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東京EDF本部 勝利の宴の熱はいまだ冷めず、大ホールは実に賑やかだ。 伊地山を除き、みな大分腹が膨れてきたのか、 今は料理よりも談笑や、踊りを踊ったりして楽しんでいる隊員が増えてきた。 そんな賑やかな光景を背に・・・ケタとローズはベランダへと移動していた。 「・・スケジュールが込んでてな。お前と直接話すのは今くらいしか なさそうだったんだ」 ローズがそう呟き、ケタの方を顔を向ける。 「・・(・ω・)」 ローズは深紅のドレスに身を包んでいるとはいえ、凛とした気品を感じる。 月明かりに浮かぶローズの美しさはまるで一種の芸術のようである。 ローズの視線が真っ直ぐケタの目を捉える。 わずかに気圧されたケタが目をそらしかけたが・・ケタもローズの目を見つめた。 「敵前逃亡、命令違反・・・お前を軍法会議にかけることになりそうだ」 ローズがケタの目をみつめながら口を開いた。 どうやら・・覚悟していた事が現実になったらしい。 自由な行動を許されていた隊員、部隊もいたが、ケタにその許可はでていなかった。 ローズは軽くため息をつきながら続ける・・・。 「元帥として伝える。ケタ、お前には隊員を辞めてもらう」 「・・・(−ω−;)」 その言葉がケタの胸に突き刺さった。 覚悟はしていたが、やはりショックではある。 「わかりました・・(・ω・)」 ケタはそれだけ言い、クルリと大ホールの方へ歩き出した。 ・・・・ 「・・・((;゚∀゚))」 ローズがケタの背中にしっかりと抱きついていた・・・。 「・・・・(;=ω=)」 突然のことにケタは硬直し、声も出せない。 「お前は、私のしなければならない事をしてくれた・・・全てを失う覚悟をしてまで」 「・・・(;・ω・)」 ローズは知っていたのだ。 なぜケタが命令違反をしなければならなかったのか。 「シーリウに続き、その妹まで死なせてしまっていたら・・・私は・・」 そこまで言うとローズはケタから離れ、再び背を向け、 「お前は救い主だな。違う形で・・出会いたかった」 苦笑しながらそう呟いた。 「・・・ローズ元帥(・△・)」 ケタはそれ以上言葉が出てこなかった。 しばらくしてローズが再び振り向き、ケタの目を見つめた。 先程の[元帥]の眼とは違い、穏やかな優しい眼だ。 「そもそもお前は優しすぎる、戦闘に向いてない。 穏やかな世界でちゃんと幸せになれ」 「・・・・了解しました(・▽・)」 ケタは小さいが、ハッキリとそう答えた。 この数日後ケタはEDF隊を去る。 平和になった世界へと向かい新たな生活をはじめるために・・・。 訪れた平和な世界・・・。 だがそれはケタの・・いや、全人類の思い違いであったことを、 まだ誰も知らなかった。 さてと、とりあえずケタはEDF隊を去ります。 ムカデ戦に間に合うかはまだ考えてませんw シリアや御剣とかは参戦できますが。 [No.10629] 2006/03/29(Wed) 01:19:07 softbank220060180225.bbtec.net |
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