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「・・・イヤーナめ!」 大森が通信機を地面に叩きつけ、踏み潰した。 その様子に状況を察したまわりの隊員の顔が曇る。 「そのアルマゲドンクラスター改ってのは威力はどの程度なんだ?」 「いや、それは俺もよくわからないんだ」 ハシの言葉に大森が首をひねる。 「あ、いや、もしかしてハッタリだったのか?」 大森が自分に問い掛けるように呟いた。 イヤーナをおいつめたあの状況で聞いた話である、 大森を動揺させ、切り抜けるためについたハッタリという可能性もある。 だが、確信を持てない大森にアレックスが釘を刺した。 「いや、アルマゲドンクラスターの改良試作品は間違いなく存在する。 まだ問題点が多すぎて一般には公開されていないだけなんだ」 「お前、なんで知ってるんだ?」 アリアスの言葉を無視し、アレックスは続ける。 「改は、ペイルウィングの装備品じゃない。威力を重視したために、 携帯できるようなサイズじゃないらしいんだ」 「俺も知ってる。たしか、基地から発射するタイプだ。 ロケット噴射で目標地点まで飛ばし、ユニットを切り離し投下。 ユニットがある高度まで落下すると発動する仕組みらしい」 アレックスの言葉に、森の間から現れた吉冨が続ける。 「計算上の威力しか知らんが、樹海が消滅するのは保障するぜ」 吉冨が空を仰ぎ、呟いた。 「とにかく一刻も早くここから離れるしかないか」 「間に合わないわよ・・・。それに繭にされてる人達はどうするの」 K.Mの言葉にシリアがうつむいて答えた。 ・・・ 一同に重苦しい空気が流れる・・・。 死ぬ思いで巨大バゥを倒したというのに、仲間に焼き殺されるというのか。 絶望感漂う中・・・ケタが口を開いた。 「K.M。スナイパーライフル片方貸してくれない?(・ω・)」 「あ?おう、ほら・・・」 ケタの思いもよらない一言にK.Mがキョトンとして、背負っていた方の スナイパーライフルをケタに渡す。 「お前・・・まさか」 「ん。アルマゲドンクラスター改とかいうやつ、撃ち落とす(・△・)」 一同が唖然とするなか、ケタが黙々とスコープをいじり、 倍率を最大まで調整する。 「シーリウ・アークソルムって知ってる?( )」 固まっている隊員達にケタが独白するように口を開いた。 「隊長は最後まで諦めず、自分が死んでまでも俺達を助けてくれた。 だから俺も諦めるわけにはいかないのよね・・・(=ω=)」 ・・・ ・・・ 青森EDF隊 武器開発研究所 格納庫が展開し、中からいびつな形のミサイルが姿をあらわした。 そしてミサイルに括り付けられるような形でクラスターユニットが接続されている。 轟音と、白煙を残し、アルマゲドンクラスター改が樹海に向け発射された・・・。 次回で、とりあえずの終わりかな? [No.10896] 2006/04/30(Sun) 23:46:06 softbank220060180225.bbtec.net |
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