※旧掲示板より移行 ※旧掲示板書き込み日時:2008/11/21(Fri) 01:33:33
> 嬉しいのですが、僕を国産ネイティブ呼ばわりするのは他の国産ネイティブの皆さ > んに非常に失礼だと思います。僕の目標である方々の発音と今の自分を比べたら正 > 直恥ずかしくなりますw やはり、KAZさんもhideさんの発音がお上手だと仰っています。 「国産ネイティブ」認定ですからw
思うのですが、一般の日本人が思う、英語ネイティブらしさと、現実のネイティブ の発音の間には、隔たりがあるのではないでしょうか?
私がイントネーションをちょっと平坦に読むと、日本人からは「上手ではない」と 評価を 受けますが、ネイティブからは逆の評価を受けます。
最低限、これを実現してさえいれば、問題無く通じるという基準があると思います。 それを超えてさえいれば、英語ネイティブの耳には「上手」ということになります。 ネイティブが、ふざけた調子で発音しても、ネイティブの発音なのです。
> ゲップエリアという考え方であり、これは僕にとって非常に直観的でわかりやす > かったです。この用語を聞いた直後に喉発音(寝起きの状態)が身に付いたといっ > てもいいぐらいです。 英語鼻は直接、発声器官のどこも意識しないメソッドですが、 英語鼻の前身である「喉を開く方法」(発音メモ Ver.0.01)の中で登場する、 「左右の鎖骨が交差する窪み」とは、KAZさんが言う「ゲップエリア」そのものです。 その場所を意識して脱力するメソッドが、「発音メモ」に書いてある「喉を開く方 法」です。 当ブログが開設した当初(2007年3月)から、「発音メモ Ver.0.01」の中に書いて あります。
英語鼻メソッドの前提事項として、この方法を行うことを書いてあります。 理由は、「左右の鎖骨が交差する窪み」を脱力する感覚を知っておくことが 英語鼻を身に付ける上で、役に立つからと考えてのことです。
> その後、英語息を実践しましたが、これは子音の > 発音に重点を置くことで日本人くささが一気に消えること、そしてシラブル単位で > の発音というものに気付かされました。伝わるということの要になる理論だと思っ > ています。 ありがとうございます。
> キャンディで一番苦しんだ音はSHORT−Uの音ですね。(いまでも疑問なので > すが、これを喉を使いながら発音することができません。しようとすると口内後部 > で響く音になってしまいます。639さん的にはこれは口内の中部で響く音ですよね。 > でもKAZさんの理論だと喉のかなり下の方を使う音なんですよね。どちらが正しいん > でしょうか。。。。) 私が書籍「英語喉」を読んで感じることは、私が目指そうとしていることを、 別の視点でKAZさんは表現されている、ということです。
私がアクビエリアとゲップエリアの音素を説明すると、以下の様になります。 私の発音は英語喉実践者の耳には、英語喉実践者に聞こえるそうです。 逆に、英語喉実践者の「国産ネイティブ」さん達の発音は、私の耳には、 英語鼻+キャンディ・メソッド実践者にかなり近い発音に聞こえます。 シラブルの繋げ方が多少、英語息と違うことは、聴けば分かります。
つまり、お互いが自分と同じ発音方法に聞こえるのです。 同じ物を別の視点で表現しているためだと思います。
1.アクビエリアの音素
舌がリラックスしていない音素 舌がリラックスしていないため、気道部分にある「舌の根」と気道部分が、 「喉を開いた」状態であっても、若干緊張する。ゲップエリアでビリビリ響か ない。
音素の例)A,I,U,E上線、O, a,u,K,S,T,N,F,H,M,l,G,J,Z,B,v,P等々
2.ゲップエリアの音素
(1)舌がリラックスしている音素 舌がリラックスしているため、気道部分にある「舌の根」と気道部分が、 最高の「喉を開いた」状態になり、ゲップエリアでビリビリ響く。
音素の例)i下線、u下線
(2)有声の破裂音 無声の破裂音は、舌が緊張しているためにアクビエリアの音素であるが、有声の 破裂音は 声帯振動がある分、無声の破裂音よりは若干、ゲップエリアでビリビリする。
音素の例)D下線
<<謎>> 但し、BとGはアクビエリアに分類されている。GはB,P,T,Dよりも喉仏が上がるた めアクビエリア発音というのは 理解できるが、D下線がゲップエリア発音ならば、Bもゲップエリア発音に分類す べきではないか?
(3)W下線、Y下線、r下線 舌が緊張する音素ではあるが、いずれも舌が振動する音素。 気道部分にある舌の根も振動するため、ゲップエリアでビリビリ響く。
---------------------------------------------------------------- SHORT-Uについて言えば、英語ネイティブは口内中部にキャンディを配置して発音し ます。 この母音は、舌が緊張しません。従って、気道部分が直線的になり、音がゲップエ リアに 響くのではないかと思います。
私は、口内の何処で音が響いているかという視点でメソッドを作りましたが、 KAZさんは、喉の何処で強く響いているかという視点でメソッドを作りました。 両者には、上記の対応関係があると思います。
>ご参考までに。 ありがとうございました。
[No.674] 2009/06/10(Wed) 23:54:27 |