破裂音って単なる声門閉鎖が解かれた音じゃんw - 某スレの639 - 2009/06/08(Mon) 23:22:04 [No.456] |
└ Re: 破裂音って単なる声門閉鎖が解かれた音じゃんw - 某スレの639 - 2009/06/11(Thu) 21:28:03 [No.679] |
某スレの639 破裂音の仕組み ※旧掲示板より移行 ※旧掲示板書き込み日時:2008/04/27(Sun) 04:05:59 大分、分かってきましたよ。音声学で言っている破裂音のメカニズム、本当に全然 違うじゃんw /t/, /p/ に関して、破裂音の調音位置で空気の加圧なんて関係ないwww -------------------------------------------------------------------- /k/ 声門閉鎖 → 肺から空気が流れてくる → 肺〜声門で加圧 → 声門オープン → 破裂音 声門では確かに空気の加圧が行われている。 しかし、あのKの音は真空状態を使うテクノロジーで音を出している。単なる空 気の加圧じゃない。 声門閉鎖 + 水分 で完璧な真空を 二つの声帯の間に作り出して、加圧し た空気で オープン。 それが K の音。 舌の奥の部分を軟口蓋にくっ付けて閉鎖状態を作り、空気加圧による破裂音と いう通説とは大違い。 軟口蓋を舌の奥で閉鎖していません。 証拠? 舌をTを発音する時と同じ状態にして。そう、舌先を上の歯茎の裏に くっ付けて。 その状態で、問題無く、/k/の音が出る。舌の前の部分と 舌の奥の部分を同時に 上に挙げることは不可能。これが舌の奥で軟口蓋を閉鎖していない証拠。 /k/発音時に舌の奥が軟口蓋にくっ付く程上に挙がる理由は、声門閉鎖により、 喉仏自体が 上にあがる → 「舌の根」と呼ばれる舌の根元が上に挙がる。結果、舌の奥が 上がる。 しかし、別に軟口蓋に舌の奥が触れなくてもいい。 触れるほど舌の奥が上がるのは、シラブル先頭にある/k/を発音する時、「急激 型」の呼気を 使うので、声門、喉仏、舌の根が 上に挙がるため。 シラブル内の母音の後の/k/では、舌の奥は大して上がらない。 それでも/k/ は発音可能。 -------------------------------------------------------------------- /t/, /p/ /t/, /p/ は共に、/k/と同じ声門閉鎖を行う。 この2つに関しては、音を出す為に声門閉鎖するのではなく、/k/と同じ仕組みによる 加圧された呼気を利用するため。 /k/と同じ仕組みを使っているのに、/t/は舌の奥が上がらない理由は、舌の前部分を 上に挙げているから。 /p/, /b/ は、X線発話動画や、MRIの動画によって、/p/, /b/発音時も舌の奥が 挙がっていることが確認できるでしょう。たぶん。 /t/,/p/ の、あの音が出る原因も、真空を使うテクノロジー。人類って凄いね〜♪ 通説の、舌、唇で作られた閉鎖箇所で空気を加圧するためじゃない。 全く逆。減圧するんですw まぁ、呼気が流れてくるから、多少、口内は加圧され ますがね。 唾液という水分を使って、上下の唇の隙間を埋め、真空状態を作り出し、呼気をそ の間に 通して出る破裂音が /p/。 同様のことをするのが /t/。 -------------------------------------------------------------------- 結局、/k/ は1つの真空状態。 /t/, /p/ は2つの真空状態を利用している訳です。凄いね〜♪ 今まで考えも付か なかったよ。 お風呂で両手で水鉄砲を作って遊んだ経験あるでしょ? 両手で握手する様に手を組んで、ぎゅっと握って、水をぴゅっって出す。 このとき、破裂音がする。/p/そっくりの音が。 この原理が、/k/, /p/, /t/ です。 空気の加圧なんて関係ないwwwww 真空を作るために、唾液の水分を利用している。水の表面張力を使って、閉鎖部分の 凹凸を埋めている。凄いね〜♪ こんなことしてたんだ〜♪ 水を使った真空状態。 真空状態を作り、閉鎖状態を勢いよく解く。音が鳴ります。 疑うのなら、きなこを口に含んで、破裂音を出してください。絶対出ないから。 はふー という音しか出ない。 水分による真空状態が不可欠。 -------------------------------------------------------------------- /p/, /t/ については、/p/, /t/を発音しようと思っていなくてもリダクションで 自然発生することがありますよね。 /m/で終わるシラブルのあとに、/f/で始まるシラブルを発音すると、/f/の前に、 /p/が発生する。 /n/で終わるシラブルのあとに、/s/で始まるシラブルを発音すると、/s/の前に /t/ が発生し、 ts音が 発生します。 この時に自然発生する/p/, /t/ は、/p/, /t/ を発音しようとして出す場合と、 少しだけ違うことが分かりました。 /p/, /t/ を発音しようとして出す時は、声門閉鎖によって、緩やかな肺の呼気でも 加圧し、 声門をオープンすることによって、ある程度の機敏な呼気の流れを作り出す。 /p/, /t/ が自然発生するときは、後続の摩擦音の呼気を利用する。 両者は、呼気の流れを創りだす仕組みが異なっている。 ------------------------------------------------------------------------ じゃーん! 摩擦音の呼気を利用した破裂音の作り方 口を閉じて、口をあけると同時に、Hを発音する。単に息を出すだけでもOK。 弱い息でおっけ。 /p/ の音が出たでしょ? 舌先の側面を上の歯茎の裏につけて、舌先が歯茎から離れると 同時にHを発音する。/t/の音が出たでしょ? これがリダクションによって発生する /p/, /t/ の発生メカニズム。 舌先、唇での真空状態を利用する点は、本物の /p/, /t/ と全く同じ。 本物の /p/ , /t/ と違う点は、横隔膜の動きが激しい。摩擦音の息を 使うから。でも、本物の /p/, /t/ と違って、声門を閉鎖して呼気を 加圧することなく、そのまま呼気が出てくるので、破裂音を出すまでの タイムラグが殆ど無い。 試しに、Hで /p/ を発音する方法で、1秒間で何回、/p/ が出るかやってみて。 次は、本物の /p/ で。 どう? 発音できる回数が、Hを使う方法の方が 遥かに多いでしょ? 声門閉鎖+加圧のタイムラグがないから。 でも、本物の /p/, /t/ の方が優れているところもある。横隔膜の動きが 小さいでしょ? Hを使う方法よりも。 横隔膜の動きが止まりかけた シラブル後半での子音でも、発音可能。声門閉鎖でとまりかけた肺からの 呼気を加圧して使うから。その代わり、タイムラグが発生するけど。 Hを使う方法よりも、省エネタイプだと言える。 これで、呼気タイミングメソッドと矛盾しなくなりました。 横隔膜の加速はシラブルの先頭だけで、矛盾しない。 通説の破裂音のメカニズムでは、シラブルの後尾の/p/, /t/, /k/ にて、 横隔膜を加速する必要があった。これが、呼気タイミングメソッドの シラブルの定義を否定していたのです。 解決、解決! [No.679] 2009/06/11(Thu) 21:28:03 |