ショートストーリー集13 - ケタ - 2006/04/24(Mon) 23:38:50 [No.10872] |
└ 「ドリルランチャー」 - ケタ - 2006/04/26(Wed) 22:47:13 [No.10876] |
└ 「レジスタンス - ロビンソン - 2006/04/26(Wed) 23:53:21 [No.10879] |
└ 「レジスタンス」 - ロビンソン - 2006/04/27(Thu) 00:18:09 [No.10880] |
└ 「常識破り」 - ロビンソン - 2006/04/28(Fri) 00:19:08 [No.10884] |
└ 「仲間」 - ロビンソン - 2006/04/30(Sun) 23:20:19 [No.10894] |
└ チャンス到来 - jagaimo - 2006/04/27(Thu) 21:25:22 [No.10882] |
└ 「迫る死の影」 - ケタ - 2006/04/27(Thu) 23:13:46 [No.10883] |
└ 馬鹿、参上!! - ヘリ兵士 - 2006/04/28(Fri) 01:28:25 [No.10885] |
└ Re: 馬鹿、参上!! - ケタ - 2006/04/29(Sat) 17:12:57 [No.10888] |
└ 「援護」 - syo - 2006/04/29(Sat) 19:33:14 [No.10889] |
└ 「合流」 - あろんα - 2006/04/30(Sun) 00:05:40 [No.10891] |
└ 一撃!! - ヘリ兵士 - 2006/04/30(Sun) 12:04:24 [No.10892] |
└ 「イヤーナの狂気」 - ケタ - 2006/04/30(Sun) 15:06:21 [No.10893] |
└ 「絶望」 - ケタ - 2006/04/30(Sun) 23:46:06 [No.10896] |
└ 「静かなる樹海」 - ケタ - 2006/05/02(Tue) 01:07:11 [No.10899] |
└ 陰謀と愛と裏切りと… - ヘリ兵士 - 2006/05/02(Tue) 19:34:46 [No.10901] |
└ 出店 - 不運な会社 - 2006/05/03(Wed) 05:34:22 [No.10902] |
└ 「処分」 - ケタ - 2006/05/03(Wed) 12:40:04 [No.10904] |
└ 陰謀は続く - ヘリ兵士 - 2006/05/03(Wed) 13:06:45 [No.10905] |
└ 「復活した隊長バッチ」 - ケタ - 2006/05/03(Wed) 20:41:18 [No.10908] |
└ 人としての兵器 - jagaimo - 2006/05/03(Wed) 21:03:19 [No.10910] |
└ 「脱走兵と被害者の愚痴」 - あろんα - 2006/05/03(Wed) 23:08:29 [No.10911] |
└ 救出作戦7 - 三枝 - 2006/05/04(Thu) 11:30:32 [No.10914] |
└ 恐怖の来客 - jagaimo - 2006/05/04(Thu) 14:04:31 [No.10915] |
└ 「闇の作戦会議」 - ケタ - 2006/05/04(Thu) 22:05:07 [No.10916] |
└ 掃討戦 - 三枝 - 2006/05/04(Thu) 22:41:14 [No.10917] |
└ 置手紙 - ヘリ兵士 - 2006/05/05(Fri) 19:31:44 [No.10918] |
└ 復興作業 - 不運な会社 - 2006/05/06(Sat) 07:00:28 [No.10919] |
└ 緊張感はない - 漆 - 2006/05/06(Sat) 17:36:35 [No.10923] |
└ Re: 緊張感はない - jagaimo - 2006/05/06(Sat) 23:52:40 [No.10925] |
└ 「かげり」 - ケタ - 2006/05/07(Sun) 14:54:06 [No.10926] |
└ 「待ち人」 - jagaimo - 2006/05/07(Sun) 15:34:55 [No.10927] |
└ 帰国 - ヘリ兵士 - 2006/05/07(Sun) 20:21:08 [No.10929] |
└ 「謎の女戦士」 - ケタ - 2006/05/07(Sun) 23:30:24 [No.10932] |
└ 掃討戦2 - 三枝 - 2006/05/08(Mon) 23:03:17 [No.10933] |
└ 「共同戦線」 - ケタ - 2006/05/09(Tue) 21:04:18 [No.10937] |
└ 「掃討戦?」 - syo - 2006/05/10(Wed) 00:18:23 [No.10940] |
└ テロ警戒 - 不運な会社 - 2006/05/10(Wed) 06:30:14 [No.10941] |
└ 掃討戦3 - 三枝 - 2006/05/10(Wed) 22:22:18 [No.10945] |
└ 「歪み」 - ケタ - 2006/05/10(Wed) 22:12:05 [No.10944] |
└ アイツの処世術 - jagaimo - 2006/04/30(Sun) 23:41:11 [No.10895] |
その男が入ってきた時の雰囲気は異様としか表現できない。 ブリーフィングルームに漂う沈黙。張り詰めた空気。 上官の前だから、という事を差し引いても各々の顔に浮かんだ緊張には異質さを感じる。 「あいさつは抜きだ」低い声が室内に響く。 彼はスクリーンの前に立ち、淡々と作戦の内容を説明していった。 大柄な男だ。年齢は50代後半といったところか。 一本も残っていない頭髪と色白な肌が病人のような印象を与える。 だが、見た目以上に印象に残るところがある。 威圧感だ。 動作、言動、視線、どれを取っても押し潰されそうな圧迫を感じる。 本人が意識せずとも出る威圧。 人の上に立つものの貫禄。 虚勢ではないだろう。 三枝は息苦しさに胸を押さえた。 「最後に言っておこう」 そういって彼は室内にいる部下達を睨んだ。 「私が貴様らに期待するのは勝利報告だけだ。そのことを忘れないでもらいたい」 「…怖い人だったね」 「ああ…」三枝は額の汗を拭った。 これほど緊張して冷や汗をかかされるとは。 あの男は一体なんだったのだろう。 机にもたれて休んでいる三枝を友理が肘で突く。 「ん?」「なんかさ、みんな元気ないね」 確かに部屋を出て行く隊員達の表情はみな一様に暗い。 「ね?」「ああ、なんでだろうな」 作戦の内容自体は巨大生物の掃討だから死を予期した絶望というわけでもなかろう。 「ちょっと誰かに聞いてみよっか」 「どうぞご自由に。でも、そこまでして知りたいもんか?」 三枝の言葉を無視して友理は近くにいた男性に話しかけた。 「あのー」 以前予告した嫌な上官の登場です。 冷酷な奴にしようかな、と考えています。 ところで、三枝あっさりと退院しちゃいましたがマズかったですかね… [No.10917] 2006/05/04(Thu) 22:41:14 i220-108-76-212.s02.a021.ap.plala.or.jp |
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