お久しぶりです、こんにちは。
更新スピードがますますマッハになっていますね!お疲れ様です。
Deep End of the Oceanはガルとアメリアの電話のやりとりにニヨニヨしつつ、ディーンが可愛いと悶えていました。すっかり怪しい人です。(爆)
Paradise FOUNDはモルディハイがようやく主役二人に絡んできましたね。彼は意外に寂しがりで根っこは素直な人だと睨んでいるのですが、どうなるんでしょう。私には愛情足りない、でっかいワガママな子供に見えます。(笑)
モルディハイに関わって、エマには赦しとか癒しを覚えてほしいなぁと願っています。
実は一番かっこよく悪役をこなせそうだなと思うのはマスキールだったり。彼はまだあんまり目立ってないですけど、いいキャラですよね。一本芯が通っていて、自分の中の優先順位がはっきりしていて、たぶんそれが計画にどうしても必要だと思ったことなら、主のジェレスマイアを裏切っても実行しそうな。ガキ大将で暴れ放題のモルディハイとまた別の、捻れば美学のある悪役になってくれそうで、ギレンとの関係を含め期待しています。(笑)
でも、今の展開だと、仮にダイス国がエマを人身御供に差し出しても、モルディハイの勢いは止まらないと思うんですが、ダイスの首脳陣はモルディハイの伝え聞く噂とかからそういうこと考えないのでしょうか。モルディハイの噂とかくらいならダイスにも伝わっていると思うのですが、どうでしょう。
どうも、エマを差し出せば全て解決!みたいな書き方に読めるのが気になりました。時間稼ぎに、というのなら分かるのですが…それでも得られても多少の時間でしょうが、ダイスにとっては貴重でしょうし。
話脱線しましたが、外交って内容もさることながら、交渉相手にものすごく左右されるものだと言いますし、そこの辺りの機微が話に盛り込まれるとぐっと物語の背景とか、土台がしっかりして引き立つのではないかと思いました。
そういう意味では、私情からでも予言に頼ることを考えずに、どうにか道を切り開こうとしているジェレスマイアは立派ですね。
深く考えると、預言者が世間から隔離されているのは正解かもしれないと思いました。悪い予言ならどうにか退けようと躍起になりますが、よい予言なら、それも助けてもらえるような予言なら、どうしても予言を利用し頼ろうとする動きが出てくるのでしょうし、それで本来自分たちがするべき、考えて行動して切り抜ける努力をしなくなりそうですし。
最高預言者のおばあさんが、「私らは見るだけだ、運命は操れない。時々、つまらない悪戯をするのが関の山という訳さ」と言っていたのはたぶん真理だと思います。
予言は「利用するもの」でも、「頼るもの」でもなく、ただ「起こること」なんじゃないかなぁと。預言者たちはそれをただ見て伝えるだけなんじゃないかなと思いました。
さて今回も長々と語りました、えらそうなこともたくさん書きましたが、基本的に楽しく拝見させていただいています。
続きも楽しみにしています。がんばってください。