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マザー強襲作戦、戦闘開始20分後、EDF強襲部隊はマザーの圧倒的な火力にさらされていた。 EDFの攻撃により、ジェノサイド・キャノン計5本、スペースリングを落としたものの、マザーから出撃したUFO群と小数だが驚異的な進行力の巨大生物に苦戦していた。 「キリヒト先輩!やばいですよ!」 アリアスがケティウスを連射しながら、自分の乗せた戦車の操縦手に向けて叫ぶ。 アリアス達の乗っている戦車は全速力で走行しながら、マザーに攻撃を加えている。しかし各個撃破しようと集るUFOの撃退を強いられ、戦車は危険な状態だった。 「わかっている!いざとなったら飛び降りろ!」 言い終わるなりアリアスの横にある戦車砲が火を噴き、120ミリ徹甲弾がUFOに直撃した。 銃を撃ちかけながら、アリアスは動揺していた。戦闘開始直後、狙ったように部隊長の戦闘指揮車が大破した上、頼りに思っていたカザミが左肩を負傷し腰だめになんとかAS−99を発砲している。 UFOけん制&マザー攻撃用に持ってきたゴリアス−2Rをマザーのセンターハッチに撃ち込んでいるが、ハッチの開くタイミングが掴めず手こずっているところだった。 後方からも絶え間なくレーザー光やらミサイル、砲弾が飛んできているが、ほとんどはセンターハッチに当たっていない。むしろジェノサイド・キャノンに攻撃を集中させているようだった。 「げっ!」 マザー下部のジェノサイド・キャノンが展開を始めた。まずい! 少し間が空き、残っている3本の針からオレンジ色の球体が放たれた。 「ちょっ!キリヒト先輩!」アリアスが上ずった声をあげる。 「ちっ!」 キリヒトは神速の速さで戦車の運転レバーを操作し、光球から逃れるように戦車を急停止、猛スピードでバックさせた。 急な動きに車体に乗っかっているだけのアリアスは「うわっ!」と悲鳴をあげる。カザミは目をつけていたのだろう、ちゃっかり戦車の突起に掴まっている。 アリアスの視界に低速度で地上に落ちていく光球が見えた。もともと落ちていく速度は遅いが、アリアスには超スローモーションに見え地上に接触するまでの間が異常に長く感じられた。 ――ズドオォォォン! 凄まじい爆発音と共にアリアスとカザミを熱風が襲った。目を開けられず吸い込んだ空気が肺を焦がすかのように熱かった。 あたりはしばし沈黙に包まれ、後方支援の砲弾の空気を切り裂く音だけが戦場に響く。 「アリアス!大丈夫か!?」 カザミの声がした。辺りに黒煙が広がり、ほんの2メートル離れたところにいるカザミも視認できないほどである。吹き飛ばされても不思議ではない爆風だった。 「はい!大丈夫で・・・」 不意に銃声がして、アリアスの言葉を遮った。視界の隅に、閃光が駆け抜けていくのが見えた。 この煙のなかで?ありえない。銃声はおそらくライサンダーのものだろう。しかし、自分の手のひらも分からないこの視界状態で撃てば、友軍誤射をしかねない。 「おい!アリアス?!」カザミが切迫感にあふれた声で再び呼びかけてきた。アリアスの言葉が途中で切れたのを心配しているのだろう。 「ああ、すいません!大丈夫です!」 戦車が動き出した。キリヒトがレーダーを頼りに移動を始めたらしい。 煙幕が晴れ、辺りには再び銃声とレーザーライフル特有の鋭い照射音がこだまし始めた。 今度はゆっくり丁寧に書いたつもりなんですが・・・。 もっと文上手くしたいなぁ。 マザーどうやって落とそうかな。 [No.10418] 2006/02/20(Mon) 21:06:56 fw1.tcn-catv.ne.jp |
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