![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
アリアスは自室の扉をゆっくりと開けた。 ここはEDF本部の隊員居住区だ。 別に怨まれるようなこともしてないので、特に警戒もせずに相手をみやる。 すると、銃を持っていた。しかも黒づくめ。 「どちらさ・・・ななななんだよ!アンタ?!」 アリアスは思わぬ客人に尻餅をついてしまった。 当たり前である。ドアを開けたその奥には、右手にケティウス−サブマシンガン、 左手にスタンガン、後ろ腰に旧型のグレネードランチャーを持ち、 黒く頑丈で、それでいて稼動部の多い、強行潜入用のスニーキングスーツを身にまとった男が立っていたのだから。 反射的にアリアスは腰のグロッグ17Kを構え―――ようとしたが、相手がサブマシンガンを突きつけるほうが早かった。 ―――どんだけ危険なサプライズだよ・・・。 アリアスはグロッグを床に置くと、両手をあげて降参の意を表した。 ここで死ぬわけにもいかない。 と、男はなぜかサブマシンガンを下げた。 アリアスが呆気に取られていると、男は三つ目のマスク――たしか、あのカメラを通じて映像をマウントディスプレイに投影する仕組みだった――を剥ぎ取り、顔をさらけだした。 その顔にアリアスは言葉を失った。 「む、ムカイさん・・・?」 マスクを取った、その顔は向井、勝吏その人だった。 ・・・ ・・・ 「ど、どうぞ・・・」 アリアスは恐る恐るムカイの前に冷えた麦茶を置く。 喉が渇いていたらしくムカイはそれを一気に飲み干した。 「いりますか?」とアリアスは麦茶の入った容器を持ったが、ムカイは首を横に振った。 「まずは、除隊の理由から話そう」 「え、みんなは・・・?」 「お前だけが知っていれば十分だ」 はぁ、と妙な威圧感に気圧され、ソファーに座り込んだ。 「俺はEDFを辞めた」 「・・・・・・はい」 なんか話の始め方が変だな、と思いながら相づちを打つ。 「俺の目的は、テロリストの排除だ」 「はぃ?」 アリアスは思わず間の抜けた声を出してしまった。 テロリストの排除?そんなことは暇な隊にでも任せればいいはずだ。 それにEDF、というかローズ元帥は確かな情報を得ないかぎり、こちらから出向いて制圧することはない。 無駄に敵を作らない、それが今のEDFの姿勢である。 「それは・・・元帥の命令ですか?」 「違う。俺の独断だ」 くらっと来た。 この人は殺人鬼にでもなったのか? 「現在、ローズ元帥及びEDF幹部を狙った暗殺の情報は16件ある」 「はぁ・・・」 「その内、13件は貧弱な集団だ。が、残りは厄介だ」 「つまり・・・それを潰していってるんですか?」 ムカイが頷いた。 「昨日は一つ潰す事に成功した。狙撃だ」 狙撃って・・・。アンタはゴルゴ13の真似事でもしているのか?! なにかマトモな人生という線路から脱線し始めているな、と思いながらアリアスは頭をかかえた。 と、いうわけで意味のわからない方向へw [No.10915] 2006/05/04(Thu) 14:04:31 fw1.tcn-catv.ne.jp |
この記事への返信は締め切られています。
返信は投稿後 30 日間のみ可能に設定されています。