[ リストに戻る ]
No.700に関するツリー

   旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ - 某スレの639 - 2009/07/13(Mon) 01:53:03 [No.700]
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ - haze - 2009/07/14(Tue) 18:03:31 [No.704]
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ - 某スレの639 - 2009/07/15(Wed) 00:01:15 [No.705]
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ - haze - 2009/07/16(Thu) 23:55:55 [No.706]
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ - 某スレの639 - 2009/07/28(Tue) 01:55:51 [No.713]
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ - haze - 2009/07/31(Fri) 19:46:54 [No.714]
やはり上手いですね〜♪ - 某スレの639 - 2009/08/05(Wed) 00:47:52 [No.723]
Re: やはり上手いですね〜♪ - haze - 2009/08/06(Thu) 02:43:38 [No.727]
特異点みっけ! - 某スレの639 - 2009/08/09(Sun) 00:27:30 [No.735]
Re: 特異点みっけ! - haze - 2009/08/09(Sun) 01:10:25 [No.737]
吐息 - 某スレの639 - 2009/08/12(Wed) 00:49:11 [No.740]
Re: 吐息 - haze - 2009/08/13(Thu) 00:27:58 [No.741]
Re: 吐息 - 某スレの639 - 2009/08/13(Thu) 01:10:20 [No.742]
Re: 吐息 - haze - 2009/08/15(Sat) 01:00:41 [No.747]
Re: 吐息 - 某スレの639 - 2009/08/15(Sat) 02:49:56 [No.751]
Re: 吐息 - haze - 2009/08/16(Sun) 01:48:55 [No.753]
Re: 吐息 - 某スレの639 - 2009/08/19(Wed) 02:04:31 [No.756]
Re: 吐息 - haze - 2009/08/21(Fri) 02:13:12 [No.758]
Re: 吐息 - 某スレの639 - 2009/08/23(Sun) 02:54:26 [No.759]
Re: 吐息 - haze - 2009/08/23(Sun) 04:55:41 [No.761]
Re: 吐息 - 某スレの639 - 2009/08/23(Sun) 21:34:56 [No.762]
ローカル・ミニマム - haze - 2009/08/25(Tue) 18:03:53 [No.765]
Re: ローカル・ミニマム - 某スレの639 - 2009/08/29(Sat) 00:14:48 [No.768]
Re: ローカル・ミニマム - haze - 2009/08/30(Sun) 00:43:41 [No.772]
Re: ローカル・ミニマム - 某スレの639 - 2009/09/01(Tue) 23:15:25 [No.775]
Re: ローカル・ミニマム - haze - 2009/09/03(Thu) 01:36:36 [No.779]
Re: ローカル・ミニマム - 某スレの639 - 2009/10/09(Fri) 00:30:23 [No.789]
Re: ローカル・ミニマム - EM - 2009/10/20(Tue) 21:20:24 [No.802]
Re: やはり上手いですね〜♪ - 某スレの639 - 2009/08/08(Sat) 04:30:34 [No.732]
次期バージョン - haze - 2009/08/09(Sun) 00:24:19 [No.734]
Re: 次期バージョン - 某スレの639 - 2009/08/12(Wed) 00:30:51 [No.739]
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ - 某スレの639 - 2009/08/04(Tue) 01:31:11 [No.719]



並べ替え: [ ツリー順に表示 | 投稿順に表示 ]
旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ (親記事) - 某スレの639

消えてしまった旧掲示板の内容全てを、この掲示板に復旧することができませんでした。
この、新掲示板を立ち上げた後も、どこかにデータが残っていないか、
色々試しましたが、一部のデータを復旧できませんでした。
申し訳ありません。m(_ _)m

旧掲示板のデータをGethtmlwで、時折バックしてました。
去年の暮れ〜今年の初めまでの、鬼のように忙しくなる前の時点では
バックアップが在りましたので、その時点までは復旧できました。

その後の掲示板の内容については、複数の検索エンジンのキャッシュを
漁りましたが、残っていませんでした。

申し訳ありません。


[No.700] 2009/07/13(Mon) 01:53:03
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ (No.700への返信 / 1階層) - haze

あれっ、いつの間にか掲示板が復活してる…。

639さん、どうもお久しぶりです。その後いかがお過ごしですか?
私は最近は発音練習はなかなかできておらず恥ずかしい限りですが、最近は共同研究にしばらくの間外国の方がいらしていることもあり、少しは(英語力は)持ち直している感じです。特に内容はありませんが、久しぶりにページを拝見したので、取り急ぎご挨拶まで。


[No.704] 2009/07/14(Tue) 18:03:31
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ (No.704への返信 / 2階層) - 某スレの639

hazeさん、お久しぶりです!

> あれっ、いつの間にか掲示板が復活してる…。
前の掲示板、暫く放置していたら消されてしまいました。
バックアップの残っていた800レスを手作業で一つずつ投稿して
復元しました。しかし、去年の12月以降のデータがどこにも
残っておらず、復元できずにいまして、以前、何の話をしていたのか
もう何も覚えていない状態ですw


> 639さん、どうもお久しぶりです。その後いかがお過ごしですか?
去年の暮れから今年の春までの、人員削減による多忙からは
今は解放されています。

ブログ関係の話では、最近、アンチの方の手口が巧妙で腹が立ちますね。
ブログのメッセージやメールをある程度、頂いています。
賛同者の方からの物が多いのですが、中には、最初は賛同者を装うアンチが
時々、いるんです。質問、返信を繰り返し、あるとき、相手の態度が一変します。
相手の言葉遣いが無礼になります。
私は驚いて、私の返信に刺激的な表現がないか見直すのですが、
やりとりを続けている内に、相手は最初から賛同などは全くしておらず、
英語音声学信者の様相を、突然表してきます。

この掲示板でも一人、その類のアンチがいました。
アンチの方は、もっと有意義な時間を過ごせばいいのに、と思います。


[No.705] 2009/07/15(Wed) 00:01:15
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ (No.705への返信 / 3階層) - haze

こんばんは

私の中のアンチの基準は639さんのお持ちのものと違いますが、自分の示している
メソッドと別のメソッドを取り上げて批判されてもというご意見には同意です。
非常に困りますよね。ただ、特に初めて来た人は他の人のメソッドを639さんの
メソッドと勘違いしてしまったり、十分読んでいないため誤解してしまうことが
多々あると感じています。背景知識、経験の不足によって本人が意図せずも、
誤読したり、別のサイトで見た内容とゴッチャにしてしまうこともあると思う
のです。まぁ私が639さんの立場だったとしても、「ちゃんと最低限読んでから
書いてほしい」という気持ちにはなりますし、私自身も対応に非常に苦労したと
思いますが、必ずしも639さんに対して敵意を持っていたとは限らないというのが
私の印象です。実際のところは分かりませんが…。

話は変わりますが、最近私はニュース(CNNが多いです)やドラマ(LOST)を中心に
シャドーイングをやっています。キャンディー・メソッドや英語鼻を意識したり、
逆にあえてボーっとしながら聞いてみたりしています。たまに録音もしますが
中々上達しませんね(苦笑)。この前お送りしたファイルから大幅に実力が
向上していれば是非639さんに聞いていただきたいと思っています。そのときは
どうぞよろしくお願いします。(かなり先のことになると思いますが…)


[No.706] 2009/07/16(Thu) 23:55:55
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ (No.706への返信 / 4階層) - 某スレの639

こんばんは。

> 私の印象です。実際のところは分かりませんが…。
確かに、そうですね。
キャンディ・メソッドでは、口をすっぱくして、「あいうえおで聞くな」、「仮想キャンディの位置で判断しろ」と書いてあるので、ろくに読まずに批判する音声学信者なのかな、と思いました。
が、hazeさんがおっしゃることも一理ありますので、アク禁は解除しました。


> 話は変わりますが、最近私はニュース(CNNが多いです)やドラマ(LOST)を中心に
> シャドーイングをやっています。キャンディー・メソッドや英語鼻を意識したり、
> 逆にあえてボーっとしながら聞いてみたりしています。たまに録音もしますが
> 中々上達しませんね(苦笑)。

hazeさんの場合、私のメソッドではダメでしょう。既に実践してらっしゃるから(笑)



>この前お送りしたファイルから大幅に実力が
> 向上していれば是非639さんに聞いていただきたいと思っています。そのときは
> どうぞよろしくお願いします。(かなり先のことになると思いますが…)

この一文が気になって調べたのですが、私にファイルを送って頂いていたのですね。本当にすみませんでした!! 確かに掲示板でも、そう書いてらっしゃった・・・

メールの受信箱を見ても見あたらず、???状態。
ブログのメルアドは、WEBメールで、定期的にメーラへメールを落とし込んで
バックアップ・保存しています。バックアップを見ても見あたらず、また???状態。
ひょっとして、WEBメール側のスパムフィルタで除去されているのかと
調べましたが、やはり見あたらず。

もっとも、スパムフィルタのフォルダは何度かクリアしていますので、
気づかないうちに消してしまったのかもしれません・・・・

すみませんが、以前、送って頂いたファイルをもう一度、送って頂くことは可能でしょうか?

本当にすみません。


[No.713] 2009/07/28(Tue) 01:55:51
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ (No.713への返信 / 5階層) - haze

639さん、返信遅れました。

> すみませんが、以前、送って頂いたファイルをもう一度、送って頂くことは可能でしょうか?

了解しました。Uploaderに載せますね。
(ちょっと声が小さく録音されていて、聞きづらいかもしれません。)

Passwordは私のEメールアドレスの最初の7文字です。
xxxxxxxyyyyy[at]zzzzz.jpとなっていると思いますが、xxxxxxxの部分を入力して
ください。

読んだのは、「老人と海」の最後の段落です。

That afternoon there was a party of tourists at the Terrace and looking down in the water among the empty beer cans and dead barracudas a woman saw a great long white spine with a huge tail at the end that lifted and swung with the tide while the east wind blew a heavy steady sea outside the entrance to the harbour.

"What's that?" she asked a waiter and pointed to the long backbone of the great fish that was now just garbage waiting to go out with the tide.
"Tiburon," the waiter said, "Eshark." He was meaning to explain what had happened.
"I didn't know sharks had such handsome, beautifully formed tails."
"I didn't either," her male companion said.
Up the road, in his shack, the old man was sleeping again. He was still sleeping on his face and the boy was sitting by him watching him.

The old man was dreaming about the lions. (54 sec).

現状は、こんな感じです。


[No.714] 2009/07/31(Fri) 19:46:54
Re: 旧掲示板の完全復旧は無理でした・・・ (No.714への返信 / 6階層) - 某スレの639

返信遅くなりました。

今から聞かせて頂きます。遅くなってすみません。


[No.719] 2009/08/04(Tue) 01:31:11
やはり上手いですね〜♪ (No.714への返信 / 6階層) - 某スレの639

当然なのですが、上手いですね〜♪
私が何か言えるはずもないですw
私と違って、声が高い。羨ましい〜です。

声質改善を目指す英語鼻第3段階(以前、英語鼻 ver.4と言っていたやつです)は
色々、思い付いたときは、「やった!」と思うのですが、実際に試して録音して
みると、自分の耳で聞いたときより、変化は無い状態です・・・・

以前、口内の奥の領域を広げて、声が響く空間を作るといった趣旨の
話が出たと思います。

やり方として試しているのは、
1.声を高くして声帯の位置を上げる(でも喉の開きが浅くなる)
2.1.で喉の開きが浅くなるので、声を出すときにお腹を僅かに膨らます
  位置を、ずっと下へ持って行き、へその下3センチ辺りを目標にする。
  格闘技で言うところの、丹田(たんでん)です。
  息を吸うイメージを丹田まで及ばせる。

3.下顎の動かし方も、まだ、模索中です。
  下顎の先端を突き出して、そこを軸にして、下顎を動かすイメージを持ち、
  筋肉制御の物理的誓約と合わさって、結果として、下顎全体が垂直方向に
  均等に動く、と言ったと思います。これもまだ、検討の余地ありで、
  これを行うと、これもまた、喉のひらきを浅くし、軟口蓋が疲れる逆効果が
  生まれます。
  
  顎関節と、下顎の先端の2箇所の「軸」以外に、下顎の動きを安定される
  もう1箇所、何かあると探っていたところ、1つ思い付いたことがあります。
  下顎を下げる時に、英語ネイティブは、仮想キャンディをSHORT-Uの位置、
  つまり、口内中部に配置して、下顎を下げていませんか?
  下顎の先端、顎関節、口内中部の仮想キャンディの3点で、安定的に
  下顎を動かしていると、今は思っています。

  仮想キャンディを使っていると思う根拠は、英語ネイティブが子音単独で
  発音したときに、無声音化した「あ」の響きが加わることです。
  T単独なのに、英語ネイティブの発音は、T + 無声音化したSHORT-U、
  「タ」のような音色。
  P単独なのに、「パ」のような音色。
  F単独なのに、「ファ」のような音色。
  これは、下顎を下げる時に、口内中部に仮想キャンディを配置しているからだと
  今は考えています。これを行うと、シラブル先頭子音と母音の間の「ま」が
  顕著になり、母音の明瞭度がアップします。

  -----------------------------------------------------------------

 たぶん、hazeさんは、私がここまで書いたことは、既に実行されていると
   思います。
  あと、私が思い付くのは、口内を横長の長方形のイメージを持ち、口内の
  前のほうと、後ろの方の両方の空間を広げる、ということくらいです。
  これも、上で書いた下顎の動かし方、無意識な潜在的口内中部の仮想キャンディ、声帯を上にあげるを全てやるのと、同じ効果があるように思います。

  まだ、英語鼻第3段階は完成しそうもありません・・・・





  
  


[No.723] 2009/08/05(Wed) 00:47:52
Re: やはり上手いですね〜♪ (No.723への返信 / 7階層) - haze

639さん、こんばんは。録音へのご感想どうもありがとうございます。
また、頑張ろうというやる気がわきました^ ^。

> 私と違って、声が高い。羨ましい〜です。

いやぁ、低い声の方が落ち着きのある響きになりますし羨ましいですよ。今回少し大きめの声で、はっきり話そうという意識があったため、若干声が高めに録音されています。(ちなみに私は日本語と英語で声の高さは殆ど変化しません。)

>   あと、私が思い付くのは、口内を横長の長方形のイメージを持ち、口内の
>   前のほうと、後ろの方の両方の空間を広げる、ということくらいです。


そうですね。特に口の前方、後ろの方の空間の大きさは十分ではないですね。また、今回の録音では喉の開きは理想よりも小さく、響きに関しても咽頭から口先までの共鳴腔をうまく構築できていない感じがします。これに関しては639さんの仰っている下の項目が影響していると考えています。

> 1.声を高くして声帯の位置を上げる(でも喉の開きが浅くなる)

私の場合、ここで必要以上に喉の筋肉に負担がかかっています。その結果咽頭の空間に不要な歪みが生じてしまっているようです。顎を上下させる際に(喉の筋肉が)勝手に連動し、過度に収縮してしまっています。頭の中では理想像はできているんですがなかなか難しいですね…。喉の調整が非常にうまくいく日がたまにあり、その時は喉の不要な力みが抜け低音の響きを損なわずに高音側の響きも上げることができますが、再現性はまだまだ低いです。

>   息を吸うイメージを丹田まで及ばせる。
そうですね。これは声が安定しますし、かなり有効ですね。

> 3.下顎の動かし方も、まだ、模索中です。
>   顎関節と、下顎の先端の2箇所の「軸」以外に、下顎の動きを安定される
>   もう1箇所、何かあると探っていたところ、1つ思い付いたことがあります。
>   下顎を下げる時に、英語ネイティブは、仮想キャンディをSHORT-Uの位置、
>   つまり、口内中部に配置して、下顎を下げていませんか?
>   下顎の先端、顎関節、口内中部の仮想キャンディの3点で、安定的に
>   下顎を動かしていると、今は思っています。


なるほど。そういえば通常表記されませんが、移行音としてのShort-Uは多用されますよね。例えばアルファベットのLを発音するとき、発音記号ではelと書きますが、実際にはeとlの間に短いShort-Uが入る。639さんの仰っている無声音の時の子音の後に聞こえる母音のことも踏まえると英語の基本的な舌の位置はShort-Uと断言しても間違いなさそうですね。

639さんの記述を踏まえ、私の考えている顎の動き等のメカニズムを書き出してみました。(まだ検証の余地ありです。)喉の開きが十分かつ共鳴腔がうまく制御できている状態では(そうでない時と比べて)、Short-Uは非常にクリアで響きのいい音になります。(ここでは「響きのいい」=「雑音領域の周波数の減衰、発音を特徴付ける周波数の音の増幅が効果的に行われている状態」とします。)

英語ではある音から次の音に移行する場合、響きのいい状態経由しながら音を明瞭に保つことで、音の変化をより効果的に印象づけることができます。その通り道にShort-Uがあるケースがとても多いのだと解釈しています。また基本的な舌の形がShort-Uであるため、子音の発声の前後の非常に短い間その背景にShort-Uの舌の形に由来する音が聞こえることがあります。

上記の一連の内容は見方を変えれば、639さんの考えに近くなると思います。「下顎の先端、顎関節、口内中部の仮想キャンディの3点で、安定的に下顎を動かす」という意識は直感的に分かりやすいですし、喉発音が既に出来ている人にとってはかなり有効だと感じました。実際の音声をより注意深く聞きながら慎重に確認してみようと思います。


[No.727] 2009/08/06(Thu) 02:43:38
Re: やはり上手いですね〜♪ (No.727への返信 / 8階層) - 某スレの639

こんばんは。

2ch英語板で英語鼻の次期バージョンの話をしても、具体的に言及される方はいません。
たぶん、私の、この文章だけではうまく伝わらないんだと思っています。
しかし、毎回、hazeさんの読解力の凄さには驚いてしまいますw
私の稚拙な、まとまりの無い文章を、ここまで的確に理解されるとは・・・・
私が考えていることを100%理解されている感じです。
いや、私が言おうとしていることを、私よりも理解されているかもw


> なるほど。そういえば通常表記されませんが、移行音としてのShort-Uは多用されますよね。
ですよね〜。feelは/fi:l/ですが、/f/と/i:/の間と、/i:/と/l/の間の2箇所にShort-Uを感じます。

>英語の基本的な舌の位置はShort-Uと断言しても間違いなさそうですね。
hazeさんに太鼓判を押して頂いて、自信がつきました。
英語音声学のschwaの考え方は、「schwa(=曖昧母音)は全ての母音の素となる音」だそうです。
やっと、この考えの意味を理解できた気がします。
schwaは、弱く発音されるShort-Uですから。
下顎を下げる時に、仮想キャンディをShort-U状態にしているのならば、
全ての母音の、最初の箇所に、ごく短時間のShort-Uが現れているはずです。


> 英語ではある音から次の音に移行する場合、響きのいい状態経由しながら音を明瞭に保つことで、
> 音の変化をより効果的に印象づけることができます。その通り道にShort-Uがあるケースがとても多いのだと解釈しています。

なるほど〜。Short-Uから目的の母音に変化することで、その音色の違いのコントラストの差から、明瞭に聞こえるという
ことですね。
下顎を下げる時にShort-U状態にすることで、英語ネイティブ独特のVOT(=Voice Onset Time)の長さも
説明でき、自然現象として再現できそうです。子音の後の母音へ移行する際、舌の形を変えるタイミングが
遅れる。この遅れがVOTの長さを引き起こすと説明できそうです。

>「下顎の先端、顎関節、口内中部の仮想キャンディの3点で、安定的に下顎を動かす」という意識は直感的に分かりやすいですし、
>喉発音が既に出来ている人にとってはかなり有効だと感じました。

ありがとうございます。


[No.732] 2009/08/08(Sat) 04:30:34
次期バージョン (No.732への返信 / 9階層) - haze

こんばんは

> 2ch英語板で英語鼻の次期バージョンの話をしても、具体的に言及される方はいません。
いやぁ、いつも興味深い話を提供していただいて感謝してます。一番難しく天性のものが必要とされるのは新たな命題を見いだし、それに対する斬新な仮説を作り出す部分ですから。その後の検証部分は(厳密には本来それなりのデバイスが必要ですが)論理的な思考のトレーニングさえ積んでいれば、なんとかなりますし。(笑)

> なるほど〜。Short-Uから目的の母音に変化することで、その音色の違いのコントラストの差から、明瞭に聞こえるということですね。
まさにそうだと思います。逆に英語ネイティブの人にとっては、日本語の「お」と「おお」のように、ほとんど音色の変化がない場合はその識別が難しいでしょうね。日本人は音の強弱の変化にはとても敏感な耳を持っている気がします。

> 英語ネイティブ独特のVOT(=Voice Onset Time)の長さも説明でき、
> 自然現象として再現できそうです。

英語のリズムを整える効果もあるんでしょう。いや、むしろ「顎の上下動が滑らかであることを反映している」と書いた方がより本質に近い。音素間のShort-Uが(ごく短時間ではあるものの)各子音、母音の微妙な持続時間の差を調整してくれますし、聞く方も(Short-Uがイントロとして働くことで)どのタイミングで重要な情報がくるか分かるから余裕ができる。逆に慣れていないと音素そのものを認識できなかったり、別の音素と一纏めに認識してしまい訳が分からなくなるケースも出てきますよね。

音声情報のコアはあくまでも発音記号を割り振る音素の部分にありますから、639さんの仰るとおりつなぎの部分のShort-Uはあくまで自然現象として処理されるべき事項ですね。無理矢理Short-Uを挟んだとしても本末転倒ですし、身につける順序は大切だなと思いました。

それではまた。


[No.734] 2009/08/09(Sun) 00:24:19
特異点みっけ! (No.727への返信 / 8階層) - 某スレの639

http://www.kantalk.com/Recording/Play/ID/7501
これは2ch英語板の、自分の発音を晒すスレで見つけた音声です。


http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/english/1239448065/90
>chat in Englishから適当に文を拾ってきて読みました。。
>内容知らずに読み始めました。。。
>
>そしてincestをinsectと読み間違えてました。
>そして何個か知らない単語が出てきたので多分ちゃんと発音できてません
>そして一箇所sexを読むのを飛ばしました。親がいるのでなんか。。
>http://www.kantalk.com/Recording/Play/ID/7501


英文の内容は、昨年、ネット上では大騒ぎになった「変態新聞」の関連の内容だと思われます。下品な内容です。最初、釣りかと思いましたw

この方の音声を聞くと、読み間違えている箇所はありますし、正しく発音できている音もあれば、そうでない音もあります。上手い箇所もあれば、そうでない箇所もあります。

ですが、この方の声質に注目して下さい。
なんとなく、英語ネイティブらしさがあると思いませんか?

英語音声学の日本人の学者達は、日本人の発音が英語ネイティブのように聞こえない理由として、まずは各音素の発音が正しくないこと、それに加えて、イントネーション、強勢アクセント(=ストレスアクセント)が英語ネイティブとは違っているからだと主張しています。

この方の発音は、音素単位では怪しいところも多いですが、声質に英語ネイティブを感じさせる何かがあります。特異点というやつですね。

この方の声質を研究すれば、何か分かるかもしれませんね・・・・


[No.735] 2009/08/09(Sun) 00:27:30
Re: 特異点みっけ! (No.735への返信 / 9階層) - haze

こんばんは

> ですが、この方の声質に注目して下さい。
> なんとなく、英語ネイティブらしさがあると思いませんか?

確かにそうですね。以下の点に関しては、ほぼ完全にネイティブの特徴を再現できているように思えます。(内容は・・・ですので、この音声サンプル自体を深く研究するのは気が引けますが。)

(1) 喉、軟口蓋の使い方
(2) 音の丸み(次期バージョンのところで話題になった内容です。
  私には音が丸みを帯びているというイメージがあります。)

特にこれら2点は音声を聞いて1,2秒で判別がつくような項目で、それだけで日本人の英語か否かが99%分かってしまうから恐ろしいですね。音素の正確性、語彙と、と全体的な雰囲気を総合的に考えると、音声サンプルの作成者の方は相当耳がよく、それを発音に反映できる柔軟性があるんでしょうね。羨ましいです。


[No.737] 2009/08/09(Sun) 01:10:25
Re: 次期バージョン (No.734への返信 / 10階層) - 某スレの639

こんばんは。

> 無理矢理Short-Uを挟んだとしても本末転倒ですし、身につける順序は大切だなと思いました。
私もそう思います。
feelがどうして「フィーァオ」みたいな感じになるのか、私の中での長年の謎でした。やっと謎が解けた気がします。


[No.739] 2009/08/12(Wed) 00:30:51
吐息 (No.737への返信 / 10階層) - 某スレの639

こんばんは。

> 確かにそうですね。以下の点に関しては、ほぼ完全にネイティブの特徴を再現できているように思えます。
やはりそうですよね。hazeさんも同意見で良かったw

> (1) 喉、軟口蓋の使い方
ですよね〜。これにまず、驚きました。hazeさんと私が時々、話していることを既に
実践されていますよね。
これが出来ていると、私には、英語ネイティブと同じく、口と同じ水平位置の、向こうの方で声がしている感じがします。
この方もそうです。
一方、私の録音した声を聞くと、喉仏辺りから声がします。水平位置が違うという感じです。

> 特にこれら2点は音声を聞いて1,2秒で判別がつくような項目で、それだけで日本人の英語か否かが
> 99%分かってしまうから恐ろしいですね。

本当にそうですね・・・・・

あと、もう一点気がついたことがあります。
私の録音した声を聞いていて思ったのですが、ヘッドセットで録音しているのにも関わらず、口から出てくる
吐息が感じられないんです。まあ、英語鼻はそれを目指していたから当然と言えば当然ですけど・・・・

@この方も含めて、一般人の英語ネイティブのビデオを見ると、口からの吐息を少し感じます。
 ※英語鼻が完全に体に定着する以前は、一般人の英語ネイティブの声に吐息を感じなかったのですが・・・・
  不思議です・・・・

A日本人のビデオを見ると、口内の中部辺りまで舌で埋め尽くされているため、口から吐息の感じが
 英語ネイティブとは違うように思います。日本人の発声方法で、吐息を多くすると、気持ち悪い声になります。

B日本人の声優の音声をいくつか聞いてみると、柔らかい声を出す目的で、または、近くで話している臨場感を
 出す目的で、吐息を多めにして、声を出しているシーンがありました。でも、Aの場合と違って、気持ち悪さが無い。
 日本人声優は、小さな声で話すシーンでも、かなり大きな声で収録します。また、ボイストレーニングをされている
 人達なので、口内中部〜口内後部は舌で埋め尽くされていません。「透視」してみるとそう感じます。

ひょっとして、英語鼻では、口からの吐息を出さなすぎているのかもしれません。
日本人の普通の話し方では、口内中部〜口内後部まで舌で埋め尽くされています。英語ネイティブのように
舌を引っ込めて、口内中部〜口内後部まで空間を空けることができれば、吐息が多少口から出ても
良いのかもしれませんね。

アメリカ人の声優の声を探して聞いてみると、日本人声優の場合と同じ目的で、同一人物の声優が吐息が少ない声を
出しているシーン、吐息を多めにして声を出しているシーンと使い分けているようです。

英語鼻を実践しつつ、吐息を少し出せるように研究してみます。


[No.740] 2009/08/12(Wed) 00:49:11
Re: 吐息 (No.740への返信 / 11階層) - haze

こんばんは。

> 一方、私の録音した声を聞くと、喉仏辺りから声がします。水平位置が違うという感じです。
確か私が最初この掲示板に書いた時の話題が、この関連の事項だったと記憶しています。懐かしいですね。「軟口蓋の最も後ろの部分から前方まで響きを保ちながら発音する」という趣旨のことだったと思います。

ちなみに私の耳には639さんの「音声は私の音声を公開します3」と「4」では4の方が有効に口内後部の空間を活用されているように聞こえますよ。

うーん、吐息ですかぁ。
私はあまり気にしていない部分でしたが、今後注意してみますね。
日本語では喉奥からのきちんと音が出せておらず、吐息も(英語の発音では当然附随するはずの深い共鳴音を欠いていて)表面的なものになるということでしょうか。確かにそういう感覚はあります。

私の大雑把な感覚では(母音の種類、子音等でかなり変わりますが)、単位面積あたりの流速は鼻孔と口で同程度、呼気の全体量では口の方が多いという印象を受けます。口蓋帆咽頭閉鎖に関しての認識は以前お話ししたとおりです。


[No.741] 2009/08/13(Thu) 00:27:58
Re: 吐息 (No.741への返信 / 12階層) - 某スレの639

こんばんは。

> 確か私が最初この掲示板に書いた時の話題が、この関連の事項だったと記憶しています。懐かしいですね。「軟口蓋の最も後ろの部分から前方まで響きを保ちながら発音する」という趣旨のことだったと思います。

そうです、そうです。その件です♪
確か、hazeさんが、軟口蓋の後ろの部分の空間が英語ネイティブの声では
広いと仰っておられたように思います。

私の表現では、「透視」した結果、英語ネイティブは実は、そんなに「喉の開き」が深くなくて、喉仏はそんなに下の位置ではなくて、下顎の付け根、軟口蓋も含め、hazeさんがおっしゃる、その部位が少し緊張していると表現したように思います。
その件です。


> ちなみに私の耳には639さんの「音声は私の音声を公開します3」と「4」では4の方が有効に口内後部の空間を活用されているように聞こえますよ。
ありがとうございます。ですが、喉仏が下がりすぎていて、そのため、高い声が出しづらく、その空間で響きにくいんですよね。


> うーん、吐息ですかぁ。
> 私はあまり気にしていない部分でしたが、今後注意してみますね。

宜しくお願いします。
日本の声優さんは、一人で沢山の声を出せるそうです。
同じ声優さんなのに、沢山の声を出す動画を見てると、吐息の使い方で
随分と印象が変わるのを最近、感じました。


[No.742] 2009/08/13(Thu) 01:10:20
Re: 吐息 (No.742への返信 / 13階層) - haze

こんばんは。

> 私の表現では、「透視」した結果、英語ネイティブは実は、そんなに
>「喉の開き」が深くなくて、喉仏はそんなに下の位置ではなくて、
>下顎の付け根、軟口蓋も含め、hazeさんがおっしゃる、その部位が
>少し緊張していると表現したように思います。

最近試していることがあります。喉の中に大きな筒のようなものをイメージしてできるだけ喉の開きを保ちつつ、口蓋よりも奥の高い位置(耳あたり)から斜め下(伏角15°くらい?)に向けて声を送る。そう意識することで喉の開きを犠牲にせずに、口蓋部分の共鳴も有効に活かせるイメージに近づいてきた気がします。(以前もお話しした内容とほぼ同じですが、当時は声を出す始点が口蓋のスロープと喉の交点あたりでそれ以上上げられない状態でした。)

> 日本の声優さんは、一人で沢山の声を出せるそうです。
> 同じ声優さんなのに、沢山の声を出す動画を見てると、吐息の使い方で
> 随分と印象が変わるのを最近、感じました。

声優さんの吐息は普通の人が思わず漏らしてしまう吐息とは質が異なりますね。声優さんの息は「声として使える息」つまり、制御されているものなのに対し、素人は偶発的。これが気持ち悪さの原因かも知れないですね。


[No.747] 2009/08/15(Sat) 01:00:41
Re: 吐息 (No.747への返信 / 14階層) - 某スレの639

こんばんは。

> 最近試していることがあります。喉の中に大きな筒のようなものをイメージしてできるだけ喉の開きを保ちつつ、
> 口蓋よりも奥の高い位置(耳あたり)から斜め下(伏角15°くらい?)に向けて声を送る。そう意識することで喉の開きを犠牲にせずに、
> 口蓋部分の共鳴も有効に活かせるイメージに近づいてきた気がします。


ちょっと試してみました。hazeさんの結果と同じかどうか分かりませんが・・・・

「口蓋よりも奥の高い位置から」と、高い位置をイメージすることで、声帯が上がり、
やや喉開きが浅くなろうとする。

そこで、喉の開きを浅くしないために、「喉の中に大きな筒のようなものをイメージしてできるだけ喉の開きを保ちつつ」を使う。

「口蓋よりも奥の高い位置(耳あたり)から斜め下(伏角15°くらい?)に向けて声を送る。」は
軟口蓋を操作する術のようですね。伏角15°くらいだと、鼻の響きが控えめで、口の奥の気道部分+口腔の響きが
メインになるように思います。

伏角30度くらいにすると、鼻の響きが先ほどよりは強くなる。

---------------------------------------------------------
私は、こんな感じになりました。


[No.751] 2009/08/15(Sat) 02:49:56
Re: 吐息 (No.751への返信 / 15階層) - haze

こんばんは。

> 「口蓋よりも奥の高い位置(耳あたり)から斜め下(伏角15°くらい?)
> に向けて声を送る。」は軟口蓋を操作する術のようですね。

さすがですね。その通りです。639さんの仰る「口と鼻で吸うイメージによる軟口蓋の制御」にかなり近い印象です。色んなイメージを試したのですが、私にはこれが一番いいようです。

今お話ししている、「吸うイメージ」および「吐くイメージ」は、英語鼻のときのそれと少し趣が異なります。英語鼻では(私の認識が間違っていなければ)『口→喉奧(あまり高くない位置)→声帯→鎖骨の間』という呼気の流れを想起することで、首のあたりの一連の筋肉のリラックスに繋がりますよね。
今回は『口蓋よりも奥の高い位置(耳あたり)→口』という呼気の流れのみをイメージしており、喉の開きにはあまり影響していません。(ただし英語鼻の効果もなくなるので、その代替として筒をイメージすることにしています。)

『口→喉奧の高い位置』という呼気の流れのイメージは純粋に軟口蓋の高さ制御に繋がっています。吸う、吐くどちらのイメージでもあまり関係ないようです。(実際両方試して録音し、聞き比べても声はほとんど変わっていません。)そして、軟口蓋の高さはイメージする呼気の量(注:実際の呼気の量とは関係ない)で制御しています。15°というのはあくまでも目安で、響きがもっとも良くなる角度ですが、これを許容範囲で大きくしていくと、639さんの仰るとおり鼻の響きが強くなりますね。(あまり厳密な数字を示していたわけではないので、申し訳ないです。)


[No.753] 2009/08/16(Sun) 01:48:55
Re: 吐息 (No.753への返信 / 16階層) - 某スレの639

こんばんは。

> 639さんの仰る「口と鼻で吸うイメージによる軟口蓋の制御」にかなり近い印象です。
はい、私もそう感じました。

> 色んなイメージを試したのですが、私にはこれが一番いいようです。
hazeさんのイメージ方法では、声帯の位置も一緒に操作できるという利点がありますね。
私の方のイメージではそれが無いです。その点が違いますね。

今、hazeさんと私が議論(というか、殆ど意見が一致しますので、議論ではない気がしますが・・(笑))
しているのは、声質の話題です。人は、それぞれ持って生まれた声質が違いますので、人によって
向き不向きな方法論が必ず出てくると思います。

どうすればいいんでしょうね〜。声質の改善は、「英語鼻第3段階」と名付けて記事にするつもりです。
しかし、今までのように、万人向きじゃなくなりますね。
そこで、今、考えている方針は、万人に共通するであろう事項と、人それぞれだろうと予想される事項を
分けて考えた方が良さそうですね。

(万人に共通する事項)
 @下顎の動かし方。
 Aお腹を膨らませる位置を、お腹(胃の辺り)から、更に丹田の位置に下げる。
 B軟口蓋の操作するという方針(但し、方法論は人によって向き不向きがあるので複数用意する。)
 C吐息を加える。
  ※多分、英語鼻実践者は吐息が足りなすぎる。

(人それぞれの事項)
 @声の高さの調整(喉を開いた状態で6〜7割のピッチを基準とする。)
  ※但し、元から声が高い人は対象外。

 A軟口蓋の操作
  ※軟口蓋を操作するイメージを複数収録する。また、実践者にあったイメージを
   実践者自らが作り出せるだけの情報提供。

 B口の奥の気道の空間を広げる手法
  ※いくつかイメージを収録する。


> 今回は『口蓋よりも奥の高い位置(耳あたり)→口』という呼気の流れのみをイメージしており、
> 喉の開きにはあまり影響していません。(ただし英語鼻の効果もなくなるので、その代替として
> 筒をイメージすることにしています。)

なるほど。
>
> 『口→喉奧の高い位置』という呼気の流れのイメージは純粋に軟口蓋の高さ制御に繋がっています。
> 吸う、吐くどちらのイメージでもあまり関係ないようです。(実際両方試して録音し、聞き比べても声はほとんど変わっていません。)
> そして、軟口蓋の高さはイメージする呼気の量(注:実際の呼気の量とは関係ない)で制御しています。

なるほど〜。

そう言えば、声楽の本に「上の歯に息を当てる」というイメージが載っています。高さと軟口蓋を同時に操作する手法としては、
hazeさんのイメージと共通していますね。
私のイメージのように、高さのイメージ(=声帯の位置、舌の根に影響)と軟口蓋を操作するイメージを
分けた方がいいのか、1つにした方がいいのかは、今の時点でまだ、検証していません。
ただ、上述のように、声質のトピックなので、基本路線(発声気管の何処を、どうする)だけ固めて、
それに関連するイメージを、実践者が選ぶという形にしようかなと思っています。
私のイメージの他に、声楽の本に載っているイメージや、
お許しを頂ければ、hazeさんのネーム入りでhazeさんのイメージを載せたいなと思っています。

ただ、ちょっとずつ改善はしつつあるものの、ネイティブの声質にぐっと近づいたという実感が
まだまだ、ありませんので、第3段階の完成は先が長そうです・・・・

------------------------------------------------------------------------------

「透視」していて感じることは、ネイティブの口内+口の奥の気道の空間は、高さが無いと思います。
天井が低くて、横幅が広くて、奥行きも長い。
私の声を「透視」すると、天井が高いですね。この辺りも、もう少し考えてみます。


[No.756] 2009/08/19(Wed) 02:04:31
Re: 吐息 (No.756への返信 / 17階層) - haze

こんばんは。

> 今、hazeさんと私が議論(というか、殆ど意見が一致しますので、
> 議論ではない気がしますが・・(笑))

まぁ、そうですね。(笑)。目指している方向性が一緒なので、方法が多少違っても結局は同じ所にたどり着くのかもしれません。

> 私のイメージのように、高さのイメージ(=声帯の位置、舌の根に影響)と軟口蓋を操作するイメージを分けた方がいいのか、1つにした方がいいのかは、今の時点でまだ、検証していません。

そうですね。私の場合今のところ「喉と口の吸い込む量のイメージによる軟口蓋の制御」があまり上手くないので、その代替法として今回ご紹介した方法を行っています。イメージはできれば分けた方がより精密に制御できていいと思うのですが、イメージ同士が相互干渉してしまうことが多く、舵取りが難しいですね。

3つ以上のイメージを持ちながら微調整を加えるのは相当難しいと思います。(2つは十分可能。)結局のところ、イメージを使って意図的に軟口蓋、声帯、舌根の位置を調整しつつ、最終的に無意識に操作できるように徐々に調整していくほかないですかね。

> お許しを頂ければ、hazeさんのネーム入りでhazeさんのイメージを載せたいな
> と思っています。

もしお役に立てるのであれば是非お使い下さい。(私はただ発音をより深く理解しながら自分の発音も磨くというのが一番の目的ですので、その中で参考になるのことがあれば何よりと考えています。ネームは別になくても大丈夫ですよ。(笑))

> 「透視」していて感じることは、ネイティブの口内+口の奥の気道の空間は、高さが無いと思います。
> 天井が低くて、横幅が広くて、奥行きも長い。


私はまだその域まで行っていません。英語ネイティブは(1) 奥行きがあり使い方も手慣れているということと、横幅を確保することで気道を広げているような違いは感じますが、おぼろげです。

別件ですが、私も英語ボイトレは持ってますよ。あの本は喉の開きが完璧に身についており、各々の記述の意図を理解している人であれば有効だと思うんですけどね・・・。腹式呼吸に関しては639さんの仰るとおり腹を凹ますのは逆効果ですね。息を吸い込んでもっとも広がった状態を、息を吐いたときもできるだけキープする感じで丁度いいんでしょう。


[No.758] 2009/08/21(Fri) 02:13:12
Re: 吐息 (No.758への返信 / 18階層) - 某スレの639

こんばんは。


> 3つ以上のイメージを持ちながら微調整を加えるのは相当難しいと思います。(2つは十分可能。)
確かに3つは不可能ですね〜。
> 結局のところ、イメージを使って意図的に軟口蓋、声帯、舌根の位置を調整しつつ、最終的に無意識に
> 操作できるように徐々に調整していくほかないですかね。

複数のイメージを使う場合、まずどれか1つを自動化レベルで定着させ、無意識でできるようにする。
その後、別のイメージも自動化させるように練習していかないと難しいでしょうね。
ただ、イメージを使う場合、前提条件を満たしていないと、デメリットが極限化する場合があります。
前提条件がなんであるのか、緻密にシミュレーションしておかないといけません。結構、面倒ですよね。
英語耳ボイトレのレビューの中で私が指摘している中のいくつかは、そのパターンについてです。
あくび溜息法は、喉が開いていない人には逆効果であるのも、このパターンですよね。


> もしお役に立てるのであれば是非お使い下さい。
ありがとうございます。

>ネームは別になくても大丈夫ですよ。(笑)
使わせて頂くときには、hazeさんの方法であると明記します。
「自分の物は声高に主張し、他人のものは無断使用かよ」と言われないためにですw
私のブログで使う写真や絵は、フリー素材のものを使用しています。そして、出自を明記しております。
私のブログのメソッドが独自メソッドと謳っている以上、私のアイデアでは
ないものについては、引用という形で使わせて頂き、出自は明記するように心がけています。


> 私はまだその域まで行っていません。英語ネイティブは(1) 奥行きがあり使い方も手慣れているということと、
> 横幅を確保することで気道を広げているような違いは感じますが、おぼろげです。

なるほど〜。横幅を確保しているという感覚を、やはりhazeさんも感じられているのですね。

> 別件ですが、私も英語ボイトレは持ってますよ。あの本は喉の開きが完璧に身についており、
> 各々の記述の意図を理解している人であれば有効だと思うんですけどね・・・。

あの〜、hazeさん・・・・ 私によるレビューより遙かに凄い皮肉だと思いますが(笑)
私もそう思います。あの本は、あの本に書かれてあることを、あの本を読む前から理解・実践できている
人ではないと、書かれてある内容を読み違えてしまうと思います。
つまり、そのような人にとっては、あの本は必要ないのです(笑)


>腹式呼吸に関しては639さんの仰るとおり腹を凹ますのは逆効果ですね。
やはり、そうですよね〜。あの方式の腹式呼吸では、喉、首、舌が非常に緊張して
響く声なんて出るはずがないです。

>息を吸い込んでもっとも広がった状態を、息を吐いたときもできるだけキープする感じで丁度いいんでしょう。
そう思います。腹式呼吸にも色々あって、息を吐いたときでもお腹のふくらみをキープするという
指導法をされているプロもいるそうです。wikipedia によると。


[No.759] 2009/08/23(Sun) 02:54:26
Re: 吐息 (No.759への返信 / 19階層) - haze

こんばんは

>ただ、イメージを使う場合、前提条件を満たしていないと、デメリットが
>極限化する場合があります。前提条件がなんであるのか、緻密にシミュレー
>ションしておかないといけません。

そうですね。さらに一つ一つ確実にステップアップするにしても、どうやって一つのステップが完了したことを確認するか。これが非常に難しいですね。私は録音して自分の発音を聞き、頭の中にある様々なネイティブの発音と照らし合わせて感覚的に判断していますが、万人に通用するようなメッソドにするのはどうすればいいんでしょう・・・。うーん。

体感している変化があまり音声に反映されないケースもありますが、それはやはり骨伝導のせいでしょうね。少し響きが変わっただけでも、骨伝導の変化はかなり大きなものになるんだと考えています。

> 私のブログのメソッドが独自メソッドと謳っている以上、私のアイデアでは
> ないものについては、引用という形で使わせて頂き、出自は明記するように
> 心がけています。

なるほど。確かにそちらの方が不要なトラブルも防げますし、誤解もないですね。

> 私によるレビューより遙かに凄い皮肉だと思いますが(笑)
まぁ・・・そうなりますね。ですが少なくとも私には参考になりましたし、ネガティブな印象は持っていませんよ。喉をリラックスする方法が最初に書いてあったとすれば、より幅広い読者に対応できるんじゃないかなと。

> 腹式呼吸にも色々あって、息を吐いたときでもお腹のふくらみを
> キープするという指導法をされているプロもいるそうです。
> wikipedia によると。

なるほど。私もこれまで腹式呼吸に関して色々な説明を聞いたことがあり、音楽の時と体育の時に受けた説明が逆で不思議に思っていました。


[No.761] 2009/08/23(Sun) 04:55:41
Re: 吐息 (No.761への返信 / 20階層) - 某スレの639

こんばんは。


>さらに一つ一つ確実にステップアップするにしても、どうやって一つのステップが完了したことを確認するか。
> これが非常に難しいですね。私は録音して自分の発音を聞き、頭の中にある様々なネイティブの発音と
> 照らし合わせて感覚的に判断していますが、万人に通用するようなメッソドにするのはどうすればいいんでしょう・・・。うーん。

同感です。非常に難しい問題です。

声質改善のメソッドの難しいところは、「間接的」なイメージをいくつも積み重ねていかないといけないという点ですね。
子音の発音方法だと、口内に舌が触れる位置を、物理的に指定することが可能です。
母音の発音方法だと、舌がどこにも触れないから、メソッド化が難しいですね。
私は、この問題を仮想キャンディというイメージを使いました。ただ、このイメージは、舌や頬の筋肉の
動きに直接変換できたので、このイメージの使ったメソッド化、および、読者の実践は
まだ、易しい方です。

声質を操作するイメージは、実際の筋肉の動きに直接変換できません。
例えば、軟口蓋を操作する筋肉は5種類あるそうですが、そのうちの1つを意識的に操作することは
少なくとも私には無理です。また、そのうちの1つの筋肉だけの動きを探知することも、これまた
私には不可能です。軟口蓋の動きについて、私が感じられるのは、Aというイメージを使った時と
Bというイメージを使った時が、同じであるか、違うのか、どちらがリラックスしているのか、
その程度です。

他にも舌の根の操作、声帯の位置の操作を行うイメージも、これと同じ様に、「間接的」に
操作するものですね。
「間接的」に操作するイメージをいくつも積み重ねていくというのは、非常に難しい。
そう思います。


> 体感している変化があまり音声に反映されないケースもありますが、それはやはり骨伝導のせいでしょうね。
> 少し響きが変わっただけでも、骨伝導の変化はかなり大きなものになるんだと考えています。

これは、昨年から声質改善について考えていて、常に私も経験していることです。(笑)
自分の耳では、非常に効果が出たと思っても、録音を聞くと、何も変わっていないように聞こえます。


> まぁ・・・そうなりますね。ですが少なくとも私には参考になりましたし、ネガティブな印象は持っていませんよ。
> 喉をリラックスする方法が最初に書いてあったとすれば、より幅広い読者に対応できるんじゃないかなと。

実践本なので、読者全員とは言わないまでも、大半はゴールに到達させなければ、これは不良品だと
私は思います。
「単語耳」もボロクソにレビューしていますが、サーキットトレーニングのように
体育会系ののりで、単語の発音を脳に焼き付けてしまおうというコンセプトは非常に評価しています。
その点、特に「英語耳ボイトレ」は本当に酷い。読者全員がゴールにたどり着けそうにない。

まー、メソッド考案者の一人として、私がいつも気を使っている点(自分が身に付けたものを、
同じ体験を他人にさせるためにゼロから方法論を造り上げていく事、読者の到達度、到達度に応じた
アドバイスとシミュレーション、習得順番、優先順位等々)を何も考慮していない本だったので、
ちょっと熱くなっているかもしれません。


> なるほど。私もこれまで腹式呼吸に関して色々な説明を聞いたことがあり、音楽の時と
> 体育の時に受けた説明が逆で不思議に思っていました。

良い音楽の先生ですね〜。
私がこれまで知ることができた腹式呼吸は、全て、松澤氏が書いてあるタイプのものでした。


[No.762] 2009/08/23(Sun) 21:34:56
ローカル・ミニマム (No.762への返信 / 21階層) - haze

こんばんは

> 声質を操作するイメージは、実際の筋肉の動きに直接変換できません。
> 例えば、軟口蓋を操作する筋肉は5種類あるそうですが、そのうちの1つを
> 意識的に操作することは少なくとも私には無理です。また、そのうちの
> 1つの筋肉だけの動きを探知することも、これまた私には不可能です。


 これは無理ですね。実際複数の筋肉からある器官が形成されていると、その動きは各筋肉の収縮のベクトル的な総和になるわけで、一つの筋肉だけを動かすことは構造上不可能です。さらに軟口蓋は基本的には不随意筋(意識したとおり動かせない)で、何もトレーニングを積んでいない人は意図的に上げ下げすることさえ難しいと思います。そういう人には動かそうと思って動かせるようにすることがまず先決課題になるんじゃないですかね。ただ、いくらトレーニングを積んでも、各筋肉のバランスに注意を払いながら動かすような神業は不可能だと考えています。

可能なのは随意的に動かせる筋肉を増やすことと、その筋肉を動かしながらチューニングすることで英語の発音に最適な状態に近づけることだと思います。喉の開きは他の発音を制御するための第一の前提条件ですが、メソッド化するには第二、第三の前提条件を見つけていくことが必要だと思います。

前提条件の順位はその前提条件が確実に満たされていないと、次のステップで支障を来すものですが、私は軟口蓋と舌根の制御がこれに当たると思っています。理由は後舌母音の発音のしやすさが、制御されている状態とされていない状態では大きく異なるからです。

キャンディー・メソッドに先立つ要素にも思えたのですが、キャンディー・メソッドをやっていないと適切な軟口蓋の高さが分からないということもあり微妙な所です。次の前提条件は残念ながら私自身がステップアップしないと見えてこないでしょうね・・・。

> 体育会系ののりで、単語の発音を脳に焼き付けてしまおうという
> コンセプトは非常に評価しています。

確かに体育会系ののり(相当量の練習)は必要ですね。私自身も長らく体育会系にいましたから、圧倒的な練習量で克服する方法の効果は身をもって体験しています。ある程度の練習量が前提にないとメソッド自体機能しませんからね。


[No.765] 2009/08/25(Tue) 18:03:53
Re: ローカル・ミニマム (No.765への返信 / 22階層) - 某スレの639

こんばんは。

>  これは無理ですね。実際複数の筋肉からある器官が形成されていると、その動きは各筋肉の
> 収縮のベクトル的な総和になるわけで、一つの筋肉だけを動かすことは構造上不可能です。

なるほど〜。できないわけだ。

>
> 前提条件の順位はその前提条件が確実に満たされていないと、次のステップで支障を来すものですが、
> 私は軟口蓋と舌根の制御がこれに当たると思っています。理由は後舌母音の発音のしやすさが、
> 制御されている状態とされていない状態では大きく異なるからです。

軟口蓋と舌の根の制御の第1段階は、英語鼻でやっていると思っています。
ただ、現在、ブログ記事化している英語鼻では、軟口蓋が下がりすぎている場合があり、さらに
軟口蓋を操作する必要はあると思っています。


[No.768] 2009/08/29(Sat) 00:14:48
Re: ローカル・ミニマム (No.768への返信 / 23階層) - haze

こんばんは。

> 軟口蓋と舌の根の制御の第1段階は、英語鼻でやっていると思っています。
> ただ、現在、ブログ記事化している英語鼻では、軟口蓋が下がりすぎている場合があり、さらに軟口蓋を操作する必要はあると思っています。


同意です。(私の書き方では誤解を招いてしまうかもしれませんね。)

ところで、最近の日本語講座の記事は面白いですね。英語の発音にまだあまり慣れていない人でも、自分の口の中と照らし合わせて「なるほど、本当だ」とびっくりされるんじゃないですかね。それとn,t,d,lの調音法も発音メモにも書かれてはいますが。今回はかなり見やすいです。百聞は一見にしかずというか、図があることで理解のしやすさが格段に上がっていますね。

ふと思ったのは、日本人で発音を気をつけている人でも注意している点が足りずに、結局ほとんど英語ネイティブの発音に近づいていないことがよくありますね。

顕著なのは/th/でしょうか。私の耳には舌を上の歯にそっと当てている人でも、きちんとできている人はかなり少なく感じます。(大体は/s/が入っていますね。本来は639さんの図のように、舌がなだらかなスロープの形になるはずですが、多くの人は「さ行」の影響を受けて舌が丸くなっており、充分/s/の調音位置と舌の間隔を取れていないように感じます。)

記事の作成は大変でしょうが、楽しみにしています。


[No.772] 2009/08/30(Sun) 00:43:41
Re: ローカル・ミニマム (No.772への返信 / 24階層) - 某スレの639

こんばんは。

> ところで、最近の日本語講座の記事は面白いですね。
ありがとうございます♪ 

> 英語の発音にまだあまり慣れていない人でも、
> 自分の口の中と照らし合わせて「なるほど、本当だ」とびっくりされるんじゃないですかね。

だと思います。
今まで、ネットの掲示板で、日本語の口内の様子を幾度か書いたことがありますが、
おっしゃるとおり、ひどく驚かれる方、日本語音声学を持ち出して否定される方、
さらにソースを要求される方と3パターンの反応がありました。
「ソース」と言われましても、自分の口内の様子が私が言ったとおりかどうか
確認するだけで正誤が判断できるのに、かたくなに論文の提示を求められて
困ったことがあります(笑)論文主義というか、なんというのでしょうか・・・
いくらでも、確認できる環境にあるのに、確かめようとしない方には、まいってしまいます。

ただ、あのシリーズは、私としては、論理を積み重ねて、ちゃんと理論構築しているつもりではありますが、
短絡思考で暴走していないか少し心配ではあります。


> それとn,t,d,lの調音法も発音メモにも書かれてはいますが。今回はかなり見やすいです。
> 百聞は一見にしかずというか、図があることで理解のしやすさが格段に上がっていますね。

ありがとうございます。やはり図は必要ですね〜。
日本語音声学のテキストには、日本語の舌の使い方の図は、英語と殆ど同じ様に描かれているので
資料としては何処にも使える図がなくて、時間がかかりました。

> 顕著なのは/th/でしょうか。私の耳には舌を上の歯にそっと当てている人でも、
> きちんとできている人はかなり少なく感じます。(大体は/s/が入っていますね。本来は639さんの図のように、
> 舌がなだらかなスロープの形になるはずですが、多くの人は「さ行」の影響を受けて舌が丸くなっており、
> 充分/s/の調音位置と舌の間隔を取れていないように感じます。)

全く同感です。

>
> 記事の作成は大変でしょうが、楽しみにしています。

ありがとうございます。


[No.775] 2009/09/01(Tue) 23:15:25
Re: ローカル・ミニマム (No.775への返信 / 25階層) - haze

こんばんは。

> 「ソース」と言われましても、自分の口内の様子が私が言ったとおりかどうか
> 確認するだけで正誤が判断できるのに、かたくなに論文の提示を求められて
> 困ったことがあります(笑)論文主義というか、なんというのでしょうか・・・
> いくらでも、確認できる環境にあるのに、確かめようとしない方には、まいってしまいます。

これは難しいですね。全くトレーニングを積んでいない段階で自分の舌の形を想像できる人はなかなかいませんし、確認は誰しもできるものではないと思います。自分で納得できなければ文献のようなソースを求める人も出てくるでしょうね。ただ、頑なに求めてくるのは悪意があるような気がします。実際にはX線動画なり、もっと簡易に超音波を使うなりそれなりのデバイスさえあれば簡単に検証できるんでしょうが・・・。

> ただ、あのシリーズは、私としては、論理を積み重ねて、ちゃんと理論
>構築しているつもりではありますが、短絡思考で暴走していないか少し
> 心配ではあります。

自分の意見を注意深く検証し、可能な限り様々な可能性を頭に入れておくことは必要ですし、そこで不安を感じることは私もよくありますよ。逆にそういう不安を感じない人は異常かもしれないですね。

舌のスロープの絵はかなりいい近似になっていると思いました。実際は多少の凹凸はありますが、(舌の形を正確に想像できることが前提ですが)イメージとしてはかなり有効ですよね。


[No.779] 2009/09/03(Thu) 01:36:36
Re: ローカル・ミニマム (No.779への返信 / 26階層) - 某スレの639

大変返信が遅くなりました。すみません。

> 舌のスロープの絵はかなりいい近似になっていると思いました。実際は多少の凹凸はありますが、
>(舌の形を正確に想像できることが前提ですが)イメージとしてはかなり有効ですよね。

「透視」ができるhazeさんに、そう言っていただいて心強いです。

ただ、あのような、どこにも資料が無い舌の図を書くにあたって、いつも悩むことがあります。
あの図は、多少デフォルメが入っているということです。
「透視」では、もっと分かりにくい舌の形をしていると感じます。
たとえば、「タ」と Tの舌の形を実際にレントゲン等で確認すれば、
体で感じる程の違いは無いかもしれません。違いが分かりにくい。
しかし、「タ」とTを発音したときに感じる舌の使い方には、体感的に
かなりの違いを感じます。体感では、Tは舌の形状が直線的に感じます。
レントゲン写真のように忠実に写実的に描写するほうがいいのか、
体感で感じる通りに描くのが良いのか。
私が描く舌の図は、写実的とデフォルメの中間辺りになっていると思います。
いつもこれで悩みます。
写実的すぎると、読者がそれを再現するときにかんじる舌の感覚と
かなりずれてしまいます。かと言って、舌の感覚に合わせて描くと
たぶん、実際の舌の形とかなりずれてしまいます・・・
むずかしいですね・・・・


[No.789] 2009/10/09(Fri) 00:30:23
Re: ローカル・ミニマム (No.789への返信 / 27階層) - EM

横から口をはさんで、恐縮です。
写実的と体感両方の舌を掲載するのはダメでしょうか。


[No.802] 2009/10/20(Tue) 21:20:24
以下のフォームから投稿済みの記事の編集・削除が行えます


- HOME - お知らせ(3/8) - 新着記事 - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-T (Free) Rocket BBS