はじめまして つかぬことをお聞きします。
メール交換をしている相手が「中井英夫の弟子だった」と言うのです。誠に失礼ながら中井氏のお名前をそこで初めて知りました。
で、メール相手が本当のことを言っているのかが気になり、ネットで調べてこちらに行き着いた、という訳です。
相手は46歳の男性です。 いつ弟子してたかは書かれていないのでわかりませんが、こちらに掲載されていた、助手とは違いますよね?
助手=雑用など、手助けをする事務作業が中心の者。 弟子=師匠の指導の元、自分がプロを目指す修行中の者。雑用も含まれる場合が多い。
と、解釈しておりますが、実際、弟子と呼ばれる立場の者が、ついておられた事実はあるのか、ご存知でしょうか?
わかる範囲で構いません。 お答えいただければありがたいです。 |
No.175 2005/09/19(Mon) 23:47:20
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まるさん、はじめまして。 中井英夫は生涯に何人か助手を雇っています。 年表で確認すると、小坂信夫、大橋善之・金沢祐史(78〜?)、田中敏郎(86〜?)、申天洪(シンチョホン、89〜?)、そして本多正一(89〜)の各氏ですが(正確な年月は不明)、 お弟子さんとなると、年表にも記載してありませんし、 エッセイなどに書かれているかというと、 僕が覚えている限り、いないかと思います。 もっとも、冗談半分に自称している (もしくはご本人は弟子だと思っていた)のかもしれませんが、 事実だとすれば相当親しかったのでしょう。
何かのお役に立てれば幸いです。 |
No.176 2005/09/20(Tue) 04:23:46
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横から失礼します。お探しの方とは年齢が異なるので別の方とは思いますが、助手の方のお話という事で割り込みを・・・。
私が印象深い方は村上裕徳氏です。「『新青年』趣味 第11号」の中井英夫特集に寄稿された文章が、量・内容と全てにおいて過剰なのが忘れがたくて。でも助手とは違うのでしょうか、『子不語の夢−江戸川乱歩小酒井不木往復書簡集』の略歴では「元・中井英夫氏の鞄持ち」という言葉を使ってらっしゃいますけれど。その本で担当された脚注も異常に早口な活動写真の弁士の様で素敵です。
上記の村上氏の回想記によると、中井は「茄子の一族は全部駄目」だそうですが、茄色で書き込みさせて頂きます(笑)。 |
No.178 2005/09/21(Wed) 20:10:41
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