※旧掲示板より移行 ※旧掲示板書き込み日時:2008/09/11(Thu) 00:25:45 ※旧掲示板最終更新日時:2008/09/11(Thu) 00:27:32 159 名前:150[sage] 投稿日:2008/08/20(水) 01:06:20 1.音声学での母音・子音の定義(wikipedia) 母音とは声帯のふるえを伴う有声音であり、舌、歯、唇または声門で口からの息の 通り道を完全に、部分的にあるいは瞬間的に閉鎖したりせず、また息の通り道を狭くする ことによって息の摩擦音を伴うこともない、ある程度の時間、声を保持する持続音である。 ↑ ※この母音の定義だと半母音 /j/, /w/, /r/が母音ということになってしまわない為に 「ある程度の時間、声を保持する持続音」という一文を付けてある。 子音は上記母音の定義に当てはまらない音。 2.639流母音・子音の定義 音声学の母音と子音の定義を見ると ・母音はエネルギー損失が少ない音素。大きい音になる。 ・子音はエネルギー損失が大きい音素。大きい音にならない。 と簡単にできそう。 /j/,/r/も「半母音」として特別扱いしなくても、エネルギー損失が大きい音。 両方共、舌が振動するから。 /w/は口内空間で響かせないで作る音なので、大きな音が出にくい。 3./j/の発音方法 後続の母音より前の位置で舌を振動させる。 舌の振動 + 振動位置が下がる= /j/ ※後続の母音より前の位置であることが必須なのは、そうでないと/j/ではなく /r/に化けてしまうから。 ※ささやき声(無声化した声)で/j/を発音すると、/h/に似た摩擦音が聞こえる。 舌が振動している証拠。日本語のヤ行では、舌の振動が弱い。 ※英語喉では/j/,/r/はゲップエリア発音に分類されている。 私のメソッドでも/j/,/r/はゲップエリアに響く。 理由は気道の部分の「舌の根」が振動するから。 ---------------------------------------------------------------------------- 164 名前:150[sage] 投稿日:2008/08/20(水) 20:37:53 >>160 ありがとうございます。 ****** 母音・子音の補足******* >>159にて >2.639流母音・子音の定義 > 音声学の母音と子音の定義を見ると > ・母音はエネルギー損失が少ない音素。大きい音になる。 > ・子音はエネルギー損失が大きい音素。大きい音にならない。 > と簡単にできそう。 と書きました。この発想は、呼気タイミング逆転メソッドのシラブルの発音方法に 活かされています。 ・母音は小さいエネルギーで大きな音が出るため、シラブル先頭の母音を「緩慢 型」で発音する。 ・子音はエネルギー損失が大きいため、シラブル先頭の子音を「急激型」で発音する。 [No.606] 2009/06/10(Wed) 00:56:07 |