07924
とらんぷ館 中井英夫掲示板
『とらんぷ譚』だけでなく、『虚無への供物』や中井英夫に関する話題、
他にもどんな話題でも遠慮なく書き込みしてください。
常連の方はもちろん、初めての方も大歓迎です!お気軽にどうぞ。

誕生日です。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

残り時間もあとわずかとなってしまいましたが、
今日は中井英夫の(そして竹本健治の)誕生日です。

アクセス解析を見ると、
書影のページはなかなか人気があり、
「ああでもないこうでもない」と悩みながら撮影した甲斐があります。
この三連休で書影をある程度掲載したいと考えています。
できれば独立したコンテンツとして、
一コーナーもうけたいのですが、どうなることやら。

皆様のおかげでこのサイトはあります。
どうぞこれからもよろしくお願いします。

No.173 2005/09/17(Sat) 23:31:44


珍しく更新。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

珍しく更新しています。
『影の狩人』の「作品・掲載雑誌」に、
所持している本の書影を掲載しました。
掲載に関しては本多正一氏より許可を得ています。


素人撮影でお恥ずかしい限りですが、
持っていない方には、
あまり目に触れる機会のない中井本の世界、
ご堪能いただければと思います。

文庫版全集以外は撮影はすんでいるのですが、
html化に時間がかかるため、ひとまずこの5冊を掲載しています。


・幻想博物館(初版) 挿絵:上野球
http://joker.adam.ne.jp/toranpu/nakai/list/gensou1.html

・幻想博物館 新装版 挿絵:建石修志
http://joker.adam.ne.jp/toranpu/nakai/list/gensou2.html

・現代推理小説体系 別巻1 中井英夫
http://joker.adam.ne.jp/toranpu/nakai/list/gendai.html

・月蝕領映画館
http://joker.adam.ne.jp/toranpu/nakai/list/eiga.html

・薔薇への供物(河出文庫)
http://joker.adam.ne.jp/toranpu/nakai/list/barakumotsu.html

No.167 2005/09/05(Mon) 00:07:47


ヤフーに登録されました。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

関係者辞典もできたし、
デザインも更新したしと、
試しにヤフーへ申請を出してみたのですが、
無事登録されました!

自分としては、
「とらんぷ館はまだまだ内容的に物足りない!」
と思っているのですが、
それでも登録されたのは非常に嬉しいです。

ヤフーに登録していただけた
――ひいては、
デザインや関係者辞典を更新できたのは、
皆様が掲示板にいろいろカキコしてくださってるおかげです。
本当に感謝しております。
どうぞこれからもご愛顧のほどよろしくお願いします。

ただ、
トップ > 芸術と人文 > 人文 > 文学 > 小説 > ミステリ > 作家
で申請したのですが、
トップ > 芸術と人文 > 人文 > 文学 > 小説 > 作家 >
歴史上の小説家
で登録されているのがオドロキです。
歴史上の小説家、ですか……。
ちょっと中井英夫が遠くなった気が……。

とはいえ、乱歩はいないものの、
鏡花や足穂、澁澤、谷潤、埴谷に槐多、久作と豪勢なメンツに囲まれてますので、
ニヤリとする部分もあります。

No.161 2005/08/10(Wed) 01:37:34

 
Re: ヤフーに登録されました。 / 砂子 引用

ヤフーに登録、との事でおめでたい話題が続いてますね〜。実際アクセス数は増えるものなのでしょうか(アバウトで申し訳ないです、普段気にしていないもので・・・)。ふと疑問に思ったのですが、アクセス解析で何故この検索でここに・・・という不思議なキーワードってこれまでにありましたか?(宜しければ、ですが)

No.163 2005/08/13(Sat) 21:24:07

 
Re: ヤフーに登録されました。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

あいかわらずグタグタとしていてレスの遅い久世です。

>砂子さん
いつもレスありがとうございます。
以前は一日10件くらいでしたが、
ヤフー登録後は20〜30くらいありますね。

キーワードはやはり「中井英夫」が多いのですが、
マイナーなところでは夜翔ぶ女の写真撮影をされた「中本徳豊」、
『香りへの旅』で植物挿図をされた「二口義雄」
があります。
変なのは、「avril 経緯」というのがありました。
おそらくアヴリル・ラヴィーンのことだと思うのですが、しかしそんなキーワードでくるとは……。
あと「廃屋」ですね(笑)。
SEO(検索エンジン対策)を実は気にしているので、
もっと「中井英夫」でこられる方が増えれば、とは思っています。

No.165 2005/08/27(Sat) 01:15:07

 
Re: ヤフーに登録されました。 / 砂子 引用

>久世さま
下のスレッドでお疲れの所、レス頂いてしまいましてありがとうございますー。
ところで、トップページの情報を見てびっくりですー!行きたいです、澁澤龍彦&中井英夫イベント。(行けませんが・・・しゅーん)あ、それから重箱の隅をつつく様な細かい事ですが読売新聞の評は7月31日では?それにしても、ものすごい情報収集力です、久世さま。ありがたい・・・(号泣)。本多氏の文章を読みたいので公明新聞探してきますー、って図書館に置いてある物なのかしら、謎の公明新聞。

『彼方より』の書評ですけれど地元の地方紙に仏文学者の出口裕弘氏の評が載っていたのですが、どこからかの転載だったのかしら?ご存じの方、教えて下さい。 >皆様

> 以前は一日10件くらいでしたが、
> ヤフー登録後は20〜30くらいありますね。


わー、やっぱり違うものなのですね〜。ちなみに私は原田氏の竹本健治ファンサイトのリンクです・・・って以前言いましたっけ、でなければ怪しい人でしたね、失礼しました。

> あと「廃屋」ですね(笑)。

廃屋マニアの方(笑)・・・ではなく映像等で実用的な探し物だったのでしょうか。中井は虚用的ですが、そのレトリックが無用のものを有用に変化させる所が魅力ですね。

> SEO(検索エンジン対策)を実は気にしているので、
> もっと「中井英夫」でこられる方が増えれば、とは思っています。


講談社文庫の『虚無』新装版が出て、若い読者の方がいらっしゃるのかしら、と思い妙な事を伺いました。『虚無』だけでなく、他の作品・・・細密画の人物を見ていたかと思うと瞬間、絵画全体を見下ろせる鳥瞰的浮遊感を味わえる連作「とらんぷ譚」、中井の美意識の原流を妥協なき筆で読める『黒衣の短歌史』と読み進めて貰いたいですね。というのもどうもおせっかいな言い方ですし(興味ある人は読みますしね)、トップページの久世さまの様に上手く表現出来ないです・・・とほほ、牛歩で精進します(希望)。

ああ、ついでにちょっと失礼して書かせて下さい。ヤフオクで昭和44年のインタビューが載った雑誌「アサヒグラフ」が出品されていたのですが、中井ファン同士で醜い争いを繰り広げても・・・と思い手を出さなかったんです。が、結局あまり値が上がらなかったので後悔しているんです。44年といったら作品集も出てる頃じゃないですか〜、読みたかったですー。というわけで今後は醜く奪い合う予定です。うふふ。

No.170 2005/09/07(Wed) 21:16:53

 
追記 / 砂子 引用

すみません、読み返したら色々と酷かったので付け足しを。
「×原流→○源流」で、出口裕弘氏の書評は時事通信配信ですね。誤字に加えて調べて発言しないというのは、只でさえ馬鹿な文章なのに輪を掛けてえらい文章に・・・。反省します。
あ、公明新聞は入手できませんでした。うーん、田舎だと難しいです、公明党の新聞。

No.171 2005/09/12(Mon) 20:00:29

 
Re: ヤフーに登録されました。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

トップの情報ですが、
……実は、本多様よりご提供いただいた情報です。
ものぐさな館主は情報収集をろくにしていないため、
はっきりいって新しい情報はみなさまにご提供できずにおります。

読売新聞の評ですが、WEBに掲載されていたものには8月1日と明記してあったので、
そちらで掲載しました。

公明新聞は……赤旗と並んで入手しづらいかと。
政治(思想)・宗教が絡むと、図書館のような公共の場ではなかなか置いてないかと思います。
ちなみに砂子さんはどのあたりにお住まいなのでしょうか。
よろしければ教えてください。

>リンク元
砂子さんが来てくださって、原田氏には感謝です。
でもヤフーに登録しても、新しい方が掲示板にカキコしてくださらないのは、
ちょっと寂しかったりします(だったらさっさとレスしろよと思いますが:汗)

>キーワード
中本徳豊、二口義雄さんのお二方は、までは僕も詳しくは存じ上げません(笑)。

>若い読者……など
中井英夫は虚無のみで終えてしまうには惜しい作家なので、
ぜひ読み進めて欲しいですよね。
このサイトが虚無以外への窓口になることが、僕の一番の夢です。
でもすみません、実はまだ『黒衣の短歌史』は未読です!(汗)
サイトのトップは好きな作品を並べただけですので(笑)。

>ヤフオク
単行本はだいぶ集まってきたので、中井英夫が寄稿した雑誌もちょくちょく集めています。
まだ塔晶夫名義のものは所持していないので、
塔晶夫名義で寄稿している雑誌はかなりほしいですね〜。

またカキコお待ちしてますね。

No.172 2005/09/15(Thu) 01:29:22

 
Re: ヤフーに登録されました。 / 砂子 引用

書き込みが気付かれるのかどうか判りませんが、レスしたかったもので、一寸失礼して。

>トップの情報ですが、
……実は、本多様よりご提供いただいた情報です。

な、納得です!情報の集まり方も完全網羅といった所ですね。でも昨年の中城ふみ子没後50年関連でもお名前をお見かけする機会が多かったのですが、細かい資料の貸し出し等、色々と大変だったのでは・・・と思います。

>公明新聞は……赤旗と並んで入手しづらいかと。

そうですね〜。本多氏の文章は「文藝 秋季号」の方で手を打とうかと(←何様な言い方ですね・笑)。

>ちなみに砂子さんはどのあたりにお住まいなのでしょうか。

ちなみにですが上にも書きました、中城ふみ子の出身地に在住しています。おかげで「中城ふみ子資料展」なども見られます。そうそう、中井の直筆の手紙も展示されてました!手紙の内容は全集等でも見られますが、やっぱり直筆はペンの勢いや加筆部分も判って、手紙に託す人の想い・・・に加えて駆け引きなどもリアルに伝わってきまして、エッセイ『地下を旅して』の「死者への手紙−手紙の楽しみ」で”熱っぽい手紙”とありますが、熱さを感じるものでした。来年には市立図書館に常設で資料室が出来るので、見てきましたらレポートしますね。

>単行本はだいぶ集まってきたので

久世さまの書影に感化されまして、私も蒐集を張り切ろうかと。それにしても中井の本を新刊で買えた方々が羨ましい・・・って、こんな愚痴書き込みで申し訳ないです。

No.180 2005/09/24(Sat) 19:37:07

 
Re: ヤフーに登録されました。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

>情報に関して
著作権継承者といえど、
出版社などから関連情報を掲載したという連絡がくることはあまりなく、
ご自身で調べられたり、ご友人などから教えていただくことが多いそうです。

いろんな書類・情報の管理って、大変ですよね。
最近仕事してて非常に強く思います。

>北海道
北海道、行ったことがないんで羨ましい(!?)です。
京都のアスタルテ書房に中井英夫直筆の色紙がありますが、
中城ふみ子宛の手紙は、そういったものとは「熱」の入り方が違うのでしょう。
資料室、できましたらレポートぜひお願いします!

>単行本
新刊なら帯までちゃんとありますからね〜(笑)。
でも後から集めるというのも、また楽しいですよ。
楽しいけど、置く場所がないのが悩みの種です。
アンティークの小さな本棚に陳列したいのですが、
今の部屋では本棚自体もう置く場所ないし、
引っ越ししたいものの引っ越し自体がいつのことになるのやら……。

No.185 2005/10/11(Tue) 01:44:07


私事ですが・・・ / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

ようやく就職が決まりました。
月曜からWEBディレクター見習いとして、
大阪の某IT企業で働くことになりました。

仕事で得た知識をこのサイトにフィードバックしていければ、などと考えています(笑)。


関係者辞典に関して、
コメントくださった方々、ありがとうございます。
地味に大変だったので、反応があると非常に嬉しいです。

「中井英夫戦中日記 彼方より 完全版」を
昨日購入しましたので、
この勢いで完全版で収録された部分を
明確にしたものを掲載できればと思っております。

なお、今日明日にでもサイトデザインも一新します。
カッコイイものになってますので(笑)、
ご期待ください!
どうぞこれからもご愛顧お願いします。m(_ _)m

No.148 2005/06/25(Sat) 14:09:58

 
Re: 私事ですが・・・ / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

前回のカキコから二週間経って(汗)、
ひとまずリニューアルしました。
トップでニュースが表示されないなど、
まだ一部不具合もありますが、
なるべく早く直していきたいです。

No.151 2005/07/10(Sun) 19:25:17

 
おめでとうございます☆ / 薔薇幻 引用

お久しぶりです☆

なかなか書き込みできなくてごめんなさい。
今後も応援しております。
益々のご発展をお祈り申し上げます。

また 就職が決まったとのこと
お慶び申し上げます。

書き散らしましたが
また 落ち着いたら 書き込みかメールで
よろしくおつきあい下さいませm(_ _)m

No.153 2005/07/13(Wed) 00:21:49

 
Re: おめでとうございます☆ / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

>薔薇幻さん
お久しぶりです。
先日メールをお送りしましたが、
無事届きましたでしょうか。

> また 就職が決まったとのこと
> お慶び申し上げます。


どうもありがとうございます。
どうぞこれからもよろしくお願いします。

No.155 2005/07/19(Tue) 06:03:05

 
Re: 私事ですが・・・ / 砂子 引用

お久しぶりですー。ご就職おめでとうございます・・・って遅すぎてかえって失礼ですね。お忙しい日々かとは思いますがサイトデザインが新しくなってらして驚きました!洗練されて、よりシャープになって素敵です。関係者辞典も以前より充実してらっしゃるのですね。(個人的には乱歩が入っていて嬉しかったりします♪)そうそう、サイト名に中井英夫研究サイト、と入ってらして研究していない者なのに出入りさせてもらっていいものだろうか、と思ったのですが、(ミーハーの身でありつつも)いつかは好きな作家について、少しはまともな事が言える様になれれば・・・という勝手な思い込みでこれからもお邪魔させて頂きます〜。

ところで『彼方より〈完全版〉』、読まれましたか?私の方は仕事が忙しくて、手に取って表紙を眺める日々です(泣・お盆までおあずけ状態です〜)。福島泰樹氏との対談「黒鳥の歌」で”出て来た”と言っていた部分ですよね。どうでしたか? 読みましたら又こちらに伺わせて頂きますー。
それにしてもこの本にアンケートが付いていなくて良かったです。というのも、カバーを外した所にある中井手書きの崩れた文字部分を見ると、本多正一氏の編集における苦労を思い、ついストーカーの気色悪いアンケート葉書を送って(結果的に)嫌がらせをしてしまいそうなので(笑)

そういえば最近、導眠剤代わりに『ポートレイト・オブ・ビル・エヴァンス』というジャズピアニストへのトリビュートアルバムを聴いていまして、以前久世さまが『凶鳥の黒影』発刊時に仰っていた事を思い出したのでオマージュという点について少し書かせて下さい。

このアルバムはリリカル、ストイックと評される事が多いエヴァンスに捧げられた物で、曲目は勿論エヴァンスのよく弾いた曲を弾き(トリビュートですから)、静謐な色合いも強く、奏法も似せながら独自のニュアンスを出すピアニストがほとんどだったんですが、その中でハービー・ハンコックの奔放な演奏を聴いていると曲目はおろか奏法も完全にオリジナルで、一聴するとどの辺りがエヴァンスと関わりがあるのか、と思ってたんです。
が、聴いていく内にコード進行やタイム、リズムや音階といった血肉の部分で影響された事を表現したい意志が伝わってきたんですね。

それで『凶鳥の黒影』の竹本健治「彼ら」における久世さまの解釈が(遅すぎるのですが)、実感として腑に落ちた感があったんです。中井の文章の精度や作家として普段からの姿勢を仰っていて、そういうオマージュの方法もあるのだなあ、という事に。

などと言いましてもオマージュと聞いて求める物は津原泰水・嶽本野ばらの様な中井の影響を直接思わせる物だったりもしますけれど。(↑のアルバムもハンコックの曲は途中から飛ばして聴いていましたし)

その点で倉阪鬼一郎は好きな作家さんなので残念というか、もう少しガジェットを多用せず独自性を出してもらっても良かったのでは、と。今更ながら。

実は倉阪鬼一郎を読み出したのは、西澤保彦の作品内で登場人物として出て来てからの興味でして、その後に骨の髄まで中井フリーク全開のレビューを「中井英夫スペシャル」で書いているのを見て驚きました(笑)西澤保彦の「なつこシリーズ」が気に入ったのならば、作家でいうと森奈津子に行くのが普通なのに(ご存じないかと思いますが昔、少女小説で「お嬢様シリーズ」というものを書いていて、痛快かつ麗しい作品でした☆)、ホラーアンソロジー「異形コレクション」も読んでいますし牧野修でも良かったのに、倉阪鬼一郎に行き着くのは・・・もしや中井に呪われてる?いえ、自意識過剰にも程がある冗談ですね。それでは、つまらない事ばかり言って失礼しました〜。

No.156 2005/07/21(Thu) 21:36:36

 
Re: 私事ですが・・・ / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

> ご就職おめでとうございます・・・って遅すぎてかえって失礼ですね。
いえいえとんでもない、ありがとうございます。

> サイトデザインが新しくなってらして驚きました!洗練されて、よりシャープになって素敵です。

ありがとうございます♪
デザインは関係者辞典までは手が回らなかったのですが、
けっこう頑張りました(笑)。


> サイト名に中井英夫研究サイト、と入ってらして研究していない者なのに
> 出入りさせてもらっていいものだろうか、と思ったのですが、


研究サイトと題打ったものの――という気がしなくもないものの、
まあ今後そういったコンテンツを増やしていくということで(笑)。
僕も単なるミーハーですんで(笑)、どうぞご遠慮なくこれからもお越しください。

>『彼方より 完全版』
『彼方より完全版』、時間がかかりましたが読み終えました。
あまり集中して読めなかったため、いまいちうまくコメントできませんが、
変な言い方ですが、より「中井英夫らしくなった」という印象があります。
今全集版と軽く比較をしていたのですが、
やはりどういった内容が追加されたのかをきっちり検討した方が良さそうですね。

月光9号に、たしかに「ずっと見えなかった戦中日記が出て来たものだから」とありますね。
さらに読み進めていたら、
『彼方より』と『凶鳥の黒影』の装幀家間村さんが、
「緑葬館」に参加していた
(竹本健治が中井英夫に見いだされた『夜は訪れぬうちに闇』収録)
という発言があって驚いています。
まさかそんなところで繋がりがあるとは!

カバーを外すとびっくり、ですね(笑)。
人に見られることを前提としてない日記とはいえ、
かなり校正のあとが見えて興味深いです。

本多さんの苦労といえば、
注釈が充実しているのはすばらしいですね。
文章だけでなく、当時の新聞広告があるのがすごい!
特にこれは母君の死亡広告なんて、まさか見られるとは思ってなかったので……。

あと全集の「Nakai Hideo」の文字は、どこから来たのか不思議だったのですが、
戦中日記からとったものだったのですね。
長年の謎がようやく解けました。

>オマージュに関して
ジャズを聴かれるのですね。
ベタですが、ブランデーを飲みながら、
ジャズやクラシックを聴きながらくつろぐ、というのが夢です(笑)。

中学生頃に、「ホーキング 宇宙を語る」を導眠剤に使ったことがあります。
宇宙へのあこがれから読んでみるも、
まったく内容が理解できずに眠くなるため、バッチリ熟睡できました(笑)。
人から借りたのですが、結局最後まで読み終えずに返した覚えがあります。

さて、僕の『凶鳥の黒影』収録「彼ら」評というと、

> 「普段の作品と変わらない……。
> となると『普段から中井英夫のオマージュを書いてる』って意味か?」
> と思ったくらいです(汗)。


というヤツですね。
これは己の読解力のなさからくる開き直りに近いものでして(苦笑)、
改めて取り上げられるとお恥ずかしい限りです。

今一度、『彼ら』を再読したのですが、
最終的に夢(妄想)が現実を浸食していく、という構造は、
中井作品にも多く見られるパターンですので、
そういう意味では十分にオマージュになっているのかと思います。

他の作家さんは主に中井英夫自身や、
中井の用いたモチーフを利用した作品が多いのですが、
すでに『匣の中の失楽』や『ウロボロスの基礎論』を書いた竹本さんとしては、
改めてオマージュ集にそういったものを書く必要性はなかったのかもしれません。


>倉阪鬼一郎
西澤保彦の作品に出てたんですね! 知りませんでした。
『中井英夫スペシャル』のレビューというのは、
「『とらんぷ譚』論」ですね。
十代の頃にこの原型が書かれたいうのを読んで、
僕などは自分の読解力・文才のなさに赤面するしかありません。

>森奈津子
異形コレクションも読んでますが、森奈津子も実は読んでます(笑)。
とはいっても、小・中学校頃でしょうか。
妹がいるので、彼女が読んでいたため、僕も読んでました。
あんまり覚えていないのですが、
ハチャメチャ振りが楽しかったような気がします。


そうそう、映画『姑獲鳥の夏』はご覧になりましたか?
一言でいうと、僕は実相寺節についていけませんでした(汗)。

ちょっと気になった点としては、
原作が手元にないので確認できないのですが、
映画では7月13日から物語が始まっているのですね(たしか)。

虚無が7月12日から終わっていることを考えると、
意識しているのかな、と思わされます。
というのも、とあるお方から伺ったのですが、
あるインタビューでなぜ京極堂シリーズがあの時代なのかという問いに、
「船が沈む前だから」と京極夏彦が答えたというのです。
船=洞爺丸、つまり『虚無への供物』の前ということですね。
最終的に何かしら虚無との関連が明確にされるのか、
この後の展開に期待です。

No.157 2005/07/31(Sun) 19:44:57

 
Re: 私事ですが・・・ / 砂子 引用

お盆で久世さまも帰省されている様な気がしますし、見ている方も少ない様な気がするのに乗じて、こっそり書き込みに参りました☆

> 『彼方より完全版』、時間がかかりましたが読み終えました。
> あまり集中して読めなかったため、いまいちうまくコメントできませんが、
> 変な言い方ですが、より「中井英夫らしくなった」という印象があります。
> 今全集版と軽く比較をしていたのですが、
> やはりどういった内容が追加されたのかをきっちり検討した方が良さそうですね。


只今、読み中です。読んだことのある文章と無い部分が混在していて興味深いです。中井が削った部分は作家としてではなく、人間臭さの滲む所ですよね。そこを排除していった当時の課程に関心があります。

> 月光9号に、たしかに「ずっと見えなかった戦中日記が出て来たものだから」とありますね。
> さらに読み進めていたら、
> 『彼方より』と『凶鳥の黒影』の装幀家間村さんが、
> 「緑葬館」に参加していた
> (竹本健治が中井英夫に見いだされた『夜は訪れぬうちに闇』収録)
> という発言があって驚いています。
> まさかそんなところで繋がりがあるとは!


竹本氏と御友人なのでしたっけ。何だか最近、小笠原賢二氏の評論集や乱歩全集やこの『彼方より〈完全版〉』と装幀の間村氏率が高いです。追っかけなのか、と思う位です(笑)

> 本多さんの苦労といえば、
> 注釈が充実しているのはすばらしいですね。
> 文章だけでなく、当時の新聞広告があるのがすごい!
> 特にこれは母君の死亡広告なんて、まさか見られるとは思ってなかったので……。


そうですね、怖い位。でも教養の無い私には読み易いのでありがたかったです。

> 今一度、『彼ら』を再読したのですが、
> 最終的に夢(妄想)が現実を浸食していく、という構造は、
> 中井作品にも多く見られるパターンですので、
> そういう意味では十分にオマージュになっているのかと思います。


うーん、成程です。てっきり姿勢で表現した物と思い込んでいたので、他人様に聞いてみるものです。ありがとうごございました。

> >倉阪鬼一郎
> 西澤保彦の作品に出てたんですね! 知りませんでした。


秘書猫さんが大活躍でした(笑)。ミステリとしてはどうかという所なのですが、竹本健治氏の〈ウロボロスシリーズ〉で作家さんが出てくる所がとても好きなので、そういった物が好きな方にはお薦めです。

> 『中井英夫スペシャル』のレビューというのは、
> 「『とらんぷ譚』論」ですね。
> 十代の頃にこの原型が書かれたいうのを読んで、
> 僕などは自分の読解力・文才のなさに赤面するしかありません。


あ、すみません。著作ガイドの評の所です。『活字狂想曲』や日記を見ていると、自身の方向性や現状の判断にシビアなイメージがあるので、マイナーな作品の評も取り上げていて意外に感じたもので。

「『とらんぷ譚』論」は完全に横に置いてました〜。10代であれを書くのは、頭の構造からして違いすぎる・・・(泣)と思っていまして。

> >森奈津子
> 異形コレクションも読んでますが、森奈津子も実は読んでます(笑)。
> とはいっても、小・中学校頃でしょうか。
> 妹がいるので、彼女が読んでいたため、僕も読んでました。


私は中学生だったので、年上ですね。妹さんと本の貸し借りをしていたなんて羨ましいです☆そういえば当時は〈お嬢さまシリーズ〉『青薔薇の〜』の元ネタを知らなかったのだなあ、と思うと懐かしいですね。

> そうそう、映画『姑獲鳥の夏』はご覧になりましたか?
> 一言でいうと、僕は実相寺節についていけませんでした(汗)。


観に行きました!展開が早かったですよね。でも眩暈坂と京極堂のセットは良く出来ていて嬉しかったです。あ、後は敦っちゃんの服装と猫が愛らしかった(すみません・笑)。気になったのは京極堂の中の人が蘊蓄を語っている時、長台詞で演技がいっぱいいっぱいに見えた様な・・・気のせいかも、ですけれど。

それからぜひ『魍魎の匣』の映画化も期待したいです。何故なら小説だから良いのであって(シリーズ内で一番好きです)、あれを映像化すると稀代のトンデモ映画になりそうなので。

> というのも、とあるお方から伺ったのですが、
> あるインタビューでなぜ京極堂シリーズがあの時代なのかという問いに、
> 「船が沈む前だから」と京極夏彦が答えたというのです。
> 船=洞爺丸、つまり『虚無への供物』の前ということですね。
> 最終的に何かしら虚無との関連が明確にされるのか、
> この後の展開に期待です。


そういえば講談社文庫『新装版 虚無への供物 上』の帯文は京極氏でしたね。関連もありそうで、どう展開されるのか興味深いです。

No.162 2005/08/13(Sat) 21:18:04

 
Re: 私事ですが・・・ / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

ぐったりと仕事をしている久世です。
ようやくですが、お返事を。

>『中井英夫戦中日記 彼方より 完全版』
> 只今、読み中です。読んだことのある文章と無い部分が混在していて興味深いです。中井が削った部分は作家としてではなく、人間> 臭さの滲む所ですよね。そこを排除していった当時の課程に関心があります。

作家であるだけでなく、「編集者」でもあった中井だけに、
より注意深く削除されているのでしょう。そこを探るのは非常に興味深いです。
写真撮影が一段落ついたら、最終的な考察はおいといて、
ひとまずどこが削除されたかの検証だけでも着手したいです。

> 竹本氏と御友人なのでしたっけ。何だか最近、小笠原賢二氏の評論集や乱歩全集やこの『彼方より〈完全版〉』と装幀の間村氏率が> 高いです。追っかけなのか、と思う位です(笑)

今出てる光文社の乱歩全集も間村さんなのですね。
いー仕事されてますねー。ほどよく古くて新鮮で。字(書体)の力を知ってらっしゃる方のように思えます。

>> >倉阪鬼一郎
>> 西澤保彦の作品に出てたんですね! 知りませんでした。


> 秘書猫さんが大活躍でした(笑)。ミステリとしてはどうかという所なのですが、竹本健治氏の〈ウロボロスシリーズ〉で作家さん> が出てくる所がとても好きなので、そういった物が好きな方にはお薦めです。

それは面白そうですね。
ウロボロスも最後に読んでからだいぶなるので、読み返したいです。

> 「『とらんぷ譚』論」は完全に横に置いてました〜。10代であれを書くのは、頭の構造からして違いすぎる・・・(泣)と思って> いまして。

なるほど。それは納得できます(笑)。

> 私は中学生だったので、年上ですね。妹さんと本の貸し借りをしていたなんて羨ましいです☆
> そういえば当時は〈お嬢さまシリーズ〉『青薔薇の〜』の元ネタを知らなかったのだなあ、と思うと懐かしいですね。


砂子さんと僕は年がちょっと違うだけなんですね。お幾つなのかまったくわからなかったものでして(笑)。
妹がいると、普通に少女マンガが読める環境にあるので、あれは便利でしたねー。
おかげでいろんな作品に巡り会いました。
当たり前ですけど、少女マンガにもたくさん名作ありますし、少女マンガにしかない力もありますから、
そういったものを知れたのはすごい幸せです。

>> そうそう、映画『姑獲鳥の夏』はご覧になりましたか?

>観に行きました!展開が早かったですよね。でも眩暈坂と京極堂のセットは良く出来ていて嬉しかったです。
>あ、後は敦っちゃんの服装と猫が愛らしかった(すみません・笑)。気になったのは京極堂の中の人が蘊蓄を語っている時、
>長台詞で演技がいっぱいいっぱいに見えた様な・・・気のせいかも、ですけれど。


眩暈坂、頑張って作ったなーとは思ったのですが、もっと長〜いイメージがあったので、そこがちょっと残念かも。
京極堂もよく作られてましたよね。猫ちゃんは評判いいですね(笑)
ウンチクの部分は、……やっぱり映画だと表現が難しいのでしょうか。
舞台だとまだキマるのかもしれません。

> それからぜひ『魍魎の匣』の映画化も期待したいです。
>何故なら小説だから良いのであって(シリーズ内で一番好きです)、あれを映像化すると稀代のトンデモ映画になりそうなので。


僕はシリーズでは匣か理です(選べない……)。
姑獲鳥でもトンデモの片鱗はあった気がするので、匣の映画化は開き直れば「楽しみ」といえるかもしれません。
でも姑獲鳥も作り直して欲しいなあ、というのが正直なところ……。

ふと、虚無の映像化作品『薔薇の殺意』を思い出しました。
といっても見てないのですが、「見ないままの方がよいのかな」と……。
いやでも見たいのですが(笑)。

> そういえば講談社文庫『新装版 虚無への供物 上』の帯文は京極氏でしたね。
> 関連もありそうで、どう展開されるのか興味深いです。


現時点では、虚無との関連はまったく見えないので、
どうして本多さんが京極さんに推薦文を依頼されたのかがまったく読めません。
あ、強いて言えば氷沼家も京極さんも北海道出身……。

相変わらずレスが遅いのですが、
どうぞ今後ともよろしくお願いします。

No.168 2005/09/06(Tue) 00:20:07


中井英夫と加藤郁乎 / こま 引用

「現代詩文庫45 加藤郁乎詩集」思潮社1971年に、中井英夫が「流刑地の友へ」という文を寄せています。
加藤郁乎「旗の台管見」コーベブックス1977年に、中井英夫「黒鳥の囁き」「幻想博物館」の書評が収録されています。

No.146 2005/06/23(Thu) 10:06:45

 
Re: 中井英夫と加藤郁乎 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

ご指導頂きありがとうございます。
次回更新時に掲載させて頂きます。

No.147 2005/06/25(Sat) 14:00:45

 
Re: 中井英夫と加藤郁乎 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

『旗の台管見』の方は確認できなかったため、
中井英夫スペシャル2を参考に、
加藤郁乎の項を作成しました。
どうもありがとうございました。

No.152 2005/07/10(Sun) 19:26:24


はじめまして / aki 引用

はじめまして、中井英夫氏の著作の収集をはじめて20年ほどたちますが未だ集めきれないでいるakiと申します。
いま『薔薇の殺意』がミステリチャンネルで放送されているのですね。それを今日知ったばかりで・・・また1話を見逃してしまいました。何年も待ってたのに・・・
という愚痴はおいといて、『彼方より 完全版』の情報嬉しいです。最近はあまり本屋に行ってないもので、新刊を買い逃すこともしばしばです。出版されてから1年以上も経ってからその存在を知るなんてよくあります。
創元の『中井英夫全集』最終巻もやっとって感じですね。
過去ログで紹介していただいてますが、
http://www43.tok2.com/home/aki0518/nakai/nakihideo.html
というページも作っているのですが、元来不精者なので、なかなか書影を撮る作業が進まず、更新も滞っておりますが、そろそろ更新しなくちゃなあと思ってます。本の保存にパラフィン紙+ビニール袋を使っているのでなかなか写真がとれないのです、というのが言い訳なのですが(笑)
では宜しくお願いします。

No.139 2005/06/16(Thu) 22:54:24

 
Re: はじめまして / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

akiさん、はじめまして。
先日、貴サイトを勝手ながら紹介させて頂きました。
『薔薇の殺意』、僕もどうにかして見たいです……。

新刊情報がお役に立てたようで、嬉しいです。
僕も見逃しがちなのですが(苦笑)、
今後も中井英夫関係の新刊情報をお届けできればと思います。

akiさんのコレクション、
20年かければ、あそこまで行き着くわけですね!
納得いきました。
中井英夫の本は入手も難しいし限定本が多いしで、
めったに見られるものではないので、
ありがたい限りです。
コレクションのすさまじさに言葉をなくすしかないのですが、
さらなる書影の充実を非常に期待しております!

どうぞこれからもよろしくお願いします。

No.142 2005/06/17(Fri) 07:54:33


月蝕領映画館 / T.Harada 引用

創元ライブラリ版『中井英夫全集』の最終巻(第12巻)『月蝕領映画館』は、夏頃刊行の予定、らしいです。
(情報源 http://8010.teacup.com/aleksey/bbs 6月 3日(金)12時36分4秒のホランド氏の投稿「真正面から問わせていただきます。(中) 」より。)
私事ですが、[mixi] http://mixi.jp/ 内のコミュニティ[中井英夫]に加入しました。必要でしたら、詳細なご案内を差し上げます。

No.136 2005/06/15(Wed) 07:48:16

 
Re: 月蝕領映画館 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

情報ありがとうございます。
最終巻、夏頃ですか。
もしかすると誕生日に出版となるかもしれませんね。

mixi、お誘い頂きありがとうございます。
実は別人名義で入っております(笑)。
T.Haradaさんもお見かけしましたが、
どこまでmixi内で交友範囲を広げてよいのか判断がつきかね、
失礼ですが足あとを残すだけとなりました。
リアルとこのサイトとmixiと、
顔を使い分けたがるタチでして……。

マイミク申請した際には、どうぞよろしくお願いします。

No.141 2005/06/17(Fri) 07:45:41

 
Re: 月蝕領映画館 / T.Harada 引用

>実は別人名義で入っております
そうでしたか。
入っているひとが多いですね。今日は、mixi内で、へのへの先生を発見しました。

No.144 2005/06/17(Fri) 22:19:43

 
Re: 月蝕領映画館 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

へのへの先生以外にも、我○子先生やその奥さんや、
様々な方がいらっしゃいますね。
個人的には異形アンソロジーでデビューされた方を
みつけたときには、驚きました。

No.149 2005/06/25(Sat) 14:11:40


まじでまじで / 大森至 引用

昨日、埼玉県内某書店で詩とメルヘンシリーズが16箱、ひとつ690円で売っておりました。もちろん「香りのおもいで」もありました(効き目、種村、矢川も無事購入)。歩けばまだまだ見つかるもんですね。

No.132 2005/06/14(Tue) 22:07:49

 
Re: まじでまじで / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

大森至さん、はじめまして。
う、うらやましいです!あるものですねー。
僕も安く手に入る幸運にありつければいいのですが(笑)。
これからもよろしくお願いします。

No.135 2005/06/15(Wed) 03:45:43


関係者辞典を作りました。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

久々の更新です。
「中井英夫関係者辞典」を掲載しました。
まだ途中ですが、
主に全集に寄稿された方などを中心に掲載しております。

「孤高の作家」と呼ばれた中井ですが、
様々な交友関係があります。
小説家から評論家、編集者と、
どういった人たちが中井英夫と仕事をしたのか、
交流があったのかと、
中井英夫の人間関係が見通しが良くなるのではと思います。

三島や澁澤など、まだ記載していない方々も多くいますが、
「この人も載せて!」というリクエストがありましたら、
ご遠慮なくお申し出ください。
また、ミスなどありましたら、ご指摘いただければと思います。

http://joker.adam.ne.jp/toranpu/nabout/nakai.html

No.129 2005/06/11(Sat) 22:20:26

 
Re: 関係者辞典を作りました。 / 砂子 引用

関係者辞典、拝見させて貰いました。その時代でジャンルが違って広範囲に及ぶので大変ではないのでしょうか、お疲れ様でした。それでですが、リクエストしていいのですか?でしたら中井英夫が好んだ作家はどうでしょうか。江戸川乱歩・久生十蘭・太宰治・椿實・歌人だと北原白秋など・・・。宜しければ御一考下さい。

No.131 2005/06/14(Tue) 20:49:50

 
Re: 関係者辞典を作りました。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

全集への寄稿、オマージュ展や「凶鳥の黒影」寄稿者をメインに集めましたが、
略歴(特に名前の読み方!)を確認するのが大変でした。
さらに追加して55項目(人)になりましたが、まだあと39人近く残っています……。
最低限生年、職業、ふりがなをきちんと確認したいのですが、
きりがないので、○○に寄稿くらいでとめるかと思います。

ご提案頂いた件ですが、
関係者辞典は「中井英夫と仕事をした人」がメインなので、
好んだ作家だと、別項目でソース付き(『彼方より』の何ページに記述、など)でまとめた方がよさそうですね。
おもしろそうな企画、ありがとうございました!

No.133 2005/06/15(Wed) 02:45:14

 
Re: 関係者辞典を作りました。 / こま 引用

興味深い資料ですね。俳句関係が弱いように思われます。加藤郁乎(いくや)とか、西東三鬼とか。それでは〜。

No.138 2005/06/15(Wed) 11:57:10

 
Re: 関係者辞典を作りました。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

ご指摘ありがとうございます。
砂子さんのお話を伺ってると、
思わぬ人(単純に僕がしらないだけですが……)が
中井英夫の評論を書いているので、
「中井英夫と誰がどういうつながりがあるのか」を
明確にしようと、関係者辞典を作ってみました。

俳句や歌人関係はたしかにまだですね。
なんとか回収していこうと思いますので、ご指導頂けると助かります。

今後はひとまずやりやすい
「中井英夫スペシャル」の寄稿者から、
まとめていこうとかと思っています。

No.140 2005/06/17(Fri) 07:28:08

 
Re: 関係者辞典を作りました。 / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

合計で119項目になりました。
これでしばらくは更新しなくてもいいかなとか思ったり(笑)。
いえいえ、時間のあるうちに、
より充実させておきたいと思っています。

単なる人名辞典からもう少し発展させて、
第一次中井英夫作品集の推薦者別、などと、
カテゴリ・関係別にまとめたりできればいいのですが。
それとか画家・装幀家別で一覧が見られたりといった、
検索性ももてると最高です。
さらに理想としてはブログのように、
各項目ごとに皆さんからのコメントがいただけるようになれば、
より充実した内容になるかと思うのですが、
カスタマイズしやすいブログが見つからないため、
HTML形式でアップしています。

いっそ自分で久々にPHPを使って、
用語集を作成してみようかとも思うのですが、
そこまではできるかどうか……。

No.143 2005/06/17(Fri) 18:20:37


中井英夫のお墓について / らんつる 引用

>初めは福島さんが住職をされている法昌寺にお墓があったそうですが、

お墓は最初から山口ですよ。
法昌寺にあるのは福島師がご自身でお建てになった「供養塔」に過ぎません。
福島師はお墓も建てたかったのだろうとは思います。
もし、そうなっていたら都内在住にはお墓参りもラクですが(笑)

No.127 2005/06/05(Sun) 19:23:08

 
Re: 中井英夫のお墓について / とらんぷ館主人 久世 樹 引用

らんつるさん、はじめまして。

幻想文40号に収録されている本多正一さんの「薔薇の不在――中井英夫納骨記」を読むと、
「中井英夫の墓所をどこにするのかは九三年十二月十日以降の最も大きな懸案だった」とありますので、
法昌寺には「お墓」はなかったようですね。
勘違いしておりました。

ご指摘ありがとうございました。

No.128 2005/06/07(Tue) 18:05:55


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