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本日は波多野先生のレッスンでした。 うまく書けないところありますが、わかりにくいところがあれば、練習に参加した人に確認して下さいね。
最初に歌詞の和訳の朗読をしました。感情をこめて! 7〜8名の方が各々表現をしていました。 どのように読むかは自由。
そして。音楽が言葉に仕える。 言葉を感じて歌うこと、歌心の大切さを改めて感じました。
次に言葉のチェック。 大事な言葉(名詞や動詞)を確認。 例えば、sospiri(溜息)、lagrime(涙)、sangue(血) それから苦痛という単語が3つ。 pene(=pain), dolor, tormenti 細かいニュアンスの違いはあると思いますが。
ではどのような流れで歌うか? この時に楽譜の白(ゆっくり)、黒(はやく)のイメージで歌うのがいいでしょう。そうすると、例えば2頁下段、qua-l'horの前後で流れが大きく変わるのに気づくでしょう。 また、拍子についても四拍子でとったり、二拍子、また一拍子でとることもできますねと言ってました。いろいろと試してみたいですね。
後半に入ります。 次に、自分のパートと他のパートの音のぶつかりをチェックしました。短二度、長二度の不協和音を大事に!音のぶつかるところの喜びを感じよう! 2,4,6,7,9度などの不協和音甘くて味が濃いとも言ってましたね。
最初に3頁下段 Ten先行のE quelleとAltのかけあいをしました。短二度のぶつかりはわずか1拍分だけですが、相手が聞こえてきたら主張する(cresc)!ぶつけられた方は逃げない! 他には4頁上段、Sop1 peneのミ♭とSop2のレの音がぶつかってますよね。こんな感じで自分のパートをチェックしてみてください。
そのあとは、全体に輪になって、波多野先生の動きを参考にアンサンブルしました。音楽がすごく動いているのを感じました。先ほどの黒と白の楽譜のイメージですよ。言葉ではかけません。 同じテンポで単調に歌うのがいかにつまらないか。
あっという間のレッスンでした。 とても充実してましたね。 参加した皆さんは、個々に得るものがいっぱいあったと思います。今後の練習に是非とも生かしていきましょう。
今日は移調で歌うことはありませんでしたが、移調のトレーニングも必要ですね。
本日はお疲れさまでした。 |
No.1211 2016/02/08(Mon) 23:48:13
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