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東京EDF本部 イヤーナ大佐に銃口を向けている大森、 そしてそれを取り囲むマラカ副官や精鋭のガード。 執務室は恐ろしいまでの静寂に包まれていた。 もはや完全な反逆者扱いの大森は、取り囲んでいるガードに、 いつ撃ち殺されてもおかしくはないが、イヤーナ大佐を人質にとられているため、 そう簡単に大森を撃つ事はできない。 「くくく・・・」 「なにがおかしい?」 不意に笑い出したイヤーナに大森が銃口を下げずに呟いた。 恐怖に震え発狂したわけではない笑い方だ。 「私を抑え、ミサイル発射を阻止か・・・反逆者とはいえ見事だ。 だが、そんな事になんの意味がある?」 「フン。まぁ貴様の腐った脳じゃわからないだろうが、 これで仲間が死なずにすむんでナ!」 まぁ、強いて言えば特にシリアちゃんが死なずにすむんだ・・・と、 大森が心の中で呟いた。 だが、イヤーナはあざ笑うような顔を崩さない。 「・・ミサイルはあくまで予備。 それを止めた所でなんの意味があるんだと・・・聞いているんだよ」 イヤーナのその言葉に大森が顔をしかめた。 「くくく、ふはははは!」 大森、多くのガードが黙っている中、イヤーナの笑いが執務室に響き渡った。 「新型のアルマゲンドンクラスターの存在を知っているか!? まだまだ試作品の段階だが、その威力は桁外れらしいなぁ」 その言葉に大森はおろか、周りにいたガード、マラカも目を丸くした。 つまり・・イヤーナ大佐の言葉の意味する所は・・・ 「貴様!樹海には数え切れない程の行方不明者や それを救出に向かった隊員達がいるんだぞ!まとめて吹き飛ばす気か!?」 フン、と、イヤーナが鼻を鳴らしてニヤリと笑った。 「行方不明者などとっくに死んでいる。無断出撃した者がどこにいるかなど、 私にわかるわけがないだろう? 樹海には敵の大群がいる。だから殲滅する。それが地球のためなのだ」 「・・・!」 大森がイヤーナの顔に銃口を押し付ける。 わずかにひるんだがイヤーナは笑うのをやめなかった。 「私を殺しても、発射を止める事はできない。 そして発射する基地もここではない・・・・貴様は無力なのさ」 「この野郎!!」 憤慨する大森に取り巻いていたガード達がジリジリと間を詰めていく。 事実、大森にこれ以上なすすべはなくなっていた。 「くっそぉ!!」 「ぐはっ!!」 大森はそう叫ぶと同時に銃低でイヤーナの後頭部を一撃し、 執務室のドアにむかって走り出した! ガード達が発砲できないように、倒れたイヤーナと自分を直線状に結びながら、 瞬く間に数人のガードに当身をくらわせ、ドアから飛び出す! そしてそのまま振り返らず一気に廊下を走り抜けていった。 イヤーナが完全に抑えられるとちょっと困るので、こういう展開に・・・ スマネス。 新型アルマゲドンクラスターの発射は完全には阻止しないでください〜 阻止しようとするのはもちろんOKなんですが(^^; [No.10853] 2006/04/22(Sat) 17:34:00 softbank220060180225.bbtec.net |
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