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「ちくしょう・・・・・・」 隔離された独房の中に呟きが響く。 ここは警戒態勢が最も厳重な独房だった。 扉にはカギが二つ、おまけにカードキーでの電子セキュリティまでついている。 「危険人物扱いかよ・・・・・・」 堅くて寝心地の悪いベッドに腰掛けながらK.Mは毒づいた。 ローズに助太刀してやった途端に、部屋に得体の知れない集団が入ってきて、K.Mはなすすべもなく失神した。 気がつくとベッドに寝かされていて、K.Mが起きたと気づいた看護婦が慌てて逃げていきやがった。 変わりに入ってきた男達に「銃刀法違反、傷害罪、器物破損の罪で逮捕状が出ている」と言われ、あっという間にこのザマだ。 もしK.Mが扉を開けたとしても、この独房の外には、さらに独房、いくつかの部屋を抜けた先には丁寧にも武装した護衛が立っている。 床はコンクリートだし、窓から出ようにも、その肝心の窓がないのだから仕様がない。 ―――ガチ・・・ガチャン! 外の入り口の開く音がした。 巡回だろう。 あのつまらない顔のゴリラ野郎か、と思いながら顔を上げた。 ゴリラ野郎というのは、昨日、巡回に来た長谷川というガタイのいいプロレスラーみたいな男だ。 コツコツと足音が近づいてくる。わざとしらけた様な顔で覗き窓を見つめた。 「・・・あ?」 窓から見えた顔は、知らない顔だった。知らない顔というより、予想もしない顔―――三つ目のマスクだった。 「な、なんだ、てめぇ・・・!」 目を丸くしながらK.Mは後ずさった。 マスクの男はK.Mの顔をしばし見つめると、合成された声で言った。 「K.Mだな?」 驚いた。ここでは「K.M」という名前では呼ばれない。あらかじめ付けられた番号で呼ばれるのだ。 その声にK.Mはベッドから弾かれたように立ち上がった。 「お前、仲間か?!」 「・・・・・・出る気は、あるか」 それは試すような口調だった。 K.Mは、その言い様に苛立ちを覚えたか、眉を吊り上げて憤然と怒鳴った。 「ったりめぇだ!」 「ならいい。・・・下がれ」 「なにしやがる?」 「ドアを開けるだけだ」 K.Mは言われている意味を悟った。 カギを持ってないらしい。ドアを開ける方法はコレしかない。 ――――ズドォォォン! K.Mのいる独房のドアが炸裂弾によって無残に破壊された。 もう少しで吹っ飛んできたドアが足に刺さるかと思ったが、この状況では何も言えない。 「お前のライフルは回収してある」 K.Mは熱く焼けたコンクリートを飛び越えて男の正面に立った。 サイボーグのような戦闘服、一緒に戦った覚えはない。 「おまえは?」 「・・・・・・」 男はK.Mの言葉を無視し、豪快にもグレネードランチャーで壁を爆破した。 壁には穴が開き、向こう側で巡回中だった長谷川と部下が腰を抜かしていた。 「やることが強引だな・・・。悪くないぜ」 言いながら壁の穴を突破する男の後ろについてゆく。 男は強烈なハイキックで長谷川をあっさり昏倒させると、2人いる部下の内の一人の足にサブマシンガンの弾丸を叩き込んだ。 そしてもう一人の部下はK.Mが背負い投げでノックアウトしていた。 あとは従業員用のトイレに忍び込み、通気ダクトを通ってなんなく外に出ることができた。 ―――都内 某ビル地下室――― 「ここはアンタのアジトってやつか?」 「話すのに都合がいいだけだ」 K.Mは質素なパイプ椅子に腰掛けながら、いまだに戦闘服の男に話しかけた。 「聞きたいことが2つある」 K.Mは椅子にふんぞり返って言った。 「一つ、アンタは誰だ?二つ、俺をウサギ小屋に放り込んだやつらは誰だ?」 「・・・・・・二つ目の質問の答えはわかっていない」 「フン、なら一つ目はどうなんだ?」 鼻を鳴らしたK.Mに、男はやれやれとかぶりを振ると、首のマスクのロックに手をかけ・・・マスクを取った。 「お前は・・・」 「覚えていなくても支障はないが」 「バカにするな。マザー戦以来か、ムカイさんよ」 部屋の隅でマスクを取ったムカイが、鋭い目を光らせていた。 K.Mを脱走させてもよかったでしょうか? なにもしないんじゃムカイの立場がなかったので^^; > ほんとはK.Mと戦わせる予定だったけど、死んだしw えっと・・・本当に死んだって意味じゃないですよね・・・?w [No.11012] 2006/05/20(Sat) 22:22:45 fw1.tcn-catv.ne.jp |
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