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何でもお気軽に書いていってくださいね。

公開回答 投稿者:murata [HOME] [MAIL] 引用

1.CT用とSP用の同時使用を勧められているので、まずはこの2点の購入を検討しています。しかしながら、部屋が2階にてかなり重量があるようなので、30キロを一人で運ぶのは厳しいと感じています。そこで単品のLVを買って、部屋で自分で蝶番を付けたいと思いますが、簡単に組立可能でしょうか?蝶番を付ける位置など説明書はついてくるのでしょうか?

2.SPは背が高い程よさそうなので、1800を考えています。CTは写真を見る限り、あまり高い物を使用されている例は無いようです。CT用の高さについて注意があれば、ご教示下さい。ちなみに我が家のSP(B&W CM9)は台込みで1100ミリにて、視聴高さは900ミリくらいの位置です。

3.ルームチューニングについて詳しく教えてください。当方は北九州在住です。お借り出来るLVパネルはどんな種類でしょうか?診断に写真が必要ならば送りますが・・?購入予定は、1800sp×2枚、1200ct(穴付)×1枚です。

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> 蝶番を付ける位置など説明書はついてくるのでしょうか?

■蝶番の高さを合わせて組み上げるのはかなり難しいので、一旦仮組してから片方のパネルを外して梱包します。設置場所に並べてから付属のビスで組み立ててください。

説明書などは付属しませんので、設置方法などはHPをご参照ください。


> CT用の高さにについて注意があれば・・

■スコーカーとセンターパネルTopの中間くらいの高さにVocalが定位します。

従って背が高すぎると上を向いて音楽鑑賞するような音場になるため、センターは1200〜1300をお勧めしています。

リスニングチェアの座面がソファーのように低ければ1200、ダイニングチェアーのように高ければ1300が標準です。

注1)SPパネルと CTパネルの高さを違えた方が音場の立体感が明確に出ます。

注2)部屋の広さが24畳くらいあればCTパネルを1500〜1800にしてもかまいませんが、(注1)の理由でお勧め出来ません。


> SP(B&W CM9)は台込みで1100ミリ・・

■SPの高さに合わせてパネル(SP、CT)の高さを変える必要はありません。


> お借り出来るLVパネルはどんな種類でしょうか?

■デモ用のパネルは高さ600mmです。積み上げて1200や1800として使います。ジョイント穴無しなので、積み上げて平時の不安はありませんが大きな地震ではくずれます。ご注意下さい。

No.599 2010/07/29(Thu) 10:29:43


公開回答 投稿者:murata [HOME] [MAIL] 引用

今までアクセサリーによる機器のチューニングを行ってきましたが、ルームチューニングのパネルを検索する内に、貴社のLVパネルが目にとまりました。

ふとオーディオ雑誌を見てみると、視聴用の部屋の写真には、結構LVパネルが使用されていることにも気づき始めています。

ネット上でもその効果に関する記事もたくさん見ましたので、私の心の中での信頼度はアップしています。

我が家のオーディオルームにおいては、適度に家具を配置し、家の建築の際にも、天井版には残響を減らすボードを貼っています。ある程度は満足していますが、如何せん規格が日本のプレハブなので、広さは12畳でも天井は240ミリしかありません。

最近SPを横配置にしたことで、横方向の広がりは得られましたが、縦方向に不満を感じています。

そこで質問です。LVパネルを設置することで、逆効果になるケースはあるのでしょうか?どんな部屋でも良くはならなくても悪くなるのは困ります。例えばデッな部屋は適度なライブに。ライブな部屋は適度なデッドになら良いでが、デッドがよりデッドでは困ります。

こんな時に効果は発揮しにくい。というケースがあれば教えて下さい。

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> LVパネルを設置することで、逆効果になるケースはあるのでしょうか?
■適切な配置が可能なスペースがあれば、逆効果の可能性は全くありません。
デモパネルがございますので、ご利用ください。
http://www.salogic.com/home.files/campaign/campaign01.htm


> デッな部屋は適度なライブに。ライブな部屋は適度なデッドになら良いでが、
■LV・SVパネル共に上記のように動作します。

> こんな時に効果は発揮しにくい。というケースがあれば教えて下さい。
■センターにオーディオラックがある、TVがあるなど、LVパネルによる音場コントロールを乱す反射物があると効果が半減します。しかしそれでも十分大きな効果が得られます。

お客様のレポートもご参照ください。
http://www.salogic.com/home-select.files/home-127.htm
http://www.salogic.com/home-select.files/home-126.htm

> 最近SPを横配置にしたことで、横方向の広がりは得られましたが、縦方向に不満を感じています。
■縦長配置にしてサイドパネル(高さ900mm)を置いて頂くと、奥行き方向の佇まいと横方向への広がりが同時に達成できます。

メールでいただいたお問い合わせへの公開回答です。

No.598 2010/07/27(Tue) 12:03:11


(No Subject) 投稿者:nakata [MAIL] 引用

■村田様
先日問合せました、低音不足の件助言いただき早速ブロックをSP背後コの字に重ねました、期待した以上に低音が出てきました、後面開放のオイロダインのゆったりした軽い低音はより生に近い感じになり、センターパネルを追加を考えてます。

No.597 2010/07/21(Wed) 18:17:20


ギャラリーバッソ 投稿者:murata 引用

>現在貴社のD.Cube2EXとLVパネル1200×2を使っております。
>スピーカー:LinnのAkurate242の低域がやや痩せていることから、ギャラリーバッソを検討しています。


■バッソには、ウーファー位置に浮き上がってしまいがちな低音楽器を床に着地させて音楽に安定感をもたらし、その上に積み上がるように中音楽器・高音楽器を定位させて音場を立体的に構成して全帯域の楽器の分解能を上げる、つまり低音楽器も良く聞こえる音場を作る効果があります。

ただし上記の効果は高音域(シンバルなど)を上方に引き上げる操作と合わせて実行しないと効率が悪いので、シンバルを引き上げる効果が顕著な1800または1500サイズのスピーカーパネルと組み合わせて使用してください。

1200サイズのスピーカーパネルは奥行き方向の立体感・楽器の佇まいを再現する効果がありますが、高さ方向の立体感は期待できません。


>これはSVUパネルの60cm1枚あるいは30cm2枚を床に置くのとはどのような違いがあるのでしょうか?随分と価格が違うので構造の違い、効果の違いについて教えて頂ければありがたく存じます。

■スピーカーパネルが1500または1800サイズであれば、バッソを追加していただくことで低音楽器が床に着地して音楽の安定感と低音楽器の存在感が増し、その上に中音楽器、更にその上に高音楽器や天井方向に漂う高音域の余韻が乗って安定感と奥行きと高さのある3次元のサウンドステージが再現されます。

バッソに代えてSVUパネルを置くと低音楽器を着地させる効果は似たようなものですが、高音域の余韻を引き寄せる効果も合わせ持っているため、上方に定位して欲しい高音楽器や高音域の余韻が床に引き寄せられて上下方向の立体感が狭くなります。つまり楽器の解像度が若干低下します。

メールでいただいたお問い合わせへの公開回答です。

No.595 2010/06/24(Thu) 02:01:06


センターパネル 投稿者:abc 引用

現在、
http://www.salogic.com/home.files/RoomBuild/RoomBuild2.htm
におけるAにSV1800spをD(E)にSV900を使用しています。
BにはSV1200ctを置くのがいいのでしょうが、どうしても視覚的に受け入れることが出来ません。
試しにSV900をBの位置に移動し、山型にしてセンターに置いたのと平面にして壁に付けたのを比べてみました。山型の方がわずかにいいと感じましたが、視覚的な好みを入れると平面でも十分と思いました。そこで1200の高さのパネル4枚を腰板のように壁に貼り付けることを考えています。
この場合、
http://www.salogic.com/home-select.files/home-25-sub.htm

フロント壁面全体を拡散性にしてしまうと左右(横)方向の解像度が低下することが分かっているので、新設のパネルはリブ構造ではあるものの、左右方向への反射音の性質は平面反射になる構造としました。
とあるように、
パネルを既存のSVパネルのような凹凸のあるものでなく、凹凸のないものがいいのでしょうか?

No.585 2010/05/19(Wed) 01:01:11

 
Re: センターパネル 投稿者:murata 引用

> 既存のSVパネルのような凹凸のあるものでなく、凹凸のないものがいいのでしょうか?
■A(水平拡散反射)とB(水平拡散反射)の境目に30cm程度以上の平面があった方が左右方向の分解能が高くなります。
http://www.salogic.com/home.files/RoomBuild/RoomBuild2.htm

下記例では
http://www.salogic.com/home-select.files/home-25-sub.htm

ミッドバスの吸音特性のみを持たせた凸凹のない特注SVパネルを正面の壁に配置し、その手前にSPパネルとCTパネルを設置しました。

結果、リスニングポイントから見て、SPパネルとCTパネル(水平拡散・ミッドバス吸音)の境目に平面パネル(ミッドバス吸音)が30cm以上見えています。

フロント側全体をSVパネルにするのであれば、SPパネルとCTパネルの間に凸凹の無いSVパネルを挟み込むと良いでしょう。

No.586 2010/05/19(Wed) 09:30:21

 
Re: センターパネル 投稿者:abc 引用

ご返事ありがとうございます。
> 下記例では
> http://www.salogic.com/home-select.files/home-25-sub.htm
>
> ミッドバスの吸音特性のみを持たせた凸凹のない特注SVパネルを正面の壁に配置し、その手前にSPパネルとCTパネルを設置しました。
>
> 結果、リスニングポイントから見て、SPパネルとCTパネル(水平拡散・ミッドバス吸音)の境目に平面パネル(ミッドバス吸音)が30cm以上見えています。
>
> フロント側全体をSVパネルにするのであれば、SPパネルとCTパネルの間に凸凹の無いSVパネルを挟み込むと良いでしょう。


CTパネルを置かずにその代わりのパネルを壁につけるということを考えているわけです。
たとえば、
http://www.salogic.com/Shimizu-cho-Hall/shimizu-cho-hall01.html
ではそのようにされていると思います。
フロント側全体をパネルにするのはコストがかかりますので、SPの間の中央部のみ、1200の高さのパネル4枚を腰板のように壁に貼り付けることを考えています。
パネルを既存のSVパネルのような凹凸のあるもの(http://www.salogic.com/Shimizu-cho-Hall/shimizu-cho-hall01.html
のように)でなく、
http://www.salogic.com/home-select.files/home-25-sub.htm
のような凹凸のないものがいいのでしょうか?

No.587 2010/05/23(Sun) 07:55:03

 
Re: センターパネル 投稿者:murata 引用

凸凹はサウンドステージの奥行き方向の立体感を出すためのものです。abcさんの実験結果と同じ効果を出すためには、凸凹のある標準パネルを設置して下さい。

No.588 2010/05/27(Thu) 07:10:59

 
AGSを聴いてきました 投稿者:murata 引用

冒頭から話が逸れてしまいますが、デモルームの躯体の製作は打ち合わせの利便性も考慮して地元のプレカット工場に頼もうと計画したのですが、オーディオルームのプレカットは無理難題が多く、日本最大の設備を誇る ポラテック(株)にお願いする事になりました。
http://www.polus-tec.jp/ikkantaisei/kakou.html

メールと図面による基本設計が完了したので、一昨日東京に出向き、プレカット設計の詳細の詰めを行いました。

そのついでに一泊してサムネール50番の惣野さんのリスニングルームをお尋ねしました。
http://www.salogic.com/home-select.files/home-50.htm

現在は上記写真のセンターにあるQRDが撤去され、同じ場所に日東紡音響のAGSが設置されています。
http://www.noe.co.jp/product/pdt1/pd1_12.html
http://www.noe.co.jp/product/pdt1/pd1_12_01.html

ところで、センターに置くLVやSVパネルは、V字置きで最大の調音効果が得られるように設計されており、V字の角度でボーカルの定位と低音楽器のヌケを調整をする仕組みのため、平面置きは推奨外としてあります。

abcさんのようにご自身の耳で確認していただき、必要十分な効果が得られていることを確認して設置して下さい。

SVパネルのV字置きがスペース的に無理で(ホームシアターなど)平面に置くのであれば、惣野さんのリスニングルームで聴かせて頂いたAGSがベストと思います。

スピーカーパネルGallery-SV、センターパネルAGS、の組み合わせが、デサイン・音の両面で、センターパネルが平面の場合の最強の組み合わせでしょう。

ところでデモルームでは、できれば壁そのものを調音パネルにしたいと考えています。

据え置き型のSVやLVは位置の移動で音場の微調整ができる利点があり、そこを捨てるリスクがありますが、新築するのであれば一体型にしたいですよね。

SVパネルは表と裏から同じ低音の音圧がかかったときにミッドバスの吸音帯域が設計値になる構造ですから、単純に壁に嵌め込むことは出来ず、新規に設計し直さなければなりません。

センター設置の平面パネルも必要になるので構想を練っているところです。

現時点では平面設置のセンターパネルはAGSをお勧めします。

No.589 2010/05/31(Mon) 01:41:28

 
Re: センターパネル 投稿者:murata 引用

メールでご質問を頂きましたので、SV+AGSについて補足します。

> SV1800spを壁に押しつけるようにして設置しているが、ミッドバスの吸音特性に影響はないのですか?

■自立型のSV1800spであれば目立った影響は出ません。部屋の壁にビスなどで固定する場合は、パネル裏の上・下端に厚さ10mm以上の角材を夾み固定して下さい。

> 石膏ボードに壁紙の部屋で、ブーミーな低音のカブリが多くてSVパネルを多数(センターはSV1300ct x 3)設置しています。センターパネルをAGSに置き換えると、低音はどうなりますか?

■石膏ボードの部屋は大多数のケースでミッドバスの響きが多すぎるブーミーな音場になります。SVパネルが壁振動によるブーミーな輻射音を吸音してボンツキを隠しているはずなので、SVパネルを撤去しての置き換えはお勧め出来ません。

SV1300ctをリスナー後方の壁際に移動するなどして、ミッドバスの吸音量を減らさない工夫をした上で、AGSを置けば良いでしょう。

No.590 2010/06/01(Tue) 10:57:09

 
Re: センターパネル 投稿者:abc 引用

私は自宅の壁の弱さによる定在波の解消を目的に、凸凹のない特注SVパネルを貼り付けたいと思っています。
> ■自立型のSV1800spであれば目立った影響は出ません。部屋の壁にビスなどで固定する場合は、パネル裏の上・下端に厚さ10mm以上の角材を夾み固定して下さい。
1.たとえば、
http://www.salogic.com/home-select.files/home-25-sub.htm

http://blogs.yahoo.co.jp/hanahanahanako/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%A5%B5%A1%BC%A5%ED%A5%B8%A5%C3%A5%AF&sk=0
の壁に貼り付けたパネルは、パネル裏の上・下端に厚さ10mm以上の角材を夾み固定してあるのでしょうか。
2.また凸凹のない特注SVパネルとは、通常の凸凹のあるSVパネルと比較して、凸凹が無く他の構造は同じものと考えればいいでしょうか?
3.パネル裏の上・下端に厚さ10mm以上の角材を夾み固定せず直接貼り付けた場合、どのような問題点があるのでしょうか?

No.593 2010/06/07(Mon) 08:48:51

 
Re: センターパネル 投稿者:murata 引用

> 壁に貼り付けたパネルは、パネル裏の上・下端に厚さ10mm以上の角材を夾み固定してあるのでしょうか。

http://www.salogic.com/home-select.files/home-25-sub.htm
■写真にも写っていますが、2400mmの左右壁パネルは上・中・下の裏側に横桟を入れて3点止めになっています。桟木の厚さは20mmくらいと記憶しています。

http://blogs.yahoo.co.jp/hanahanahanako/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%A5%B5%A1%BC%A5%ED%A5%B8%A5%C3%A5%AF&sk=0
■ガラス戸の手前のパネルは上下の窓枠に固定してあり、アルミサッシが自由に移動できる隙間が空いています。写真によるとガラスまで25mmくらいでしょう。

■対向面のパネルは、壁をくり貫いて嵌め込んであるので、CD棚の奥行きに相当する空間があります。

> 2.また凸凹のない特注SVパネルとは、通常の凸凹のあるSVパネルと比較して、凸凹が無く他の構造は同じものと考えればいいでしょうか?
■同じ構造です、従って高音域の水平拡散反射無し、ミッドバスの吸音特性のみ有効です。

> 3.パネル裏の上・下端に厚さ10mm以上の角材を夾み固定せず直接貼り付けた場合、どのような問題点があるのでしょうか?
■ミッドバスの吸音帯域が設計値からズレてしまいます。既存壁の質により結果が異なるのですが、一般に125〜400Hzのブーミング帯域の低い方が吸音されずに残ってしまいます。

No.594 2010/06/10(Thu) 07:37:19


(No Subject) 投稿者:EVA [HOME] 引用

今晩は。
とうとうSPの概要出ましたね。
私は躯体は無理なのでSPに期待しています。
これからの詳細が楽しみです。

No.592 2010/06/05(Sat) 21:05:54


(No Subject) 投稿者:EVA [HOME] 引用

今晩は。
>デモルームの躯体の製作
いよいよ動き出しましたね。
どう言うモノが出来るのか楽しみにしています。
プレカット工法だと工期が短縮され、コストも抑えられるので基本プランに沿ってやる場合は希望者の方にも喜ばれそうですね。
デモルームの完成を首を長くして待っている方の為にも良いモノが完成することをお祈りしています。

No.591 2010/06/01(Tue) 19:52:21


定在波対策 投稿者:hn 引用

はじめまして。

定在波対策について教えて頂きたく、投稿させて頂きました。
大阪の逸品館さまからLVパネルを推薦頂き、御社のHPを拝見させて頂きました。
逸品館では、スピーカーを部屋の壁に対して5度以上の角度をつけて配置することによる定在波対策を紹介されています。我家では、6畳間の縦使いでこの配置を実践して自分では満足できる音になっています。
しかし、5度の傾きのあるスピーカー配置では、その中央にある42型薄型TVもリスニングポイントの3人掛けソファーも当然同じく傾くわけで、居間と兼用の我家のリスニングルームでは、家族からNGを出されています。そこで、左右対称のスピーカー配置でのルームチューニングとしてLVパネルの導入を考えている次第です。

御社のHPのすべてを理解できたわけでは到底ありませんが、LVパネルを使用したルームチューニングの「サーロジック推奨配置」のパネル使用枚数では、サイドパネルを左右各3度の傾きで配置することで定在波対策をとっているように理解いたしました。

ここで2つの質問があります。
1つ目は、スピーカーの背後のコーナーに設置するSPパネルは、壁に沿わせてほとんど直角に設置する方法とスピーカーに沿わせて少し「ハの字」に広げて設置する方法が紹介されていますが、この時スピーカーやLVパネルは壁と平行設置で良いのでしょうか?また、スピーカーとLVパネルとの距離は最低どれ位離さなければいけないのでしょうか? 6畳の縦使い、スピーカーはPMC/GB1(小型のトールボーイ型)、中央に42型TVではLVパネルを置く余裕はそれほど多くは取れないので心配です。

2つ目は、HPに紹介されている写真を拝見する限りサイドパネルが部屋の側壁に対して占める面積は大変小さな割合であるように思いますが、この枚数(LV600〜900を片側に1枚から2枚程度)で定在波対策としての効果は出るのでしょうか?

この辺りが理解できれば、LV1500sp×2セットとLV600×2枚を購入して、部屋のレイアウトを左右対称にするところから始めたいと思います。

もし、この質問をお読みいただいて、私がリスニングルームに良好な音場を造るためのLVパネルの多くの効能の内の1つの要素である、定在波対策としての効果について考え違いをしているようでしたら、申し訳有りませんが、その点についても教えて頂きたくお願いします。

お忙しい中、真に恐縮ですがアドバイスよろしくお願いいたします。

No.580 2010/02/14(Sun) 02:02:08

 
Re: 定在波対策 投稿者:murata 引用

ご返事遅くなり申し訳ございません。4月になれば多少余裕が出来ると思うのですが・・

> この時スピーカーやLVパネルは壁と平行設置で良いのでしょうか?
■平行の方がサウンドステージの奥行きや広がりが深くなる確率が高いので、聴感特性を取れば直角。ハの字の方が美しく見えるので、視覚をとればハの字です。パネルの有無の差と比べれば、どちらでもOKです。

また表面が凸凹しているので壁中をパネルにしてしまうような使い方を除いてフラッターエコーを心配する必要もありません。

> スピーカーとLVパネルとの距離は最低どれ位離さなければいけないのでしょうか?
■パネルの表面が中高音域の水平反射で、この反射音がボーカルや楽器の佇まいを再現します。従って隙間無しではサウンドステージが成り立ちません。20cm程度以上離してください。

パネルの内部の構造と背面のラーチ合板によるミッドバスの吸音特性は隙間ゼロでも成り立ちます。

> LV600〜900を片側に1枚から2枚程度)で定在波対策としての効果は出るのでしょうか?
■定在波について語られている殆どの情報が間違いで、定在波の理論値と実測データは一部一致、大半不一致です。
http://seppotl.web.fc2.com/zht02/teizai.html
http://seppotl.web.fc2.com/te0.html

理由は直接音と反射音の位相干渉のシミュレーションから得られるデータを定在波の影響の結果であると結論付けてしまっているからであり、且つ位相干渉のシミュレーションデータと実測データが一致することも模型実験で証明されています。

言い換えると、定在波が伝送特性に重大な影響を与えるのであれば、直接音と初期反射音による位相干渉のコンピュータシミュレーションから得られた伝送特性と、位相干渉と定在波の両方が混在する実測値の伝送特性が一致する筈はありません。

しかし一致しているのですから、定在波には伝送特性を左右する力は殆ど無い。と言うことが証明されたことになります。

3月後半からデモルームの建設を始めますが、設計の過程で位相干渉のシミュレーション(定在波も含む)にも十分な時間を割きました。シミュレーションの結果と小さい方(10畳)のデモルームでの実測データの比較をHPでご紹介する予定です。しばらくお待ちください。

ところで、類似の現象の中で定在波より遙かに大きな影響力を持っているものがフラッターエコーです。

フラッターエコーは平行壁をなくせば解消します。それにはLVパネルなどが有効ですがコストがかかります。

コストゼロで実行するのであれば、フラッターポイントを探し出して、その位置に小さな吸音体(Tシャツやタオルを画鋲で留める)を付ければ完了です。

フラッター対策で問題点の50%近くが解決されるはずです。

前置きが長くなってしまいましたが、サイドパネルが狙う効果は定在波対策ではありません。No.571の「サイドパネルに付いて」をご参照ください。

> この辺りが理解できれば、LV1500sp×2セットとLV600×2枚を購入して、部屋のレイアウトを左右対称にするところから始めたいと思います。
■フロントにspパネルとctパネルを置くことで正面からの聴感音圧が3dB程度アップし、ボーカルや楽器の存在感に力強さが加わって、部屋が原因の不具合の影響が相対的に小さくなります。

部屋を斜め使いにして解消できる程度の不具合であれば、フロントのパネルだけで改善出来てしまうし、遙かに大きな効果を期待して頂いてかまいません。

4月後半から無償ルームチューニングを正式に再開します。弊社製品のユーザー様向けのサービスですが、実施エリアが一致すれば新規のお客様のご希望にもお応えします。ご利用ください。

またフリーダイヤル(0120-400-173)もございます。定在波がらみの説明は言葉だけの紙面では不可能なので、電話もご利用ください。問題点は直ぐに解消できると思います。

そろそろ一眠りしないと明日の仕事に差し支えるので(何と5:30ですね)、書き殴りで申し訳ございません。後日読み返して修正します。

No.583 2010/02/18(Thu) 05:38:00

 
Re: 定在波対策 投稿者:hn 引用

murata さま

お忙しい中、ご対応頂き真にありがとうございます。

LV1500sp×2セットとLV600×2枚を購入して部屋のレイアウトを整えることに致します。

その上で、疑問が出来ましたら、また、質問させて頂く事に致します。

今後とも、よろしくお願いいたします。

No.584 2010/02/18(Thu) 19:24:41


サイドパネルについて 投稿者:hajime 引用

初めて投稿させていただきます。
LV1500-SPを購入いたしまして大変良好な音響になり喜んでおります。
そこで、サイドパネルを追加しようと思うのですが、部屋の家具の関係で左右対象の配置に出来ません。スピーカーに向かって右側はLV600を設置しかなり前後に移動できる余裕があるのですが、左側は設置をしない、もしくはLV300を設置しても位置は固定になり、左右で高さが異なります。
サイドパネルは片側だけの設置でも効果が期待できますでしょうか?
お返事よろしくお願いいたします。

No.571 2010/01/27(Wed) 19:30:22

 
Re: 追記 投稿者:hajime 引用

リスニングルームは6畳の縦使いで、スピーカーの間隔は 1.6m位、リスニングポイントまでの距離は 1.8m位です。
よろしくお願いいたします。

No.572 2010/01/28(Thu) 21:33:15

 
Re: サイドパネルについて 投稿者:murata 引用

■LV1500spの設置で奥行きと高さのあるサウンドステージが再現され、Vocalや楽器の佇まいが躍動する立体的な音場になったかと思います。

でもルームチューンには更に奥の手があり、もう1ランク上のサウンドステージのナマっぽさと比べれば、演奏ステージを客席から眺めているような距離感が残っているはずです。

ご質問いただいたサイドパネルはその距離感を縮め、あたかもコンサートホールのスウィートスポットに座ったかのような臨場感を醸し出すためのもので、しかし、その設置場所がオーディオ雑誌や評論家の先生方が必ず吸音しなければならないと力説している左右壁面の一次反射のポイントとぶつかるため、幾つかの満たさなければならない条件があります。

1.音源が持っていた帯域バランス以上に左右からの反射音に含まれるミッドバスの量を増やしてはいけない、楽器間の分離が悪くなって音楽の解像度が落ちてしまう。

従って反射音を増やす目的で平面壁のまま強度を増す工事は逆効果。ミッドバスのエネルギーが音源のバランスを超え、音楽の透明度が低下してブーミー感が増加する。

2.中高音域の反射音は十分に拡散されていることを条件に増やすことでナマのステージの臨場感が再現されるが、耳より上空のエリアの反射音が増え過ぎると逆位相の圧迫感に類似する不快音が発生する。

従って拡散反射音は耳より下のエリアに誘導する必要があり、水平拡散型のパネルでないとその条件を満たすことができない。(反射音を垂直方向に拡散させてはいけない、LV・SVパネルは水平拡散)

3.リスナー位置より前のエリアの家具を含めた部屋の形が完全対象であれば、左右壁面の対象位置にサイドパネルを置けば良いが、非対称であれば、左右からの反射音の量がリスナー位置で同量になるようにサイドパネルを非対称に置く。

などです。

<3>が難しいと思うでしょうが、左右が揃うとサウンドステージの奥行きがグンと深くなるので、片側を固定してもう一方を前後にスライドすればバランスポイントを見つけることができます。

> スピーカーに向かって右側はLV600を設置しかなり前後に移動できる余裕があるのですが、左側は設置をしない、もしくはLV300を設置しても位置は固定になり、左右で高さが異なります。サイドパネルは片側だけの設置でも効果が期待できますでしょうか?

■これは実施例がたくさんあります。下記ページの写真が一例です。
http://www.salogic.com/home-select.files/home-20.htm
左に置かれたソファーが吸音材になり反射音の左右バランスが整わずサウンドステージの奥行きが出きらないケース。出窓にLV300を2枚置いて反射音のバランスを調整。片側だけの設置例です。この例のように反射音の偏りが明確な場合は片側設置もあり得ます。

hajimeさんのケースでは、左側の固定位置にLV300を置き、右側のLV600を前後にスライドして反射音のバランスを整える方法が良いと思います。反射音の効果はパネルをSP側にスライドすれば減少、リスナー側にスライドすれば増加します。両方300でも良いのでは?

> 左右で高さが異なります。サイドパネルは片側だけの設置でも効果が期待できますでしょうか?

■サイドパネルの効果を強く出すには、

1.パネルの背丈を高くする。(但し耳の高さを越えると圧迫感が出る・解像度が落ちる等の弊害が出ることがあるので900mmくらいが無難なサイズ。害が出なければ、900越えもOK)

2.リスナー側に近付ける。

という手法を使います。従って左右のパネルでTopの高さが異なる場合は、高い方をSP寄りに配置して効果を弱め、低い方をリスナー寄りに配置して効果を強め、バランスを取ります。

No.573 2010/02/02(Tue) 01:59:26

 
Re: サイドパネルについて 投稿者:hajime 引用

murata さま

早々に丁寧な解説も加えたご返事を頂きまして、大変ありがとうございました。
拙宅でも、サイドパネルの導入効果が期待できそうなので購入させて頂きたいと考えています。
お忙しい中、真に恐縮ですがあと2件の質問をアドバイス願いたく存じます。

@ 拙宅のオーディオルームは居間兼用でありまして、フロントスピーカーの中央奥(スピーカーのバッフル面より40cmほど奥)に42型のプラズマTVを置いています。AVアンプ・プレーヤー等はTVラック(ワイヤーラック)の中です。
この状態を保ったままで御社のctパネルを設置する場合はHPの参考事例から判断するとTVとSPの間にH=1.200のパネルを立てるということになると思います。この時、御社では2枚組みのctパネルをTV左右に1台ずつ設置されていますが、予算を削減するために1枚のパネルを自立キットで立てて使用しても効果に違いはありませんでしょうか?
また、設置例の写真を見る限りTV両脇のctパネルの前後の位置はスピーカーのバッフル面よりもかなり後ろ(リスナーから遠い位置)に設置し、尚且つ、TV画面よりパネル半分くらい手前に出す位置で設置されている事が多い様ですが、TV画面の横辺りがベストポジションになることが多いのでしょうか?素人考えではスピーカーバッフル面よりパネル半分程でもリスナー側へ引き寄せないと、スピーカーユニットからの音がspパネルに当たらないように思うのですが、簡単にご説明願えれば有り難いです。
A LVパネルの色についてですが、オーディオ機器の色を黒で統一している事と、部屋を遮光カーテンで完全に遮光したときに違和感が無い様に、後で着色しやすそうな無垢仕上げのLVパネルを購入しました。LVパネルを黒く(ソリッドではなく木目による濃淡や色むらが有っても可)着色したいのですが、どの様な塗料を使えばパネルの反射音を損なうことなく日曜大工程度の作業で色を着けることが可能でしょうか?
私が考えているのは、通常のオイルステイン塗料(仕上げのクリアー塗装は木材の表面に膜を作るので塗らない。)または、習字に使う墨汁の刷毛塗りです。特に、墨汁は水性なのでパネル表面の特性を変えることなく着色出来そうなのですが、この辺りのノウハウを公開できるのであれば、アドバイス頂きたくお願いいたします。

長文になってしまいまして申し訳ありません。
急ぎませんので、お返事をお待ちいたしております。

御社のパネルは低価格でオーディオの音質(楽しみ)を驚くほど向上できることを体験しました。今まで、音質の向上といえば、10万円のアンプを20万円に買い換えるとか、イコライザーを買い足す等への投資しか知りませんでした。
現在は、LVパネルの位置調整の方が音質改善効果が高いので、休日の度に微調整したり、大胆に位置変更したりして楽しんでいます。
今後とも、良い製品を開発・提供して頂けますよう、心よりお願い申し上げます。

No.574 2010/02/03(Wed) 06:16:36

 
Re: サイドパネルについて 投稿者:murata 引用

> 予算を削減するために1枚のパネルを自立キットで立てて使用しても効果に違いはありませんでしょうか?
■ルームチューニングにより立体的なサウンドステージが構築され、SPの存在が消えたシステムのことを音離れが良いシステムと言いますが、ホーンシステムを除き、音が離れる方向は正面の壁とSPで囲まれた四角いエリアです。

 滅多にあることではありませんが、たまたま運が良く、何ら手立てを講じることなく得られる音離れの良い部屋も、LVやSVパネルを駆使して得られる音離れの良い部屋も、上記の四角い空間にサウンドステージが構築されることに変わりありません。

<センターパネル>
水平拡散パネルでサウンドステージを作る場合、

1.センターパネルが1セットであれば、パネルが作るVの頂点にVocalが定位します。従ってパネルの頂点がSPバッフルより後方になる位置にセットしないと、Vocalが手前に迫り出し過ぎとなってVocalを含めた楽器配置が不自然になります。

2.センターパネルが2セットであれば、二つのVに囲まれた空間の真ん中にVocalが定位します。上記に比べればVocalが後退する分パネルを手前に引き出すことができますので、前後させて自然体のサウンドステージが浮かぶ位置に設置すればOKです。でもバッフル位置くらいが限度でしょう。

 1枚のパネルを左右に自立させる方法は、パネルの凸凹面をセンター向きとし、リスナー方向に凸凹面が開く置き方にしたとき、上記2.の代用になります。TV画面より手前に引き出せば張り付きを減らすことができます。

 凸凹面をSP側に向ける方法は、SPパネルで左右の音圧が上がり、センターが希薄になる(ボーカルの表情が楽器に負ける)のを防ぐためのもので、効果の意味合いが本来のセンターパネルの使い方とは異なります。

<サイドパネル>
 SPとスピーカーパネル、センターパネルで形の良いサウンドステージを構築し、その上でステージ毎手前に引き出し、押し出しの良い音にするのがサイドパネルの役目です。


> TV画面よりパネル半分くらい手前に出す位置で設置されている事が多い様ですが、TV画面の横辺りがベストポジションになることが多いのでしょうか?
■SP間のセンターにボリュームのある反射物があると、SPパネルによりせっかく離れた音が再び反射物の表面(TV画面、アンプのフェース)に張り付き、佇まい(奥行き)のない平面的な音になります。つまりVocalに存在感が出ないのです。

 左右のパネルを手前に引き出すとVocalも空間に迫り出し、張り付きによる佇まい不足を防ぐことが出来ます。但し、この方法は、TV無し、ラック無しで得られる立体感と全く同じものが得られるわけではありません。


> スピーカーバッフル面よりパネル半分程でもリスナー側へ引き寄せないと、スピーカーユニットからの音がspパネルに当たらないように思うのですが、
■むしろ当たらない方がサウンドステージを作る効果が高くなります。実音を反射せず、響きのみ引き寄せるのが水平拡散パネルの役目です。

> どの様な塗料を使えばパネルの反射音を損なうことなく日曜大工程度の作業で色を着けることが可能でしょうか?
■皮膜が薄く且つ美しく仕上がるので、リボスのカルデットの黒が良いと思います。但しきれいに塗るにはかなりの訓練が必要で、いきなり塗ったのでは必ず失敗します。メーカーの取説には重ね塗りせよと書いてありますが、重ねると品のない艶が出ます、一回塗りで塗料の乗せ具合で斑を消すように仕上げてください。
http://www.salogic.com/home-select.files/home-97.htm

墨汁は非常にみすぼらしく木の表面が毛羽立つのでお勧め出来ません。

急いで書いたので解説が分かりずらい、或いは解説のポイントがずれているかもしれません。D.Cubeの製作、某研究所に納める立体音場用スピーカーシステムの製作、市民会館の多目的ホールの改装など、年度末で重なっており、全く時間が取れません。後で見直しをします。

No.576 2010/02/11(Thu) 13:33:40

 
Re: サイドパネルについて 投稿者:hajime 引用

murata さま

お忙しい中、お時間を割いて頂き真に恐縮しております。
重ねて、質問させて頂きたくお願いいたします。

アドバイスに、
「音が離れる方向は正面の壁とSPで囲まれた四角いエリアです。」
「上記の四角い空間にサウンドステージが構築されることに変わりありません。」
との説明がありますが、やはり6畳間のサイズ以上のステージの幅を感じられるオーディオルームのセッティングは無理なのでしょうか?
拙宅では、LV1500-SPを設置してからは、川の流れる森の中の自然音を録音したCDを再生すると、川面は目前にせり出した様に現れ、鳥の声は天井よりも高い位置で鳴いている様に感じられる再生が出来るようになりました。
(奥行きと高さのあるサウンドステージが再現されたと言う事でしょうか?)

しかし、横方向の川の流れる音の幅は6畳間の壁を越えてくれません。
ソロやデュオのJAZZライブだと最高ですが、それ以上の人数のライブ録音を再生するとまるで、満員電車に乗って演奏している様に寿司詰めです。コンサートホールとは行かないまでも、6畳間でのオーディオルームとはいえ小さなライブハウスでのセッションが窮屈でなく聞ける位のステージの幅が欲しいです。
DVDでJAZZライブの映像を視聴すると視覚の効果で耳が騙されてくれるので、かなり聞き易くなりますが、やはりステレオで再現したいです。
特に、横方向に関してのステージを広げる方法があれば、教えて頂きたくお願いいたします。

また、
「1枚のパネルを左右に自立させる方法は、パネルの凸凹面をセンター向きとし、リスナー方向に凸凹面が開く置き方にしたとき、上記2.の代用になります。」
とありますが、
「パネルの凸凹面をセンター向きとし、リスナー方向に凸凹面が開く置き方」とは、
http://www.salogic.com/home-select.files/home-35.htm
http://www.salogic.com/home-select.files/home-47.htm
とは、開き方・パネルの裏表ともまったく逆の設置であり、
http://www.salogic.com/home-select.files/home-13.htm
この設置例にあるセンターパネル2セットの内、TVに接している左右2枚のパネルのみを単独で自立させた形と言う事で間違いないでしょうか?

この2件の内容を踏まえた上で、センター・サイドおよびバッソのパネル購入のサイズ・枚数の見当を付けたいと考えています。
急ぎませんので、お時間が出来た時で構いません。
アドバイスよろしくお願いいたします。

No.579 2010/02/11(Thu) 23:46:36

 
Re: サイドパネルについて 投稿者:murata 引用

> 横方向の川の流れる音の幅は6畳間の壁を越えてくれません。
> 特に、横方向に関してのステージを広げる方法があれば、

■「四角いエリア」と書いたのはサウンドステージをイメージして頂くための便宜上の表現であって、実際のサウンドステージは天井や正面の壁を取り払ってくれます。

hajimeさんの文章中にある「鳥の声は天井よりも高い位置で鳴いている様に感じられる再生が出来るようになりました」との表現通りです。

天井が取り払われる理由は、LV1500spのTopがスピーカーより高い位置にあるからで、1200サイズのspパネルの場合、天井は上がりません。

hajimeさんの文章に記載はありませんが、正面の壁も取り払われているはずです。但し家具類も含めて左右が対称(左右からの反射音の量が同じであれば視覚的に対象である必要はありませんが・・)でないと奥行きは深くなりません。

以上から、左右の壁が消えない理由は、スピーカーの真横からリスナー側のエリアにLVパネルが無いためだと解釈して頂けると思います。

左右壁面の一次反射付近にLVパネルを置くのであればリスナーの耳の高さを越えない高さのもの(LV900)を置いてください。左右の壁が取り払われ、左右からの反射音の量的バランスも整って、正面の壁も更に奧に下がってくれます。

SPの真横に置くパネルも同様の効果を発揮してくれます。LV1200パネル(spパネルより低いもの)を置いてください。広がりと奥行きが更に深くなります。左右の壁が軟弱でブーミー感が強い部屋の場合大きな効果が期待できます。

壁が丈夫であれば、LV900のみでOKです。

> TVに接している左右2枚のパネルのみを単独で自立させた形と言う事で間違いないでしょうか?
■視覚的なバランスを考えて下記の置き方のすることが多いのですが、
http://www.salogic.com/home-select.files/home-35.htm
http://www.salogic.com/home-select.files/home-47.htm

手前が開く置き方の方が理にかなっています。簡単に置き換えができるので両方試してください。

No.581 2010/02/16(Tue) 04:35:43

 
Re: サイドパネルについて 投稿者:hajime 引用

murata さま

お忙しい中、丁寧なご説明を頂きありがとうございました。

早々に、LVパネルを追加購入させて頂きます。

ありがとうございました。

No.582 2010/02/16(Tue) 19:29:57


二つの質問 投稿者:H.T 引用

こんにちは初めて投稿します。
現在12帖洋間で
LV1500-SP
LV1200-CT
LV1000-サイドパネル
GalleryBasso
の組み合わせでルームチューニングを行っています。
質問@
LV1500-SPにLV300を継ぎ足して高さを1800にする効果はどのくらいあるでしょうか?
現在でもオーケストラを聴いても十分な高さや奥行きの表現は得られていますが、更なる向上は期待できるでしょうか?
質問A
LVパネルは松の無塗装品ですが若干色を着けるためホームセンターで売られている柿渋による着色はパネルの性能を損なってしまいますか?

以上アドバイス頂けますと幸いです、よろしくお願いします。

No.575 2010/02/09(Tue) 19:57:10

 
Re: 二つの質問 投稿者:murata 引用

> LV1500-SPにLV300を継ぎ足して高さを1800にする効果はどのくらいあるでしょうか?

■1200サイズのスピーカーパネルを設置することでサウンドステージに奥行きができ、SPのバッフル面から音が離れて楽器やVocalの佇まいが明瞭になります。これがルームチューンの第一段階です。

No.576の「サイドパネルについて」のところに書いたルームチューン無しで運良く遭遇する音離れの良い部屋はほぼこのレベルです。


 次に1200を1500にすると天井方向の空間の響きが豊かになって音楽の躍動感が存分に伝わるサウンドステージになり、1200と比較するとサウンドステージの完成度が大幅に向上します。

 この差は非常に大きいので、1200と1500の比較であれば躊躇無く1500をお勧めします。

■1500と1800はどちらも奥行きと高さのあるサウンドステージを作る能力に優れますが、音楽の躍動感は明らかに1800が勝ります。しかし1800の音を聴かなければ1500で不満が出ることは無いと思います。

 無償ルームチューンなどで両者を比較して頂くと、居間など家族との共用のスペースに設置するケースでまれに1500が選ばれることがありますが、専用スペースに1500が選ばれるケースはほぼありません。

> 柿渋による着色はパネルの性能を損なってしまいますか?

■柿渋の例があり、サムネイルにあるはずと思って探したのですが見あたりません。カメラを忘れて無償ルームチューンに伺ったようです。全く問題ありません。

No.577 2010/02/11(Thu) 14:44:20

 
Re: 二つの質問 投稿者:H.T 引用

murataさま、お忙しい折アドバイスありがとうございます

直ぐにではないですがLV1500-SPにLV300を継ぎ足して高さを1800にして、更なる向上を目指したいと考えています。
柿渋の件以前から気になっており自然な色合いを着けられれば良いと思っていました。早速チャレンジしてみます。

No.578 2010/02/11(Thu) 18:53:52


(No Subject) 投稿者:やすし [MAIL] 引用

こんばんわ、初めまして。
先日Sv1500を購入させて頂き、大変満足しております。実は私の家にはSPの間に大型TVがあるのですが、その高さが130センチ程なのです。そこでホームページを参考に、SPとTVの間にパネルを2枚置きたいと考えております。
そこで質問なのですが、この場合パネルの高さは
A:TVと同等、又はそれ以上
B:スピーカーの高さにあわせる
のどちらにすべきなんでしょう?この悩みで購入に踏み切れず、困っています。お暇があればお返事を貰えると嬉しいです。それでは、失礼します。

No.568 2009/12/10(Thu) 22:31:29

 
Re: SVパネルの背丈 投稿者:k.murata 引用

パネルの背丈は次の二つの条件の組み合わせで決まります。

1.スピーカーパネルとセンターパネルの背丈を違える。(背丈を違えた方が、高さ方向の立体感が明確になり、楽器の佇まいも向上します。)

2.12畳程度以下の部屋の場合、センターパネルは120cm(座面が低い椅子)または130cm(座面が高い椅子)とする。

 広い部屋でSPとリスナーの距離が十分取れればセンターパネルを150〜180cmにしてもかまいません。この場合SPパネルは120cmです。



-----------------------------
●二つの条件を合わせると、
SPパネル:150〜180cm
CTパネル:120〜130cm
が標準的な組み合わせになります。

 スコーカーの高さと、センターパネルのTopの中間の高さにVocalの口元が定位します。

> A:TVと同等、又はそれ以上
> B:スピーカーの高さにあわせる


●CTパネルの最適背丈は<A・B>の条件とは無関係です。椅子の座面の高さに合わせて、120または130cmを選んでください。

No.569 2009/12/11(Fri) 01:49:58

 
Re: ありがとうございます! 投稿者:やすし [MAIL] 引用

TVに定位が張り付く事を恐れてパネルを高くすることばかりを考えていました。SPを手前に引けば解決しそうな物ですが距離と見た目の影響で妥協しまして・・贅沢ですね。
とういうわけで村田様の仰る通り120センチあたりを購入させて頂きます!
CTパネルをSP〜TV間を遮るように各一枚づつ配置すればよろしいのですよね?その他の補足があれば、何卒ご教授願います。

No.570 2009/12/11(Fri) 11:53:34


石井式ルームが 投稿者:NAKA [MAIL] 引用

こんにちは栃木のNです。
石井式ルーム(私の設計?)で4年目ですが今ひとつ響き広がりが不満でした、今回村田様のH・Pとお話をお聞きし目からウロコ。早速LV1800を購入、以前からのQRDと組合わせてセッテングしました俄然サウンドステージが部屋の外まで広がった気がします。これで名演奏が毎晩楽しめそうです。お世話になりました。

No.567 2009/07/30(Thu) 16:59:18


勉強になりました 投稿者:だい [MAIL] 引用

どうも富山のAです。
先日はアドバイスと貴重な話をしていただいて有り難うございます。
真田の自然の素晴らしさには地方暮らしの自分でも感動しました。
既存の部屋でアドバイスをもとにルームチューンの勉強をしつつ、将来のオーディオルーム建設(何年後になるのか!?)の為に経験を積みたいと思います。
デモルームと部屋のキットの完成をとても楽しみにしています。

それではデモルームが完成いたしましたらまた馳せ参じたいと思います。

No.565 2009/06/03(Wed) 23:54:20


天井の改装? 投稿者:たくみ@深川 [MAIL] 引用

おはようございます。東京のNです。
お久しぶりです。

下の総合サムネイルの部屋ですが、
http://www.salogic.com/home-select.files/home-54.htm
この度母(建築士)が、天井の形状に違和感があるので、天井を通常通り(平面天井)に改装しようとしているのですが、音響的にはどうなのでしょうか?今のままの方が良いのでしょうか?
アドバイスいただければ幸いです。

No.562 2009/05/29(Fri) 07:07:41

 
Re: 天井の改装? 投稿者:k.murta 引用

オーディオルームの完成度を左右する要素が6種類あります。
--------------------------
■悪玉パラメータ■
  1.定在波
  2.フラッターエコー
  3.壁振動
  4.反射率の断層
■善玉パラメータ■
  5.初期反射音
  6.残響音
--------------------------
 そして善玉の効果を発揮させるためには、悪玉を可能な限り排除する必要があります。

●悪玉にも序列があって、最悪が壁振動、ブーミングの原因です。壁振動があるかぎり、壁振動と無関係な対策をいくら施しても、音が変わるだけで改善の役にはたたず、焼け石に水のドブにカネを捨てるような効果しか得られません。

●壁振動を排除するとフラッターが頭角を現し(壁振動により覆い隠されていたものが聞こえるようになる)、音の透明度の低下、癇に障る刺激音、音場が狭くモノーラル的な定位、などがフラッターによるものであることが認識出来るようになります。

 以上二つが典型的な悪玉で、定在波と反射率の断層は上記二つに比べればおまけのようなもので、善玉パラメータと組み合わせてうまく使いこなせば再生音の障害にはなりません。

 使いこなしの説明は非常に困難で、部屋によりケースバイケースですから、個別のルームチューン事例から読み取ってください。

 最近の事例ではSPキャビネットとGallery-bassoの間に置くタオル〜バスタオル程度の吸音材が典型例で、
http://www.salogic.com/home-select.files/home-122.htm

 この幅の床から壁・天井のグルリの枠内は吸音材を置くことで音の解像度か上がる確率が高いエリアです。つまり反射率の断層は少量をうまく使いこなすと善玉的な働きもあります。増やし過ぎると不快な圧迫感の原因になるので注意が必要です。

●定在波はオーディオハウス・キットの設計にあたり徹底的にシミュレーションしてみましたが、シミュレーションに於ける音源位置、リスナー位置を移動すると結果がどんどん変わってしまいます。

 SPの種類や大きさが変われば設置ポイントも変わるし、リスナー位置だってピンポイントではないのですから、最適な定在波を得るための設計など不可能との結論に達しました。しかし下記は有効な共通項です。

 壁際にリスニングポイントを設定すると総じて伝送特性の凸凹が小さくなり、低音域が豊かになる(定在波による低音域はリスナーを包み込む包容力のある低音で、ブーミーとは無関係な音楽再生上では好ましい音)。

 従ってリスニングポイントを壁際に設定すれば、伝送特性がフラットで低音感豊かなリスニングルームになる。

1.横長配置(必然的にリスニングポイントは壁際になる)

2.縦長配置では、音の良いエリアが一点だけになる設計を避け、部屋中がリスニングエリアになる音場を作る。--> SV1800spを設置する。

 その上で、通常のリスニングポイントをオーディオ的な爽快感が得られる音にルームチューンで追い込み、後ろの壁際にもリスニングベンチを置く。
 その日の気分に合わせてリスニング位置を移動する。

●●さてご質問いただいた天井の形状ですが、質の悪さで定評のあるフラッターエコーの発生と密接な関連があります。

 現状は切妻天井で、部屋のセンターライン付近だけにフラッターエコーが発生します。
http://www.salogic.com/home-select.files/home-54-sub.htm

 フラットな天井では部屋中にフラッターエコーが発生する可能性があり、現状の音をキープするには床にJoserを置くなどの方法と、
http://www.salogic.com/home-select.files/home-50.htm

スカラホールを組み合わせての対応が必要になります。

 作り直すなら、傾斜天井または鋸刃形状をお勧めします。

 

No.563 2009/05/30(Sat) 13:33:07

 
Re: 天井の改装? 投稿者:たくみ@深川 [MAIL] 引用

丁寧なご回答ありがとうございました。
音響的には今の天井を作り直さない方が良いということですね。
横長配置も検討してみます。

No.564 2009/06/03(Wed) 15:45:08


「部屋のキット」 投稿者:EVA [HOME] 引用

おはようございます。静岡のNです。ご無沙汰しています。
いよいよ発売近しですか。
常識を破る低価格と高品質が実現すれば多くのオーディオマニアにとって福音となることでしょうね。
ベースが決まればその後の発展性も全く違うものになるので音楽を楽しむ為にその前段階で悩んでいたことから解放されるのは本当に大きな意味があります。
又村田さんのデモルームの完成を待ち望んでいます。早く試聴出来る日が来ることを願っています。

No.559 2009/03/17(Tue) 07:54:26

 
Re: 「部屋のキット」 投稿者:村田研治 引用

オーディオハウスのたわみ強度をギャランティーするためのアウターパネルと、室内の音質をギャランティーするためのインナーパネルの試作を開始しました。

4月末までにパネル構造を決定し、5月建物の詳細設計。6月建築開始。7月完成の予定です。

1820x910mmのインナーパネルは取り付け位置により要求性能が若干異なることが分かっています。1種類でそれらを網羅出来るのか?、2種類必要になるのか、3種類になってしまうのか、などをモデルハウスの建築で徹底検証し、オーディオハウスキットを今年の夏に完成させる予定です。

インナーパネルなどの室内部材は、新築住宅内に設けるオーディオルームの壁材や既存の建物の改装材としても使える構造とします。

建築現場には
●ライブカメラを設置してインターネット配信します。
●建築現場を公開します。東京(大泉インター)から2時間程度です。

No.560 2009/04/07(Tue) 10:57:53

 
Re: 「部屋のキット」 投稿者:EVA [HOME] 引用

本当にいよいよになって来ましたね。
7月の建物完成まではあっと言う間ですね。
皆さん、多くの方がこの掲示板をご覧になっていると思いますので改めて紹介することもないと思いましたが、私のブログを見て下さっている方にも知って頂くと少しはお役に立てるかなと思いましたので勝手ながら4/9付けのブログの後半部分に入れて紹介させて頂きました。
ご了承下さい。

No.561 2009/04/08(Wed) 16:19:42


「部屋のキット」 投稿者:103 岡山 引用

こんばんはー

AUDIO BASIC 2009年春号 vol.50に 「部屋のキット」 を発売予定と書かれていましたが詳細を教えていただけますでしょうか?

よろしくお願いします。

No.555 2009/03/11(Wed) 01:32:28

 
Re: 「部屋のキット」 投稿者:村田研治 引用

 プラン第1号の<室内>形状は下記写真が原型です。
http://www.salogic.com/AudioRoomDesign/otoFrontPhoL.html

 建物の<外形>は長方形とし、フロントのブロックは壁裏に収納されます。
http://www.salogic.com/AudioRoomDesign/DoubleWall03.html

 上記にユーティリティールームを組み合わせた案で図面化が進行しており、第一案が来週まとまります。24畳〜12畳を用意しますが、第一案は24畳です。近日中に弊社サイトに情報開示します。

 キットはユーティリティールーム有り、無しの二案になります。無しの案は自作可能なキットにする(建築確認申請、土台、棟上げ、屋根はプロに頼んだ方が良いでしょう)予定ですが、二重壁案は構造が複雑になる嫌いがあり、一重壁案(otoさんのオーディオルーム)
http://www.salogic.com/AudioRoomDesign/AudioRoomDesign01.html
を加えた三案構成になるかもしれません。

 オーディオルームキットは四者(デザイナー、建築設計士、材木商、サーロジック)の合同企画で、各社が得意分野を担当するので常識を破る低価格と高品質が実現出来ると思います。ご期待ください。

 なお24畳のユーティリティールーム付きオーディオルーム/ホームシアターは、サーロジックのデモルームとして建築します。

●ライブカメラを設置します。
●建築現場を公開します。東京(大泉インター)から2時間程度です。
●6〜7月着工の予定です。

No.556 2009/03/12(Thu) 12:06:45

 
Re: 「部屋のキット」 投稿者:103 岡山 引用

村田様、こんにちは。

お忙しいところ、ご回答ありがとうございます。
得意分野の達人さんたちが集まって野心作の出来上がりですね!
この不況時に「常識を破る低価格と高品質」というのはとても魅力的な響きです。

建築現場の公開もぜひ、otoさんのHPのように経過をお願いします。
楽しみにしております!

No.558 2009/03/13(Fri) 15:37:01


奥行のあるサウンドステージは何から作られるのか? 投稿者:村田研治 引用

■個別メールで頂いたご質問ですが、固有名詞を省いて公開で回答いたします。

*********************************************************************

Q1:ステレオ誌や貴社hpで拝見するところ、尽きるところ、一次反射、残響音の長短、吸音より反射誘導あたりが音決めの本丸というのが貴社の商品理論と思われます。
躍動感、ジャズのライブ感は素人にも十分想像できますが、前後感、奥行きについては、今ひとつピンときません。

奥行きがあるということは会場(前後左右)が広く、反射に時間がかかる(環境である必要がある)のではないかと思われますが、spの直近背後のパネル配置では、音像へ傾き過ぎるのではないかと、想像しています。これはこれで好む方がたくさんいらっしゃると思いますが、私は
奥行きを、いや奥行きも必要と考えております。

*********************************************************************

A1:■背後壁面からの短いディレーの反射音にはサウンドステージの奥行きを作る能力がないとお考えのようですが、その通りです。実音(楽器の音)の反射が近距離から多量に加わると、ハース効果により、むしろ音像がにじんでフォーカスがボケてしまう結果になります。

 CDに納められた音楽ソースには、コンサートホールやライブハウスの響き、或いはエンジニアが意図的に加えたディレー付き残響音など、初期反射音に相当する長いディレーとそれに続く残響音が含まれています。
 
 ここから先は仮定の話ですが、音楽ソースに含まれる楽器の実音とその残響音が電気的に分離出来たとして、その量を自在にミックスできるものとします。
 
1.無響室に左右二つのスピーカーを置き楽器の音(ドライソース)を再生する。続いて残響音を徐々に加えてオリジナルのバランスを作る。

 音がどのように変化するのかと言うと、ドライソースが最もクリアな音で、残響音が増えるにつれて楽器のフォーカスがボケてつまらない音楽に変化します。

実音と初期反射音・残響音の発音場所が同一だから起こる現象で、吸音処理で作られるオーディオルームの究極の姿です。
 
2.無響室に左右二つのスピーカーを置き楽器の音(ドライソース)を再生する。ここまでは同じ条件です。その後ろ1m のところに残響音専用のスピーカーを追加し、残響音を徐々に加えてオリジナルのバランスを作る。

 今度はドライソースが最もつまらない音楽で、残響音を増やすにつれてサウンドステージの奥行きが深くなって音楽に躍動感が生まれます。

 残響音を楽器の実音の背後に配置することで、音楽ソースに含まれる初期反射音のディレーが有効に機能して全く異なる音場が出現します。
 
 楽器の実音は引き寄せず、間接音のみを反射パネルの表面に引き寄せる水平拡散パネルがサウンドステージに奥行きや高さを再現するメカニズムです。

 残響音のみを引き寄せる構造の理論まで開示することは出来ませんので、商品を入手してご体験ください。

*********************************************************************

Q2:他社や例えばステレオ誌の狭小部屋の改善等のノウハウでは、貴社とは反対に吸音主体で奥行き感を求めるところもあり、素人にはよくわかりません。
具体的には各部屋様々それぞれでしょうが、日本の洋室は石膏ボード下地にほとんどがクロス張りの四角い部屋が大半と思われます。

*********************************************************************

A2:■吸音主体の部屋の究極の姿が無響室で、再生音は前項でご説明した通りです。奥行きを深める効果は期待できませんが、吸音主体の中に紛れている反射体がたまたまうまく機能して、かろうじて奥行きを作る可能性があるだけです。

 吸音処理主体のルームチューニングは10年単位の膨大な日時を要することを皆さん薄々分かっていると思います。反射処理によるルームチューンであれば、10年が1日とか一週間とかの単位に縮まる事実からも、ユーザーに取ってのルームチューンは反射処理が有利と断言できます。

 未完成のページですが(近日中に大幅なレイアウトの変更と加筆があります)下記もご参照ください。
http://www.salogic.com/AudioRoomDesign/AudioRoomDesign01.html

 石膏ボードは安価で遮音効率が良いので大量に使用されています。しかしオーディオルームの表面材として使ってはならない材料です。

 とにかく音楽がつまらない音で鳴ってくれます。石膏ボードが振動してミッドバスのブーミーな輻射音を大量に垂れ流します。しかもスピーカーの背後に必要な一次反射音も吸音してしまうのですから踏んだり蹴ったりの材料です。この手の部屋にはLV&SVパネルが必需品です。

 蛇足ながら水平拡散パネルによるルームチューンはオーディオ機器の販売店の商売には一見不利なように見えるでしょう、しかしオーディオマニアの機器購入意欲はいくら良い音楽が手に入っても衰えることはありません。

 楽しく音楽を聴いてもらって、その上で更に上位の機器を購入してもらうのが本来の姿であり、エントリークラスの機器だってハイエンド機器に負けない音楽再生が出来る事を示すことがオーディオ愛好家の底辺を増やすコツであろうと思います。

 部屋の特性が正しければ、センスの良いオーディオ店が推薦するエントリークラスはハイエンドと同等の音楽再生能力を発揮します。音質の好みや音の透明度や優越感を要求したときにハイエンド機器が必要になるのです。

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Q3:貴社は測定器を用い、客観的、物理的なアプローチを採用されていますが、この奥行きもはっきりとデータで確認することができるのでしょうか。

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A3:■部屋自身の数ミリsec のディレーは音楽ソースに含まれるコンサートホールなどのディレーを有効に機能させるための触媒に過ぎません、反射壁はスピーカーの後ろでありさえすれば何処でも良いのです。

 とは言え、LVパネルやSVパネルが楽器の実音をその表面に引き寄せる力はゼロではなく、ソースに含まれる初期反射音や残響音を引き寄せる力に比べれば遙かに小さい、と言うだけですから、スピーカーとパネルの距離を離すことができれば奥行きを作る効果が強調されてパネルの設置数を減らすことが出来ます。

 但し、スピーカーとパネルの距離を離すことができる部屋は広い部屋であり、広い部屋のミッドバスを吸音するには壁面積に比例した吸音面積が必要で、ミッドバスの吸音量の確保が優先されて、パネルの設置数を -- LVパネルの基本セッティング -- 以下に減らせる可能性は低いと言えます。
http://www.salogic.com/home.files/shop/shop4.htm

LV&SVパネルのミッドバスの吸音量はパネルの数に単純比例します。部屋の中であれば何処に置いても同じ吸音量です。

 水平拡散パネルが作り出すディレータイムの大小とサウンドステージの奥行きの深さの間に、特別な比例関係が無い事は上記説明の通りです。従ってディレータイムと奥行きの関係を表す数式も存在しません。

No.557 2009/03/12(Thu) 17:25:05


簾について 投稿者:SIB [MAIL] 引用

こんにちは。
HPを楽しく参考にさせてもらっています。

現在SP〜リスニングポイント間に窓があり、アルミブラインドのためカーテン(綿)を掛けています。

ただ、素材が綿のため高域を吸いすぎている感があり、やめたいのですが代わるものが中々無いため今回質問させていただきました。

HPで言われている簾が良いように言っていますが、木製ブラインドはダメなのでしょうか?

木製ブラインドが良くないようなら、簾(竹製)ロールスクリーンを探してみたいと思います(インテリア的にマッチするのが困難ですが・・・)

当然、アルミブラインドはダメですよね?

以上宜しくお願いします。

No.551 2009/01/14(Wed) 22:10:52

 
Re: 簾について 投稿者:mur 引用

 選択のポイントは、堅い・重い・振動しない、の3点ですが、ご呈示頂いた3点はどれも一長一短で、しいて順番をつければ、竹○・木○・アルミxです。

 竹は皮の付いたなるべく太いもの。木は堅いもの。との条件がつきますが、堅い木のブラインドは無いと思いますので、竹が無難です。

 根本的に改善するのであれば、二重サッシ形状にして、内サッシを木の引き戸にします。開ければ1/2採光が取れます。

 マンションの部屋を改造したオーディオルームが2月中旬完成で、HPでご紹介する予定(オーナーの了解が得られれば)ですが、既存サッシの内側に木の引き戸が入ります。

No.553 2009/01/15(Thu) 10:46:11

 
Re: 簾について 投稿者:SIB [MAIL] 引用

こんにちは。
有難うございました。
インテリアと音質をマッチするのは難しいですね。
HPを参考にしながら頑張りたいと思います。


>  選択のポイントは、堅い・重い・振動しない、の3点ですが、ご呈示頂いた3点はどれも一長一短で、しいて順番をつければ、竹○・木○・アルミxです。
>
>  竹は皮の付いたなるべく太いもの。木は堅いもの。との条件がつきますが、堅い木のブラインドは無いと思いますので、竹が無難です。
>
>  根本的に改善するのであれば、二重サッシ形状にして、内サッシを木の引き戸にします。開ければ1/2採光が取れます。
>
>  マンションの部屋を改造したオーディオルームが2月中旬完成で、HPでご紹介する予定(オーナーの了解が得られれば)ですが、既存サッシの内側に木の引き戸が入ります。

No.554 2009/01/16(Fri) 20:38:18


(No Subject) 投稿者:だい 引用

毎度の事ながらいつも楽しくルームチューンの勉強させてもらっています。
少し気になる事があったので質問させていただきます。
ケースバイケースではあると思いますが、壁・床・天井に貼るバーチ合板やラーチ合板についてですが、Gallery-waveのようにスベスベした面を表面にした方が良いのか、Gallery Pyramid/Joserのように切断面の縞々模様の面を表面にした方が良いのか気になります。
それとotoさんが最近壁だけでなくLVパネルなどにもウレタン塗装をされていますが、オイルステン塗装よりもより高い高音の反射を狙っての事だと考えてよろしいでしょうか?

No.547 2008/12/21(Sun) 21:25:09

 
Re: 投稿者:mur 引用

■■ルームチューン■■
 再生音楽の表現力がライブステージと異なるのは何故か? この疑問をとことん突き詰める執念がルームチューンの入り口です。
 
 オーディオシステムでライブステージの佇まいを再現する最も簡単な方法は、音を四方八方に振りまく球面波SPの採用です。 
 
 楽器と同じように、リアにもフロントと同じ音が送り出されるため、背後に反射性の壁があれば生演奏の佇まいを再現することができます。しかしリスナーに向かって音が飛んでくる肉迫感が足りないため、真打ちにはなれない形式のSPです。
 
■■サウンドステージ■■
 海岸に打ち寄せる波が石垣の内側に回り込むように、音波にも障害物を迂回して球面波を作る性質があります。低音域だけですが、コンベンショナル型SPの音も球面波になって、後に固い壁があればサウンドステージを作ります。  
 
 高音域はSPキャビネットのサイズに比べて音の波長が短いため(10kHzで3.4cm)、音の迂回(回析現象)が起こりずらく、サウンドステージの生成に必要な量の高音域の反射音が得られなくてサウンドステージが生成されません。
 
■■LVパネル■■ 
 現代SPはキャビネットのコーナーを丸くしたり、スコーカーやツィーターにドームを採用するなどして背後に回り込む高音域を増やす工夫をしていますから、少ないとは言いながら旧型のSPに比べればより多くの高音域が背後に回り込んでいます。  
 
 SPの後に漏れてくる高音域を増幅して跳ね返す仕組みが作れたなら、音を前に押し出すコンベンショナル型SPのタイトな音に、球面波SPの得意技であるボーカルの佇まいが明確な、唄に込められた思いが涌き上がるような奥行きのあるサウンドステージを付加することが出来るのではないか・・・? との推測が成り立ちます。

 この推測を具体化したメカニズムが、中高音域を水平拡散する初代LVパネルのリブ構造で、拡散のみでは目的が達成できなかったため、残響音をパネル表面に引き寄せる特性(凸凹)、ミッドバスを吸音する特性(裏板・フェルト・ステンレス)・・・などを加えてリスニングルームの音場をコントロールする5つのパラメータの凡てを制御する製品群として、LV,SV,Gallery のシリーズが完成しました。
 
■■6つのルームパラメータ■■
 そしてotoさんのオーディオルームの新築から得たノウハウにより、以前から尻尾をつかんではいたものの、明確な証拠が得られずにパラメータに加えていなかった「反射率の断層」を悪玉パラメータに加えることができました。
 
 ルームパラメータが6つになって、オーディオルームで発生する怪奇現象の凡てが合理的に説明できるようになったので、もうこれ以上パラメータの追加は無かろうと思いますが、現時点で確定したルームパラメータは下記6種類です。

■悪玉パラメータ■
  1.定在波
  2.フラッターエコー
  3.壁振動
  4.反射率の断層

■善玉パラメータ■
  1.初期反射音
  2.残響音


■■反射率の断層■■
 さてご質問いただいた件は「反射率の断層」にかかわる内容です。
 
 商品化初期のLVパネルは鋸目の波状痕と節目の凸凹を残したままのリブを素材にしてパネルを作りました。リブパターンで中域〜8kHzを水平拡散し、波状痕や凸凹で高音域をランダム拡散させる仕組みです。
 
 その後の設置テストや無償ルームチューンの結果により、石膏ボードや壁紙仕上げの部屋に置く拡散パネルでは、波状痕や凸凹は不要のようだ・・。との結論になり、鉋仕上げの現在の姿の LV や StainVeiL パネルになりました。
 
 しかし高音域を全方位拡散させる仕組みが不要と言う訳ではありません(ルームチューニング徹底解明 / コンピュータ・シミュレーションが明らかにした拡散反射音の振る舞い参照)、
 
 http://www.salogic.com/Basic-RoomTuning/Basic-RoomTuning.htm
 
 高音域を吸音する特性の石膏ボードの面に隣り合わせて、高音域を拡散反射するパネルを置いてはいけない。境目から逆位相の音に類似する不快な雰囲気が発生してしまうことが分かったからです。

 不快な音の原因は反射音の周波数特性の急変(断層)によるものです。詳細は「実践・オーディオルームの設計施工」または「ルームチューニング徹底解明」に追記の予定です。
 
 この種の不快な音は気柱共鳴を利用した吸音トラップでも発生します。アナログやiir(デジタル)のグラフィックEQで伝送特性を補正しても発生します。

 不快な音の原因は、気柱共鳴では実音と共鳴音の無相関な位相のずれ。EQでは位相の周波数特性の急激な変化によるものです。

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●Gallery-waveのようにスベスベした面を表面にした方が良いのか、Gallery Pyramid/Joserのように切断面の縞々模様の面を表面にした方が良いのか気になります。
■バーチ合板の硬さがあれば高音域の反射体になるであろう、と思っていましたが、otoさんの測定結果によると高音域吸音のようです。壁面には更に堅い銘木系を使うか、縞々模様の面を表面にした方が良さそうです。

●壁だけでなくLVパネルなどにもウレタン塗装をされていますが、オイルステン塗装よりもより高い高音の反射を狙っての事だと考えてよろしいでしょうか?
■4〜8kHzの反射音を増やす目的です。2月中旬に残響時間の測定を行います。
■隣り合う材質では、反射および吸音の周波数特性の傾向を合わせる必要があります。パネルを固めるときは、壁も固めてください。

年末の雑事でご返事が遅くなりました。申し訳ございません。

No.548 2009/01/01(Thu) 03:37:47

 
隣県富山より新年のあいさつ 投稿者:だい [MAIL] 引用

あけましておめでとうございます。
ご多忙の中、返事を下さり有難うございます。
自分の想像以上に丁寧かつ分かりやすくかつ多くの情報を返信していただいたので正直驚きました。
その中でも新しいパラメーター「反射率の断層」につきましては非常に興味深いです。
以前より1つの面において吸音と反射を隣り合わせにしてはいけないというのは勉強させていただいてましたが、それはフェルトやいわゆる吸音材などと松材やバーチ材の極端な吸音と反射の隣りあわせかと思っていましたが、それよりも高い帯域でも同じ事が言えるのですね。
自分はまずLVパネルをとりあえず充実させてから壁のチューニングに取り組もうと思っています。
まだまだ未熟者ですが、コツコツとやっていきたいと思います。

No.550 2009/01/04(Sun) 13:42:56


(No Subject) 投稿者:yokozeki [MAIL] 引用

昨日、リフォームの相談後、白石区の某氏宅に伺い、試聴させていただきました。音量を上げても全くうるさくならないこと、スピーカーが姿を消し楽器がホログラムのように浮かび上がることに感銘を受けました。

リフォームは大がかりになりそうです。懐具合が少し心配か・・・。今後何かとお世話になると思います。よろしくお願いします。

No.546 2008/12/07(Sun) 15:23:44

 
Re: 投稿者:mur 引用

2月中旬にotoさん宅の測定を行います。yokozekiさんの完成時期と重なると好都合ですね。

No.549 2009/01/01(Thu) 04:00:02

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