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第25倉庫 倉庫の中には一人の少女の無駄に明るい声が響いた。 「皆様お待ちかね!」 声の主は亜希子だ。ビニールシートの掛けられた。トレーラーの前に立ち、妙にテンションが高い。 何か良い事でもあったのだろうか。 その場に居る凛は木箱に座り何かを待っているようだが、漆はそのテンションについていけずあくびを掻いていた。 「じゃ〜ん」 掛け声と共にトレーラーに掛けられていたビニールシートを剥ぎ取る。 そこには可笑しなイラストが描かれていた。 「・・・・・・クロネコヤ○トの宅急便?いや、牛上猫の宅急便か、コレ」 そのイラストには、113と模様が出ている牛の上に猫が丸くなって寝ている様子が描かれている。 某宅急便に見えなくも無い。その宅急便よりは相当遅そうだが・・・ 「新しい部隊章!こんな感じでいいかな?」 「却下」 この願望は即却下された。 「え〜なんで〜。シールとか、もう作っちゃったのに〜」 亜希子は不満を漏らす。確かに苦労して作った物ならばこの反応は当然だろう。 それに対して呆れ口調で言葉が返された。 「いや、とりあえず癖で却下と言っただけ。部隊章を勝手に作るのは如何かと思うが、他の奴らが良いと言えば俺は別にかまわない。ってか、意外な才能だな。」 先程言った『却下』とは、昔からの癖だったようだ。なんとも迷惑な癖だ。 漆から話を振られた凛は苦笑いしながら答える。 「部隊章は賛成。それから牛君“意外な才能”って言わないの。他にも才能はあります。たとえば・・・」 「確かに俺が悪かった。それじゃ、次」 漆は凛の説教じみた事を長々と言われるだろうと思い早々に話を区切る。 そしてトレーラーのカーゴ部へ歩き、数回ノックする。 「で、そこの可憐なお嬢さん。貴方の意見は?」 暫く、答えが返ってこない。中から聞こえてくるのはキーボードを打つ音だけだ。 この様子ならば、話は聞いていなかっただろと漆は苦笑を漏らし、引き下がる事にした。 暫く沈黙が続く。何と無く気まずい雰囲気が辺りを満たしていた。 ギィィ その沈黙を破るように、ドアを開ける音がした。 振り向くと、大きな包みを持ったSKが中に入ってくるところだ。 「あ、スーちゃん。ねぇ〜コレどーかなー」 入って来たばかりのSKに亜希子が駆け寄り、トレーラーを指す。 SKは少し驚いたような雰囲気を出し、小言で一言。 「・・・いい・・・」 とだけ掠れる様な声で呟いた。 この様子から察するに、かなり気にいたようだ。 「・・・ソレより・・・時間・・・・・・」 その口から発せられた言葉は、漆を硬直させる。 漆はオロオロと何かに焦っているようだ。 「あ〜・・・もしかして・・・俺もか?隊長クラス以上の集会・・・」 時計を見て更に青ざめる。 時刻は当に14時を過ぎていた・・・ 「あ゛〜〜〜〜〜〜!」 絶叫しながら漆は倉庫を飛び出した。 集会は一人居ない程度で特に変わるはずも無かったが、漆にとっては死活問題のようだった。 「全く、牛君たら、ギリギリになってから焦るからね〜・・・ソレよりスーちゃん。その包みは何?」 漆の行動に呆れている凛が、SKの持つ包みに興味をもったようだ。 目が輝いている。 「・・・ここにいる筈の無い、大切なヒトに頂きました・・・・・・」 SKは矢張り蚊が鳴くような声で呟くが、 この時ばかりは二人目が輝いた。 “大切な人”と聞こえたからには黙っている事はできない。 二人の質問攻めが開始された・・・ すっかり忘れてた!やべぇやべぇぞ!“セレモニーを中止させね・・・と?”あれ?何で中止させなければいけないんだったか?思い出せな・・・兎に角、言うだけ言ってみるか・・・ 全速で走る中、漆の頭の中はそういった考えでいっぱいだった。 現在・・・色々と用事が詰まっていて時間が無い・・・ 上の削除は気にしないでください・・・ [No.11026] 2006/05/23(Tue) 21:28:25 p4132-ipad01imazuka.yamagata.ocn.ne.jp |
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