英語ネイティブの感覚 - 平井(代理投稿) - 2009/06/08(Mon) 20:36:43 [No.425] |
└ Re: 英語ネイティブの感覚 - 某スレの639 - 2009/06/08(Mon) 20:37:32 [No.426] |
└ Re: 英語ネイティブの感覚 - 平井(代理投稿) - 2009/06/08(Mon) 20:38:18 [No.427] |
└ Re: 英語ネイティブの感覚 - 某スレの639 - 2009/06/08(Mon) 20:40:41 [No.430] |
└ CISCとRISCの命令セットの違いと同じですよ - 某スレの639 - 2009/06/08(Mon) 20:39:40 [No.429] |
└ Re: 英語ネイティブの感覚 - 平井(代理投稿) - 2009/06/08(Mon) 20:38:42 [No.428] |
※旧掲示板より移行 ※旧掲示板書き込み日時:2008/02/21(Thu) 07:53:12 ※旧掲示板最終更新日時:2008/02/21(Thu) 07:56:42 > 639さんはじめましてm(_ _)m はじめまして! > 【疑問】 > なぜ、英語の音節を日本語の50音表ように暗記させないのでしょうか? 主語は誰でしょうか? 英語ネイティブ達? 日本の英語教育の現場? それとも私でしょうか? > どうしてこのような事を聞くかといいますと下記の理由からです。 > 英語ネイティブが「認識」することができる最小単位は音素ですが、 > 普段会話をする際に「意識」している最小単位は音節だと思います。 そうだと思います。 > 又、日本人も同様に「認識」することができる最小単位は音素ですが、 > 普段会話をする際に「意識」している最小単位はモーラだと思います。 確かに、音声学、音韻論では↑の様に言われていますが、 私は違った考えを持っています。 日本人は「認識」することができる最小単位はモーラ(=平仮名1文字)であり、 普段会話する際に「意識」している最小単位もモーラだと思います。 つまり、日本人は日本語を話す時、聞くときには、音素を認識していない、と 思っています。 日本人の場合、「母音」、「子音」と言う用語すら知らない人は沢山います。 一方、英語ネイティブの場合、一般人であろうと母音、子音という用語は 必ず知っています。 「呼気タイミング逆転メソッド」の記事にて、呼気排出のタイミングが 英語と日本語では正反対だと書きました。 英語はシラブルの先頭の子音の音素1個で、肺からの呼気排出のピークを 迎える呼吸法を行っており、このことが子音と母音が分離されて 聞こえる原因だと思います。故に、音素を認識できる。 また、子音から始まるシラブルと母音から始まるシラブルとでは 呼気排出の仕方が異なる(急激型、緩慢型)為に、母音であるか、子音であるかを 知らないと発音することができないと私は考えています。 一方、日本語の平仮名1文字は母音部分で呼気排出のピークを迎える為、 子音はごく短時間しか発音されず、それ故に、母音の舌、口の形で 子音も発音されます。子音と母音が渾然一体となった発音方法を日本人は 行っており、もはや、子音と母音を分離できない発音です。 同じタ行でありながら、「た」、「ち」、「つ」、「て」、「と」の 子音 Tの発音方法が少しずつ異なっています。 日本人は日本語の音素を認識していないのであれば、ア行、カ行、サ行・・ という区別は本来は生まれてこない筈だ、という反論が聞こえてきそうです。 日本語の五十音の表の原型は、千年前、中国語の音韻学を研究した結果から 誕生したそうです。中国語も英語と同じく (C1)V(C2)という形の シラブルの言語ですよね? > よって、日本では話す時に意識しているモーラ(50音)を全て言えるようにします。 > なぜ、英語では話す時に意識する音節を全て言えようにしないのでしょうか? > 逆の立場で考えると日本語を勉強している外人に音素だけ教えるようなものです。 > 639さんはこの疑問に対してどのようにお考えになるでしょうか? 英語の場合、シラブルの全パターンを表にすることは不可能だからだと思います。 英語のシラブルは (C1)V(C2)の形をしていて、()で囲まれた部分は省略可能です。 また、子音部分、C1, C2は複数音素の子音が配置される場合もあります。 可能な組み合わせのシラブルのパターンは、それこそ膨大な数になります。 その中で現在、英語で使われているシラブルのパターンは3000、とも 5000とも言われています。表にすることは不可能です。 「単語耳」の松澤さんは、接頭辞、接尾辞等が、ちょうど、 漢字の「へん」、「つくり」と同じ様な働きを持ち、それが複数繋がることで 1つの単語の意味を構成している、と仰っています。 全パターンは無理だとしても、代表的なシラブルのパターンを英語ネイティブは 学ぶと思います。語源としてです。シラブル毎に、ある程度、意味を持っています。 英語の単語の語源を調べると面白いですよ。ラテン語等の単語が英語の単語の シラブルとして内包されています。 [No.426] 2009/06/08(Mon) 20:37:32 |