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EDFおよび自衛隊による敵インベーダー、マザーシップ攻略迎撃戦、一五○○時点の戦況報告。 第1電波障害発生地点護衛部隊残存兵力 約83% 第2電波障害発生地点護衛部隊残存兵力 約49% 第3電波障害発生地点護衛部隊残存兵力 約75% 陸戦迎撃部隊残存兵力 約63% 狙撃部隊残存兵力 詳細不明により90%と予測 目標攻撃部隊残存兵力 100% 時刻一四一五に敵精鋭部隊が出現、第2電波障害発生地点護衛部隊に攻撃を開始。 敵鏡面円盤残存部隊20%が電波障害範囲外にて待機中。 ――主力攻撃部隊待機地点―― 「どうなるか・・・・」 カザミは目を細めて、やがては戦火に包まれるであろう空を見つめていた。カザミ達の配属された主力部隊は今、敵の攻撃が鎮火するまで間待機中である。 「戦車に歩兵を取り付かせて突っ込むなんて、派手な作戦ですね」 アリアスが苦笑しながら言う。 「ははは、マザーには死角ってもんが無いからな」 マザーはその形もあって全方位に対して射撃を行える。唯一攻撃を止める策といったら砲台を全て叩き落すしかない。 マザーに対する作戦はこうである。ギガンテス50両に陸戦兵125、ペイルウィング150の兵を乗せてマザーシップ直下に突撃、撃破する。先発隊としてエアバイクSDL−2に乗った選りすぐりのバイク兵16名が攻撃を錯乱、砲台攻撃隊にベテランパイロットの乗ったバゼラートα8機、バゼラートγ2機が就く。簡単な作戦だが成功することは難しい。まさに決死の作戦である。 「そうだ、運転手に挨拶でもするか」 カザミはそう言うと戦車のハッチを拳でたたいた。 「はいはい、どちら様?」 軽い応答と共に中からはアリアスより一つか二つ、歳上の青年が出てきた。 「この車両に乗せてもらう第17混成遊撃小隊隊長のカザミ少尉だ。よろしく」 「どうも、よろしくお願いします。少尉殿。第58独立戦車小隊所属の四季山一等兵です。と、そちらの君は?」青年は微笑みながらアリアスを見た。 「え?ああ、アリアス一等兵です。よろしくお願いします。四季山さん」 アリアスは虚をつかれて一瞬戸惑った。 「よろしく。そんなに硬くなるなよ。年は上でも階級同じだからね。あと名字じゃなくて名前の桐人、キリヒトって呼んでくれ」 カザミは久しぶりにここまで軽い人物を見た。マザー特攻作戦を前にして笑顔でいられる人間などそうそういない。しかしカザミはこう言う人間は嫌いではなかったりする。 「頼むから振り落とさないでくれよ」とカザミが苦笑いしながら言った。 「大丈夫ですよ。女性とドライブしてる気分で安全運転に心がけます」 言い終えると適当な敬礼をして戦車の中へ入っていった。 「第二ジャミング車両の防衛部隊が壊滅状態らしいですね」 報告文書から目を離し、アリアスは不安そうに空を見た。 「ああ、敵の精鋭部隊が動き出したらしい。・・・多少の出血は覚悟した方が良さそうだ」 今二人がこうして話しているときも前線では死闘が繰り広げられている。 二人の口調は穏やかだが、もちろんその事は承知しているつもりだ。カザミは表には出さないが今すぐにでも仲間の元へ助けに行きたい衝動を必死で抑えている。アリアスも同じことだろう。 「ところで何だ?それは」 カザミはアリアスが腰に引っ提げている異型の銃に目を留めた。 「これですか?ケティウスですよ?」 「け、けてうす?」聞きなれない単語だったので聞いて舌が回らない。 「本当はKT−5933短機関銃って言うんですけど。ケティウスって名前が付いてるんです」 「ほ、ほほぅ・・・。」 KT−5933短機関銃――通称ケティウスは今までのサブマシンガンとは違い、銃後部にガトリング機構を搭載し、マガジンを4個付けられる。AS−22RRの銃弾を引用、改良し総弾数を保持したまま威力を微妙に高めることに成功。ただ欠点はガトリング機構に手を触れると指が飛ぶ。 反動が少ないので片手でも撃てることで人気を集めている銃だ。アリアスは2丁提げている。 「これでUSOは一機も近づかせませんよ」 アリアスは銃を振り上げて微笑んだ。 横ではカザミが難しい説明を受けて目を瞬かせていた。 やっと書けました・・・。もうなんかお久しぶりという感じです。 先日、使っていたパソコンが逝ってしまいましたので、少しばかり離れていました。 マザーに仕掛ける作戦はこんなんでよかったでしょうか? 歩兵部隊の数が少なかったかもしれませんね。おっしゃってくれれば改訂します。 [No.10292] 2006/01/27(Fri) 21:11:47 fw1.tcn-catv.ne.jp |
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