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第276独立歩兵小隊の面々は、食堂に向かう為に廊下を歩いていた。 この後、食堂で腹ごしらえを終えたあとに、所有しているヘリで富士山に一番近い基地まで移動し、 そこでバイク2台を失敬して富士山の樹海までドライブする手はずだ。 「あ、少し寄り道してもいいか?」 アリアスが言った。口元に不敵な笑みを湛えている・・・。 「いいけど・・・。どこいくの?」 「イヤーナ大佐んとこ」 「・・・一々断ってくの?」 「おう。拳で」 「OK」 つまりイヤーナ大佐にお見舞いしてから、ゆっくり行こう、と言っているのだ。 アリアスは大佐の執務室の入り口に立つと、「失礼します」といってドアを開けた。 次に目に飛び込んできたのは、大佐の変わり果てた姿だった。 白と赤のツートンカラーだった制服は無残にもペンキまみれになり、傍らにはおそらく大佐の頭に直撃したであろうタライが転がっている。 「・・・キマってるな。新しいギャグか?」 「じゃん?あ、生きてる」 アリアスとルミが会話していると、イヤーナは「うぐぐ・・・」などと呻き、起き上がった。 それを見たルミはニヤリと笑い、いったん廊下まで後退する。 「はっ!き、貴様ら!」 さすがは大佐だけの事はある。 自分がどういう状況に置かれているかを瞬時に悟り、アリアス達に怒声を浴びせかけてきた。 「大丈夫ですかぁ!?大佐っ!」 サエは一度ルミと目を合わせた後、イヤーナの後ろへ回って肩を掴んで心配そうな声をあげた。 そして、その肩を掴んだ手にチカラを込めて、イヤーナの身動きを――封じた。 サエが右手でぐっ、と親指を立てる。 それをGOサインに廊下からルミの飛び蹴りが飛来した。 「ルミちゃんキィーーックすぺしゃるぅ!」 サエのいかにも心配した声と誰が見てもはっとしてしまうきらめく笑顔に、自分に対して気があるとでも思ったのだろう、にやけた表情のイヤーナの顔面にルミのハイヒールが刺さる! 「ぶぎゃ!」 蹴った瞬間、「ごきゃ」だの「べきゃ」だの音がしたが、ルミはそんな事は気にしない。 たぶん顔が陥没した音だから、死んでないから――たぶん死んでも――皆は気にしない。 ルミとサエが「やった!」と言いながら手をタッチした。 「プレゼントだ」 そう言ってアリアスはHG−13Aを通信機の代わりに握らせる。一応、留め金は外していないが、起きたときの精神的ダメージはジェノサイド砲を上回るだろう。 ちゃんと「MISSION FAILED」と書いておいた事だし。 その後、4人でさらに袋叩きにし、ペンキを浴びせて食堂へ向かった。 食堂ではなぜか、他の隊との会話がイヤーナ大佐の話題で持ちきりだった・・・。 たしかにイヤーナ大佐の憎さはすごいですね。 思わずボコってしまいますw そういえばケタさんの「エイリアンの技術を応用して作った最強のコント用のタライ」に吹いてしまいましたねw [No.10822] 2006/04/16(Sun) 23:40:28 fw1.tcn-catv.ne.jp |
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