話されていました。
人口が減ってきて、子どもの数が少なくなってきた道内の地方で、子ども達がメディア漬けになってきている様子が、うかがった地域どこにでも見られようで、残念でなりません。
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No.17 2011/10/28(Fri) 00:10:25
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