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all サイキッカーの書置きメモ - Rq - 2013/10/24(Thu) 03:40:02 [No.2410]
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Re: 番外編-「1・・・黒い虹-3話」 - Rq - 2013/12/17(Tue) 17:06:35 [No.2522]
第0話-01 聖なる祈り - Rq - 2013/10/24(Thu) 03:56:12 [No.2411]
Re: 第0話-02 聖なる祈り2 - Rq - 2013/10/24(Thu) 04:28:53 [No.2412]
Re: 第0話-03 雪降りの虎 - Rq - 2013/10/24(Thu) 04:56:53 [No.2413]
Re: 第0話-04 雪降りの虎2 - Rq - 2013/10/24(Thu) 05:35:39 [No.2414]
Re: 第0話-05 シュタールの暇つぶし - Rq - 2013/12/17(Tue) 17:41:29 [No.2524]
Re: 第0話-06 シュタールの暇つぶし2 - Rq - 2014/01/09(Thu) 20:17:39 [No.2539]


Re: 第0話-06 シュタールの暇つぶし2 (No.2524 への返信) - Rq

枝乃が村からでかけて程よくしてシュタールに周囲には子供のサイキッカーたちが集まってきた

子供A「おばちゃんすごーい」
子供B「もっとみせてー!」
子供たちが騒いでいる
大勢の子供の中にシュタールが特技を披露しているようだ
シュタールの手から小さな龍のオーラが踊る
子供たちの頭上を滑空したり、自分の手でタネなし手品をして満たせたり
シュタール「おばちゃんはすごいから、こんなこともできるのよ」
動きづらい道士風の装束でありつつも、
サーカスを装ったときの芸を披露するモンスターボールを複数召喚し
そして一匹のポケモンを繰り出す
シャイタン「キシャアアアアッ!!」
子供B「怖そうなポケモンが出てきた」
子供C「でも、おばちゃんに懐いてるすごーい」
青い巨体のシャイタンはシュタールの指示を待っている
シュタール「私がジャグリングをしながら、このシャイタンがジャグリングの間を潜り抜けます♪
さーごらんあれ、ごらんあれー♪」
そして、シャイタンに合図をするとシュタールはモンスターボールでジャグリングをはじめる
念力によって、大きな輪のように回っている
ぐるぐると回しているシュタールにあわせて、シャイタンが動く
飛ぶ位置について、タイミングを見計らうように姿勢を構える
子供たちもその様子にじっと注目している
小さなひそひそ話でどうなるかを話す子供いる
静かな空気が流れつつも、緊張感も流れ始め子供たちはどきどきしている
そこに、シュタールはアイコンタクトでシャイタンに合図を送る
その刹那
シャイタンは勢いよく走り出す
体をうまく伸ばして、ジャグリングの輪潜り抜け、着地の勢いで音を立てる
成功の瞬間に子供たちは歓声と拍手を上げる
子供たちは大喜びだ
シュタール「おばちゃんすごいでしょ〜!」
子供A「すごいすごい!」
子供D「ポケモンもすごいね!」
シャイタン「シャアアッ」
シュタール「よしよし、子供たちと遊んであげて♪」

シュタールと子供たちが遊んでいる様子を遠くから響が見ている
響「(子供たちに好かれているといっても、何を考えているのかさっぱりだな・・・)」

枝乃は留守の間、テレパシーで響にシュタール監視の代理を頼んだのである
テレパシーのやりとりでは

枝乃「様子を見たところ、このところ調査から何まで手伝うからいいんだけど
万が一のことシュタールが逃げたってなると、一族の信頼が揺らいでしまうからよろしくね」
響「お安い御用だ」

枝乃の留守を預かるのはシュタールではなく響のようだ

響「(おそらく、シュタールのことだ盗み聞きしていそうだな
俺と枝乃の話も聞いているだろうから、俺が監視していることも察しているだろう)」
響は考え事をしながら、自分の家に戻ろうと路地裏から立ち去ろうとしたときだ
響の目の先にシュタールが現れていた
驚いた顔はしてない響だが、不意はつかれたようだ
シュタール「何か用かしら??」
響「お前・・・いつの間に」
シュタール「私はシュタールの分身よ 意思疎通した影分身ってところね♪」
特徴的な赤と黒のツートンが、黄と黒になっている
分身独自のカラーなのだろうか
シュタール「あなたの思ってるとおり、枝乃ちゃんとの会話は分かっているわ 何もそこまで考えなくてもいいのに〜♪」
響「・・・」
響「(気を許したら、あのときのようなことになる)」
シュタール「気を許してくれないのかしら?ひどいわねぇ」
響「人の心をよむな!」
響「(ハートプロテクトをしても、すり抜けるというのかこいつの読心術は)」
シュタール「サイキッカーの基本でしょう?」
困った顔のシュタールは更に話を続ける
シュタール「そうねぇ、そこまで警戒するなら私を攻撃してもいいのよ?
私はバリアーも何もしないで生身で受けてあげるわよ」
響「っく・・・いくらお前でも」
シュタール「うふふ(無邪気な笑顔)」
響「(枝乃がどれだけ・・・苦労しているのか、ひしひしと感じるな こいつは)」

すると、シュタールは表情を変える
シュタール「枝乃ちゃんったら、嫌なタイミングで出かけちゃうのね」
響「なに?」
シュタール「なんでもないわ♪」
響「〜〜っ・・・」

----

ズズズズズズッ・・・

四大サイキッカーある村はそれぞれ東西南北
中央には静かな荒野が広がっている

その大地に地響きが音を上げている
音は徐々に大きさを増して、地面は地割れで裂けていく

勿論、その現象に気づくサイキッカーたち

流星家と枝乃たち
枝乃「大地震・・・!?」
遠陬「村全域は大丈夫だ、ただ・・・この場所は・・・」
遠陬の顔が青くなっていく
遠陬「・・・まさか、そんな馬鹿な」
乙女「え、遠陬様?顔色が・・・」
遠陬「やつらが蘇る」

一方南六家も異変に気づいている
雅「強大なサイコパワーを感じる!」
翼「暗黒家なのか?」
雅「いや、この力・・・むしろ逆なの 何か変だよ」
雅「(感じたことのないオーラだ・・・なんなんだろうゾクゾクする・・・)」

----
シュタールはすでに村から中央の方角をみていた
子供たちはシュタールの様子に不思議がる
シュタール「とうとう・・・きたか」
すると、シュタールは右手で指を鳴らす
フッ
その瞬間、子供たちが消える
村にある子供たちの住む家に強制的に瞬間移動させたのだ

響側にいた分身は
シュタール「枝乃ちゃんが戻るまで、一緒に共闘して頂戴」
響「い、いきなりなにを・・・」
シュタール「村に襲撃がくるわよ、いいから手伝いなさい」
響「・・・!?」

そして分身が消え、響はシュタールの元へ

シュタール「何が起こっているのか、わかってないようね」
響「そりゃ、突然唐突に言われてこっちもついていけねえよ」
さっきまで無邪気な笑顔のシュタールは今は緊迫した面持ちだ
何かに臆しているような雰囲気を感じる響
響「(こんなに焦るシュタールは初めてだ・・枝乃との一騎打ちですらあんな顔しなかったのに)」
響「暗黒家を倒して、もう平和になったこの世界に何がある」
シュタール「・・・・・・」
響「おい」
シュタールは何も答えない

答えるよりも、シュタールは気配を探ることに集中をしていた
シュタール「(あいつらは今どこにいる・・・見つかったら村をまき沿いにしかねないわ
枝乃ちゃんの約束破るわけにもいかないのだけど・・・
こんなに素敵な村をめちゃくちゃにされるのも困り者ね)」

シュタール「伝言を頼みたいのだけど、いいかしら」
それと同時に、シュタールは響に金縛りと、口封じをかける
響「ぐぅ・・・!!」
響「(こいつやっぱり!!枝乃がいないスキを狙ってたんだ!!)」
シュタール「枝乃ちゃんの約束守れなくて悪いけど
私がここにいたら、私を狙うあるサイキッカーが村ごと破壊しにくるので〜 一旦ここでお別れね
危険に巻き込みたくないので、枝乃ちゃんたちは追わないでくださいね♪と伝えなさいね」
そういうと、シュタールは宙に浮く
響は金縛りのせいで力を上手く出せない
喋ることもできず唸っているだけだ
シュタール「事が終わることがあれば、ちゃんと村に戻る・・・わ」
そういい残すとシュタールは中央荒野へと飛んでいった

そして、やっと金縛りと口封じがとれた響
響「はぁ・・・はぁ・・・、ともかく枝乃にシュタールが逃げたことを言わねえと!!」

だが、響は何かを察する 気配だ
響「!?」
振り返ったとき、響は轟音とともに突然吹っ飛ぶ
響「うぐっ・・・」
波動弾による爆発で服はボロボロに、体は傷だらけになってしまった
倒れた体を起こそうとすると、人影が二人
???「おかしいな、気配はここにあったはずだ」
???「そこの男に聞いてみましょう」
響「(な・・・なんだこいつらは)」
全身白い装束に身を包んだサイキッカーだ
???「大したサイキッカーでないが、シュタールの気配がついてるな
貴様シュタールの行方をはけ」
響「攻撃をい、いきなり仕掛けてきて・・何をたくら・・ぐあっ!!」
何者かに蹴られる響
???「いいから答えろ」
???「答えないと〜村フッ飛ばしちゃうよ」
響「っく・・・」
響「あいつなら、中央の荒野へ向かった!」

すると二人は響から離れる
???「いくぞ レイン」
レイン「はいです!」
そういうと、シュタールを追うように飛び去ってしまった

響「く・・・あいつらは一体なんなんだ」
体の傷に耐えながら、響は流星家の村に向かった枝乃のところへ向かった


[No.2539] 2014/01/09(Thu) 20:17:39

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