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三枝は鉄橋の上に座り、ぶらぶらと足を揺らしながら大きく伸びをした。 瓦礫だらけの市街地とは違い山岳地帯なら砂埃に咳き込む心配もない。 目を開ければ視界いっぱいに澄み切った青空が広がっている。 季節が季節だけにひなたにいるとやや暑いが、そのおかげで時折拭くそよ風が心地良い。 「いい天気だなぁ。ああ、気分がい―」「こらぁ!サボるな!」「ぎゃっ!」 いきなり背後から怒鳴りつけられ三枝は飛びあがった。 電車が渡ることのみを考えれて建造されたらしく鉄橋を構成する鉄骨と鉄骨の隙間は結構広い。 飛びあがった反動で滑り落ちそうになるのをなんとか踏み止まる。 「脅かさないでくれ…」「サボってる方が悪いんでしょ」 友理は腰に手をあて少し怒った顔でこちらを見下ろしている。 「いないものは倒しようがないだろ?」 今回、山岳地帯に来た目的は巨大生物の掃討である。 巨大生物を根絶やしにすべくEDFは掃討作戦を実施した。 掃討作戦に参加している隊員はこのエリアのあちこちに広がって任務にあたっている。 「いないって、ほんとにちゃんと探したの?」 「探すもなにもこれ見りゃ一発だろ」言いながら携帯モニターを差し出す。 ここに来てから何度かチェックしているが、レーダーに敵の反応が現れたことはない。 どうやら自分の担当場所には巨大生物はいないらしい、と思い三枝は休んでいたのだ。 「…?電池切れてるよ。これ」「え?」 ほら、と言いながら友理はモニターのスイッチをいくつか押すが、画面はなんの反応も示さない。 モニターを受け取り、自分でも試してみるが結果は同じだった。 「全然気付かなかった…」「駄目だねー電池はちゃんと確認しないと」「う…」 「レーダー見てないって事はもしかしたら敵がいるかもしれないんだよねー」「うう…」 こちらが言い返せないのを良いことに言いたい放題である。 「仕方ないなー駄目男サエ君に優しいあたしが救いの手を差し伸べてあげましょう…って、あれ?」 「どうした?」「レーダー忘れた…」形勢大逆転だ。 「おいおい!俺のことボロクソ言っといてそれか?」「あ…いや…あの…」 「駄目だねー忘れ物がないかちゃんと確認しないと」「い、いや…だから…その…」 「そう言えば誰が駄目男だって」 さて、次は何を言ってやろうか、と考えていると通信が入った。 「作戦終了。総員帰還せよ」「だ、だってさ。帰ろ帰ろ」 返答に困り、おろおろとしていた友理は、渡りに船、と話題を変えた。 「それにしても…志願兵も楽じゃないな…」三枝は尻を払いながら立ち上がった。 先日、三枝、友理、成瀬の三人は正式に志願兵として登録された。 ちなみに成瀬はその手続きに忙しく今回の作戦には参加していない。 「だよねーああしろ、こうしろって命令されてさ。なんかいつもより疲れちゃった」 「帰ったら喫茶店でも行くか」「言っとくけど奢らないよ」「げ…どうしてわかった…?」 「奢ってもらっちゃおうかな、って顔に書いてあるもん」「じゃあ、拭くからハンカチ貸してくれ」 平和な一時。穏やかに流れる時間。 雑談をする二人は知る由もなかった。 平和の崩壊はすぐそこまで迫っていることを。 と言うわけで三人の所属を志願兵に変更です。 とりあえず設定を少しシンプルにしました。 それにしても無駄に長いですね。この話(笑) 一応短くしようと思ったんですがね… > 御剣、ワカはバゥに連れ去られ(大型のメスに差し出される生餌。後詳しく説明します)、 > これを救出にいくのが次の流れとして考えてます〜 俺連れ去られるところ書くのこれからですよ…急いで書きます。 [No.10783] 2006/04/12(Wed) 22:28:21 i222-150-154-46.s02.a021.ap.plala.or.jp |
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