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「ある日 森の中 蜘蛛さんに 出会った 花咲く森の道」 岸野の背後では友理と名乗った女性が大手を振って歩きながら歌っていた。 不気味な雰囲気とは不釣合いな明るい声が樹海に響いている。 呑気だと呆れる者もいるかもしれないが、岸野は特に止めようとはしなかった。 振りかえったらいなくなっていた、という心配も歌っていてくれればないだろう。 横に並べば済むのだが、敵が飛び出して来た時のことを考えるとこうした方が理想的だ。 ふいに歌声が途切れた。 おや、と思っていると目の前に友理が回り込み、こちらの顔を覗きこんでくる。 可愛い顔だな、と岸野は思った。 肩まで伸ばしたやや茶色がかった髪と、幼さの残った顔がなんとも可愛らしい。 そんなことを思っていた岸野に友理が話しかける。 「そーいえば、キシさんって何年くらいEDFにいるの?」 思いもよらない質問に岸野は眉間に人差し指を当てて少し考えた。 「えっと…大学出てすぐに入ったから…5年くらいかな」 その答えに友理は胸の前で手を合わせた。 「わぁ!すごい!ベテランさんだぁ」 「そんなことないわよ」顔の前でひらひらと手を振る。 「でもでもっ」腕をぶんぶん振りまわす。 「5年もやってると敵が出てきても余裕だよね。だから一緒に―」 「歌わないわよ」穏やかだが自分の意思をはっきりと伝える口調だ。 ごめんね、と微笑みながら付け加える。 少し残念そうな顔をした友理だが,すぐ笑顔に戻った。 気を取りなおし、再度歌おうと息を吸い込む。 その時だった、咆哮が二人の耳を突き刺した。 荒れ狂う猛獣の叫びが辺りを包む。 地響きが木々を揺らす。ビリビリと肌で空気の揺れを感じる。 耳を塞ぐことも忘れて岸野達はその音に聞き入っていた。 少し経つとその音は止んだ。 嵐が去った後のような静けさの中、二人はお互いを見たまま硬直していた。 僅かな沈黙の後、友理が顔の前で慌てて手を振る。 「あ、あたしじゃないよ」「いや、それはわかってるけど…」 今のはなんだろうか?生き物の鳴き声に聞こえたが、それにしては大きすぎる。 音の聞こえた方角を見るが生い茂る木々と闇によって視界は阻まれていた。 しかし、「…!」耳を澄ませば銃声や爆音が聞こえる。 二人は顔を見合わせ、頷いた。 「準備OK?」岸野はレーザーランス狽構えた。 サンダーボウ30のエネルギーをチェックした友理は親指と人差し指で丸をつくってみせた。 「OK!」二人は音を頼りに‘何か’のいる場所へ向かった。 友理の外見について触れてみました。 要するに、そのまんまゲームのぺイルウィング隊員です。 バゥが咆哮を上げたという設定で書きましたが…大丈夫ですよね… 問題があれば修正しますので言ってください。 あと、次回から戦闘に入りたいと思います。 [No.10864] 2006/04/23(Sun) 18:27:54 i125-201-42-29.s02.a021.ap.plala.or.jp |
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