| 2026.03.25 MOON | No.376 |
| (1)DON'T SLEEP THERE ARE SNAKES ピダハン 「言語本能」を超える文化と世界観 ダニエル・L・エヴェレット スティーヴン・ピンカーも驚愕。 言語をつくるのは ほんとうに本能か? 数がない、「右と左」の概念も、色名もない、神もいない……………… あらゆる西欧的な普遍幻想を揺さぶる、 ピダハンの認知世界。 (2)ピンカーは「パーティーに投げ込まれた 弾」と評した。デハンはアマゾンの地 に暮らす少数民族、400人を割るという彼 らの文化が、チョムスキーの パラダイムである「本能」論をるかが す論争を巻き起こしたという。 本書はビダハンの言語とユニークな認知 世界を描きだす科学ノンフィクション それを30年がかりで調べた若者自身の 感慨も交え、ユーモアたっぷりに語られる。 驚きあり笑いありで読み進むうち、私たち 自身に食う西政的な普遍幻想が根底から 崩れはじめる。 (3)とにかく驚きは言語だけではないのだ。 ビダハンの文化には右/左の概念や、数の 概念、他の名前さえも存在しない、神も創世神話もない。この文化が何百年にもわ たって文明の影響に抵抗できた理由、そし てビデハンの生活と言語の特徴すべての源 でもある。彼らの堅固な哲学とは…………………? 著者はもともと福音派の献身的な伝道師 としてピチハンの村に赴いた。それがビダ ハンの世界観に衝撃を受け、逆に無神論へ と導かれてしまう。ピダハンを知ってから 言語学者としても主流のアプローチとは袂 を分かち、本書でも普遍文法への批判を正 面から展開している。 インスタURL https://instagram.com/p/DWSy5oTkjDI/?utm_source=qr ![]() |
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