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all サイキッカーの書置きメモ - Rq - 2013/10/24(Thu) 03:40:02 [No.2410]
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Re: 番外編-「1・・・黒い虹-3話」 - Rq - 2013/12/17(Tue) 17:06:35 [No.2522]
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Re: 第0話-03 雪降りの虎 - Rq - 2013/10/24(Thu) 04:56:53 [No.2413]
Re: 第0話-04 雪降りの虎2 - Rq - 2013/10/24(Thu) 05:35:39 [No.2414]
Re: 第0話-05 シュタールの暇つぶし - Rq - 2013/12/17(Tue) 17:41:29 [No.2524]
Re: 第0話-06 シュタールの暇つぶし2 - Rq - 2014/01/09(Thu) 20:17:39 [No.2539]


Re: 第0話-04 雪降りの虎2 (No.2413 への返信) - Rq

枝乃「うわああああ!!!」
爆音と砂煙が立ち上がる
逃げ回る枝乃を応用に衝撃波が次から次へと地面をえぐっていく
枝乃「加減をして頂戴よ!・・・ひい!!」ドォッ
足元に波動の一撃が決まる
流石に腰が抜けた枝乃は座り込んでしまう
???「手加減はせんといったぞ」
体格のいいヒゲをはやした老人が枝乃の見下ろす
???「これも稽古のうちだ、さあ立ち上がるがいい」
老人は構えなおすと手元から青白いオーラをまとわせる
枝乃「こ、こんなの稽古じゃない!!」

星斗「昔は天竜爺さんの下でああして稽古を受けたものだ・・・」
遠くから枝乃と天竜を見る星斗

戦争が起きる前の話
枝乃は天竜の元、スパルタともいえる稽古を受けていた
千代族長の星斗公認の下である
稽古をつけさせるほど腕前のある天竜は
東八の族長であり、星斗とも長い付き合いの老人サイキッカーである
星斗との仲以前から、天竜は北七との同盟を結び
代を通じて稽古をつけてくれるようだ

葵「ひょえ〜・・・枝乃ってばヤバそう あのおじいちゃまは何者なのです・・?」
星斗「名は天竜 東八族長のサイキッカーだ」
葵「老人であのオーラすごすぎます」
星斗「天竜はサイキッカーの中で不死に近い能力がある
更に自身を常に高めていることでオーラには磨きがかかっている
私でもあの天竜には勝てないよ」
葵「星斗様が勝てないほどの強者なのですね こんな方に稽古を受けさせてもらえる枝乃はラッキーですね!」
星斗「ははは・・・どうだろうな」

枝乃「ひ、人事のようにいうなーっ って、ぎゃーっっ!!」
天竜「油断をしている暇があるなら反撃の1つでもしろ」
そのとき、天竜は構えをかえて枝乃に飛び掛る
枝乃「サイキックバリア!!(ふせいでくれー!!)」
天竜「ハッ!!」
[サイコハンマー]
超能力で強化した超人的なパワーで拳を振り下ろす天竜
もちろん、枝乃のはったバリアは大きな音を立てて見事に割れ
拳が枝乃の頭に命中する

葵「し、枝乃!!」
流石の葵も肝を抜かす
天竜の一撃で沈められた枝乃は地面にめり込んで気絶している
天竜「ふん・・・まだまだ甘いもんだ星斗 こんなものでは南六相手にボロクソにされるだけだ」
星斗「ああ、すまないな」
天竜「だが枝乃のオーラの練度は確実に伸びている そこだけは褒めよう」
そういうと、天竜はその場から去っていく
葵「天竜様強すぎだー・・・」
星斗「さて、枝乃を起こしてやらないとな」

────────-------

昔を思い出した天竜は一人族長の家屋で瞑想をしている
天竜「(星斗が死に、今ではあの娘が族長とはな・・・)」

天竜「(私にも娘や息子が欲しかった 枝乃たち虎雪たちは子供のように思えたものだ)」
東八の一族は天竜のみである
どういうわけか
天竜の厳しさについていけなくなった
サイキッカーたちは離れていったのだという
天竜は出て行く者たちを止めることなくいた

そんな東八一族は天竜のみとなり
いくら不死に近い天竜といえぞ、いつ死ぬか分からず
死んだら東八は事実上の滅亡をしてしまう
そんな一族の滅亡よりも天竜は家族を望んでいるようだ

葵「天竜おじい様こ・・こんにちはー」
ふと、日向葵がやってきたようだ
天竜「なにようだ」
葵「あのー枝乃からです」
葵は天竜にお重箱を差し出した
受け取ると、すぐに天竜は蓋を開ける
天竜「いい香りがするな これは・・・」
葵「うわぁーおいしそう!」
天竜の瞳にうつったのは枝乃と真央が作った手作りの料理だ
色とりどりの和食のようだ
天竜「頂くとしよう、枝乃たちに礼を伝えねばな」
葵「はい!」
天竜は厚焼き玉子を1つ口に運ぶ
口いっぱいに広がる優しい甘さ 天竜の顔もほころぶ
天竜「葵 お前も食べるといい いい味だ」
葵「あ、ありがとうございます!」

天竜「(立派に育ったもんだ 星斗よ・・・)」
葵「うんわーおはぎおいしい!」

天竜「(枝乃たちのような立派な家族がほしい
だが・・・そうもいっておれんな あいつらがくるぞ)」

天竜はシュタールと同様に何かを察していた


[No.2414] 2013/10/24(Thu) 05:35:39

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