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寒露〜研究所〜 「大丈夫ですか?」 漆に肩を貸している青年。新井田が声を掛けてきた。 当の漆は脂汗を流しながら辛うじて意識を保っているようだ。 「もう・・・・・・大丈夫だ・・・・・・」 その言葉は本当のようだ。顔色が次第に良くなってくる。 新井田は安堵の溜息をつく。 「本当に大丈夫ですか?」 「大丈夫だって。さっきのはアレだ。乗り物酔い。」 見え透いた嘘だが、それは回復した証拠だろう。 漆は肩を借りるのを止め、歩き出す。 暫くして、巨大な扉の前に着いた。 二人はその扉を押し開ける。 「やぁやぁ、ご苦労だったねぇ。死ね」 扉を開けてまず聞いた言葉がこれだ。 なんだか、本当に死にたくなってくる。 「まぁ、それはそれとして、君たちを呼んだのは他でもない。」 「・・・・・・なぁ。お前に呼ばれた記憶は無いが?」 やれやれと言った口調で聞き返す。 相手はキチガイ・・・まともに人の話を聞こうとはしない。 「フッフッフッフ・・・こんな事もあろうかと思ってぇ、開発していた“アレ”が完成したのだよ。」 「無視かよ・・・・・・で?キチガイさん“アレ”とは?」 「そこ、キチガイ言うな。ドクターと呼べ」 「ハイハイ、Dr.“アレ”とは?」 かなり投げやりに聞き返す。 『キチガイに突っ込みをしても無駄』そんな事を思い出させる会話だった。 「聞いて驚けぇ!世にも奇妙な“漢”のロマンを詰め込んだ!ドリルロボ!その名も――」 「嘘をつくな!嘘を!」 「うわぁひど〜い。私を誰だと思っているのだ!かの大天才!ドォォクタァァァ――」 「黙れキチガイ。」 「うわぁぁん。ドラピーも〜ん。ジャイ○○が虐めるぅ〜」 などと叫びながら、助手の眞田君に泣きつこうとする。 ドガシ お〜っと!眞田君の肘鉄がぁ!キチガイの顔面に直撃ぃぃ!! 「誰がドラピーもんですか!だれが!」 「グ・・・グフ・・・・・・我が、人生に・・・一片の悔い・・・なし・・・・・・ドタ」 ここでダァウン!そして試合終了!眞田君、開始2秒の早業でぇ、博士をコンクリートの床に沈めたぁぁ! 「そうですね。墓瀬(ハカセ)に変わって私が。」 助手の眞田君が何事も無かったように・・・博士を踏み超えて倉庫の奥へと招いている。 折角まともな人に代わったのだ。素直に話を聞こう・・・KOされたくないし・・・ 「と、言う事で、最近墓瀬がいじっていた物を処分したいと思います」 「ゴミ処理会社じゃねえぞ!」 「墓瀬が君たちを慕っていたから、“そういうもの”を葬り去ってくれる人だと思いましたよ。では、話を続けます。マザーシップを一撃で破壊可能なライフル(墓瀬談)。半径1`は吹き飛ばすグレネード(墓瀬談)などなど・・・如何か全て持って行って下さい。」 何だ?今の言葉には違和感がある。 「そんなものは、いら――」 「触れそうな人がここには多いので、持っていかないと言うのなら・・・こちらにも考えがあります」 さり気なく殺気を出している。 これ以上は聞くべきではないだろう・・・・・・ 「それから、ほかの方の作品ですが、光速移動用エア(?)バイク(?)、“Hounds of Tindalos”理論上では光の速度が出せるそうです。まぁ、理論と言われましても、証明できませんがね・・・こちらは高機動型エアバイク“Djhibbi”こちらは、 速度1,5倍の速度で各部にアポジを増設やら色々と改造したらしいです。まぁ、乗りこなそうとして、一人殉職していますが。その他ジェノサイドMk2やら、色々と持っていって下さい。」 彼の口から胡散臭い説明を聞き、こんな物を持ち帰ると思うと、頭が痛くなった。 だが、持ち帰らなければ漆の命は・・・・・・無い。 1時間後 大型トレーラーに、全ての積み込みが終わった。 「終わった・・・・・・何だか妙に疲れた・・・もうい――あ、そうだ眞田君」 何かを思い出した漆が、自分の部署に戻ろうとする眞田君を呼び止める。 「何ですか?」 「あの機体は完成しているか?」 「いえ、まだです。大分形にはなっていますが、後1・2ヶ月必要でしょう。ではこれで。」 そう言い放つと、さっさと行ってしまった。 「――そろそろ帰るか・・・・・・」 一人取り残された倉庫の中を、溜息交じりのぼやきが満たしていく。 え〜この回の編集に当たり、伊地山が協力をしてくれました。 まだ18でも無いのに、エロゲー買い過ぎだ伊地山! [No.10955] 2006/05/12(Fri) 15:32:25 p1178-ipad04imazuka.yamagata.ocn.ne.jp |
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