破裂音スレッド - 某スレの639 - 2014/07/10(Thu) 16:16:36 [No.871] |
└ Re: 破裂音スレッド - haze - 2014/07/11(Fri) 07:51:24 [No.872] |
└ Re: 破裂音スレッド - 某スレの639 - 2014/07/11(Fri) 19:00:44 [No.873] |
└ Re: 破裂音スレッド - haze - 2014/07/30(Wed) 08:47:42 [No.888] |
└ Re: 破裂音スレッド - 某スレの639 - 2014/07/30(Wed) 11:54:53 [No.890] |
└ Re: 破裂音スレッド - 某スレの639 - 2014/07/30(Wed) 12:13:33 [No.891] |
└ Re: 破裂音スレッド - haze - 2014/07/31(Thu) 21:41:05 [No.892] |
└ Re: 破裂音スレッド - 某スレの639 - 2014/08/01(Fri) 18:36:17 [No.893] |
└ Re: 破裂音スレッド - haze - 2014/08/03(Sun) 17:39:01 [No.895] |
└ Re: 破裂音スレッド - 某スレの639 - 2014/08/04(Mon) 16:13:52 [No.898] |
└ Re: 破裂音スレッド - haze - 2014/08/08(Fri) 04:58:52 [No.899] |
└ Re: 破裂音スレッド - 某スレの639 - 2014/08/08(Fri) 12:46:34 [No.900] |
└ Re: 破裂音スレッド - haze - 2014/08/08(Fri) 21:36:36 [No.901] |
└ 別のPの実験 - 某スレの639 - 2014/08/11(Mon) 11:46:48 [No.905] |
└ Re: 別のPの実験 - haze - 2014/08/12(Tue) 05:55:22 [No.906] |
└ Re: 別のPの実験 - 某スレの639 - 2014/08/12(Tue) 22:26:30 [No.907] |
└ Re: 別のPの実験 - haze - 2014/08/13(Wed) 03:19:57 [No.908] |
└ Re: 別のPの実験 - 某スレの639 - 2014/08/15(Fri) 20:27:36 [No.909] |
└ 別の話題 - haze - 2014/08/27(Wed) 07:42:26 [No.911] |
└ Re: 別の話題 - 某スレの639 - 2014/09/07(Sun) 21:54:45 [No.913] |
└ Re: 別の話題 - haze - 2014/10/01(Wed) 01:22:03 [No.914] |
└ Re: 別のPの実験 - haze - 2014/08/20(Wed) 02:44:17 [No.910] |
└ 声門閉鎖の知覚 - 某スレの639 - 2014/08/11(Mon) 11:25:14 [No.904] |
動画を見ました。日本人の方は、有声音を出すのに障害を持っているケースですよね? 手術前は、声帯が上手く振動できないので、ハスキー度が強い聞き取りづらい声になっている。手術後は、声帯の振動が改善されてるので、聞き取りやすい声になっている。この動画で、声門の閉鎖ができていないのかを判断するのは難しいです。外国人の方の動画は、そういう映像ではないですね。 >早口を優先しようとすると、声門の閉鎖が追いつかなくなって、 >声門閉鎖を体感することなく、Tの音に移るようです。 もう一つの可能性があります。声門閉鎖しているが、それが非常に高速に 行われているため、知覚できないケース。 > まずほっぺたを膨らますケースですが、大隔膜の上昇した分だけ、 > 呼気を予備タンク(ほっぺた)に格納し、ほっぺたの復元力を利用して > 一気に呼気を吐き出す。その勢いが破裂音につながるということでいいんですよね? そうです。 > もう一つはシンプルに横隔膜を急上昇させる方法。私は単に横隔膜の急上昇を > 使っていることが、実際は多いようです。その他の破裂音も、発声の直前に > 横隔膜を動かしている感じでしょうか。 これを論じるには、破裂音がどこにあるか考慮する必要があります。 シラブルは、C1 + 母音(+ C2 ) の形で表現できます。 C1は母音の前の子音群で、オンセットと呼ばれます。 C2は母音の後の子音群で、コーダ―と呼ばれます。 私は、英語息で示したように、横隔膜の動きはシラブルの属性だと考えています。 破裂音や摩擦音の属性ではない。コーダ―内にある子音では、横隔膜を動かさないからです。 私が破裂音には声門閉鎖を伴っていると考えるに至ったのは、英語息の理論を構築している時です。C1+母音+C2の形のシラブルの場合、C1に所属する子音の方が必ずC2に所属している子音のよりも音が大きい。 同じ子音で比較するようにして、例えば、 tat、pop、Kak をネイティブが発音すると、必ずオンセットの方の子音がコーダ―の子音よりも音が大きい。 これは、音節の先頭で横隔膜が動き、音節内の他の音では横隔膜が動かない、ことの証明だろうと考えました。この考えを元に、子音で始まる音節は「急激型」の呼気が使われ、母音で始まる音節は「緩慢型」の呼気が使われる、など、英語息の理論を構築していきました。 さぁ、そうすると、問題に突き当たります。 コーダ―(=C2)に所属する破裂音はどうやって発音されているのか? (1)横隔膜はC1の先頭にて、1シラブルにつき1回だけ動く。 (2)C2内にある破裂音を発音するには、呼気の動きを止めなければならない。 (2)について、私は破裂音を発音するためには、一旦、破裂音が発生する箇所で呼気の流れが止まっていないと、音が出ないと思っています。それは、先日述べた「あ〜」の後で声門閉鎖なしでTが出せるのかという実験で触れました。 一方、音声学の知見でも、C2内の破裂音を発音するには、その箇所で呼気が停まってないといけない。例えば、Tは stop に分類されていて、もっとも音声学では、調音位置で呼気をせき止めると解釈してますが。。。 じゃ、シラブルのコーダ―部分で一旦停まった呼気を再び動かしているモノは何?と疑問が沸きます。そうしないと、それ以降の子音の音が出ませんから。 (1)により、横隔膜ではない。じゃ、何? 私は、そこで声門閉鎖しかないと思いました。 シラブルの先頭で横隔膜が動き、肺臓から口へ呼気が流れ込む。 コーダ―内の破裂音発音時に、一旦、声門閉鎖する。 音声波形を観ると、コーダ―の破裂音の直前の母音の波形の減速の仕方がこれで説明できます。急激に母音が小さくなる。声門閉鎖しても、肺臓からの呼気の流れは続いているので、声門閉鎖を解除すると、横隔膜を動かさなくても、呼気の流れが再開される。 私の理論でも、オンセットの先頭に位置する破裂音を発音するのに、必ずしも声門閉鎖は必要ありません。その時点、その調音位置で呼気の流れが止まってさえいれば、破裂音は出せます。これも先日示した、声を出していない状態で、最初に破裂音を発音するケースです。例えば、 tea 。この場合、声門閉鎖がなくても、ブログ出示したTの発音方法でTの音は出ます。直接、肺臓からの呼気の流れを使って破裂音を出すケースです。 ただ、オンセット先頭の破裂音を発音するときに、呼気がとまっているかどうか判断した上で、声門閉鎖するかどうか制御するというのは、現実的かどうか疑問があります。コーダ―に位置する破裂音では声門閉鎖をして、オンセットに位置する破裂音では、呼気が停まっていない時だけ声門閉鎖するというプラグラムを作るより、常に破裂音は声門閉鎖するというプラグラムの方が簡単です。脳はできるだけ手抜きしようとしますから、そうやっているのに違いないと思っています。 --------------------------------------------------------- 私の破裂音理論にも呼気の流れは必要(ほんのわずかな流れでいい)ですが、 高い圧力は不要です。 Nの後にSを発音すると、Tが発生することがあります。 この現象は、Tを発音するための空気圧縮をしていないのにも関わらず、 Tが発生するのです。NをNのつもりで発音し、SをSのつもりで発音しているわけですから。このことからも、破裂音に高い空気圧は不要だと考えてます。 私の理論で、Nの後にSを発音するとTが発生する現象を説明可能です。 この場合、Tを発音するつもりは一切ないのですから、声門閉鎖は行われていません。でも、Tが発生する。その理由は、Nをしているとき、口内の上の歯茎の場所で、呼気の流れは止まっているのです。そして、Sを発音しようとするその瞬間に、鼻へ流れていた呼気が口内へ流れ込むのです。 閉鎖している箇所で、閉鎖を解くと同時に、少しだけの空気の流れを使って破裂音を出す、というのが、私の破裂音理論です。 他の場所で既に書いたと思いますが、風呂場で両手を握手するように組み合わせ、中に空気が入っていない状態を作り出す。そして、一気に両手を引き離す。そうすると、破裂音が出ます。パッという音。 また、海やプールへ行った時、少し湿った腕の皮膚が腹や胸の皮膚とくっつき、そして、離れる時、プッという音が発生することがあります。 あれと同じ仕組みです。 [No.900] 2014/08/08(Fri) 12:46:34 |