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静岡 「あの馬鹿!ケタより無謀なんじゃねぇか!?」 御剣がバゼラードから飛び降り、降下していくメイに怒鳴った。 「そうは言ってもとにかくやるしかありませんわ!援護してくださいな」 シズカも御剣に一声かけ、メイの後を追いバゼラードから飛び降り、 御剣はため息と同時に機関砲の安全装置を解除した。 「バゼラードからペイルウィングが2人飛び降りた・・・ どうやら戦ってくれるようだな(・ω・;)」 バゼラードの様子を地上から眺めていたケタが呟いた。 サイボーグソラスは完全にバゼラードに気をとられ、地上には注意がいっていないようだ。 ・・・・チャンスである。 ケタはライサンダーFをサイボーグソラスに向け構えた。 「ほらそこッス!撃つッスよ!!」 「うるさい!気が散る!!」 バゼラードが急旋回し、そのスレスレを光弾が通過していく! とてもじゃないが、攻撃などできない! 回避に専念しないと次の瞬間には撃墜されそうだ。 バキン! と音がしてサイボーグソラスの後頭部から火花が散り、装甲がわずかに砕けた! サイボーグソラスが後ろを振り向くが、瓦礫が散乱した地上しか見えない。 「我々以外にも隊員がいるのか?」 まさか・・・ローズ元帥では・・・。 空中でレーザーを放ちながらメイが眉をよせる。 ・・・次の瞬間 サイボーグソラスが大きく身をかがめ、背中から大量の小型ミサイルを発射した! 狙いは・・・メイだった! 小型とはいってもそれはソラスと比較してである、 まともに人間がくらえば跡形も残らないだろう。 そんなミサイルが20発近く迫ってくる! 「・・・・!!」 メイがとっさにレイピアに持ち替えミサイルに向けて放ち、 目の前で爆発が起きる! だが、その爆炎の中から6発のミサイルが飛び出してきた! 「メイ!逃げろ!」 御剣の悲鳴の通信に従うまでもなく、メイが体を翻し、一気に降下した! その後を追うようにミサイルが追跡していく! 激しい銃声と共に1つのミサイルが爆発したが、残り5つのミサイルは 見る見るうちにメイに接近していく! 「!!!」 ペイルウィングのエネルギー残量を知らせるアラームが鳴る中、 メイが地上に一直線に向かっていき・・・・地上に激突する寸前で横に急旋回した!! メイを追っていたミサイルがその動きについていけず、地面にあたり大爆発を起こす! ガシュ! という音がしてメイのペイルウィングが停止した。 「まずい・・・!」 エネルギー切れではない。 あまりに近くで爆風を浴びたので故障してしまったのだ! 空中にいたメイはそのまま地面へと落下していった・・・・。 「ねぇ!さっきの隊員上昇してこないわ!」 「わかってる!(・皿・;)」 ミサイルをかわそうとしていた隊員を地上付近で見失ったケタは激しい憤りを感じていた。 これ以上・・・仲間をやられてたまるか! しかし、現実はあまりにも厳しい。 装備も人数も限られたこの場に立ち塞がるのは、 エイリアン側の最強クラスの侵略兵器サイボーグソラスである。 根性や奇策だけで通用する相手ではない! そうこうしている間に、今度は上空のバゼラードがピンチに陥っていた。 巧みな操縦でなんとかサイボーグソラスの攻撃をかわしてはいるが、 もはや、いつ被弾してもおかしくはない! そして再び、サイボーグソラスが口を大きく開き、 口からまばゆい光が漏れ始めた! プラズマ光弾が発射される!・・・と、いうまさにその時・・・ 緑色の一条の光が空を引き裂いた! その光は真っ直ぐにエネルギーを放出しようとしたサイボーグソラスの口を貫き、 サイボーグソラスの頭の半分がエネルギー暴走により吹き飛んだ!! 「・・・」 レバーを握っていた御剣が、頭の吹き飛んだサイボーグソラスを見て目を丸くした。 頭や首から黒煙を上らせているサイボーグソラスはどうみても戦闘不能だ。 そして、サイボーグソラスの周りに黒い歪みが発生し始めた! 「まずい!空間転移して逃げる気だ!!」 新型サイボーグソラスは大破すると空間転移して逃げるのだが・・・、 もし人間がその空間転移に巻き込まれたら? 顔を引きつらせた御剣がバゼラードを後退させた瞬間、目の前に黒い光が広がり、 サイボーグソラスが虚空に消えていった! 「・・・助かった・・・」 サイボーグソラスがいたあたりを見つめ、御剣が大きく息を吐き出した。 「・・・・(・ω・;)」 ケタは考えていた。 最後にサイボーグソラスを撃ちぬいたのは恐らく高出力のエネルギーライフル。 プラズマ光弾を放つ一瞬に、激しく動くサイボーグソラスの口の中を 狙い撃つ・・・、しかも数キロは離れていた場所から・・・。 そんな事が可能なのだろうか・・・ そして、可能だとしたら一体誰が・・・? ・・・ ・・・ ???ポイント 双眼鏡で静岡の街を見つめていた隊員が双眼鏡を下ろし、 足元で煙を上げているエネルギーライフルを見て、息をついた。 エネルギーライフルの「MONSTER」に 橋口とか言う酔狂な研究員が、改良を加えていた試作品だったのだが・・・ 完全に焼きついてしまったようだ。 シーリウ、いやシーリウのファントムヒューマンであるジェーンは、 名残惜しそうにもう一度静岡の街を眺めてた・・・。 橋本さん(の名前だけ)ださせてもらいましたー! 調度いい武器がなかったので、隠してた試作品ちょろまかしたってことで(^^; 久々にヘリさんのジェーンだしたけど、よかったのだろうか。 そろそろワルィ元帥とローズ元元帥の対決に入るかなぁ。 [No.11262] 2006/08/14(Mon) 09:15:34 softbank220060180225.bbtec.net |
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