![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
pontion さん、情報ありがとうございます。 うーん、俄かには信じがたいですね。(^^;) その映像をぜひ見てみたいものです。 動画編集アプリの中には、輪郭をシャープにする編集コマンドがいくつか用意されていますので、それを使う方法はあるでしょう。しかし、自然なジャストピントに持っていけるほどの効果はありません。 そこで、ネット上で調べてみると、ピンボケ映像を驚くほど改善して、ほとんどジャストピントにできるアプリがあるようですね。こんなのがあるとは、ビックリ。 HitPaw動画高画質化サイト「HitPaw AI Video Enhancer」 https://www.hitpaw.jp/hitpaw-video-enhancer.html?linksource=home You-Tube にも紹介映像がいくつかあるのを見ました。いや、これはすごいです。効果というよりマジックです。AIの進化の恩恵がここにも? このようなアプリの威力を存分に活用しているのかもしれません。 これと同じような技術を FUJIFILM が X-H2 の映像処理エンジンの中に盛り込んでいるとか?‥ レンズの光学的特性(結像性能)そのものを電子技術で変えることはできないので、映像データの処理でこのような「トリック」を実現しているのではないでしょうか。 それにしても、映像撮影を専門にしている人であれば、撮影時間や被写界深度のリスクがあることは承知のはずなので、一気に9台〜12台も調達するのは、かなりの冒険ですね。 もしかしたら、FUJIFILM のバックアップを得て実験的にされたことなのかも? もし、私が APS-C の8Kカメラを複数台、貸出しを受けることができるとすれば、どのように使うか‥ 「トリック・アプリ」を別にして、考えられる注意点や使用方法は、次のようなものです。 (1) カメラと被写体との距離は、できるだけ離す。 ・・被写界深度は、被写体が近いほど浅く、遠くにあるほど深くなるので、できるだけ距離をとるほうが良い。8Kの解像度があるので、あえて被写界深度が浅くなる望遠域は使わないのがベター。ただし(4)の用途は例外。 (2) 同じ場所に同じ画角のカメラを複数台設置する。 ・・オーケストラ収録の例では、横方向からのアングルだと10数メートル以上の幅(遠近)があり、正面から撮影しても、ステージの奥行いっぱい(数メートル)に楽員が配置されているので、全体をパンフォーカスで狙うのは困難と予想。どこかでピントがはずれる可能性が高い。 そこで、マニュアルフォーカスでピントを合わせる位置を前後に少しずつずらした複数のカメラを同じ場所に同じ画角で設置する。「マルチ置きピン」作戦。 編集時のクローズアップには、そのいずれかの映像で対応できると算段。 (3) パンフォーカス用途には、超広角レンズを使用する。 ・・(2) のような例でパンフォーカスの全景映像を得るため、被写界深度が非常に深い対角線魚眼や超広角(35ミリ換算 17mm〜21mm )のレンズで撮影しておき、編集時に、その中心部分を切り出す。ただし、8Kの解像度で中心部分だけの画に解像感の問題はなくても、レンズの性能次第では歪曲収差が出る(中心部分に残る)可能性はある。 しかし、クローズアップしない全景オンリーの映像を得るだけなら、8Kカメラである必要はない。 (4) クローズアップ専用のカメラを設置する。 ・・あらかじめ、独奏や独唱などのソリストの立ち位置を確認しておき、クローズアップ専用のカメラを割り当ててオートフォーカスで狙う。ソリスト以外にピントが合わないように注意する必要あり。カメラの設置場所は、近くても遠くても可。ただし、この用途は、8Kのカメラである必要はない。 (5) 以上のような対策を採ったとしても、APS-C のカメラでは難しい撮影手法はある。 ・・パンフォーカスでステージ全景にピントの合った画からソリストにクローズアップしていく連続したズームインや、その逆パターンのズームアウトは、背景にボケ感のあるショットと全景のパンフォーカスのどちらも1台のカメラで対応できなければならず、パンフォーカスが苦手なラージセンサーのカメラでは難しい。 このようなことを考えてみましたが、いずれにしても複数台の8Kカメラが必要になりますね。 連続撮影時間のリスクの点からも、複数台での対策が必要でしょう。 しかし、この対策で、トリック・アプリを使わずにピントの効いた映像にできるか、と問われても自信は持てません。 ただ、同一機種で揃えれば色調を合わせる面倒な作業が必要ないので、その点は◎ですね。 [No.695] 2023/12/21(Thu) 16:25:17 |
この記事への返信は締め切られています。
返信は投稿後 30 日間のみ可能に設定されています。