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No.834に関するツリー

   第三段階関連(?) - haze - 2014/06/24(Tue) 03:38:00 [No.834]
Re: 第三段階関連(?) - 某スレの639 - 2014/06/26(Thu) 17:23:48 [No.839]
Re: 第三段階関連(?) - haze - 2014/06/27(Fri) 23:16:26 [No.846]



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第三段階関連(?) (親記事) - haze

かなり色々忘れているのですが、英語鼻の第三段階の話をしたのはもう5年も
前になるんですね。私の場合、

キャンディーメッソドのキャンディを後ろに移動させる --> キャンディーの位置は
大きく後ろに動かす意識は持たず、下顎先を前に出す。

キャンディーを前に移動させる --> キャンディの位置はあまり動かそうとせず、下顎先を
後ろに引く。という風に解釈しています。

舌を動かそうとする意識が強いと、舌が丸まってきてしまうので、その分を下顎を
口蓋の屋根と平行にスライドさせることで、補おうという感じです。勝手に639さんの
第三段階の解釈とほぼ同じだと考えています。(違ってたらすいません。)

話は少しずれますが、最近「劇団四季メソッド」というのを知りました。日本語を
はっきり話すための訓練法なのですが、これの効果が素晴らしい。特に「母音法」という
「子音を除いて文章を読む」練習を行うと、日本語が非常にクリアに聞こえてくる。
例えば「こんばんは」だったら「おんあんあ」と読む訓練です。

英語の場合は、逆に「母音を除いて文章を読む」練習を行うと、はっきりします。
(日本語の文章でやってしまうと、子音が強くなりすぎて耳障りに思う人も出てきそうなので、
やめたほうがいいですけど。吹き替え映画の日本語っぽくなっちゃいます(笑))
これも639さんの英語息の話で説明できそうですね。私は勝手かつ安直に「子音法」と
呼んでいます。

この「子音法」と合わせて最近始めたのが、母音体操というものです。顎の前後のスライドと
合わせてキャンディーを後前に移動させるというものです。a -((schwa))-> ɑ -((schwa))-> a
と動かしてみたり、/a/ --> /ɑ/ --> /o/ --> /short-U/ --> /a/...と回転させてみたり。

これを何度か続けていると、自然と響きが良くなってきました。全く響かせようとしていないのに、
勝手に響きが強くなってくるのが面白いなと。きっと口が勝手に響きやすいように調整してくれる
んだと思います。これをシャドーイングの練習の合間にやったりして組み合わせると、
より正確かつ自分の発声器官に適した発音に自動調整されるんじゃないかと思って、練習しています。

639さんはどう思われますか? まぁこんな感じで、質問というよりは情報を共有して
ご意見を頂きたいということで投稿させていただきました。


[No.834] 2014/06/24(Tue) 03:38:00
Re: 第三段階関連(?) (No.834への返信 / 1階層) - 某スレの639

> 英語鼻の第三段階の話をしたのはもう5年も
> 前になるんですね。私の場合、

月日が経つのは本当に早いですね〜 (^_^;)


> 勝手に639さんの
> 第三段階の解釈とほぼ同じだと考えています。(違ってたらすいません。)

hazeさんが書かれたことを少し試してみました。いいと思いますよ。
これは、ちゃんと第三段階の意図を理解し、充分にやり込んだからこそ、出てくる表現だと思います。
但し、第三段階をやり込んでいない人が、これをやると、かなり勘違いしてしまうし、
実践に失敗していまうと思います。
野球やゴルフの世界で、スイングの教え方にたとえ話がよく登場しますね。「腰で打つんだ」とか
「手首だけで打つ」と表現する元ホームランバッターがいます。これらのアドバイスを実践するには、
充分に基本をやり込んだ人でないと、絶対、勘違いして、アドバイスの主が意図しているのとは
全く違う方向に進んでいってしまうでしょう。


母音法、面白いですね〜。


> これを何度か続けていると、自然と響きが良くなってきました。全く響かせようとしていないのに、
> 勝手に響きが強くなってくるのが面白いなと。きっと口が勝手に響きやすいように調整してくれる
> んだと思います。これをシャドーイングの練習の合間にやったりして組み合わせると、
> より正確かつ自分の発声器官に適した発音に自動調整されるんじゃないかと思って、練習しています。


第三段階は中咽頭での響きを増すように作っています。そうなるには、口内後部での舌の高さが
低い状態を保持できるようにしなければなりません。hazeさんのトレーニングは、それを行うには良い方法かと思います。


[No.839] 2014/06/26(Thu) 17:23:48
Re: 第三段階関連(?) (No.839への返信 / 2階層) - haze

> 充分に基本をやり込んだ人でないと、絶対、勘違いして、アドバイスの主が意図しているのとは
> 全く違う方向に進んでいってしまうでしょう。


なるほど、そうかもしれませんね。
私自身、帰国子女(念の為に断っておかないと、他の発音を練習している方々にフェアーじゃない気がしてます。帰国子女と言っても、発音が下手な人はものすごく多いんですけどね。ネイティブレベルなのは本当に一握りです。)という点が、人に発音を教える場合ディスアドバンテージになりますね。/ɔ/が/o/になっているとか、母音の位置が高すぎるとか、そんなこといきなり言われても、ほとんどの人は何のことか分からない。キャンディーメソッドをやっている人には、きっと伝わると思うんですけど。

ここ数年間、たまに空いた時間をつかって音声学をかじってみたのですが、記述の正確さにかなり感動しました。無意識でやっていたことがかなり明文化されていて、自分自身の発音についても詳しくなった気がします。ただ、音声学の記述を自分の発音の上達に結びつけるには、元々ある程度発音ができていないといけないというジレンマが…。639さんのメソッドを実践して身につけた後に、音声学もきちんと勉強するのが上達の一番の近道じゃないかと思ってます。最初から暗黙の了解にされている部分が非常に多いので、ノンネイティブの発音改善に使うには…まぁ難しいですよね。

最近は無駄な力をいれず、変な癖を付けないように注意しながら早口言葉(tongue twister)の練習をしています。私は自己責任なので色々試してみていますが、他の人に「早口言葉をやるとやるといいですよ」とは口が裂けても言えないですね。むしろ変な癖が定着してしまう恐れがあるので。

P.S.子音についての記事、拝読しました。面白い観点ですね。
私の考えは基本は音声学の範囲から逸脱するものではないんですけど、破裂音を出す際加圧は必要ないという点は同意します。(横隔膜が自然に上昇している過程であれば、必然的に少し加圧されますが)たしかに息を出している途中で声門を閉じると、声門よりも上の呼気が慣性によって排出され、口内・鼻腔内の空気の密度が瞬間的に下がりますよね。(圧力と書くと一意的ではなくなりそうなので、敢えて別の表現にしました)639さんはアスピレーターのことも念頭にあって記事を書かれたと思うんですけど、いかがでしょうか。


[No.846] 2014/06/27(Fri) 23:16:26
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