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(No Subject) / n 引用

地面の隙間と吸い込む空気に湿り気を残し、雨は、今のところは姿を消していた。まるで雨宿りのように、彼女は駅の壁に背中を預け、文庫本を開けていた。

No.245 2016/06/25(Sat) 20:16:42


(No Subject) / n 引用

空を見上げた時に、ISSがいないなんて淋しすぎる

No.244 2016/03/27(Sun) 21:35:49


(No Subject) / n 引用

改札を通る。木のにおいがする。駅。古びた、良い言い方をすれば情緒のある駅。埃っぽい。壁に並べるようにしてベンチがあり、史緒里さんが座っていた。
 近づいて史緒里さんの前に立ち止まる。顔を伏せてゆったりと揺らめいていた。眠っているようだ。耳をそばだてるとスースーという安らかな寝息が聞こえた。
 ふと気づく。私は何故か心臓を持っていた。赤く濡れていた。史緒里さんの心臓だ。思ったより小さい。そっと掴む。きゅっと軽く握る。握り潰したい? と自分に聞く。答えは返ってこない。鼓動を打っている。とくんとくんと動いている。私はその心臓を史緒里さんの口元に近づけた
 史緒里さんはそれをするりと飲み込んだ。こくりとのどが動く。唇が赤く濡れた。史緒里さんはまだ眠っていて、けれどぺろりと唇を舐めた。
 唇はまだうっすらと赤い。肩にかけていた旅行鞄のポケットを漁って、ポケットティッシュを取り出した。ピリピリとティッシュを取り出して、史緒里さんの口元を拭く。ティッシュが赤く染まる。淡くきれいな赤。私は史緒里さんの隣に座った。
 木のにおい。埃のにおい。田舎のにおい。
 何となく、特に目的もなく鞄の中を漁っていると、底のほうにマジックがあった。キュポンと蓋を外す。史緒里を見る。スースーと寝息を立てていた。運命や主の思し召しなどといった言葉を脳裏に過らせながら、額に「肉」と。

No.243 2016/01/11(Mon) 18:17:12


(No Subject) / n 引用

君が優しいことを知っている。それは幻想かもしれない。思い違いかも知れない。それでも優しく歌っている。僕には優しく聴こえる。
いくつもの感情を胸に抱き、その中からぽつりと一つ、また一つと摘み上げるように花にして。声にして。うたを紡ぎ出す。青い花。左目に赤い花。

No.242 2014/08/15(Fri) 17:01:15


(No Subject) / n 引用

ほとんど風はなくてもプールに波は立つものらしい。

No.241 2010/07/26(Mon) 14:41:18


メモ / 西 引用

「うはっ! これは旨い!」
「  の旨味と  の甘さが溶け合って、コクがあるのに、後味がすっきりしてるわ」
「はて、これはなんなのか……? こんなに美味しい  に出会ったのは初めてです」
「この  がなんなのか、これを食べると分かるよ」
「なんだか   みたいだけど」
「いい味だ! 舌ざわりや歯ごたえが、 に似ているなあ……」
「近いね、それは  だよ」
「これが   ですって!? ま、まさか…!?」
「そう…これは  だよ」

No.240 2010/04/26(Mon) 16:24:39


短編第86期の感想をいくつか。 / 西直 引用

http://tanpen.jp/86/

10 家庭の事情
冷蔵庫に生首というのは面白い画だと思うのに、意図的にか、その画を見せることを避けているような気がした。グロを避けたということなら、別に生首くらいならグロでもなんでもないと思う。書き方にもよるけど。
シチュエーションコメディみたいなものかなと。ただその場合も生首のビジュアルを活かしたほうがいいとは思う。ちょっと中途半端。そうですねえ、エロくすればいいんじゃないすかねえ、と勝手なことを書いてみる。
エロくというより色っぽくかな。例えば連載物の第一話なら興味は引かれるけれど、これ単体として考えるとあんまり。
「日常の一部を切り取ったもの」として考えると、もっと面白そうなところというか、「何かいい」というようなところを切り取れたんじゃないかなぁと。

11 集中、ひらめき、愛、覚醒
「説明しない」のは「らしい」感じでニヤニヤするのだけれど、まあ読者を選んでしまうんじゃないかなぁと。
これは戦場ガ原さんの文章に慣れているせいかもしれないけれど、「5-56」あたりのような部分がもっと読みたいと思った。少し物足りない気もした。
変なところに話が飛んで、また当たり前に戻ってくるとか、戦場ガ原さんの文章は独特だと思うので、そういう独特な部分が読みたいと欲望の部分で思う。
余談として、前に『君は永遠にそいつらより若い』(津村記久子)を読んで、戦場ガ原さんの文章と似てると思ったことがあって、こういう系統があるのかなぁと思った。元になるような小説群がある? とか。

12 夜を説く
筐体を擬人化(違うけど)からラブプラスを連想した。まあそれは置いといて、PCは多機能な印象があるので「筐体に抱かれて眠る≒小夜(小説)に抱かれて眠る」みたいにするのは何となく違う気もした。印刷した紙束だとかのほうがいいんじゃないかなぁとか。
いつの間にか女の子が住み着いているっていうシチュエーションと、それをわりと当たり前に受け入れて説明しなかったところはいいと思う。
最後の一文はないほうがいい。と思うのだけど個人的嗜好の範疇かもしれない。
何だか重箱の隅をつついた気もするけど好きな話でした。
気になったので「ラップトップ」でググってみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3
多機能というわけではないのか。

21 見えない線
手馴れてるという感じなのだけれど、(あ)さんならもっとうまくやれるんじゃ……とも思った。「パットの『線』と絵の『線』を重ねて見る」を、もっと自然に読者が意識できる流れにできたんじゃないかなぁと。
「重ねて見る」ことを独白できっちり提示しすぎていて、そこら辺で余韻が薄れてしまっている気がした。後味があんまりよくない。(あ)さんは余韻だとか後味のよさだとかが武器だと思うので、そこが不満ではある。
そうした後味のよさだとかでは敵わないと思っているので、これも欲望として、その武器を生かしてほしいと思った。

23 パターンB
基本的にもぐらさんの感想に同意。ただそれが面白いかどうかってところで意見が分かれると思う。読み終えて「なるほど」とは思うんだけど、少し味気ない感じもした。パターンBをさくっと終わらせたところにもそういう印象があったのかもしれない。でもまあこれは「裏を返せば」ってことにもなると思う。
「感情の揺れ」を書いたという仮定をして(あくまで仮にそうだとして)、AとBを分けたことで「揺れ」ではなくなっているので、それはきっちり分けられるものでもないという考えなので、引っ掛かるものは感じた。
うまいのはうまいと思う。
余談として、この内容で自分なら、AとBを同じ分量にして交互に書くと思う。その是非はまた別にして。

30 エンドレストラック
これは感想書きにくい。丁寧に書いている感じがして、それはとてもいいことだとは思うけれど、そう感じさせないほうがいいんじゃないかとも思った。読んでる途中で話の質が解って、「ちゃんとまとまる? 大丈夫かな?」というどきどき感があった。
例えば今期のくわずさんの作品のように「笑いを入れる」「たたみかける」だとか。「読者の気を逸らす」「余裕を感じさせる」ようなところがあればいいんじゃないかなぁと。
あと、るるぶさん的なところかなとも思った。

31 ウェルドイット!
「アニメ的な映像にしたら面白そう」と、この前とある人に自分の書いたものの感想をもらったのだけど(そういうふうに言われるのは個人的にはとても嬉しい)、そういう「動きを見せる」ことではキリハラさんに敵わないところがあるなぁと。悔しい。
掲示板の感想に「雰囲気があれば」と書かれているのを見て、それもわかる気はした。「動き」の印象が強すぎて脚本を読んでいるように感じることがなきにしもあらず。それ自体悪いことだとは思わないけれど、ただまあポイントとして。
で、どうすればいいのかはわからない。「動きを見せるのがうまい」ってのは、たぶんキリハラさんの長所なわけだし。ただそれが強すぎて他の部分が弱く見える気もする。別に気にしないでいいかも、とも思う。わからない。

とりあえず以上です。

No.238 2009/12/04(Fri) 22:32:32


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