ネット小説ランキングから来させていただきました。
Paradise Foundをはじめに拝読させていただいてから、Psalmsを拝読しました。
今涙が止まりません。じわじわとした愛しさ、切なさを本当の意味で書ける小説家さんは少ないと思うのですが、久方ぶりにそんな小説家さんに出会えて感激しております。
我慢のいらない愛はない、というのは本当に名言だと思います。アレツはすごく立派な人ですね。デーナもすごくかっこいいのですが、懐の深さはやっぱりアレツに一歩後れるような気がします。
イリスの代わりはなくて、その悲しみは確かにあって、リリアンでもイリスの代わりにはならなくて。それでも、失ったその後で手に入れた幸せを否定せずに受け入れられた、その強さに泣きました。きっと誰もがそんな風に空いてしまったけっして埋められないスペースを、新たに手に入れた何かで凌いで生きていくしかないのだと思います。
過去も、今も、どれだけその時が幸せでもとどまってはくれない。それは良い意味でも、悪い意味でも。けれどどんな未来に辿り着いても、その未来を否定せずそこにある幸せを見つけ拾い上げられるような、デーナにはそんな人になってほしいと思います。
長くなりました、すみません。エマなどに関しても語りたいのですがやめておきますね。
あと最後に、デーナとリリアンの3子が生まれるなら女の子がいいです是非!二人の兄は過保護になりそうですね。