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立花さん、こんにちは。今日は自分のプライベートの対人面の悩みを相談させてください。
私は「誤解を解く」のが苦手です。たとえば、私が怒ってもいないときに「怒らないで」と言われたとしたら、普通はどうするでしょうか。言った相手が対等な立場の大人なら「怒っているように見えたのかな?そういうつもりじゃなかったよ」と誤解を解こうとすると思います。
私はその辺の諦めが非常に早く、相手が誤解だったと認めるわけは絶対にないと想定してしまいます。相手の理解や感情が全部真実であるという前提に立って、自分が「ごめん」とすぐに謝って、絶対に怒っているように見えないように、今度からはずっとニコニコ笑っていなくちゃ、と自分を反省します。
仕事の場合はそれでいいと思います。たとえばサービス業でクレーマーに対処するときは、私の対応が正しいでしょう。けれども、プライベートでパートナーと接する際に、いつも「クレーマーに対する対応」をやっていると、最初は良くても徐々に関係がおかしくなっていきます。
横暴なボスと従順なホステスのようになっていき、相手は努力しなくなり欲求もエスカレートします。何かのきっかけで私のストレスが相手に影響を与えます。継続して安定した関係は築きにくくなります。こうして、私はいくつもの恋愛をだめにしてきました。
私には妄想的な母親に育てられ順応してきた過去があり、母と同じに感じ考えるのでなければ「嘘つき!」と怒鳴られ否定されました。たぶん、それが影響しているのかもしれません。
大人になった今、「人間関係の中でしっかり自己主張するのが大切」と理屈では分かっていますが、瞬間に起こる実際の会話の中で、具体的にどのように考えれば相手の誤解を解き、相手と違う感情を表す意思を持てるのか分かりません。なぜならそれ自体は相手には非常に不愉快なことであり、無理を強いることであり、二人の関係にも不調和をもたらすと思うからです。
付き合った男の人からすると、私の側に「人から良く見られたい」という見栄がありすぎる、という感じを受けるようです。(私からするとちょっと違うのですが)
私の言っていること、わかっていただけるでしょうか。なにか相談に乗っていただけることがあれば、ぜひお願いします。 |
No.8097 2012/07/20(Fri) 02:40:41
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長文になり大変恐縮です。少し付け加えたいことが出てきましたので書き加えます。
> 付き合った男の人からすると、私の側に「人から良く見られたい」という見栄がありすぎる、という感じを受けるようです。
この部分について強い感情があります。恋愛以外では私はあまり従順なほうではありません。人生の選択や仕事では思い切った決断をし周囲を驚かせることがあります。日本人は大抵「人と同じようにする」のを好みますが、私はそうではないので個性的と言われます。私は人と違うことを述べる勇気はあるほうだと思います。
ただし恋愛となると(人にはできるだけ言いたくない秘密ですが)、私は恋人に自信をもってもらうようにするのを自分の役割と思っています。その責任を果たすのが大事だと。まあ出すぎたことでしょうし、過保護で傲慢かもしれません。もとは親や自分に対する願いを転嫁した依存的なものである可能性もあるわけですが…。
とにかく別れた相手から、私に見栄がありすぎた、と言われ、それから一年経った今も悲しいです。あまりに鬱陶しくて可笑しくなりますが「あなたのためを思ってやったことなのに」と思ってしまいます。イヤですよね「これだから女は」と言われてもしょうがない…。悲しいとか誤解だとか言ったりはもちろんしません。あるいは本当は自分が見栄っ張りなのに、その見栄っ張りな心を見ようとしない「心の嘘」が私にあるのかもしれないですから。
私には相手が間違っていると言いたくない、相手の言うことをとことん真実だと言ってあげたい、相手の自信をますます大きく育ててあげたいという気持ちがあります。もちろん私の立場からこう考えるのは自律した大人同士の関係としては間違いです。その間違いを今後どのように正すとよいか、それが相談の趣旨でした。
どうぞよろしくお願いします。 |
No.8098 2012/07/20(Fri) 06:15:51
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お久しぶりです。
なんとなく読み取れるのは、過保護で甘やかす母親のイメージです。
日本人女性と白人男性のカップルの場合、白人男性が日本人女性に束縛されていると感じるケースが、比較的多いようです。
白人男性からすると、日本人女性は自己主張が控えめで、何でも言うことを聞いてくれるので、とても良い印象を受けるようです。 でも、一緒に生活しているうちに、だんだん重い責任を負わなくてはならないと感じてきて、一緒に生活するのが苦しくなってくるそうです。 そうして最後には、白人男性側が、謝りながら去っていく、というパターンが多いようですね。
実際、私の知人でも、まさにそうなってしまった夫婦がいました。
白人男性からすれば、そのときは自分が傷ついたとしても、ある程度きっぱりと言ってくれるパートナーの方が、結局は居心地が良いと言うことなのでしょうね。
もしかしたら、過保護で甘やかす母親のイメージは、お母様と真逆のタイプであり、響さんがお母様に望んでいた姿なのかもしれません。
そのお母様に望んでいた姿を、現在のパートナーとの関係の中で自分自身に実現することで、お母様に対して満たされなかった自分の気持ちを、整理しようとしているのかもしれません。 |
No.8099 2012/07/21(Sat) 01:19:47
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慰めに満ちたご回答をいただきました。ありがとうございます。
> もしかしたら、過保護で甘やかす母親のイメージは、お母様と真逆のタイプであり、響さんがお母様に望んでいた姿なのかもしれません。 > そのお母様に望んでいた姿を、現在のパートナーとの関係の中で自分自身に実現することで、お母様に対して満たされなかった自分の気持ちを、整理しようとしているのかもしれません。
おっしゃるとおりですね。あらゆる方向から自分を責めがちでしたが、これで一つの点に絞れたのでラクになりました。
ただ一つ厄介だと思ったのは…。自分の心の痛みを忘れるほど親に対する大きな感謝の念を持てるまでは、恋愛しても相手に迷惑をかけるのでしょうか。時々、私は本当は誰ともかかわってはいけない人間なのかと思うことがあります。そう考えるとつらくなります。
私が外国にいるのを覚えてくださり嬉しく思います。立花さんのお知り合いの方のケースはよくあるパターンなのかもしれませんが、私の場合は少し違うかなと思いました。「日本人女性と白人男性」という大きな枠で話されたのは私に対するご配慮と思います。お優しいお言葉に感謝しています。
少し考えてみて、また近いうちに同じことで書き込むかもしれません。その時はどうぞよろしくお願いします。暑いですがご自愛くださいね。 |
No.8100 2012/07/21(Sat) 16:41:25
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