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第51遊撃隊の生き残りと、ケタ伍長の混成小隊を乗せたヘリは今東京に向かっている 「部下が、死んだんだ……」 不意にヘリがケタに向かって言葉を発した 虎太郎、影は無言で横に座っている ヘリの言葉に、シリア、伊地山、御剣、は怪訝な面持ちでヘリを見て、ケタは無言で応じた 「やれる事以上の事を俺がやったために、スガワは死んだんだ」 スガワ、と聞いてケタは一瞬動揺した インセクトヒル攻防戦にてケタにアサルトライフルを貸した隊員である 「スガワだけじゃない、許深も、サハラも、フェンナも、俺の無茶な作戦に付き合って、死んだんだ……」 混成小隊の面々と、虎太郎、影の2人は無言で話を聞いている 「あそこで、俺がガイスを止めるなんて言わなければ」 「しかしその作戦が正しいと言ったのは自分達です」 不意に虎太郎が口を開いた 「我々の戦力でガイスと戦うと言ったのは自分達です、隊長の責任ではありません」 「ガイス?ちょっとガイスってどういう事?あの戦場にガイスがいたの?」 虎太郎の言葉に、シリアが反応した ガイスと言えば、その戦力はメカソラスにも匹敵する、そのガイスが来ていたなど、シリアはまったく知らなかった 「オーストラリアからメタルジャックの防衛線を突破して上陸して来ていたんです、それをいち早く感じ取った隊長は単身ガイスと戦おうとして……、我々は止めました、そして我々全員でガイスと戦う事にしたんです」 虎太郎の独白は、嘘だと思えばそれで終わりである、しかしその場にいる全員が、それが嘘ではないと虎太郎の雰囲気から悟っていた 「結果は相打ちでした」 「相打ち…ガイス相手に…」 シリアが言葉をのんだ 「そして、ガイスを倒したはいいのですがもう我が隊に戦う力はなく、山口基地まで丸腰で走るしかなくなったんです」 「無謀だ…」 御剣が呟いた 「自分はもうだめだと思いました、実際、あそこで芝原さんが助けてくれなかったら死んでいたでしょう」 「虎太郎、もういい」 ヘリが声をだした 「伍長に話を振って慰めてもらおうなんて俺が考えたのが行けなかったんだ、すみません、変な話をして」 ヘリはケタにあやまった 「……いや、かまわない、続けてくれ、確かに俺だって動揺している、でも、お前の話を聞くことくらいできる」 ケタの優しい言葉に、ヘリはうなずくと、虎太郎を座らせると、自分で話を続けた 「勇って言う親友に助けられて基地に戻ったんです、でももうその時には俺の隊で残っていたのはこいつら二人だけでした」 ヘリは虎太郎と影を指差した 「そしてその後死体を捜しに行ったんですが、スガワしか見つけられなかったんです……他の奴は、見つけられなかったんです」 「じゃあ、まだ生きてるかもしれないじゃないっスか」 突然伊地山が口を開いた 「これは戦争っス、だから人が死ぬのはある程度覚悟しなくちゃならないっス、でもヘリみたいに死体がないのにあきらめるようじゃだめっス、確かにスガワさんの事はかなしいっスよ、でも今のままでスガワさんが喜ぶとは思えないっス!ヘリ、あきらめるなっス、あきらめたらそこでおわりっスよ、なんであきらめてみんな死んだとおもうっスか!あきらめて悲しむより、最後まであがいた方がいいっス、ヘリの部下はきっと生きてるっス、死んだスガワさんだって自分でヘリについていって死んだっス、悲しいなんて思ってないっス、だからヘリはスガワさんの分まで生きるっス、悲しんでたらスガワさんも浮かばれないっス」 伊地山の言葉に、その場にいた全員が呆然とした 伊地山は伊地山なりに信念を持って戦っているのである 「ありがとう、伊地山くん」 ヘリは返答した その言葉には力がこもっていた ヘリは闘士を蘇らせたのである ああ文がおかしい なぜ伊地山があの台詞を言ったかと言うと、彼の行動見てると言っても違和感なさそうだったので あと俺が伊地山のキャラが好きだから できればケタさん続きお願いします [No.10596] 2006/03/27(Mon) 13:55:52 i219-165-182-201.s02.a015.ap.plala.or.jp |
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